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プロローグ。
これはとある不可思議な世界の話である。
しおりを挟むその世界の国々には魔族の王と、人間の王が存在した。
人間にとって魔族は魔力を操る圧倒的強さを持った恐ろしい存在。
魔族にとっては人間はなんとも儚く臆病な存在。
寿命も生き方も違う両者は、必然的に土地を分け、互いに干渉しない事で共存し、暮らしていたのだ。
そんなある日。
とある魔王の城から、普段では耳にするはずがない、赤ん坊の泣き声が聞こえてきた――。
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