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第六章
馬には乗ってみよ人には添うてみよ01
しおりを挟むその世界の国々には魔族の王と、人間の王がいた。
人間にとって魔族は魔力を振るう圧倒的強さを持った恐ろしい存在。
魔族にとっては人間はなんとも儚く臆病な存在。
寿命も生き方も異なる両者は、必然的に土地をわけ、互いに干渉しない事で共存し暮らしていたのだ。
そんな世界にある東の国。その王城で、一人の男が卓上で頭を抱えていた——。
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第六章 馬には乗ってみよ人には添うてみよ
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