18 / 21
エピローグ4/4(終):「クライマックス TSふたなり種付けプレス、キスハメラブラブ交尾」◇
しおりを挟む 神崎くんはアソコを指で転がしながら、後ろから差し込んだ指であふれ出る熱い蜜をすくいとり、肛門になすりつけた。
もう一度指に蜜をたっぷりとつけると、その指を肛門にぐいッと押し込んだ。
「ウウッ」
身体に電流が走ったような衝撃を受けた。
お尻の穴に、そんなところに指を入れるなんて……。恥ずかしい……。
僕はなんとか逃れようと身をよじった。
ところが、神崎くんは僕の動きに合わせて、小さな穴にぐいぐい指をねじ込んでくる。指がたっぷりと蜜で潤されているためか、なんとか受け入れていく。
肛門は指を根もとまで呑み込んでいった。
一方、前から差し込まれた指は淫靡なアソコを痛いほどに強くつまみあげている。
僕は身体を動かすことも出来ず、ただ荒い息をついていた。
肛門の奥で指が動き始めた時、僕は奇妙な感触に身を震わせた。
ぞっとする。なのにじわりじわりと快感が湧きあがってくるような奇妙な感触……。
「どうだい、ボクにお尻の穴をいじられるのも悪くないだろう」
神崎くんがいやらしい言葉を囁きながら、僕の形のいい耳を舌でねっとりとねぶった。
生温かい息が耳の穴に吹き込まれる。
「ハア……ハア……」
僕は再び乳首を愛撫し始めた。そうせずにはいられなかった。何もせず、神崎くんのなすがままにされていると気を失ってしまいそうだった。
「ああッ、ああッ、ああッ♡」
しだいに昇りつめていく。
「ああああああああああああンッ♡」
僕はひときわ高い声をあげると、身体をがくがくと震わせた。
自分から神崎くんの唇を求めた。舌を突き出し、神崎くんの舌と絡ませあった。送り込まれた唾液を音を立てて呑み込んだ。
もう立っていられなかった。前後からパンツに差し込まれた神崎くんの手でかろうじて支えられているだけだった。
手が身体から離れたとき、僕は神崎くんの足もとにぐったりとくずれ落ちた。
神崎くんは僕をうつ伏せにすると、パンツを足音まで引きずりおろした。
薄暗い書庫の隅に、真っ白い僕のお尻と太腿が浮かびあがる。
神崎くんの手がお尻と太腿を撫でまわした。
「前戯はこれくらいにしよう。今度はボクのチンポをたっぷりと味わわせてやるよ」
もうだめ。もう、耐えられない……。
でも、声が出ない。僕は荒い息をつきながら横たわったままだった。
股間がヒクヒクと震えているのが分かった。とても淫らで、僕とは別の生き物になっていた。
お尻が持ち上げられた。
恥ずかしい穴の入り口に熱い肉棒が押し当てられ、肉襞を分けて押し入ってこようとした時、
「そこで何をしているッ⁉︎」
凛としたリョウの声が書庫に響いた。
「バレちゃ、しょうがないね」
すかさずリョウの腰めがけて蹴りを繰り出す。リョウは、すっと飛びずさって蹴りをやり過ごし、ニヤリと笑った。
「神崎、おまえだけは許しちゃおかねえ。俺のアキラをめちゃくちゃにしやがって。ゆるさんッ!!!」
リョウは、上着を紙のように脱ぎ捨てる。
「おまえごときに、ボクが倒せるかな?」
神崎くんは挑発しながら飛びかかると、首筋めがけてエルボーを叩き込む。
「あうッ」
腕のガードの上でエルボーが炸裂する。かなりの破壊力にリョウはよろけるものの、グッと体を沈めて踏みとどまる。
着地の瞬間にバランスを崩した神崎くんの太腿にすかさず手を入れて投げる。
「だああッ!」
神崎くんは空中で身体を丸め受け身を取ろうとするが、取りきれずに尻から床の上に落下する。
リョウは踏み込んで、神崎くんの胸倉をつかんで引き起こす。神崎くんは、右手でリョウの手をつかみ腕を振りほどく。そのままジャンプして身体をひねり、リョウに連続してレッグラリアットを放った。
そして、リョウがひるんだところを、至近距離から喉もとへ痛烈なドロップキックをブチこんでくる。
「ぐあッ」
後ろへ弾かれたリョウは、床に崩れ落ちる。両手を開いて受け身を取ると、痛烈な衝撃が右腕に走った。
「くうううッ」
リョウは、思わず右手を押さえてのたうったが、倒れたまま体を腰からスピンさせ、神崎くんの脛めがけて蹴りを繰り出す。
「うわぁあッ!」
神崎くんは脚を取られてバランスを崩し、前へのめった。
リョウは脚を振って跳ね起きると、神崎くんのバックを取り、脇から腕を入れ腹にまわす。振り子の要領で神崎くんの身体をかかえ上げ、一気に突き落とす。
「ぐげッ」
神崎くんは背中を走る痛烈な痛みに身体をのばし、もんどりうった。腰を押さえてばたつくが、すぐに身体を起こして、低く屈んだ体勢から相手をうかがう。
「なかなかやるな……」
眉をあげて薄笑いを浮かべ、神崎くんは弾かれたようにダッシュした。そしてリョウの腰にすかさずタックルする。リョウの背中を取って両手でしっかりと押さえる。
「だッ、りゃああッ!!!」
神崎くんは力を込めて、地面から大根をズッポリ引っこ抜くようにして、背後へ豪快に放り投げる。
「ぐおッ」
リョウの体が宙を舞う。首から見事に落とされて、痛烈に後頭部をクラッシュさせ、大の字になる。
脳震盪を起こしたのか、息があがって体が痺れ、まったく言うことをきかない。
「ほら、どうした! もうこれでおしまいか?」
神崎くんは先に立ち上がると、リョウの首と腕をとって強引に立たせる。
「さあ、そろそろキメさせてもらおうか!!!」
神崎くんがヘッドロックでリョウの首を決めようとしたその瞬間だった。
「俺は、絶対にぃ、負けんのだああッ!!!」
最後の力を振り絞ったリョウの叫びが響く。体ごとぶつかるように神崎くんの脇に肘打ちを入れ、ひるんだところを向かい合った正面から両腕を取る。
頭を押さえつけ、後頭部を自分の胸に固める。そしてズンと腰を落として、神崎くんを一気に持ち上げた。
「うわあああああ!」
神崎くんの足が浮く。そのまま肩に担いで、両手を太腿の位置に持っていき、一気にのびあがって背中をそらす。脚を開いてジャンプして、床に尻から落下する。
グキッ。
神崎くんの身体がリョウの体重もろとも、頭から逆さ落としで床に直撃する。
げしいいいッ。
神崎くんは首を真横に折り、ピクピク身体を痙攣させている。
「俺以外の男に愛するアキラは犯らせない!」
身体をがっちりとキメたまま、シリアスに言った。そして、ゆっくりと腕を離す。神崎くんはすでに失神していた。
「どうした、アキラ? 突っ立ってないで、こっちに来い」
茫然自失した僕は、言われるままにリョウのもとへ駆け寄る。
「あ、リョウ、僕、ズボンはくよ」
僕はズボンを履こうとすると、リョウに阻止されてしまった。
「それよりも先にパンツを脱がなくては」
「えッ?」
「だって、もうベチョベチョになってるんだろう?」
リョウがすっと僕の股間に手を当てた。
「あッ……」
僕は慌てて腰を引いて、リョウの手から逃れようとした。
でも、リョウは左腕で僕の腰をぐいと引き寄せ、ますます強く右手を股間に押しつけてくる。
「ほらほら、こんなに濡れちゃって」
「リョウ、らめぇッ♡」
手を振り払いたいが、大好きなリョウに対してそんな失礼なことはとても出来ない。困惑して、消え入りそうな声で「やめて……」と繰り返し、なんとかリョウの手から逃れようとする。
離れようとしても、リョウは思いがけないほど強い力で僕の腰を引き寄せて離そうとしない。
「アキラはべとべとになったパンツをはいていて恥ずかしくないか?」
僕の頰が真っ赤に火照った。
ジュワッと熱い液体が滲み出て……。
ハッと気がつくと、リョウが僕の顔を覗き込んでいた。僕の考えていることなどすべてお見通しだという目をしていた。
僕は首筋まで真っ赤になった。
「僕、パンツをはきかえるから」
立ち上がろうとしたが、リョウが許さない。
「俺がはきかえさせてあげよう」
「えッ……。でも、でも、リョウ……」
「いいんだよ。だって、アキラは俺の可愛い恋人なんだから」
いくらリョウでもパンツをはきかえさせられるだなんて。幼稚園児じゃないんだから。すごく恥ずかしい……。
「僕、自分で……」
腰にまわされたリョウの腕をなんとかやんわりとはずして立ち上がろうとする僕だが、リョウはますます強く抱きしめるばかりだ。
「いいか? 俺が脱がしてやるからな」
リョウが僕の耳に甘い吐息を注ぎながら囁いた。
「あ、うん……」
リョウの甘い囁きにうろたえて思わずこくんとうなずいてしまった。
「さあ、横になって」
リョウに押し倒されてしまう。
「可愛いパンツだな♡」
リョウの言葉が恥ずかしくて、僕は頰を染めたまま顔をそむけた。
リョウはパンツを引きおろして、僕の脚から引き抜いた。
「リョウ、そんなこと!」
股間を覆い隠そうとした僕の手をリョウが払いのけた。
「じっとしていろ。パンツがこんなに濡れてるんだから、アソコもベチョベチョなんだろ。きれいにしなくちゃ、パンツをはきかえてもまた濡れてしまうだろ」
リョウは脱がせた僕のパンツの股間をひろげて見せた。
恥ずかしさのあまり、僕はもう逆らえなかった。
それだけではない。
リョウはいったい何をするつもりなのと不安でたまらないはずなのに、僕の心の中にわずかな期待が混じっていた。
僕の中に巣くったモノが、リョウによってまた官能を呼びさまされるのをじっと待っていた。
リョウは、僕の白くすんなりとのびた脚を両手でぐっと開いた。
太腿がいっぱいに開かれる。
「リョウ!!!」
見てはいや!……僕は両手で顔を覆った。
「まあ、こんなに雫をたらしちゃって。よっぽど気持ち良かったんだろうな。俺がもっともっと気持ちよくしてあげるから」
リョウが僕の股間に顔を埋めた。
リョウ! そんなこと……!
どうしていいか分からなかった逃げようという考えも、暴れて抵抗しようという考えも浮かんでこない。ただ身体をこわばらせただけだった。
「あッ……」
リョウの熱い唇が、僕のアソコをとらえた。唇で挟みながら、舌でアソコをいたぶり始める。
たちまち、アソコが熱くなり、熱い滴りが湧き出してくる。
次に、リョウは舌先でアソコをクリクリと転がした。
「ああん、あん、リョウ、やめて、やめてッ♡」
やめてと言いながら、僕はリョウの舌がもっと自在に激しく動けるようにと腰を浮かせていた。
リョウは顔をあげた。
「いけない子だな。下半身丸出しで、よがってるなんて。お仕置きが必要のようだ♡」
勝手に人の股間に顔を埋めてもいいのかなどという反論は、到底今の僕には浮かばない。
恥ずかしさに身をよじりながら、太腿を合わせて股間を隠そうとするだけだ。
リョウは強引に太腿を押しひらいて、股間に舌を差し入れてきた。
舌は今や開ききったアナルを這いまわり、奥の熱い肉襞に差し込まれて蠢いた。
「あん……あッ、そんな……」
僕が再び甘い声をあげた。下半身が痺れたように熱くなって、もう何も考えられない。
肉襞の中に潜り込んだ舌の動きが早くなる。
「あ~ん、あ、あ~ん♡」
僕は腰を高く持ち上げ、身体を弓なりに反らせたまま頭上に昇りつめようとしていた。
もう一度指に蜜をたっぷりとつけると、その指を肛門にぐいッと押し込んだ。
「ウウッ」
身体に電流が走ったような衝撃を受けた。
お尻の穴に、そんなところに指を入れるなんて……。恥ずかしい……。
僕はなんとか逃れようと身をよじった。
ところが、神崎くんは僕の動きに合わせて、小さな穴にぐいぐい指をねじ込んでくる。指がたっぷりと蜜で潤されているためか、なんとか受け入れていく。
肛門は指を根もとまで呑み込んでいった。
一方、前から差し込まれた指は淫靡なアソコを痛いほどに強くつまみあげている。
僕は身体を動かすことも出来ず、ただ荒い息をついていた。
肛門の奥で指が動き始めた時、僕は奇妙な感触に身を震わせた。
ぞっとする。なのにじわりじわりと快感が湧きあがってくるような奇妙な感触……。
「どうだい、ボクにお尻の穴をいじられるのも悪くないだろう」
神崎くんがいやらしい言葉を囁きながら、僕の形のいい耳を舌でねっとりとねぶった。
生温かい息が耳の穴に吹き込まれる。
「ハア……ハア……」
僕は再び乳首を愛撫し始めた。そうせずにはいられなかった。何もせず、神崎くんのなすがままにされていると気を失ってしまいそうだった。
「ああッ、ああッ、ああッ♡」
