―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》

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チャプター7:「Raid/Interception」

7-7:「隊と狼」

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「……ん……」

 狼娘チナーチは緩慢にその瞳を、微かに開いた。
 意識が戻ると同時に、彼女の全身が倦怠感を覚える。そして異様に瞬く光源が彼女の眼に飛び込み、眩しさが彼女の気だるい意識を刺激する。

「……!」

 直後にチナーチの脳は、その異質さに感づいた。
 チナーチの意識はそこで覚醒し、彼女は眼を見開いて半身を跳ね起こす。

「……え?」

 そしてチナーチは、自身が異様な空間に身を置いている事に気が付いた。
 そこは壁や天井など、一面が白塗りで覆われた奇妙な狭い一室。内部には簡易な寝台と思しき物が二つ並び、自分はその片方に寝かされている。
 そして視線を落せば自身も、緑を基調とした妙な柄の服を着せられている事に気付いた。

「何?ここ……」

 まったく覚えのない環境に、思わず言葉を零すチナーチ。

「あたし、あの後どうなって……?」

 そして視線を下げ、自身の身がどういう経緯を辿ったのかを思い出そうとする。しかし記憶は野盗達との戦いの最中の所で途切れ、それ以降の事がはっきりせず、思い出せなかった。

「……奴等に、捕まった?」

 分からない中で、推測の言葉を呟くチナーチ。そして再び異様な一室の内部を見渡し、そしてその一面、足元の方向に扉らしき物を見止める。

「……」

 もし野盗達に捕らえられたと言うのなら、自身の身がその後どうされるかは想像に難くない。そして今、自身を見張っている存在は今の所見て取れない。それらの事を鑑み、チナーチは意を決する。
 彼女は体に掛かっていた毛布を退けて寝台から立ち上がり、一室の扉へと近寄りそれを開け、外部へと繰り出した。

「――え?……夜?」

 扉を潜り、外へと踏み出した彼女はそこでまたも目を剥く事となった。先の奇妙な一室の異様な明るさから一転、外には夜闇が広がっていたからだ。一度振り返って見れば、先の一室――外から見れば、馬車のような物であると判明したその内部は、今が夜とは思えない程の明るさを、依然として放っている。
 そして再び視線を外部へ向け、周囲を見渡してみれば、周辺には大小様々な変わった形状の馬車や荷車と思しき物。さらには正体不明の巨大な物体が停まっている様子が見えた。
 そして各所には、ランプとも松明とも違う異様な光源を放つ物体が置かれ、それぞれが夜闇の一角を不自然なまでに照らしていた。

「何これ――」

 その場に座る異質な物の数々に、再び言葉を零すチナーチ。だがその時、彼女の五感が人の気配を感じ取った。
 チナーチは咄嗟に背後の、自身が眠らされていた馬車の影に身を隠し、そこから先を覗き見る。止められた奇妙な馬車の一台、その影から二人程の人影が現れる姿が見えた。近くの光源に照らされ、そのどちらもが緑を緑を基調とした斑模様の服に身を包み、兜のような物を被っているのが分かる。そしてその手には、何か杖のような物を持っているのが見えた。

(あいつ等も、野盗……?)

 再び推察を脳裏に浮かべるチナーチだったが、今見える者達の姿は、記憶が途切れる前に相手取った野盗達の物とはまるで違っており、彼女の考えには釈然としない物が残る。

(わけわかんないけど……)

 どうあれ、見つからないに越した事は無い。そう考えた彼女は視線を現れた者達に保ったまま、物音を立てないよう慎重な動きで後ずさる。そして馬車の反対側まで渡ると、そこから近くの茂みまで一気に駆け抜けるべく、その身を飛び出した。

「――ッ!」

 しかし瞬間、彼女は影から出て来た何者かと衝突した。そして彼女はその身を軽く投げ出され、地面に尻もちを突いた。

(しまった、別のヤツが……!)

 焦って確認を怠り、影から接近する存在に気付かなかった事に、内心で悪態を吐くチナーチ。しかし彼女はすぐさま視線を上げ、現れた存在を確認して応戦態勢に移ろうとする。

「え――ひッ!?」

 だが、そこで目に飛び込んで来た姿に、彼女は悲鳴を上げた。
 彼女の目の前に現れ立ち構えていたのは、巨体を持ち、そして何より禍々しい顔立ちをした一人の存在であった。およそ人とは思えない、オークやトロール、ゴブリンですらもっと整った顔立ちをしていると思わせる程の不気味な顔の作り。そして歪なその眼が、チナーチを見下ろしている。

「おぉ?あぁ、狼のねーちゃん気付いたか。悪ぃな」

 その存在の、不揃いな歯が覗く不気味な口から、何か言葉が発せられる。しかし直感的な恐怖に囚われたチナーチの耳に、それは聞こえていなかった。

(コイツもヤツ等の……?こ、こんなヤツが……!?)

