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スローライフに不穏な足音
異常
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鍋は大好評、最後の雑炊も美味しく食べて皆 満足気だ。
ゆらゆら
ゆらゆら
小島から出よう
決心するも
まだ 小島に居る
何度も何度 渡ろうと
細い砂浜を3歩進むと
元の小島に戻ってる
渡れない私は疲れ
そのまま 眠り
起きては 進むを繰り返すだけ
助けを呼ぶ様に
涙を流して
仔犬に慰められる
こんな事では
何時まで経っても
小島から出れない
立ち上がり
肺に空気を溜め込み
息を吐き出すともに
でかい声を出した
"たすけてーーー!!!"
たった この一言
谺響すること無く
森に吸い込まれる声
大人しい仔犬が
ガウガウ仔犬が鳴き声に
違和感を感じる
しゃがみ 仔犬に手を伸ばすと
この島に来て初めての影が差し込む
見上げると
ペガサスとドラゴン
見覚えあるシルエットに
首を傾げた
仔犬に
"フェルリン"
声をかける
嬉しそうに尻尾を振るフェルリン
"仔犬だと思ってた"
耳も尻尾も勢いを無くしペション
可哀想な程項垂れる姿
フェルリン、ペガサス、ドラゴン
現実と夢の中
なんだろう
見過ごすことが出来ない
ゆらゆら
ゆらゆら
待ってと 呟くも 夢から覚めた。
カーテンの隙間から日が差し込も 身体が動かない。
どうして 夢の中で私は3獣と一緒になったのだろ?
夢をハッキリ 覚えてる時点でおかしいくな無いか?
そもそも!夢の続きを見てる時点で おかしいと気づけよ私!!
世界が違えば夢の見方迄違うと思い込んでたのが間違いだと思わないといけなかったのだ。
この夢は かなり特殊であり 異常?だ!
誰に確かめる?!
夢の中で貴方に会ってるの。
的なニュアンスは避けたい、ならば3獣は排除、残るは亀夫婦だ。
亀蔵は?お嫁ちゃん以外は興味がないか?!
ならばマキか?
でも、いきなり こんな変な夢見てますは変人扱いされてしまう。
よく知りもしない人に こんな感じの夢 見てるけどなんて 話す勇気もない。
では、ジュナイル?
1人で4聖獣をテイムしてしまって、何やってんだと 怒られる時にSの本領発揮されても困る。
それに 理由のわからない告白もされてる。
コレも 出来る限り秘密にしておきたい。
とんでもない告白だけでも 手に負えないのに 夢迄出てこられたら 気の休まる時がない。
とかポロリと言ってしまう危険性を避けるためにもジユナイルは無しの方向で。
あぁ~ 、後 2日で 街にも行かないと行けなかった。
面倒臭い!!
出来ることなら 全て投げ出したい。
恋愛も わざわざしたくもない
夢だって 見ないで静かに心地よく目覚めたい
街にも 行きたい時に行くスタイルがいい
なんで こんな事に・・・
一つづつ 1人で解決するしかないか。
先ずは目の前の問題か?
試食会料理だけ 押し付けて帰って来たい。
そもそも、料理が食べたい訳で わざわざ私が出向かなくてもいい様な気がする。
だって、料理は出来てるからだ。
それでもいい様な気がしてきた。
でも、なんとなく 出来ない気がする。
なんだろうねー??コレも 悩みだ。
感が冴える方では無いのにピピッと 閃く?感じる?イメージ?が 流れ込んで来る・・・うーん 上手く伝える言葉を持たないのに 誰に説明するのだ。
"言葉を持たないものが自分の思いを伝える事は出来ない。
的確な言葉は経験した事で生まれる。"
若かりし頃聞いた言葉だ。
新人教育をしてくれた先輩の言葉だ。
"コレから 沢山の事を経験しなさい"って 思いを込めて言ってくれた言葉。
新しい経験は大歓迎でも、いっぺんに来られると迷惑にしかならなってことを学んだよ。
コレが書類の整理とか、集計とかなら なんら問題なくやれたのに。
逆に今なら 来るなら来いって言えてしまう。
なにかに集中してた方が現実逃避できる。
起きてからなり時間が経ってしまったのか ドアのノックで思考が途切れてしまった。
「起きてるか?入るぞ」
アオトが心配顔で入ってきた。
「おはようアオト」
「ああ おはよう。早起きのミホが起きて来ないから心配した」
「ごめん 今から朝食つくるね」
「謝る必要はない」
「貴方達が 自慢した甘い玉子焼きを亀夫婦に振る舞わないとね」
夕飯時に どれもコレも美味いが最高に美味いのが甘い玉子焼きだ、声をそろえて大絶賛する3人に興奮してワシにも食わしてくれと、懇願されてしまい、今日 出してやると約束してしまっていたのだ。
今朝 我が家のダイニングテーブルで悲鳴が 響いた。
「なんじゃ~この美味い食べ物はぁ~」
ふふっ 甘い玉子焼きは100発100中の大絶賛だな。
亀蔵の悲鳴を聞いた後で1口食べるマキは
硬直してしまったようだ。
モゴモゴ 何か言ってるがほぼ "すごい"だ。
亀蔵が自分の皿から玉子焼きが消えてしまい悲しそうだ。
3人の皿の玉子焼きを、物欲しそうに見つめるが亀蔵から玉子焼きを隠しながら黙々と朝食を終える3人と亀蔵は、私に何度も玉子焼きを作ってくれと執拗く喚く亀蔵をマキが窘めてた。
ゆらゆら
ゆらゆら
小島から出よう
決心するも
まだ 小島に居る
何度も何度 渡ろうと
細い砂浜を3歩進むと
元の小島に戻ってる
渡れない私は疲れ
そのまま 眠り
起きては 進むを繰り返すだけ
助けを呼ぶ様に
涙を流して
仔犬に慰められる
こんな事では
何時まで経っても
小島から出れない
立ち上がり
肺に空気を溜め込み
息を吐き出すともに
でかい声を出した
"たすけてーーー!!!"
たった この一言
谺響すること無く
森に吸い込まれる声
大人しい仔犬が
ガウガウ仔犬が鳴き声に
違和感を感じる
しゃがみ 仔犬に手を伸ばすと
この島に来て初めての影が差し込む
見上げると
ペガサスとドラゴン
見覚えあるシルエットに
首を傾げた
仔犬に
"フェルリン"
声をかける
嬉しそうに尻尾を振るフェルリン
"仔犬だと思ってた"
耳も尻尾も勢いを無くしペション
可哀想な程項垂れる姿
フェルリン、ペガサス、ドラゴン
現実と夢の中
なんだろう
見過ごすことが出来ない
ゆらゆら
ゆらゆら
待ってと 呟くも 夢から覚めた。
カーテンの隙間から日が差し込も 身体が動かない。
どうして 夢の中で私は3獣と一緒になったのだろ?
夢をハッキリ 覚えてる時点でおかしいくな無いか?
そもそも!夢の続きを見てる時点で おかしいと気づけよ私!!
世界が違えば夢の見方迄違うと思い込んでたのが間違いだと思わないといけなかったのだ。
この夢は かなり特殊であり 異常?だ!
誰に確かめる?!
夢の中で貴方に会ってるの。
的なニュアンスは避けたい、ならば3獣は排除、残るは亀夫婦だ。
亀蔵は?お嫁ちゃん以外は興味がないか?!
ならばマキか?
でも、いきなり こんな変な夢見てますは変人扱いされてしまう。
よく知りもしない人に こんな感じの夢 見てるけどなんて 話す勇気もない。
では、ジュナイル?
1人で4聖獣をテイムしてしまって、何やってんだと 怒られる時にSの本領発揮されても困る。
それに 理由のわからない告白もされてる。
コレも 出来る限り秘密にしておきたい。
とんでもない告白だけでも 手に負えないのに 夢迄出てこられたら 気の休まる時がない。
とかポロリと言ってしまう危険性を避けるためにもジユナイルは無しの方向で。
あぁ~ 、後 2日で 街にも行かないと行けなかった。
面倒臭い!!
出来ることなら 全て投げ出したい。
恋愛も わざわざしたくもない
夢だって 見ないで静かに心地よく目覚めたい
街にも 行きたい時に行くスタイルがいい
なんで こんな事に・・・
一つづつ 1人で解決するしかないか。
先ずは目の前の問題か?
試食会料理だけ 押し付けて帰って来たい。
そもそも、料理が食べたい訳で わざわざ私が出向かなくてもいい様な気がする。
だって、料理は出来てるからだ。
それでもいい様な気がしてきた。
でも、なんとなく 出来ない気がする。
なんだろうねー??コレも 悩みだ。
感が冴える方では無いのにピピッと 閃く?感じる?イメージ?が 流れ込んで来る・・・うーん 上手く伝える言葉を持たないのに 誰に説明するのだ。
"言葉を持たないものが自分の思いを伝える事は出来ない。
的確な言葉は経験した事で生まれる。"
若かりし頃聞いた言葉だ。
新人教育をしてくれた先輩の言葉だ。
"コレから 沢山の事を経験しなさい"って 思いを込めて言ってくれた言葉。
新しい経験は大歓迎でも、いっぺんに来られると迷惑にしかならなってことを学んだよ。
コレが書類の整理とか、集計とかなら なんら問題なくやれたのに。
逆に今なら 来るなら来いって言えてしまう。
なにかに集中してた方が現実逃避できる。
起きてからなり時間が経ってしまったのか ドアのノックで思考が途切れてしまった。
「起きてるか?入るぞ」
アオトが心配顔で入ってきた。
「おはようアオト」
「ああ おはよう。早起きのミホが起きて来ないから心配した」
「ごめん 今から朝食つくるね」
「謝る必要はない」
「貴方達が 自慢した甘い玉子焼きを亀夫婦に振る舞わないとね」
夕飯時に どれもコレも美味いが最高に美味いのが甘い玉子焼きだ、声をそろえて大絶賛する3人に興奮してワシにも食わしてくれと、懇願されてしまい、今日 出してやると約束してしまっていたのだ。
今朝 我が家のダイニングテーブルで悲鳴が 響いた。
「なんじゃ~この美味い食べ物はぁ~」
ふふっ 甘い玉子焼きは100発100中の大絶賛だな。
亀蔵の悲鳴を聞いた後で1口食べるマキは
硬直してしまったようだ。
モゴモゴ 何か言ってるがほぼ "すごい"だ。
亀蔵が自分の皿から玉子焼きが消えてしまい悲しそうだ。
3人の皿の玉子焼きを、物欲しそうに見つめるが亀蔵から玉子焼きを隠しながら黙々と朝食を終える3人と亀蔵は、私に何度も玉子焼きを作ってくれと執拗く喚く亀蔵をマキが窘めてた。
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