しだいに昇りつめていく。
「ああああああああああああンッ♡」
僕はひときわ高い声をあげると、身体をがくがくと震わせた。
自分から神崎くんの唇を求めた。舌を突き出し、神崎くんの舌と絡ませあった。送り込まれた唾液を音を立てて呑み込んだ。
もう立っていられなかった。前後からパンツに差し込まれた神崎くんの手でかろうじて支えられているだけだった。
手が身体から離れたとき、僕は神崎くんの足もとにぐったりとくずれ落ちた。
神崎くんは僕をうつ伏せにすると、パンツを足音まで引きずりおろした。
薄暗い書庫の隅に、真っ白い僕のお尻と太腿が浮かびあがる。
神崎くんの手がお尻と太腿を撫でまわした。
「前戯はこれくらいにしよう。今度はボクのチンポをたっぷりと味わわせてやるよ」
もうだめ。もう、耐えられない……。
でも、声が出ない。僕は荒い息をつきながら横たわったままだった。
股間がヒクヒクと震えているのが分かった。とても淫らで、僕とは別の生き物になっていた。
お尻が持ち上げられた。
恥ずかしい穴の入り口に熱い肉棒が押し当てられ、肉襞を分けて押し入ってこようとした時、
「そこで何をしているッ⁉︎」
凛としたリョウの声が書庫に響いた。
「バレちゃ、しょうがないね」
すかさずリョウの腰めがけて蹴りを繰り出す。リョウは、すっと飛びずさって蹴りをやり過ごし、ニヤリと笑った。
「神崎、おまえだけは許しちゃおかねえ。俺のアキラをめちゃくちゃにしやがって。ゆるさんッ!!!」
リョウは、上着を紙のように脱ぎ捨てる。
「おまえごときに、ボクが倒せるかな?」
神崎くんは挑発しながら飛びかかると、首筋めがけてエルボーを叩き込む。
「あうッ」
腕のガードの上でエルボーが炸裂する。かなりの破壊力にリョウはよろけるものの、グッと体を沈めて踏みとどまる。
着地の瞬間にバランスを崩した神崎くんの太腿にすかさず手を入れて投げる。
「だああッ!」
神崎くんは空中で身体を丸め受け身を取ろうとするが、取りきれずに尻から床の上に落下する。
リョウは踏み込んで、神崎くんの胸倉をつかんで引き起こす。神崎くんは、右手でリョウの手をつかみ腕を振りほどく。そのままジャンプして身体をひねり、リョウに連続してレッグラリアットを放った。
そして、リョウがひるんだところを、至近距離から喉もとへ痛烈なドロップキックをブチこんでくる。
「ぐあッ」
後ろへ弾かれたリョウは、床に崩れ落ちる。両手を開いて受け身を取ると、痛烈な衝撃が右腕に走った。
「くうううッ」
リョウは、思わず右手を押さえてのたうったが、倒れたまま体を腰からスピンさせ、神崎くんの脛めがけて蹴りを繰り出す。
「うわぁあッ!」
神崎くんは脚を取られてバランスを崩し、前へのめった。
リョウは脚を振って跳ね起きると、神崎くんのバックを取り、脇から腕を入れ腹にまわす。振り子の要領で神崎くんの身体をかかえ上げ、一気に突き落とす。
「ぐげッ」
神崎くんは背中を走る痛烈な痛みに身体をのばし、もんどりうった。腰を押さえてばたつくが、すぐに身体を起こして、低く屈んだ体勢から相手をうかがう。
「なかなかやるな……」
眉をあげて薄笑いを浮かべ、神崎くんは弾かれたようにダッシュした。そしてリョウの腰にすかさずタックルする。リョウの背中を取って両手でしっかりと押さえる。
「だッ、りゃああッ!!!」
神崎くんは力を込めて、地面から大根をズッポリ引っこ抜くようにして、背後へ豪快に放り投げる。
「ぐおッ」
リョウの体が宙を舞う。首から見事に落とされて、痛烈に後頭部をクラッシュさせ、大の字になる。
脳震盪を起こしたのか、息があがって体が痺れ、まったく言うことをきかない。
「ほら、どうした! もうこれでおしまいか?」
神崎くんは先に立ち上がると、リョウの首と腕をとって強引に立たせる。
「さあ、そろそろキメさせてもらおうか!!!」
神崎くんがヘッドロックでリョウの首を決めようとしたその瞬間だった。
「俺は、絶対にぃ、負けんのだああッ!!!」
最後の力を振り絞ったリョウの叫びが響く。体ごとぶつかるように神崎くんの脇に肘打ちを入れ、ひるんだところを向かい合った正面から両腕を取る。
頭を押さえつけ、後頭部を自分の胸に固める。そしてズンと腰を落として、神崎くんを一気に持ち上げた。
「うわあああああ!」
神崎くんの足が浮く。そのまま肩に担いで、両手を太腿の位置に持っていき、一気にのびあがって背中をそらす。脚を開いてジャンプして、床に尻から落下する。
グキッ。
神崎くんの身体がリョウの体重もろとも、頭から逆さ落としで床に直撃する。
げしいいいッ。
神崎くんは首を真横に折り、ピクピク身体を痙攣させている。
「俺以外の男に愛するアキラは犯らせない!」
身体をがっちりとキメたまま、シリアスに言った。そして、ゆっくりと腕を離す。神崎くんはすでに失神していた。
「どうした、アキラ? 突っ立ってないで、こっちに来い」
茫然自失した僕は、言われるままにリョウのもとへ駆け寄る。
「あ、リョウ、僕、ズボンはくよ」
僕はズボンを履こうとすると、リョウに阻止されてしまった。
「それよりも先にパンツを脱がなくては」
「えッ?」
「だって、もうベチョベチョになってるんだろう?」
リョウがすっと僕の股間に手を当てた。
「あッ……」
僕は慌てて腰を引いて、リョウの手から逃れようとした。
でも、リョウは左腕で僕の腰をぐいと引き寄せ、ますます強く右手を股間に押しつけてくる。
「ほらほら、こんなに濡れちゃって」
「リョウ、らめぇッ♡」
手を振り払いたいが、大好きなリョウに対してそんな失礼なことはとても出来ない。困惑して、消え入りそうな声で「やめて……」と繰り返し、なんとかリョウの手から逃れようとする。
離れようとしても、リョウは思いがけないほど強い力で僕の腰を引き寄せて離そうとしない。
「アキラはべとべとになったパンツをはいていて恥ずかしくないか?」
僕の頰が真っ赤に火照った。
ジュワッと熱い液体が滲み出て……。
ハッと気がつくと、リョウが僕の顔を覗き込んでいた。僕の考えていることなどすべてお見通しだという目をしていた。
僕は首筋まで真っ赤になった。
「僕、パンツをはきかえるから」
立ち上がろうとしたが、リョウが許さない。
「俺がはきかえさせてあげよう」
「えッ……。でも、でも、リョウ……」
「いいんだよ。だって、アキラは俺の可愛い恋人なんだから」
いくらリョウでもパンツをはきかえさせられるだなんて。幼稚園児じゃないんだから。すごく恥ずかしい……。
「僕、自分で……」
腰にまわされたリョウの腕をなんとかやんわりとはずして立ち上がろうとする僕だが、リョウはますます強く抱きしめるばかりだ。
「いいか? 俺が脱がしてやるからな」
リョウが僕の耳に甘い吐息を注ぎながら囁いた。
「あ、うん……」
リョウの甘い囁きにうろたえて思わずこくんとうなずいてしまった。
「さあ、横になって」
リョウに押し倒されてしまう。
「可愛いパンツだな♡」
リョウの言葉が恥ずかしくて、僕は頰を染めたまま顔をそむけた。
リョウはパンツを引きおろして、僕の脚から引き抜いた。
「リョウ、そんなこと!」
股間を覆い隠そうとした僕の手をリョウが払いのけた。
「じっとしていろ。パンツがこんなに濡れてるんだから、アソコもベチョベチョなんだろ。きれいにしなくちゃ、パンツをはきかえてもまた濡れてしまうだろ」
リョウは脱がせた僕のパンツの股間をひろげて見せた。
恥ずかしさのあまり、僕はもう逆らえなかった。
それだけではない。
リョウはいったい何をするつもりなのと不安でたまらないはずなのに、僕の心の中にわずかな期待が混じっていた。
僕の中に巣くったモノが、リョウによってまた官能を呼びさまされるのをじっと待っていた。
リョウは、僕の白くすんなりとのびた脚を両手でぐっと開いた。
太腿がいっぱいに開かれる。
「リョウ!!!」
見てはいや!……僕は両手で顔を覆った。
「まあ、こんなに雫をたらしちゃって。よっぽど気持ち良かったんだろうな。俺がもっともっと気持ちよくしてあげるから」
リョウが僕の股間に顔を埋めた。
リョウ! そんなこと……!
どうしていいか分からなかった逃げようという考えも、暴れて抵抗しようという考えも浮かんでこない。ただ身体をこわばらせただけだった。
「あッ……」
リョウの熱い唇が、僕のアソコをとらえた。唇で挟みながら、舌でアソコをいたぶり始める。
たちまち、アソコが熱くなり、熱い滴りが湧き出してくる。
次に、リョウは舌先でアソコをクリクリと転がした。
「ああん、あん、リョウ、やめて、やめてッ♡」
やめてと言いながら、僕はリョウの舌がもっと自在に激しく動けるようにと腰を浮かせていた。
リョウは顔をあげた。
「いけない子だな。下半身丸出しで、よがってるなんて。お仕置きが必要のようだ♡」
勝手に人の股間に顔を埋めてもいいのかなどという反論は、到底今の僕には浮かばない。
恥ずかしさに身をよじりながら、太腿を合わせて股間を隠そうとするだけだ。
リョウは強引に太腿を押しひらいて、股間に舌を差し入れてきた。
舌は今や開ききったアナルを這いまわり、奥の熱い肉襞に差し込まれて蠢いた。
「あん……あッ、そんな……」
僕が再び甘い声をあげた。下半身が痺れたように熱くなって、もう何も考えられない。
肉襞の中に潜り込んだ舌の動きが早くなる。
「あ~ん、あ、あ~ん♡」
僕は腰を高く持ち上げ、身体を弓なりに反らせたまま頭上に昇りつめようとしていた。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
装甲列車、異世界へ ―陸上自衛隊〝建設隊〟 異界の軌道を行く旅路―
EPIC
ファンタジー
建設隊――陸上自衛隊にて編制運用される、鉄道運用部隊。
そしてその世界の陸上自衛隊 建設隊は、旧式ながらも装甲列車を保有運用していた。
そんな建設隊は、何の因果か巡り合わせか――異世界の地を新たな任務作戦先とすることになる――
陸上自衛隊が装甲列車で異世界を旅する作戦記録――開始。
注意)「どんと来い超常現象」な方針で、自衛隊側も超技術の恩恵を受けてたり、めっちゃ強い隊員の人とか出てきます。まじめな現代軍隊inファンタジーを期待すると盛大に肩透かしを食らいます。ハジケる覚悟をしろ。
・「異世界を――装甲列車で冒険したいですッ!」、そんな欲望のままに開始した作品です。
・現実的な多々の問題点とかぶん投げて、勢いと雰囲気で乗り切ります。
・作者は鉄道関係に関しては完全な素人です。
・自衛隊の名称をお借りしていますが、装甲列車が出てくる時点で現実とは異なる組織です。
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。
―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》
EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。
歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。
そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。
「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。
そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。
制刻を始めとする異質な隊員等。
そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。
元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。
〇案内と注意
1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。
3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。
4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。
5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。

おじさんが異世界転移してしまった。
明かりの元
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか?
モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

日本VS異世界国家! ー政府が、自衛隊が、奮闘する。
スライム小説家
SF
令和5年3月6日、日本国は唐突に異世界へ転移してしまった。
地球の常識がなにもかも通用しない魔法と戦争だらけの異世界で日本国は生き延びていけるのか!?
異世界国家サバイバル、ここに爆誕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる