12 / 59
チャプター2:「凄惨と衝撃」
2-2:「絶望の町」※
しおりを挟む
笑癒の公国の南地方。隣国、紅の国との国境線近く。
人々の往来で出来た轍を行く、馬に引かれる荷台の馬車があった。
「お、見えて来たぞ」
その内の先頭を行く御者席に座す、中年の男性が声を上げる。彼の視線の先、轍の続く向こうには、城壁で囲まれた町が見えていた。
見えた町は、国境線近くに存在する、愛平の町だ。
「やっとか」
「今回も、いい商売ができるといいわね」
荷台からは同乗していた男女が覗き出て来て、それぞれ声を上げる。
彼等は、商人の一行であり、商売のために愛平の町を訪れたのであった。
「ああっ。今回も、皆頼むぞ」
御者席の中年男性は、仲間達に明るく発し、そして馬を町へと進めた。
商人一行の二台の馬車は、愛平の町の城門前まで辿り着いた。しかしそこで、商隊一行は、妙な状況に出くわした。
町の城門は開け放たれていた。そしてしかし、外から来訪者が来たというのに、衛兵が出て来る様子などはなく、どころか周りに人の気配は無かった。
「……?おかしいな、誰も出てこないぞ」
呟く御者席の中年男性。
「……おーい!」
商隊一行が訝しんでいる所へ、城門の向こうより声が聞こえた。
見れば、城門の向こうで少し小柄な衛兵が、こちらに向けて手を振っていた。
「すまない、門の修理中なんだ!……そのまま入ってくれ!」
そして衛兵は手招きをしながら、商隊一行に向けてそんな言葉を寄越して来た。
「修理中だって」
「ふーん。にしても、なんだか不用心だな」
そんな衛兵の姿と呼びかけを受け、商隊一行はそれを少し妙に思いながらも、一応の納得の様子を浮かべる。
そして手綱を操り馬を進ませ、一行の二台の馬車は、開け放たれた城門を潜り、町の中へと入った。
――その直後であった。
キィィ、という心地の良くない音が一行の背後より聞こえ、そしてバタンという大きな音が響き超えた。
「うっ!?……え……?」
突然の大きな音に驚き、そして背後を振り向く中年の男性。
見れば先まで開け放たれていた、修理中と聞いた背後の城門扉が、固く閉ざされていた。
しかし――さらに巻き起こった事態に、そんなことは細事であった。
「え……ぁ……きゃああああッ!?」
商隊一行の中の、一人の女性から甲高い声が上がる。
そして、一行の全員がその理由を嫌がおうにも知る。
周辺近場にあった、家屋の扉や窓。路地やその他隙間。その至る所から、人ならざる異形の存在――オークや、そして触手の魔物が、湧き出るように姿を現していたのだから。
「な!?お、オーク!?それに……触手獣!?」
突然目の前に現れたそれ等に、中年の男性は驚きの言葉を上げる。
「これは……わ、罠だぁ……!?」
「に、逃げ……う、うわッ!?」
事態に、自分達が魔物達の張った罠に掛かった事に気付いた一行。そして彼等はその場より逃げようとしたが、しかしもう遅かった。
背後の門は固く閉ざされた。そしてなによりオーク達と、気色の悪い動きで這い迫って来た触手達は、あっという間に商隊一行を囲ってしまい、その逃げ道を塞いでいたのだから。
「そんな……ぎゃぁッ!?」
オークと、そして触手達は、馬に。そして商隊の人間に襲い掛かり出した。
踏み込んで来たオークの振るった斧に、商人の男の一人が無残にも切り殺される。
「やめて……うぎゃぁ!?」
「ぐぇッ!?」
「や、やめて……くれぇ……ぁ、ぎぇっ」
オーク達は商隊の男を切り殺し。触手達は男をその身で貫き、あるいは巻き付き絞め殺してゆく。
「いや……放して、やめて!」
「いやぁ!そんな……むぐぅ!?」
その一方で同時に、オーク達や触手達は、商隊の女達を乱暴に捕まえてゆく。そしてあろう事か、捉えた女たちの服を破り割き、その場で囲い犯し始めた。
オーク達はその股間の自慢のモノを。触手達は多数の触手の中でも、生殖に使用される部位を、容赦なく女たちに尽き込んで行く。
「そんな……こ、こんな……」
次々殺され、あるいは犯されてゆく商隊の仲間達の姿。突然として自分たちの身に起こった地獄のような出来事に、中年の男性は御者席で震え、しかし呆然としてる。
「ぐぇ!?ぁ……」
しかしそんな中年の男性にも、直後には触手の魔の手が襲った。
「ぁぁ……こぇっ」
中年の男性は、首に纏わりついた触手にその首を折られ、惨たらしい最後を迎えた。
「ぎゃはハッ!また収穫だぜ」
「メスは二匹いたぜ、二匹!」
「ははハッ!触手共、がっついてやがる!」
男は惨たらしく殺され、女は囲まれ犯される地獄絵図。
しかしそれは一方で、オークや触手達にとっては、笑い喜ぶべく収穫の場であった。
オーク達は笑いながら、馬車に積まれていた荷をひっくり返して漁っている。一部のオークは、商隊の男達の死体を裂いて晒して、玩具のようにしている。そしてまた一部のオーク達は、捕らえた女を代わるがわるで犯していた。
またその脇では、触手が女を捕まえ群がり、同様に犯していた。
そんな地獄の宴の端で、震えながらそれを目の当たりにしている、一人の人間の姿があった。
それは、先に商隊を招き入れた衛兵。その兜の開口部から覗くのは、女の物である目元鼻立ち。衛兵は女であった――いや、違う、彼女は衛兵などではなかった。
「げへへ。お前のおかげで、うまくいったぜ」
「名演技だったゼ」
そんな彼女の元へ、オーク達が集まって来て囲う。
「ぁ……ありがとう……ございます……」
そんなオーク達に、女は明らかに怯えた震える声で返す。
彼女は、この愛平の町の一住民であった。
――この愛平の町は、数日前にオーク達の襲撃を受け、そして陥落していた。
現在、この笑癒の公国の北部地域で、活動攻勢を行っている魔物の軍団。
これに同調参加しようと、笑癒の公国国内や近辺では、いくつかのオークの部族が活動を開始していた。
その部族の内のいくつかが、その途中で合流、肥大化。
それが今回、愛平の町を襲ったのだ。
オーク達は、食料や物資。そして欲の履け口を求めて、軍団への合流を目指す道中に見つけた、愛平の町を襲撃。
肥大化していたオークの群れ。そしてオーク達の飼い伴っていた触手の魔物は脅威であった。
対して、中の下程度の大きさである愛平の町。そして規模兵力の限られる駐留騎士団。町の守りは、お世辞にも十分とは言えなかった。
かくして、抵抗も虚しく町の防御は崩され、そして町は陥落。
抵抗した男達は容赦なく殺され、惨たらしく晒され、それを見せつけられた町人達は降伏。オーク達の軍門に降り、虜囚の身となった。
それからオーク達は、食料や物資を好きな町から好きなままに奪い、そして町の女達を慰み物にした。
ばかりか、オーク達はこの町を一時的な拠点と、さらに罠として利用。まだ町の陥落した事実を知らず、町に訪れる商人や旅人を襲い、さらなる糧を得る事に利用し始めた。
今しがたの惨劇も、その一幕であった。
オーク達は、殺してしまった町の衛兵代わりに、捕らえた町の女に衛兵の恰好をさせ、衛兵の振りをする事を強要。商隊や旅人を誘い込み、罠に嵌めるための手助けをさせていたのだ。逆らえば、囚われている家族を殺されてしまうため、彼女に拒否は許されなかった。
「ぁぁ……ごめんなさい……」
震えながら、目の前で晒される男達の死体や、犯される女達に向けて、謝罪の言葉を漏らす女。
「おい、しみったれた声出すナ。気分が滅入るだろうガッ」
「そうだそうダ。それより、俺達もお楽しみといこうゼぇ」
そんな女と反して、何か下卑た声を口々に上げるオーク達。
「え……あ、ひ!?」
そして女の口から悲鳴が上がる。オーク達は、女を囲いその手足を乱暴に取り羽交い絞めに死、そして女の纏っていた衛兵の鎧を脱がせ、剥きだしたのだ。
「い、いや!そんな、お許しをぉ!」
「うるせェ!天国見せてやるから、覚悟しなァ!」
「ギャハハ!」
慈悲の言葉も届かず、女は笑い声を上げるオーク達に犯され始める。
またも町の一か所で始まった惨劇。
この愛平の町は、絶望と欲望渦巻く、絶望の渦中に落とされたのであった。
絶望、惨劇の舞台と化した愛平の町より、数百メートル地点。
広がる平原の一点に存在する、浅い窪地。
そこに這い身を隠す、何か巨大な体躯の存在が居た。
その存在は、体躯相応のその武骨な手に、遠見鏡――この世界で流通する、簡易的なフィールドスコープを持ち、それを覗き町の方向を観察していた。
「――なんという事だッ」
独特の重々しい声色で、そしてどこか苦々しい様子で、存在はその口から言葉を零す。
「ッ……急ぎたいが、忍び込むには夜を待つ必要がある……」
続け、焦れったい様子の言葉を発するその存在。
「前の抜け穴がまだ使えればいいが……サウセイ、どうか無事でいてくれ――ッ」
そして存在は、願うような口調でそんな言葉を零した。
人々の往来で出来た轍を行く、馬に引かれる荷台の馬車があった。
「お、見えて来たぞ」
その内の先頭を行く御者席に座す、中年の男性が声を上げる。彼の視線の先、轍の続く向こうには、城壁で囲まれた町が見えていた。
見えた町は、国境線近くに存在する、愛平の町だ。
「やっとか」
「今回も、いい商売ができるといいわね」
荷台からは同乗していた男女が覗き出て来て、それぞれ声を上げる。
彼等は、商人の一行であり、商売のために愛平の町を訪れたのであった。
「ああっ。今回も、皆頼むぞ」
御者席の中年男性は、仲間達に明るく発し、そして馬を町へと進めた。
商人一行の二台の馬車は、愛平の町の城門前まで辿り着いた。しかしそこで、商隊一行は、妙な状況に出くわした。
町の城門は開け放たれていた。そしてしかし、外から来訪者が来たというのに、衛兵が出て来る様子などはなく、どころか周りに人の気配は無かった。
「……?おかしいな、誰も出てこないぞ」
呟く御者席の中年男性。
「……おーい!」
商隊一行が訝しんでいる所へ、城門の向こうより声が聞こえた。
見れば、城門の向こうで少し小柄な衛兵が、こちらに向けて手を振っていた。
「すまない、門の修理中なんだ!……そのまま入ってくれ!」
そして衛兵は手招きをしながら、商隊一行に向けてそんな言葉を寄越して来た。
「修理中だって」
「ふーん。にしても、なんだか不用心だな」
そんな衛兵の姿と呼びかけを受け、商隊一行はそれを少し妙に思いながらも、一応の納得の様子を浮かべる。
そして手綱を操り馬を進ませ、一行の二台の馬車は、開け放たれた城門を潜り、町の中へと入った。
――その直後であった。
キィィ、という心地の良くない音が一行の背後より聞こえ、そしてバタンという大きな音が響き超えた。
「うっ!?……え……?」
突然の大きな音に驚き、そして背後を振り向く中年の男性。
見れば先まで開け放たれていた、修理中と聞いた背後の城門扉が、固く閉ざされていた。
しかし――さらに巻き起こった事態に、そんなことは細事であった。
「え……ぁ……きゃああああッ!?」
商隊一行の中の、一人の女性から甲高い声が上がる。
そして、一行の全員がその理由を嫌がおうにも知る。
周辺近場にあった、家屋の扉や窓。路地やその他隙間。その至る所から、人ならざる異形の存在――オークや、そして触手の魔物が、湧き出るように姿を現していたのだから。
「な!?お、オーク!?それに……触手獣!?」
突然目の前に現れたそれ等に、中年の男性は驚きの言葉を上げる。
「これは……わ、罠だぁ……!?」
「に、逃げ……う、うわッ!?」
事態に、自分達が魔物達の張った罠に掛かった事に気付いた一行。そして彼等はその場より逃げようとしたが、しかしもう遅かった。
背後の門は固く閉ざされた。そしてなによりオーク達と、気色の悪い動きで這い迫って来た触手達は、あっという間に商隊一行を囲ってしまい、その逃げ道を塞いでいたのだから。
「そんな……ぎゃぁッ!?」
オークと、そして触手達は、馬に。そして商隊の人間に襲い掛かり出した。
踏み込んで来たオークの振るった斧に、商人の男の一人が無残にも切り殺される。
「やめて……うぎゃぁ!?」
「ぐぇッ!?」
「や、やめて……くれぇ……ぁ、ぎぇっ」
オーク達は商隊の男を切り殺し。触手達は男をその身で貫き、あるいは巻き付き絞め殺してゆく。
「いや……放して、やめて!」
「いやぁ!そんな……むぐぅ!?」
その一方で同時に、オーク達や触手達は、商隊の女達を乱暴に捕まえてゆく。そしてあろう事か、捉えた女たちの服を破り割き、その場で囲い犯し始めた。
オーク達はその股間の自慢のモノを。触手達は多数の触手の中でも、生殖に使用される部位を、容赦なく女たちに尽き込んで行く。
「そんな……こ、こんな……」
次々殺され、あるいは犯されてゆく商隊の仲間達の姿。突然として自分たちの身に起こった地獄のような出来事に、中年の男性は御者席で震え、しかし呆然としてる。
「ぐぇ!?ぁ……」
しかしそんな中年の男性にも、直後には触手の魔の手が襲った。
「ぁぁ……こぇっ」
中年の男性は、首に纏わりついた触手にその首を折られ、惨たらしい最後を迎えた。
「ぎゃはハッ!また収穫だぜ」
「メスは二匹いたぜ、二匹!」
「ははハッ!触手共、がっついてやがる!」
男は惨たらしく殺され、女は囲まれ犯される地獄絵図。
しかしそれは一方で、オークや触手達にとっては、笑い喜ぶべく収穫の場であった。
