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*君の存在
君の存在#3
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蓮「わぁ」
窓から眺める外の移り行く景色
見たことの無い場所の景色は見てるだけでワクワクする
この旅行の日程は1日目は東京到着し、観光名所を周り、2日目は1日ディズニーランド、3日目は千葉県内の観光名所巡りって感じ
バスや新幹線を乗り継ぎあっという間に着いた東京
驚いたのは人の数
人に埋め尽くされていて凄い勢い
桜「迷子にならないようにね蓮」
う…不安だ…
迷子になんかなったらそれこそ安藤くん心配しそう…
そして周りの景色に目移りしつつも、皆とはぐれないように気を付けた
まぁ、少しでも危うくなると桜が声かけてくれるんだけど…
桜「私が居なかったらとっくに迷子ね」
蓮「あはは…否定できない」
そして観光名所を少し巡った後、そこでの自由時間に私達はお土産屋さんを覗きに来ていた
純・遥・蓮「可愛いー♪」
食べ物から雑貨まで色んな物が揃う中、私はある物に目が止まった
桜のストラップだ…
ガラス玉の中に小さな桜の花が入っていてキラキラして綺麗だしデザインも可愛い
蓮「へぇ…本物の桜の花を使ってるんだ」
桜「蓮は桜が大好きだもんね
私も欲しいな」
蓮「本当?じゃあお揃いにしよ」
純「蓮1人で何ぶつぶつ言ってんの?」
蓮「え!?」
さっきまで離れてたと思ったのに、いつの間にか純が近くに居たことにびっくりした
蓮「これ可愛いなって思って!」
純「あ、本当だ。買うの?」
蓮「うん、一目惚れしたし!私これ買って来るね!」
純「2個買うの?」
蓮「うん!」
私は急いでレジへ向かった
危なかった…
旅行に来て少し気分が受かれてるからもう少し注意しなきゃね
「ありがとうございましたー」
桜「蓮、私の分もありがとう」
蓮「ううん、桜とお揃い買ったの久し振りだし私も嬉しい」
本当は桜に渡せたらいいんだけど、霊体じゃ持てないのが残念
帰ったら仏壇にお供えしよっと
琉「何買ったんだよ」
蓮「わっ!安藤くん!?」
いきなり後ろから話しかけられてびっくりしたぁ
安藤くんもここのお店来てたなんて気付かなかった…
蓮「ストラップだよ
桜とお揃いなの♪」
買ったばかりのストラップを安藤くんに見せた
琉「…へぇ、お前等らしい」
と、変わらない表情で言った安藤くん
そういえば安藤くんって無表情っていうか…怒ったりする顔は見たことあるけど、笑った顔って見たことないかも?
蓮「ねえ―…」
「りゅーう!何やってんだよ!」
私が話しかけようとしたその時、安藤くんの後ろから飛び乗るようにやって来たのは
蓮「なお!」
琉「…直人」
藤原直人
クラス委員長であり、正義感が強くしっかり者
いつも笑っていて誰にでも優しいクラスメイトであり友達
気さくで優しいから女子から人気者
見ていても安藤くんと1番仲がいいと思う
私となおは高校が一緒で高校の時から何度も助けてくれて、桜が亡くなった時もすごい励ましてくれた
直人「前から思ってたけど琉が女子に構うなんて珍しい
ましてや蓮となんてさ
まっ、別にいいけどな♪」
なおの良いところはこうゆうところ
周りと違って詮索とか無理矢理聞こうとしないの
だから気が楽でなおのそうゆう所が私は好きなんだよね
琉「何か用かよ」
直人「冷てーな、俺等同じ班だろ?
他の奴が次の店行きたいって言うから呼びに来たんだよ」
琉「分かった」
そう言うと安藤くんはそのまま行ってしまった
直人「あ、待てよ琉!じゃーな蓮」
安藤くんって誰にでもあんな感じなんだな…
でもなおと居る時が1番気楽そうに見えるかな…?