 明らかに危険であろう、そして本能的な恐怖感を煽る存在の登場に、チナーチは狼狽える。

「あぁ?おい、大丈夫か?」
「ひぃ!」

 存在が一歩を踏み出し、チナーチは反射的に悲鳴を上げて、尻もちのまま後ずさる。こんな者に捕まれば何をされるか分からない。浮かんだそんな危機感から、彼女は這いずり逃走を始めた。

「おぉい、錯乱から回復してねぇのか――出蔵!」
「はいー?」
「ねーちゃんが出歩いてる、おまけにまだ錯乱状態だ!」
「嘘!?今行きます!」

 チナーチの背後で、何か会話が聞こえる。どうやら応援を呼ばれたらしい。

「に、逃げなきゃ……!」

 その前に逃げなければと、必死に這いずるチナーチ。しかし先に彼女が寝かされていた馬車の影から、彼女の進路を遮るように別の人影が現れた。

「……ッ!」

 振り返れば背後には、先の禍々しい人物の迫る姿。前後を囲まれ、もうダメかとチナーチはその目を瞑る。

「……?」

 しかし、そこから時間が経てども、彼女の身体が乱暴に扱われる事は無かった。不可解な沈黙に、彼女は恐る恐るその目を開く。

「……え……?」

 そして目に飛び込んで来たものに、チナーチは思わず呆けた声を上げた。彼女の目の前には、その場にちょこんと屈んでこちらを覗き込む、チナーチよりも小柄な一人の娘の姿がったからだ。

「大丈夫ー?落ち着いてー?」

 その娘はチナーチの顔を覗き込み、小さく手を振りながら何か尋ねかけて来る。

「分かるかなー?どこか痛い?具合が悪かったりしない?」

 続け様に投げ掛けられる言葉。チナーチはそこでようやく、それが自身の身を案じているらしい物であると気付いた。

「よぉ、今度は何の騒ぎだよ?」
「おぉ?ウルフのねーちゃん気が付いたのかぁ!」

 そこへ騒がしい声と共に、小柄な娘の背後に人相の悪い男や、亜人と思しき巨大な存在が現れる。

「……ッ!」

 集まって来たその存在等に、やはりここはならず者の根城ではないかと、チナーチは顔を引きつらせる。

「ちょ……押し寄せて来ないでください!この子が怖がっちゃうでしょーが……!」
「オメェ等は呼んでねぇ。歩哨に戻れ」

 しかし直後に、小柄な娘や背後の歪な存在から、人相の悪い者達に向けて退散を促す言葉が発せられた。

「おぉい、冷たい事言うなってぇ……!」
「自由。俺にはお前の顔が、一番ビビられる原因になってるように見えるんだがなぁ?初対面のヤツが皆揃ってお前に引いてるのに気づいてっかぁ?」

 そんな促す声に人相の悪い者達からは、口を尖らせ不服を零す様子や、皮肉を返す様子が見て取れる。

「あぁもう!いいから皆下がって下さいって、そうやって見下ろされてると怖いから!」
「あぁ、わーったわーった……!」

 そこで再び小柄な娘からの要求の言葉を受け、人相の悪い者達は退散してゆく。

「穏原三曹等には俺から伝えとく。落ち着いたら知らせろ」
「了解です」

 そして小柄な娘に何か指示を伝えると、その酷く恐ろしい容姿の歪な存在も、その場を立ち去って行ってしまった。

「ゴメンね、大丈夫?一人で立てるかな」
「え?あ、あぁ……」

 それぞれの退散を見送った小柄な娘は、再びチナーチを覗き込み尋ねて来る。恐怖や危機感が払拭された代わりに、呆気に取られていたチナーチは、その声に我に返り戸惑いながらも言葉を返す。

「じゃ、とりあえずアンビに戻ろうか」



 チナーチは、小柄の娘――改め出蔵の手を借りて、救急車の車内へと戻された。

「はい、寒かったらこれ掛けてね」

 寝台に腰掛けたチナーチに、毛布を渡して促す出蔵。
 チナーチは渡された毛布と、続けて自分の着せられた奇妙な服――改め、陸隊が隊員に着用をしている迷彩Tシャツと、民生品のハーフパンツを見下ろす。
 そして再び視線を上げ、キャビンに上半身を乗り入れ、何かゴソゴソと漁っている出蔵の背中を見る。

(この娘もここの一員……?)

 当初は、他に目にした人相の良くない者達と比べて場違いな出蔵を、捕らえられた娘か何かかと考えたチナーチ。しかし彼女が他の者達と同様の奇妙な服装に身を包んでいる事と、ここまでの行動から見て、彼女も奇妙な一団の一員なのであろう事を、チナーチは察した。

「……ねぇ、一体何なのあんた達?」

 そして一団が、野盗とはまた別の集団であろう事を同時に察したチナーチは、出蔵に向けて尋ねる言葉を送る。

「その辺も後で説明するね。でもまずは、君の状態の確認から」

 出蔵はバインダーを片手にキャビンから戻ると、チナーチと反対側の寝台に腰掛けて彼女と対面する。

「どう?どこか痛かったり、気持ち悪かったりしない?」
「それは、大丈夫……」
「ふむ――見つけた時より酷い状態じゃないね」

 出蔵の質問に、戸惑いながらも答えるチナーチ。出蔵は呟きながら、チナーチの容態をバインダーに挟んだカルテに書き込んでゆく。

「さっきは自由さん達に驚いちゃったのかな?まぁ、驚くよね――」

 そしてそんな言葉を零す出蔵。その後もチナーチは、出蔵からの問診を受ける事となった。



 それから一時間後。
 チナーチが目を覚まし、そしていくらか落ち着いた旨を受け、1トン半救急車の側には穏原や麻掬等、この場先任者たる陸曹が集まっていた。

「体の方は、若干の衰弱が見られますが、命に別状はありません。ただ、記憶に混乱が見られます。安定しているというよりは、一部の事を忘れているようです」

 そして出蔵が穏原等に、チナーチの容態を説明している。

「了解。まずは説明する必要があるな」

 説明を聞き呟いた穏原は、1トン半救急車の後部扉を潜って、内部へと上がった。

「……ッ!」

 上がり込んで来た穏原に、寝台に腰掛けていたチナーチは警戒の色を見せる。

「心配しないで、あなたに害成す者ではありません」

 それを見止めた穏原はチナーチに向けてそう発し、そして寝台に腰掛けてチナーチと対面する。穏原の横には、不測の事態に備えて出蔵も腰掛け、待機する。

「……一体なんなんだい?アンタ達は?」
「私達は日本国陸隊。日本という国の防衛組織です。私は穏原三等陸曹と言います」

 チナーチの問いかけの言葉に、穏やかは自分達の組織を説明。そして自身の姓階級を名乗る。

「ニホンの……部隊?野盗達じゃないのかい?それがなんで……あたしはどうしてここに……?」

 しかしチナーチの困惑の度合いはより増し、彼女は穏原の向けてさらに疑問の言葉を連ねる。

「落ち着いてください。まず、私達の方で把握している限りの事を、あなたに説明します」

 そんなチナーチに穏原は説明を始める。
 まず穏原は、自分達がどういう組織であるかを簡単に説明。野盗達とは関係なく、危害を加える存在では無い事を再度説く。そして今現在、理由あってこの近辺で展開活動しており、その一環である調達活動に赴く際に、この森を根城としていた野盗達の襲撃に遭遇。
 迎撃、、追撃戦闘の後に野盗の根城であったこの場を制圧し、そこで囚われていたと思しきチナーチを発見した事を説明した。

「あたし、やっぱり捕まってたんだ……」

 説明を聞き反芻するチナーチだったが、未だ記憶は曖昧なようであり、それを思い出そうとする素振りを見せている。

「……そ、そうだ!あたしの仲間、セート達はどうなったんだい!?」

 そしてしばらく困惑の表情を浮かべていたチナーチだったが、そこで彼女は大事な仲間の存在が無い事を思い出した。

「三人!あたしには三人商隊の仲間がいるんだ!皆はどうなったんだい!?」
「……」

 仲間の安否を問い、その声を荒げるチナーチ。しかし一方の穏原等は、その質問に険しい表情を作る。

「なぁ、知ってるんだろう!?頼む、教えてよ!」

 不安を一杯に浮かべた表情で。穏原に食って掛かる勢いで訴えるチナーチ。それは彼女の抱く不安を払拭して欲しいという、懇願にも似た物だった。

「……伝えなければならない事だ」

 そんな彼女の様子を見て、零す穏原。そして穏原はチナーチを見つめ直し、切り出した。

「いいですか、気を落ち着けて聞いて下さい。――私達はここを制圧した後、野盗の犠牲者と思われる遺体を複数発見、回収しました」
「!」
「そしてあなたを発見した時……あなたは酷い錯乱状態で、お仲間の物と思しき首を抱いていたそうだ」

 穏原の説明を聞いたチナーチの顔は、驚愕一触に染まる。

「……あ……」

 そしてそれが堰を切り、自身の身に起こった一連の出来事を明確に思い出したのだろう、彼女の顔はみるみる内に青く染まってゆく。

「そう……か……みんな、は……」

 皆もどこかで無事でいるのではないか。彼女のそんな淡い希望は、現実を前に脆くも崩れ去った。

「ッ!大丈夫!?」

 様子を急変させたチナーチを見て、出蔵が寝台から腰を上げる。

「あぁ……ねぇ、皆は、セートの体は……?セートにあわせて……」

 チナーチは懇願の言葉を漏らしながら、寝台より立ち上がろうとする。

「あ、ダメ!」

 しかし彼女は自身の体をうまく支えられずにバランスを崩す。そんな彼女の身体を、すかさず寄って入った出蔵が支えた。

「セート……みんな……」

 うわごとのように仲間の名を零すチナーチ。そんな彼女に最早掛ける言葉は見つからず、出蔵はそっとチナーチの頭を撫でた。

「……穏原三曹、これ以上話をするのは無理です」

 出蔵はチナーチの体を再度寝台に降ろさせつつ、首を静かに振るいながら穏原に伝える。

「あぁ、分かっている。彼女には、十分に休んでもらう必要があるな」

 それに対して、了承の言葉を返す穏原。

「酷い話だ……」

 そして穏原は、静かに一言呟いた。
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