オーク達は笑いながら、馬車に積まれていた荷をひっくり返して漁っている。一部のオークは、商隊の男達の死体を裂いて晒して、玩具のようにしている。そしてまた一部のオーク達は、捕らえた女を代わるがわるで犯していた。
またその脇では、触手が女を捕まえ群がり、同様に犯していた。
そんな地獄の宴の端で、震えながらそれを目の当たりにしている、一人の人間の姿があった。
それは、先に商隊を招き入れた衛兵。その兜の開口部から覗くのは、女の物である目元鼻立ち。衛兵は女であった――いや、違う、彼女は衛兵などではなかった。
「げへへ。お前のおかげで、うまくいったぜ」
「名演技だったゼ」
そんな彼女の元へ、オーク達が集まって来て囲う。
「ぁ……ありがとう……ございます……」
そんなオーク達に、女は明らかに怯えた震える声で返す。
彼女は、この愛平の町の一住民であった。
――この愛平の町は、数日前にオーク達の襲撃を受け、そして陥落していた。
現在、この笑癒の公国の北部地域で、活動攻勢を行っている魔物の軍団。
これに同調参加しようと、笑癒の公国国内や近辺では、いくつかのオークの部族が活動を開始していた。
その部族の内のいくつかが、その途中で合流、肥大化。
それが今回、愛平の町を襲ったのだ。
オーク達は、食料や物資。そして欲の履け口を求めて、軍団への合流を目指す道中に見つけた、愛平の町を襲撃。
肥大化していたオークの群れ。そしてオーク達の飼い伴っていた触手の魔物は脅威であった。
対して、中の下程度の大きさである愛平の町。そして規模兵力の限られる駐留騎士団。町の守りは、お世辞にも十分とは言えなかった。
かくして、抵抗も虚しく町の防御は崩され、そして町は陥落。
抵抗した男達は容赦なく殺され、惨たらしく晒され、それを見せつけられた町人達は降伏。オーク達の軍門に降り、虜囚の身となった。
それからオーク達は、食料や物資を好きな町から好きなままに奪い、そして町の女達を慰み物にした。
ばかりか、オーク達はこの町を一時的な拠点と、さらに罠として利用。まだ町の陥落した事実を知らず、町に訪れる商人や旅人を襲い、さらなる糧を得る事に利用し始めた。
今しがたの惨劇も、その一幕であった。
オーク達は、殺してしまった町の衛兵代わりに、捕らえた町の女に衛兵の恰好をさせ、衛兵の振りをする事を強要。商隊や旅人を誘い込み、罠に嵌めるための手助けをさせていたのだ。逆らえば、囚われている家族を殺されてしまうため、彼女に拒否は許されなかった。
「ぁぁ……ごめんなさい……」
震えながら、目の前で晒される男達の死体や、犯される女達に向けて、謝罪の言葉を漏らす女。
「おい、しみったれた声出すナ。気分が滅入るだろうガッ」
「そうだそうダ。それより、俺達もお楽しみといこうゼぇ」
そんな女と反して、何か下卑た声を口々に上げるオーク達。
「え……あ、ひ!?」
そして女の口から悲鳴が上がる。オーク達は、女を囲いその手足を乱暴に取り羽交い絞めに死、そして女の纏っていた衛兵の鎧を脱がせ、剥きだしたのだ。
「い、いや!そんな、お許しをぉ!」
「うるせェ!天国見せてやるから、覚悟しなァ!」
「ギャハハ!」
慈悲の言葉も届かず、女は笑い声を上げるオーク達に犯され始める。
またも町の一か所で始まった惨劇。
この愛平の町は、絶望と欲望渦巻く、絶望の渦中に落とされたのであった。
絶望、惨劇の舞台と化した愛平の町より、数百メートル地点。
広がる平原の一点に存在する、浅い窪地。
そこに這い身を隠す、何か巨大な体躯の存在が居た。
その存在は、体躯相応のその武骨な手に、遠見鏡――この世界で流通する、簡易的なフィールドスコープを持ち、それを覗き町の方向を観察していた。
「――なんという事だッ」
独特の重々しい声色で、そしてどこか苦々しい様子で、存在はその口から言葉を零す。
「ッ……急ぎたいが、忍び込むには夜を待つ必要がある……」
続け、焦れったい様子の言葉を発するその存在。
「前の抜け穴がまだ使えればいいが……サウセイ、どうか無事でいてくれ――ッ」
そして存在は、願うような口調でそんな言葉を零した。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
装甲列車、異世界へ ―陸上自衛隊〝建設隊〟 異界の軌道を行く旅路―
EPIC
ファンタジー
建設隊――陸上自衛隊にて編制運用される、鉄道運用部隊。
そしてその世界の陸上自衛隊 建設隊は、旧式ながらも装甲列車を保有運用していた。