私は論外だろうけど…
窓から眺める外の移り行く景色
見たことの無い場所の景色は見てるだけでワクワクする
この旅行の日程は1日目は東京到着し、観光名所を周り、2日目は1日ディズニーランド、3日目は千葉県内の観光名所巡りって感じ
バスや新幹線を乗り継ぎあっという間に着いた東京
驚いたのは人の数
人に埋め尽くされていて凄い勢い
桜「迷子にならないようにね蓮」
う…不安だ…
迷子になんかなったらそれこそ安藤くん心配しそう…
そして周りの景色に目移りしつつも、皆とはぐれないように気を付けた
まぁ、少しでも危うくなると桜が声かけてくれるんだけど…
桜「私が居なかったらとっくに迷子ね」
蓮「あはは…否定できない」
そして観光名所を少し巡った後、そこでの自由時間に私達はお土産屋さんを覗きに来ていた
純・遥・蓮「可愛いー♪」
食べ物から雑貨まで色んな物が揃う中、私はある物に目が止まった
桜のストラップだ…
ガラス玉の中に小さな桜の花が入っていてキラキラして綺麗だしデザインも可愛い
蓮「へぇ…本物の桜の花を使ってるんだ」
桜「蓮は桜が大好きだもんね
私も欲しいな」
蓮「本当?じゃあお揃いにしよ」
純「蓮1人で何ぶつぶつ言ってんの?」
蓮「え!?」
さっきまで離れてたと思ったのに、いつの間にか純が近くに居たことにびっくりした
蓮「これ可愛いなって思って!」
純「あ、本当だ。買うの?」
蓮「うん、一目惚れしたし!私これ買って来るね!」
純「2個買うの?」
蓮「うん!」
私は急いでレジへ向かった
危なかった…
旅行に来て少し気分が受かれてるからもう少し注意しなきゃね
「ありがとうございましたー」
桜「蓮、私の分もありがとう」
蓮「ううん、桜とお揃い買ったの久し振りだし私も嬉しい」
本当は桜に渡せたらいいんだけど、霊体じゃ持てないのが残念
帰ったら仏壇にお供えしよっと
琉「何買ったんだよ」
蓮「わっ!安藤くん!?」
いきなり後ろから話しかけられてびっくりしたぁ
安藤くんもここのお店来てたなんて気付かなかった…
蓮「ストラップだよ
桜とお揃いなの♪」
買ったばかりのストラップを安藤くんに見せた
琉「…へぇ、お前等らしい」
と、変わらない表情で言った安藤くん
そういえば安藤くんって無表情っていうか…怒ったりする顔は見たことあるけど、笑った顔って見たことないかも?
蓮「ねえ―…」
「りゅーう!何やってんだよ!」
私が話しかけようとしたその時、安藤くんの後ろから飛び乗るようにやって来たのは
蓮「なお!」
琉「…直人」
藤原直人
クラス委員長であり、正義感が強くしっかり者
いつも笑っていて誰にでも優しいクラスメイトであり友達
気さくで優しいから女子から人気者
見ていても安藤くんと1番仲がいいと思う
私となおは高校が一緒で高校の時から何度も助けてくれて、桜が亡くなった時もすごい励ましてくれた
直人「前から思ってたけど琉が女子に構うなんて珍しい
ましてや蓮となんてさ
まっ、別にいいけどな♪」
なおの良いところはこうゆうところ
周りと違って詮索とか無理矢理聞こうとしないの
だから気が楽でなおのそうゆう所が私は好きなんだよね
琉「何か用かよ」
直人「冷てーな、俺等同じ班だろ?
他の奴が次の店行きたいって言うから呼びに来たんだよ」
琉「分かった」
そう言うと安藤くんはそのまま行ってしまった
直人「あ、待てよ琉!じゃーな蓮」
安藤くんって誰にでもあんな感じなんだな…
でもなおと居る時が1番気楽そうに見えるかな…?
私は論外だろうけど…
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