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Extra Ausgabe
アンナとヴィクトールと迷惑な夫婦②
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幸運なことに誰も食堂で閣下に呼び止められることはなく、先に会議室に向かった二人を私は全速力で追った。
第二会議室に着くと既に准将とクリスは到着していて、ドア付近の椅子に疲れたように座っている。
「で、何でこの格好なの??」
准将はクリスと私、両方を交互に見て尋ねた。
「バースデーサプライズだそうですよ、准将」
「ふふん、どう?似合うかな?結構自信あるんだよね」
クリスは威張って准将に視線を向けると、くるりと一周し格好良くポーズをとる。
そんなクリスを見つめる准将は、もう鼻の下伸びまくりでかなりみっともない。
いや、私はもっと酷かったな、人のことは言えないか。
「あー……そうか、そういえば誕生日だったなー。でも、あいつ自分の誕生日忘れてるんじゃないの?」
「そうみたいですね。それどころじゃないんでしょう。すごぶる欲求不満で……」
「クリスタ不足」
「ええ、クリスタ不足」
二人のやり取りを恥ずかしそうに聞いていたクリスの白い頬は、赤毛と同じ色になっていてリンゴのように可愛らしい。
「たまらんな、かじりつきたい」
「たまらんですね、でもかじったら即撃ちますよ」
腰の銃に手をかけた私を見て、准将は反射的に一歩下がった。
「……いや、落ち着けオズワルド……ああ、ところで、いつバラすんだ?さっきのタイミングでも良かったんじゃないか?」
「あのね、執務室にこの格好で郵便を持って行って、気付かないローラントの前でバッと変装をといて、実は私でしたーっていう計画……なんだけど」
その計画……今初めて聞きましたよ……
「そっか。ならこの会議室は都合がいい。あいつが執務室に帰る時通るし、ドアを少し開けて見てたらタイミングも計れるんじゃないかな?」
確かに閣下の執務室は、この会議室前の廊下の突き当たりにある。
機会を伺うにはもってこいの場所だ。
「あ、そうね、じゃあここで………」
クリスはドアを半開きにし、廊下を覗こうとしたが准将がそれを止めた。
「待って!足音がする!」
静かにゆっくりとドアの後ろに移動しながら、3人は廊下の様子を伺った。
重い足音がもうすぐ会議室ドア付近に差し掛かろうとしたとき、軽く走るような足音が一つ聞こえた。
「待ってください!!」
若い女の声………。
3人は目を合わせ、それぞれ違う表情をする。
私は、もしや欲求不満が祟って他所の女に手を出したのかと勘繰ってしまい、准将も概ねそう考えたみたいだが目が笑っている所を見ると、この状況は彼にとってとても楽しいことのようだ。
まぁ、二人の邪魔したいからね………
クリスは至って普通の表情で、これから何が起こるかを冷静に聞こうとしているようだ。
「お願いです。聞いてください」
女の消え入るような声が聞こえる。
聞いたことのある声……これは……
一週間くらい前から食堂で働き始めた巨乳ちゃんでは?!
さほど美人ではないが、やたら胸が大きいので男性陣に人気がある。
「私、閣下のことが好きです!何て言ったらいいか……一目惚れで……奥様がいらっしゃるのはわかっています!でも好きなんです!」
おおぅ………手を出した訳ではなさそうだ。
隣からは小さな舌打ちが聞こえた。
おのれ巨乳、奥方様が休暇なのを見計らっての行動か!案外策士じゃないか?
「……お前は誰だ?」
ま、そうですよね。
いちいち、従業員の名前なんて覚えてられませんし。
「し、食堂のコリンナです!」
おやおや、名前も知られてないとは思わなかったらしく、あからさまに動揺している巨乳ちゃん、いやコリンナ。
「知らんな」
閣下の足音がまた聞こえて来たが、小さな足音がそれを阻んだようだ。
どういう状況なんだろう。
音声だけなのでよくわからない。
私はドアの蝶番の隙間から目を凝らした。
………コリンナはその自慢の巨乳を押し付けるように閣下に抱きついている………
見たのが私だけで良かった……本当に良かった。
「お願いです!一度だけでも………」
一度だけ!?何をする気だ!
お姉さん許さないぞ!
「くどいぞ、ケガをする前に帰れ」
閣下はコリンナのブラウスの後ろ襟を掴み、まるで小動物を引き剥がすようにその体を離した。
見事に振られた巨……コリンナは悔しそうな顔をして走り去った。
暫くの沈黙の後、閣下の声が廊下に響いた。
「出てこい、いるんだろ?」
私は准将と顔を見合わせた。
今、会議室に踏み込まれては不味い。
それよりはクリスを隠して二人で閣下の前に出た方が安全だ。
まぁ無事で済むとも思えないけど。
「いやぁ、モテますねぇー」
台詞棒読みの准将が閣下の前に躍り出た。
「すみません、立ち聞きするつもりはなかったんですが。ドアが半分開いてましてー」
私もすかさずフォローにまわる。
不快極まりない閣下の顔をまともに見れず、二人ともあらぬ方向を見ていた。
「お前達だけか?」
「え!?っ、はい。そうです」
「さっきもう一人いただろう?どこに行った?」
不味いな……。
クリスのこと、気になってはいたんだな。
「ああ、えと食堂から出てすぐに別れました。午後から非番なので帰った筈です」
「そうか………」
なんだか少し寂しそうに見えるのは気のせいか?
遠目でみて、奥方様に似てるって思ったのかも。
「お前達、さっさと仕事しろよ……オズワルド、決裁書類を机の…」
ガタン!
…………あー…………何やってんだよぉ……クリスぅ……
会議室内から聞こえた物音を閣下が聞き逃す筈はなく、私は顔面蒼白の准将と顔を見合わせた。
「なんだ、今の音……やっぱり、いるんじゃないか?」
「風で物が落ちたんじゃないかなぁ……、うん、それかネコとか?」
何でネコ??ねぇ!何でネコ?!
バカなの?准将!
『にゃーーーん……………』
え?会議室からネコの鳴き声が………。
「ネコか………」
閣下!?いいんですか、それで!?
「ネコはいいよな……はぁ、癒されたい。クリスタに会えないならネコにでも慰めてもらおうか」
まさかのネコ好き!?
閣下は私と准将を押し退けて会議室に踏み込んだ。
「ちょ、ちょっと、お、待ちを……」
閣下を止めようと後ろから付いて行くが、彼はネコを探す気満々で机の下を覗く。
会議室の机の下に丸くなって隠れているつもりのクリス。
それを見つめる閣下。
気配に気付いたクリスが閣下を見上げて……。
『にゃ、にゃん?………』
プツン…………………
あ、何か切れた音がした。
閣下はネコを……クリスを引きずり出し、肩に担ぐと風のように会議室を出た。
と思ったら一度戻ってきてこう言った。
「オズワルド、何があってもオレを呼ぶなよ、大砲が飛んできても呼びに来るな、わかったな」
「はっ!」
いつもの癖で敬礼してしまったが……いいのか?
クリスは肩に担がれて連れ去られてしまった。
結局、本人だと気付いたのかそうじゃないのかわからないじゃないか!
気付いてないなら大問題だな。
……………ま、いいか。
どっちも本人だしね。
「無事だといいがな」
「何がです??」
「クリスタの体」
「………それ、イヤらしい意味で言ってます?最悪ですね、知ってましたけど」
結局、成功したのかしなかったのかわからないこのバースデーサプライズは、私と准将に閣下がやりかけた大量の仕事を残して終わった。
暮れかける太陽を見つめながら、いつものように執務室で二人は思うのだ。
『くっそ!今頃いちゃついてるんだろうな』
と。
第二会議室に着くと既に准将とクリスは到着していて、ドア付近の椅子に疲れたように座っている。
「で、何でこの格好なの??」
准将はクリスと私、両方を交互に見て尋ねた。
「バースデーサプライズだそうですよ、准将」
「ふふん、どう?似合うかな?結構自信あるんだよね」
クリスは威張って准将に視線を向けると、くるりと一周し格好良くポーズをとる。
そんなクリスを見つめる准将は、もう鼻の下伸びまくりでかなりみっともない。
いや、私はもっと酷かったな、人のことは言えないか。
「あー……そうか、そういえば誕生日だったなー。でも、あいつ自分の誕生日忘れてるんじゃないの?」
「そうみたいですね。それどころじゃないんでしょう。すごぶる欲求不満で……」
「クリスタ不足」
「ええ、クリスタ不足」
二人のやり取りを恥ずかしそうに聞いていたクリスの白い頬は、赤毛と同じ色になっていてリンゴのように可愛らしい。
「たまらんな、かじりつきたい」
「たまらんですね、でもかじったら即撃ちますよ」
腰の銃に手をかけた私を見て、准将は反射的に一歩下がった。
「……いや、落ち着けオズワルド……ああ、ところで、いつバラすんだ?さっきのタイミングでも良かったんじゃないか?」
「あのね、執務室にこの格好で郵便を持って行って、気付かないローラントの前でバッと変装をといて、実は私でしたーっていう計画……なんだけど」
その計画……今初めて聞きましたよ……
「そっか。ならこの会議室は都合がいい。あいつが執務室に帰る時通るし、ドアを少し開けて見てたらタイミングも計れるんじゃないかな?」
確かに閣下の執務室は、この会議室前の廊下の突き当たりにある。
機会を伺うにはもってこいの場所だ。
「あ、そうね、じゃあここで………」
クリスはドアを半開きにし、廊下を覗こうとしたが准将がそれを止めた。
「待って!足音がする!」
静かにゆっくりとドアの後ろに移動しながら、3人は廊下の様子を伺った。
重い足音がもうすぐ会議室ドア付近に差し掛かろうとしたとき、軽く走るような足音が一つ聞こえた。
「待ってください!!」
若い女の声………。
3人は目を合わせ、それぞれ違う表情をする。
私は、もしや欲求不満が祟って他所の女に手を出したのかと勘繰ってしまい、准将も概ねそう考えたみたいだが目が笑っている所を見ると、この状況は彼にとってとても楽しいことのようだ。
まぁ、二人の邪魔したいからね………
クリスは至って普通の表情で、これから何が起こるかを冷静に聞こうとしているようだ。
「お願いです。聞いてください」
女の消え入るような声が聞こえる。
聞いたことのある声……これは……
一週間くらい前から食堂で働き始めた巨乳ちゃんでは?!
さほど美人ではないが、やたら胸が大きいので男性陣に人気がある。
「私、閣下のことが好きです!何て言ったらいいか……一目惚れで……奥様がいらっしゃるのはわかっています!でも好きなんです!」
おおぅ………手を出した訳ではなさそうだ。
隣からは小さな舌打ちが聞こえた。
おのれ巨乳、奥方様が休暇なのを見計らっての行動か!案外策士じゃないか?
「……お前は誰だ?」
ま、そうですよね。
いちいち、従業員の名前なんて覚えてられませんし。
「し、食堂のコリンナです!」
おやおや、名前も知られてないとは思わなかったらしく、あからさまに動揺している巨乳ちゃん、いやコリンナ。
「知らんな」
閣下の足音がまた聞こえて来たが、小さな足音がそれを阻んだようだ。
どういう状況なんだろう。
音声だけなのでよくわからない。
私はドアの蝶番の隙間から目を凝らした。
………コリンナはその自慢の巨乳を押し付けるように閣下に抱きついている………
見たのが私だけで良かった……本当に良かった。
「お願いです!一度だけでも………」
一度だけ!?何をする気だ!
お姉さん許さないぞ!
「くどいぞ、ケガをする前に帰れ」
閣下はコリンナのブラウスの後ろ襟を掴み、まるで小動物を引き剥がすようにその体を離した。
見事に振られた巨……コリンナは悔しそうな顔をして走り去った。
暫くの沈黙の後、閣下の声が廊下に響いた。
「出てこい、いるんだろ?」
私は准将と顔を見合わせた。
今、会議室に踏み込まれては不味い。
それよりはクリスを隠して二人で閣下の前に出た方が安全だ。
まぁ無事で済むとも思えないけど。
「いやぁ、モテますねぇー」
台詞棒読みの准将が閣下の前に躍り出た。
「すみません、立ち聞きするつもりはなかったんですが。ドアが半分開いてましてー」
私もすかさずフォローにまわる。
不快極まりない閣下の顔をまともに見れず、二人ともあらぬ方向を見ていた。
「お前達だけか?」
「え!?っ、はい。そうです」
「さっきもう一人いただろう?どこに行った?」
不味いな……。
クリスのこと、気になってはいたんだな。
「ああ、えと食堂から出てすぐに別れました。午後から非番なので帰った筈です」
「そうか………」
なんだか少し寂しそうに見えるのは気のせいか?
遠目でみて、奥方様に似てるって思ったのかも。
「お前達、さっさと仕事しろよ……オズワルド、決裁書類を机の…」
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気付いてないなら大問題だな。
……………ま、いいか。
どっちも本人だしね。
「無事だといいがな」
「何がです??」
「クリスタの体」
「………それ、イヤらしい意味で言ってます?最悪ですね、知ってましたけど」
結局、成功したのかしなかったのかわからないこのバースデーサプライズは、私と准将に閣下がやりかけた大量の仕事を残して終わった。
暮れかける太陽を見つめながら、いつものように執務室で二人は思うのだ。
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