そんな建設隊は、何の因果か巡り合わせか――異世界の地を新たな任務作戦先とすることになる――
陸上自衛隊が装甲列車で異世界を旅する作戦記録――開始。
注意)「どんと来い超常現象」な方針で、自衛隊側も超技術の恩恵を受けてたり、めっちゃ強い隊員の人とか出てきます。まじめな現代軍隊inファンタジーを期待すると盛大に肩透かしを食らいます。ハジケる覚悟をしろ。
・「異世界を――装甲列車で冒険したいですッ!」、そんな欲望のままに開始した作品です。
・現実的な多々の問題点とかぶん投げて、勢いと雰囲気で乗り切ります。
・作者は鉄道関係に関しては完全な素人です。
・自衛隊の名称をお借りしていますが、装甲列車が出てくる時点で現実とは異なる組織です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
日本VS異世界国家! ー政府が、自衛隊が、奮闘する。
スライム小説家
SF
令和5年3月6日、日本国は唐突に異世界へ転移してしまった。
地球の常識がなにもかも通用しない魔法と戦争だらけの異世界で日本国は生き延びていけるのか!?
異世界国家サバイバル、ここに爆誕!
【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部
山本 双六
歴史・時代
たくさんの人が亡くなった太平洋戦争。では、もし日本が勝てば原爆が落とされず、何万人の人が助かったかもしれないそう思い執筆しました。(一部史実と異なることがあるためご了承ください)初投稿ということで俊也さんの『re:太平洋戦争・大東亜の旭日となれ』を参考にさせて頂きました。
これからどうかよろしくお願い致します!
ちなみに、作品の表紙は、AIで生成しております。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
無能力者と神聖欠陥
島流十次
SF
一度崩壊した世界は生まれ変わり、それから特に成長したのは人類の「脳開発」だった。頚椎にチップが埋め込まれ、脳が発達し、人は超能力を手にするようになり、超能力を扱えるものは「有能」と呼ばれる。しかし、チップを埋め込まれても尚能力を持てない者は多数いた。「無能」は『石頭』と揶揄され、第二新釜山に住む大学生、ググもまた、『石頭』であった。ある日、アルバイト先で、一人の奇妙な「有能」の少女と出会ってから、ググの日常はそれまでとは大きく変わってゆく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
どうやら世間ではウイルスが流行っているようです!!
うさ丸
SF
高校卒業を切っ掛けに、毒親との縁を断ちきり他県の田舎の山奥にある限界集落で新生活スローライフをスタートした。
順調だと思われた生活に異変が。都心で猛威を振るったウイルスが暴走、感染した人々が狂暴化し魔の手が迫って来る。逃げるべきか、それともこの場に留まるべきか。
異世界列島
黒酢
ファンタジー
【速報】日本列島、異世界へ!資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年!?そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明―――新大陸の発見。だが……異世界の大陸には厄介な生物。有り難くない〝宗教〟に〝覇権主義国〟と、問題の火種がハーレム状態。手足を縛られた(憲法の話)日本は、この覇権主義の世界に平和と安寧をもたらすことができるのか!?今ここに……日本国民及び在留外国人―――総勢1億3000万人―――を乗せた列島の奮闘が始まる…… 始まってしまった!!
■【毎日投稿】2019.2.27~3.1
毎日投稿ができず申し訳ありません。今日から三日間、大量投稿を致します。
今後の予定(3日間で計14話投稿予定)
2.27 20時、21時、22時、23時
2.28 7時、8時、12時、16時、21時、23時
3.1 7時、12時、16時、21時
■なろう版とサブタイトルが異なる話もありますが、その内容は同じです。なお、一部修正をしております。また、改稿が前後しており、修正ができていない話も含まれております。ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる