10 / 21
第10話:「因縁の再会、緊縛輪姦の宴」◇
しおりを挟む「うううぅ、うんッ……」
何とも言えない寝苦しさを感じ、僕はベッドの中で呻き声を上げた。
「ええッ、何なの⁉︎」
しばらく夢うつつの境をさまよっていたが、とうとうたまらず叫び声が洩れた。
「ふふふ、目が覚めたかい♡」
「……あッ! カスケ⁉︎」
気づくと部屋の中には煌々と明かりがつき、カスケが笑みを浮かべて僕を覗き込んでいる。
「ど、どうして、ここに……」
慌てて跳ね起きようとしたが、身体が何かに固定されていて身動きできない。
身動きできなかったのは当たり前で、僕は両手首を一括りにされ頭上で縛られ、下肢は「人」の字形に大きく割りひろげられている。
おまけに下半身に穿いていたパジャマは剥ぎ取られ、下着に覆われただけの下腹部が剥き出しだった。
「イッ、イヤぁぁ~ッ!!!」
カスケは左手を伸ばし、大きく開けた僕の口を塞いだ。力強いカスケの掌に阻まれ、僕はモガモガと、空気の抜けたような呻き声しか出せなくなった。
「ほ、ほうひて……」
眼に涙をいっぱい浮かべた僕はカスケを見上げて言った。
「今度こそアキラは、ぼくだけのモノだよ♡ まさか、あの日の約束を忘れたとは言わないだろ?」
カスケも覚えていたことに驚愕した僕は両眼を大きく見開く。
「その様子だと、アキラも覚えてたみたいだね♡ 今日屋敷に来てくれたのも本当は、ぼくのことを誘惑しに来たんじゃないのかな?」
カスケは、あどけないと言えるくらいに楽しそうな顔で笑う。
「アキラの気持ちはよ~く分かってるよ。ぼくに愛してほしくてたまらないんだろ?……大丈夫、優しくするから♡」
カスケはそう言いながら、空いている右手を下着に包まれた下腹部に伸ばす。
「うううッ……」
パンツの上から大事な部分を撫でまわされた僕は、縛られた身体をがくがく揺さぶって身悶えする。全身が火照って、汗と一緒に動物めいた体臭が湧き上がってくる。
「さっそく感じているんだね。やっぱりアキラは、ぼくのことが好きなんだなぁ~♡」
せわしなく指を往復させながら、カスケが僕の耳元に囁く。パンツの下で股間が熱を持ち出し、脚の付け根の肉が柔らかくほぐれていくのが分かる。
「アキラに結婚を申し込まれたあの日から、ぼくの人生は始まったんだ。家族がいなくなってからも、アキラがいたから頑張ってこれた。ホントに好きだよ、アキラのこと♡ 今までも、これからも……」
カスケは愛撫を強めていく。口を抑えていた手を離したと思ったら、代わりに尖らせた唇が僕の口に貼り付き、舌の根ごと激しく吸いたてられていた。
「ううむッ、ううッ……」
唇をあっさり奪われ、頭の芯が凄まじい勢いで痺れていく。
カスケの舌が僕の唇の間に潜り込み、あらゆる部分を嘗めまわしてきた。舌と舌が絡み合い、強く吸われ、そのままカスケの口中に吸い上げられていく。
震える舌先を唇で挟まれ、軽く嚙まれ、揉みくちゃにされているうち、僕はもう何も考えられなくなっていく。
「はううッ!」
その瞬間、高圧電流に似た痺れが下半身を襲い、僕はカスケの口を振りもぎ獣のように吼えていた。
唇についた僕の唾を舌で舐め上げ、カスケは余裕の笑みを浮かべて見下ろしてくる。
僕は懸命に唇を嚙み、口中に湧き出した唾を呑み込んだ。
焦点の定まらない眼でぼんやり天井を見上げる僕の姿を見て、カスケは手早くズボンとブリーフを一緒に脱ぎ捨てる。
「いくよ、アキラ♡」
「ダメだよ! 隣にリョウがいるんだから……」
しかしカスケが真上から体重を掛けてのしかかると、きつく閉じていたアナルは緩み、野太いペニスを受け入れていく。
ズズズズ……。
「ひッ、ひろげないでぇぇ~!」
「力を入れないで、もっと力を抜いてごらん♡」
「だ、だって……カスケのが前より大きくなってるから!」
「そうでしょ、そうでしょ♡ まだ、ぼくも成長期みたいでね。チンポだけじゃなくて背も伸びたんだ。そのうち全てにおいてリョウよりもビッグになってみせるよ」
カスケは上体を僕の身体にぴたりと密着させ、腰の力だけでずんぐりしたペニスを押し込んでいく。はじめは弾き返すように抵抗していたアナルも、やがて力負けしたようにフッと圧力が弱まり、カスケはその隙を捕らえ先端を一気に奥まで届かせた。
「アヒイイッ……深いッ!」
「安心して、アキラ。結婚したら、毎日してあげるから♡」
「いや、アキラと結婚するのはこの俺様だ」
ふと現れたリョウは怪しげなクリームをカスケの尻穴の中にたっぷりと塗り篭めていく。
「か、痒いッ!!!」
カスケに猛烈な痛痒感が襲った。
「お尻が痒いッ! 痒いよぉぉぉッ!!!」
カスケの瞳がまん丸に見開かれ、慌てて自分の身体を見下ろした。
「リョウッ! ぼくのお尻に何をしたんだ⁉︎」
「うへへ、ちょっとした塗り薬を使っただけだぜ。沁み込むと、その部分が猛烈に痒くなるのさ。……さっそく効いてきたか?」
リョウが嘲笑うような顔で見つめている前で、痒くてたまらないお尻の穴を掻き毟るなんて、カスケには恥ずかしくてとてもできない。
カスケは気が狂いそうなほどの淫靡な痒みを、両眼を吊り上げた凄惨な顔つきになって堪え抜こうとする。
「かッ、痒いッ、痒いッ、痒い~ッ!!! お尻の穴が痒い~ッ!……ぼくもうッ、気がおかしくなっちゃう~ッ!」
まるで、大声で喚きたてればそれだけ強く我慢できるとでも言うかのように、カスケは普段とは別人のあられもない声を出す。
カスケは、痒い痒いと露骨に喚きながら、赤く色づいた尻たぼを持ち上げくなくなと左右に揺さぶって見せる。痒みに耐えかねた無意識の仕草なのか、それともわざとリョウに見せつけようとしているのか、すぐには判断がつきかねた。
リョウは目の前で繰り広げられるカスケの美尻の舞いに、背筋どろかペニスの先まで蕩けそうになっていた。
「2人とも、なんて色っぽい尻をしてやがるんだ~♡」
リョウは美味しそうに涎を垂らす。
カスケは尻たぼの中心にある皺穴を、妖しい生き物のようにヒクヒクと蠢かせているのだ。
「カスケ、俺の暴れん棒でお前の痒いところを掻いてやるぜ」
異様な尻穴の痒みはカスケを責め苛み、逃げ場のない崖っぷちへと追い詰めていくのだ。
そしてついにカスケは屈服した。
「ああッ、もう駄目! ぼく、もう耐えられないッ! リョウ、お願いだッ! ぼくのお尻ッ、なんとかして!……リョウの逞しいそれで、思い切り掻いてぇぇ~ッ!!!」
いい終わったカスケは全身を火照らせ、下半身をわさわさと揺さぶって悶えまくる。
「待ってろ、カスケ。今、入れてやる」
カスケのヒクヒクする穴の中心に先っぽをあてがい、リョウは力を篭めた。
ぐぐぐッ、メリメリメリ……。
「ヒイイィ~ッ! お尻、裂けちゃうッ!」
押し返そうとする圧力に抗い、渾身の力でリョウはペニスの先をこじ入れていく。
はじめは抵抗していたアナルの肉も、最後はリョウの執念に負けたかのように圧力を緩めた。
「ま、待ってッ! そんなにお尻擦られると、ぼくもうッ! あああ~ッ!!!」
いまだ大きな苦痛の陰に隠れてはいるものの、それは明らかに悦びの萌芽だった。
そしてその小さな悦楽の種は、逞しい怒張が痒くてたまらない肉襞を擦りたてていくたび、ずんずんと大きくなっていくのだった。
「あああッ、ぼくのお尻ッ!……い、痛いのに、なぜか気持ちいいッ! いい~ッ♡」
そんなカスケの変化を、リョウは敏感に嗅ぎとっていた。
それまでは緊張して強張っていた全身の筋肉がいつしか柔らかくほぐれ、肌の表面にしっとりした汗まで浮かべ始めている。苦痛を訴えるだけだった甲高い声音も、いつしか熱い喘ぎ声を交えるまでになっていた。
「ふううッ、どうしたカスケ?……オケツ掘られて、もうよがってるのか~?」
笑い声の混じったその意地悪い囁きに、カスケは手足の先まで真っ赤に染め上げた。
リョウが腰を引くと、内臓まで一緒に引きずり出されるような感覚にカスケは震える。全身を駆け巡るその異様な感触に、カスケは全身を振り絞って、ただ啜り啼いた。
「リョウッ、痛いけど気持ちいい~♡……ど、どうしてこんな?……ぼくもう、頭がおかしくなっちゃう~ッ!!!」
狭い部分を無理矢理こじられる痛みと、痒いところを激しく擦られる異常な快感。2つの感覚が入り混じって、カスケを底無しの無限地獄へと落とし込んでいく。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……。ぼく、もう、らめぇぇぇぇぇッ!!!」
太い怒張を呑み込んだアナルがいきなり爆発したかと思うほど燃え上がり、カスケはその感覚の大波にあっという間に全身をさらわれていった。
とうとうカスケは全身を一つの性器と化し、淫らきわまりない声で叫んだ。
「ぼく、もうイクッ! お、お尻でイっちゃうッ!……お尻の穴、気持ちいい~ッ!!!」
怒張全体を締め上げられ、とうとうたまらずリョウも己を放つ。カスケはたて続けのアクメに狂ったように全身を痙攣させる。
カスケのペニスを挿入されっぱなしだった僕も、ほぼ同時に己を解き放った。勢いのついた白濁液のシャワーがベッドの上に派手にばら撒かれる。
僕たちは疲弊困憊して起き上がることもできないほど朝まで3人で淫靡な狂宴を続けたのであった。
何とも言えない寝苦しさを感じ、僕はベッドの中で呻き声を上げた。
「ええッ、何なの⁉︎」
しばらく夢うつつの境をさまよっていたが、とうとうたまらず叫び声が洩れた。
「ふふふ、目が覚めたかい♡」
「……あッ! カスケ⁉︎」
気づくと部屋の中には煌々と明かりがつき、カスケが笑みを浮かべて僕を覗き込んでいる。
「ど、どうして、ここに……」
慌てて跳ね起きようとしたが、身体が何かに固定されていて身動きできない。
身動きできなかったのは当たり前で、僕は両手首を一括りにされ頭上で縛られ、下肢は「人」の字形に大きく割りひろげられている。
おまけに下半身に穿いていたパジャマは剥ぎ取られ、下着に覆われただけの下腹部が剥き出しだった。
「イッ、イヤぁぁ~ッ!!!」
カスケは左手を伸ばし、大きく開けた僕の口を塞いだ。力強いカスケの掌に阻まれ、僕はモガモガと、空気の抜けたような呻き声しか出せなくなった。
「ほ、ほうひて……」
眼に涙をいっぱい浮かべた僕はカスケを見上げて言った。
「今度こそアキラは、ぼくだけのモノだよ♡ まさか、あの日の約束を忘れたとは言わないだろ?」
カスケも覚えていたことに驚愕した僕は両眼を大きく見開く。
「その様子だと、アキラも覚えてたみたいだね♡ 今日屋敷に来てくれたのも本当は、ぼくのことを誘惑しに来たんじゃないのかな?」
カスケは、あどけないと言えるくらいに楽しそうな顔で笑う。
「アキラの気持ちはよ~く分かってるよ。ぼくに愛してほしくてたまらないんだろ?……大丈夫、優しくするから♡」
カスケはそう言いながら、空いている右手を下着に包まれた下腹部に伸ばす。
「うううッ……」
パンツの上から大事な部分を撫でまわされた僕は、縛られた身体をがくがく揺さぶって身悶えする。全身が火照って、汗と一緒に動物めいた体臭が湧き上がってくる。
「さっそく感じているんだね。やっぱりアキラは、ぼくのことが好きなんだなぁ~♡」
せわしなく指を往復させながら、カスケが僕の耳元に囁く。パンツの下で股間が熱を持ち出し、脚の付け根の肉が柔らかくほぐれていくのが分かる。
「アキラに結婚を申し込まれたあの日から、ぼくの人生は始まったんだ。家族がいなくなってからも、アキラがいたから頑張ってこれた。ホントに好きだよ、アキラのこと♡ 今までも、これからも……」
カスケは愛撫を強めていく。口を抑えていた手を離したと思ったら、代わりに尖らせた唇が僕の口に貼り付き、舌の根ごと激しく吸いたてられていた。
「ううむッ、ううッ……」
唇をあっさり奪われ、頭の芯が凄まじい勢いで痺れていく。
カスケの舌が僕の唇の間に潜り込み、あらゆる部分を嘗めまわしてきた。舌と舌が絡み合い、強く吸われ、そのままカスケの口中に吸い上げられていく。
震える舌先を唇で挟まれ、軽く嚙まれ、揉みくちゃにされているうち、僕はもう何も考えられなくなっていく。
「はううッ!」
その瞬間、高圧電流に似た痺れが下半身を襲い、僕はカスケの口を振りもぎ獣のように吼えていた。
唇についた僕の唾を舌で舐め上げ、カスケは余裕の笑みを浮かべて見下ろしてくる。
僕は懸命に唇を嚙み、口中に湧き出した唾を呑み込んだ。
焦点の定まらない眼でぼんやり天井を見上げる僕の姿を見て、カスケは手早くズボンとブリーフを一緒に脱ぎ捨てる。
「いくよ、アキラ♡」
「ダメだよ! 隣にリョウがいるんだから……」
しかしカスケが真上から体重を掛けてのしかかると、きつく閉じていたアナルは緩み、野太いペニスを受け入れていく。
ズズズズ……。
「ひッ、ひろげないでぇぇ~!」
「力を入れないで、もっと力を抜いてごらん♡」
「だ、だって……カスケのが前より大きくなってるから!」
「そうでしょ、そうでしょ♡ まだ、ぼくも成長期みたいでね。チンポだけじゃなくて背も伸びたんだ。そのうち全てにおいてリョウよりもビッグになってみせるよ」
カスケは上体を僕の身体にぴたりと密着させ、腰の力だけでずんぐりしたペニスを押し込んでいく。はじめは弾き返すように抵抗していたアナルも、やがて力負けしたようにフッと圧力が弱まり、カスケはその隙を捕らえ先端を一気に奥まで届かせた。
「アヒイイッ……深いッ!」
「安心して、アキラ。結婚したら、毎日してあげるから♡」
「いや、アキラと結婚するのはこの俺様だ」
ふと現れたリョウは怪しげなクリームをカスケの尻穴の中にたっぷりと塗り篭めていく。
「か、痒いッ!!!」
カスケに猛烈な痛痒感が襲った。
「お尻が痒いッ! 痒いよぉぉぉッ!!!」
カスケの瞳がまん丸に見開かれ、慌てて自分の身体を見下ろした。
「リョウッ! ぼくのお尻に何をしたんだ⁉︎」
「うへへ、ちょっとした塗り薬を使っただけだぜ。沁み込むと、その部分が猛烈に痒くなるのさ。……さっそく効いてきたか?」
リョウが嘲笑うような顔で見つめている前で、痒くてたまらないお尻の穴を掻き毟るなんて、カスケには恥ずかしくてとてもできない。
カスケは気が狂いそうなほどの淫靡な痒みを、両眼を吊り上げた凄惨な顔つきになって堪え抜こうとする。
「かッ、痒いッ、痒いッ、痒い~ッ!!! お尻の穴が痒い~ッ!……ぼくもうッ、気がおかしくなっちゃう~ッ!」
まるで、大声で喚きたてればそれだけ強く我慢できるとでも言うかのように、カスケは普段とは別人のあられもない声を出す。
カスケは、痒い痒いと露骨に喚きながら、赤く色づいた尻たぼを持ち上げくなくなと左右に揺さぶって見せる。痒みに耐えかねた無意識の仕草なのか、それともわざとリョウに見せつけようとしているのか、すぐには判断がつきかねた。
リョウは目の前で繰り広げられるカスケの美尻の舞いに、背筋どろかペニスの先まで蕩けそうになっていた。
「2人とも、なんて色っぽい尻をしてやがるんだ~♡」
リョウは美味しそうに涎を垂らす。
カスケは尻たぼの中心にある皺穴を、妖しい生き物のようにヒクヒクと蠢かせているのだ。
「カスケ、俺の暴れん棒でお前の痒いところを掻いてやるぜ」
異様な尻穴の痒みはカスケを責め苛み、逃げ場のない崖っぷちへと追い詰めていくのだ。
そしてついにカスケは屈服した。
「ああッ、もう駄目! ぼく、もう耐えられないッ! リョウ、お願いだッ! ぼくのお尻ッ、なんとかして!……リョウの逞しいそれで、思い切り掻いてぇぇ~ッ!!!」
いい終わったカスケは全身を火照らせ、下半身をわさわさと揺さぶって悶えまくる。
「待ってろ、カスケ。今、入れてやる」
カスケのヒクヒクする穴の中心に先っぽをあてがい、リョウは力を篭めた。
ぐぐぐッ、メリメリメリ……。
「ヒイイィ~ッ! お尻、裂けちゃうッ!」
押し返そうとする圧力に抗い、渾身の力でリョウはペニスの先をこじ入れていく。
はじめは抵抗していたアナルの肉も、最後はリョウの執念に負けたかのように圧力を緩めた。
「ま、待ってッ! そんなにお尻擦られると、ぼくもうッ! あああ~ッ!!!」
いまだ大きな苦痛の陰に隠れてはいるものの、それは明らかに悦びの萌芽だった。
そしてその小さな悦楽の種は、逞しい怒張が痒くてたまらない肉襞を擦りたてていくたび、ずんずんと大きくなっていくのだった。
「あああッ、ぼくのお尻ッ!……い、痛いのに、なぜか気持ちいいッ! いい~ッ♡」
そんなカスケの変化を、リョウは敏感に嗅ぎとっていた。
それまでは緊張して強張っていた全身の筋肉がいつしか柔らかくほぐれ、肌の表面にしっとりした汗まで浮かべ始めている。苦痛を訴えるだけだった甲高い声音も、いつしか熱い喘ぎ声を交えるまでになっていた。
「ふううッ、どうしたカスケ?……オケツ掘られて、もうよがってるのか~?」
笑い声の混じったその意地悪い囁きに、カスケは手足の先まで真っ赤に染め上げた。
リョウが腰を引くと、内臓まで一緒に引きずり出されるような感覚にカスケは震える。全身を駆け巡るその異様な感触に、カスケは全身を振り絞って、ただ啜り啼いた。
「リョウッ、痛いけど気持ちいい~♡……ど、どうしてこんな?……ぼくもう、頭がおかしくなっちゃう~ッ!!!」
狭い部分を無理矢理こじられる痛みと、痒いところを激しく擦られる異常な快感。2つの感覚が入り混じって、カスケを底無しの無限地獄へと落とし込んでいく。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……。ぼく、もう、らめぇぇぇぇぇッ!!!」
太い怒張を呑み込んだアナルがいきなり爆発したかと思うほど燃え上がり、カスケはその感覚の大波にあっという間に全身をさらわれていった。
とうとうカスケは全身を一つの性器と化し、淫らきわまりない声で叫んだ。
「ぼく、もうイクッ! お、お尻でイっちゃうッ!……お尻の穴、気持ちいい~ッ!!!」
怒張全体を締め上げられ、とうとうたまらずリョウも己を放つ。カスケはたて続けのアクメに狂ったように全身を痙攣させる。
カスケのペニスを挿入されっぱなしだった僕も、ほぼ同時に己を解き放った。勢いのついた白濁液のシャワーがベッドの上に派手にばら撒かれる。
僕たちは疲弊困憊して起き上がることもできないほど朝まで3人で淫靡な狂宴を続けたのであった。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
装甲列車、異世界へ ―陸上自衛隊〝建設隊〟 異界の軌道を行く旅路―
EPIC
ファンタジー
建設隊――陸上自衛隊にて編制運用される、鉄道運用部隊。
そしてその世界の陸上自衛隊 建設隊は、旧式ながらも装甲列車を保有運用していた。
そんな建設隊は、何の因果か巡り合わせか――異世界の地を新たな任務作戦先とすることになる――
陸上自衛隊が装甲列車で異世界を旅する作戦記録――開始。
注意)「どんと来い超常現象」な方針で、自衛隊側も超技術の恩恵を受けてたり、めっちゃ強い隊員の人とか出てきます。まじめな現代軍隊inファンタジーを期待すると盛大に肩透かしを食らいます。ハジケる覚悟をしろ。
・「異世界を――装甲列車で冒険したいですッ!」、そんな欲望のままに開始した作品です。
・現実的な多々の問題点とかぶん投げて、勢いと雰囲気で乗り切ります。
・作者は鉄道関係に関しては完全な素人です。
・自衛隊の名称をお借りしていますが、装甲列車が出てくる時点で現実とは異なる組織です。
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。
―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》
EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。
歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。
そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。
「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。
そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。
制刻を始めとする異質な隊員等。
そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。
元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。
〇案内と注意
1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。
3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。
4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。
5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。

おじさんが異世界転移してしまった。
明かりの元
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか?
モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

日本VS異世界国家! ー政府が、自衛隊が、奮闘する。
スライム小説家
SF
令和5年3月6日、日本国は唐突に異世界へ転移してしまった。
地球の常識がなにもかも通用しない魔法と戦争だらけの異世界で日本国は生き延びていけるのか!?
異世界国家サバイバル、ここに爆誕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる