20 / 56
Chapter2:「ガン&バニー」
Part20:「推しキャラ愉悦TSおじさん」
しおりを挟む
「どーですかねぇ?得体の知れない現地人ですよ?腹の内でなんぞ企ててる可能性はァ?」
様相のまるで異なる、陰険のお手本のような声色と台詞が割り込んだ。
声の主はオックスだ。
彼女(彼)はその今はお嬢様然としたまでの可憐な顔を、しかしやはり粗暴・陰険の見本にできそうなまでの顰め面に染めて。ファースやクラウレーの側を縫って出て来て、星宇宙の前に立つ。
「どこのウマの骨とも知れねぇてめぇが、ロクでもねぇアウトローじゃねェって保証はあるのかァ?」
相対し、そんな無遠慮のお手本のような言葉を星宇宙に叩きつけるオックス。
「――ふん、残念だな。ToB騎士は礼節を重んじる人たちと聞いていたが、例外もいるようだ」
しかし、星宇宙にあっては。
その端麗な顔をしかし冷たくニヒルな色形に変えると、次には明確な皮肉の色でそんな台詞をオックスに返して見せた。
今までと様相を一変する。それは、明らかな挑発のそれだ。
「ぁアんッ?身の程を弁えるべきだな、現地人ッ?」
その挑発に。
気の短いオックスは米神に青筋を浮かべ、ズイと顔をより近づけて圧する言葉を紡ぐ。
星宇宙とオックスの、今は〝顔がいい〟二人の可愛らしい鼻先が突き合い。
ついでに二人の、それぞれバニースーツとぴっちりスカウトスーツに飾られ主張する。それぞれつつまし目な、もしくはたわわなおっぱいが競う様に突き合う。
空気のヒリつく、まさに一触即発の状況――
……に、一見は見えるのだが。
しかし。
(――ほわぁーっ、ツン期のオックスだーっ///。久しぶりに見るから新鮮っ///)
オックスのお嬢様フェイスを眼前に、クールでニヒルな表情と目つきを維持する星宇宙は。
しかしその心の内では、なにかそんな事を浮かべながら。脳内星宇宙はなぜか「ニヨニヨ」と嬉し恥ずかしそうな表情を作っていたのだ。
実はこのオックス。ファースと同じように、これ以降ゲームが進むとコンパニオンとして仲間になるキャラであり。
そして明かせば、星宇宙のお気に入りキャラの一人であったのだ。
今に見えるように口調態度こそ悪く、初接触時こそこうして主人公(今の星宇宙)に突っかかって来るのだが。
実は口は悪くとも仲間思いなヤツであり。さらに特技技術にも長けており、ピンチの際にはブツクサ言いながらも状況を解決して見せるハイスペックキャラなのだ。
先に言った通り本来(バニラ)は男性であり。
プレイヤー、ファンからついたあだ名は〝ツンデレ男〟。
今はMODで姿こそ美少女ではあるが、そのキャラクタームーヴは変わらず健在であり。
それを目の前で、おまけに自分を相手にする形で拝めたことにより。星宇宙は、一種「萌え悶えて」いたのだ。
(やっべー、すっげーっ///オックスとダーティーな応酬しちゃったーっ、今の最高にクールだったくねっ?///)
合わせて暴露すると、今にオックスに向けて冷たく煽る言葉を返したのは――ノリだ。
実際にゲームでも煽る選択肢を選ぶことが可能で、星宇宙はそれを嬉々として再現したのだ。
そしておまけに。
憧れていてめっちゃ好きだった、ゲーム中のダーティーでクールなやり取りを。実際に自分が演じた体験した事によって。
星宇宙は内心で大分嬉しく思い、キモイくらいにテンション上がり。ぶっちゃけ快楽快感を覚えてキュンキュン来て、愉悦していた。
ヘンタイさんであった。
(星ちゃん、オックスっちとディスりバトル体験出来てうれしそうだねー)
そしてそれは、TDWL5のキャラクター知識を有するモカにはバレバレであり。
モカは生暖かーく生温ーい、(―ワ―)な顔で。星宇宙のプレイ、もとい状況を傍から見守っている。
《ツンデレ嫁キタ》
《俺嫁》
《まだツン期のオックス》
《ツンデレマッチョ男が、こんなに可愛くなっちゃって……》
《↑オックスは元から可愛いだろ!》
《嫁(男(TS美少女))》
《↑難問の計算式か何か?》
《↑字面に吸い込まれそう……》
《↑おめめぐるぐる》
《なぁ……いいだろオックス?俺たち同胞(はらから)なんだからさ》
そして星宇宙とモカには見えてるコメントウィンドウは。オックスの登場で同じくキャラ好きのコメントが沸き盛り上がっており。
《星宇宙おじさん、キメ顔してるけど口元緩んでますよ》
《前に小説サイトの近況でオックス好きって言ってたもんね》
《好きキャラとダーティーなやり取り体験出来てイきかけてると見た》
《へ、ヘンタイだー!》
《プレイが高度過ぎる》
《愉 悦 お じ さ ん》
《そういうプレイなん?》
《まぁ、しょうがないね。俺もしたいもん》
そして視聴者たちにもやはり、星宇宙の内心とヘンタイ的諸々はバレバレであり。
ツッコミのコメントが流れている。
「エンジニア・ベーシック・オックス、弁えたまえッ」
そんな見守るモカと視聴者と。
一件キメ顔を作りながらも、高度なそういうプレイで心内で愉悦していた星宇宙だが。
そこへファースの毅然とした様相声色の言葉が割り込んだ。
「それは身の危険を顧みず、力となってくれた彼女等への侮辱となるッ。看過できんぞ」
続け、説きそして咎め警告する言葉がオックスへと紡がれる。
「ッ――了解です、キャプテン・ファースッ」
それを受けたオックスは、その星宇宙等に向ける刺すまでの顔色態度様相は一貫して崩すことは無かったが。
長の指示命令には従うと言うように、ファースに端的に答え。
最後に星宇宙を視線で一刺ししてから、踵を返して行った。
「すまない。彼は決して悪い者では無いのだが、少し警戒の色が強いきらいがあるんだ」
そして入れ替わりに星宇宙の側に立ったファースが、変わってそう謝罪の言葉を紡ぐ。
「はっ!?――っと……大丈夫、謝らないでくれ。それも考え方だし、この厳しく油断ならない世界では一つのあるべき形だろう」
その言葉で、ようやく脳内愉悦ワールドから引き戻された星宇宙は。
それに微かに驚き戸惑った後に取り繕い直し。そう、もっともらしい言葉を紡いで返した。
ファースはそれを純粋に受け取り、謝罪と礼の言葉を返したが。
方やモカからは、まるっとお見通しの生温い視線がまた向けられ。
そしてコメント欄には。白々しい星宇宙のそれに、またツッコミのコメントが怒涛の如く流れたのは零れ話。
様相のまるで異なる、陰険のお手本のような声色と台詞が割り込んだ。
声の主はオックスだ。
彼女(彼)はその今はお嬢様然としたまでの可憐な顔を、しかしやはり粗暴・陰険の見本にできそうなまでの顰め面に染めて。ファースやクラウレーの側を縫って出て来て、星宇宙の前に立つ。
「どこのウマの骨とも知れねぇてめぇが、ロクでもねぇアウトローじゃねェって保証はあるのかァ?」
相対し、そんな無遠慮のお手本のような言葉を星宇宙に叩きつけるオックス。
「――ふん、残念だな。ToB騎士は礼節を重んじる人たちと聞いていたが、例外もいるようだ」
しかし、星宇宙にあっては。
その端麗な顔をしかし冷たくニヒルな色形に変えると、次には明確な皮肉の色でそんな台詞をオックスに返して見せた。
今までと様相を一変する。それは、明らかな挑発のそれだ。
「ぁアんッ?身の程を弁えるべきだな、現地人ッ?」
その挑発に。
気の短いオックスは米神に青筋を浮かべ、ズイと顔をより近づけて圧する言葉を紡ぐ。
星宇宙とオックスの、今は〝顔がいい〟二人の可愛らしい鼻先が突き合い。
ついでに二人の、それぞれバニースーツとぴっちりスカウトスーツに飾られ主張する。それぞれつつまし目な、もしくはたわわなおっぱいが競う様に突き合う。
空気のヒリつく、まさに一触即発の状況――
……に、一見は見えるのだが。
しかし。
(――ほわぁーっ、ツン期のオックスだーっ///。久しぶりに見るから新鮮っ///)
オックスのお嬢様フェイスを眼前に、クールでニヒルな表情と目つきを維持する星宇宙は。
しかしその心の内では、なにかそんな事を浮かべながら。脳内星宇宙はなぜか「ニヨニヨ」と嬉し恥ずかしそうな表情を作っていたのだ。
実はこのオックス。ファースと同じように、これ以降ゲームが進むとコンパニオンとして仲間になるキャラであり。
そして明かせば、星宇宙のお気に入りキャラの一人であったのだ。
今に見えるように口調態度こそ悪く、初接触時こそこうして主人公(今の星宇宙)に突っかかって来るのだが。
実は口は悪くとも仲間思いなヤツであり。さらに特技技術にも長けており、ピンチの際にはブツクサ言いながらも状況を解決して見せるハイスペックキャラなのだ。
先に言った通り本来(バニラ)は男性であり。
プレイヤー、ファンからついたあだ名は〝ツンデレ男〟。
今はMODで姿こそ美少女ではあるが、そのキャラクタームーヴは変わらず健在であり。
それを目の前で、おまけに自分を相手にする形で拝めたことにより。星宇宙は、一種「萌え悶えて」いたのだ。
(やっべー、すっげーっ///オックスとダーティーな応酬しちゃったーっ、今の最高にクールだったくねっ?///)
合わせて暴露すると、今にオックスに向けて冷たく煽る言葉を返したのは――ノリだ。
実際にゲームでも煽る選択肢を選ぶことが可能で、星宇宙はそれを嬉々として再現したのだ。
そしておまけに。
憧れていてめっちゃ好きだった、ゲーム中のダーティーでクールなやり取りを。実際に自分が演じた体験した事によって。
星宇宙は内心で大分嬉しく思い、キモイくらいにテンション上がり。ぶっちゃけ快楽快感を覚えてキュンキュン来て、愉悦していた。
ヘンタイさんであった。
(星ちゃん、オックスっちとディスりバトル体験出来てうれしそうだねー)
そしてそれは、TDWL5のキャラクター知識を有するモカにはバレバレであり。
モカは生暖かーく生温ーい、(―ワ―)な顔で。星宇宙のプレイ、もとい状況を傍から見守っている。
《ツンデレ嫁キタ》
《俺嫁》
《まだツン期のオックス》
《ツンデレマッチョ男が、こんなに可愛くなっちゃって……》
《↑オックスは元から可愛いだろ!》
《嫁(男(TS美少女))》
《↑難問の計算式か何か?》
《↑字面に吸い込まれそう……》
《↑おめめぐるぐる》
《なぁ……いいだろオックス?俺たち同胞(はらから)なんだからさ》
そして星宇宙とモカには見えてるコメントウィンドウは。オックスの登場で同じくキャラ好きのコメントが沸き盛り上がっており。
《星宇宙おじさん、キメ顔してるけど口元緩んでますよ》
《前に小説サイトの近況でオックス好きって言ってたもんね》
《好きキャラとダーティーなやり取り体験出来てイきかけてると見た》
《へ、ヘンタイだー!》
《プレイが高度過ぎる》
《愉 悦 お じ さ ん》
《そういうプレイなん?》
《まぁ、しょうがないね。俺もしたいもん》
そして視聴者たちにもやはり、星宇宙の内心とヘンタイ的諸々はバレバレであり。
ツッコミのコメントが流れている。
「エンジニア・ベーシック・オックス、弁えたまえッ」
そんな見守るモカと視聴者と。
一件キメ顔を作りながらも、高度なそういうプレイで心内で愉悦していた星宇宙だが。
そこへファースの毅然とした様相声色の言葉が割り込んだ。
「それは身の危険を顧みず、力となってくれた彼女等への侮辱となるッ。看過できんぞ」
続け、説きそして咎め警告する言葉がオックスへと紡がれる。
「ッ――了解です、キャプテン・ファースッ」
それを受けたオックスは、その星宇宙等に向ける刺すまでの顔色態度様相は一貫して崩すことは無かったが。
長の指示命令には従うと言うように、ファースに端的に答え。
最後に星宇宙を視線で一刺ししてから、踵を返して行った。
「すまない。彼は決して悪い者では無いのだが、少し警戒の色が強いきらいがあるんだ」
そして入れ替わりに星宇宙の側に立ったファースが、変わってそう謝罪の言葉を紡ぐ。
「はっ!?――っと……大丈夫、謝らないでくれ。それも考え方だし、この厳しく油断ならない世界では一つのあるべき形だろう」
その言葉で、ようやく脳内愉悦ワールドから引き戻された星宇宙は。
それに微かに驚き戸惑った後に取り繕い直し。そう、もっともらしい言葉を紡いで返した。
ファースはそれを純粋に受け取り、謝罪と礼の言葉を返したが。
方やモカからは、まるっとお見通しの生温い視線がまた向けられ。
そしてコメント欄には。白々しい星宇宙のそれに、またツッコミのコメントが怒涛の如く流れたのは零れ話。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》
EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。
歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。
そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。
「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。
そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。
制刻を始めとする異質な隊員等。
そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。
元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。
〇案内と注意
1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。
3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。
4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。
5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる