24 / 199
閑話
可愛いお友達 (ジュナイルにお願い編
しおりを挟む
結界を出てお散歩採取をしてると、仲良くなった精霊の小人さんがどこらとも無く現れては、遊ぼと誘ってくる。
最初は萌葱色の小人さんだけだったのに、ピンク、緑、青、赤、オレンジ とどんどん増えてきた小人さん達に 花かんむりや押し花を教えてたが、中には走り回る子もいたので 隠れんぼや だるまさんが転んだ を教えて遊んでは 一緒にお昼を食べる様になった。
やっぱりというか なんと言うか、1番人気は甘い卵焼きだ。
一人一人顔は違うのに鼻だけは形は違えど団子鼻。
小人さんのチャームポイント、可愛い所だと教える、 一人一人が個性が現れる可愛らしい照れ方をする。
今では 私の可愛らしいお友達だ。
仲良くなった小人さん達は、私のお庭を見てみたいとお願いしてきた。
見せてあげてもいいけど、結界を潜るにはテイムしないといけない。そうなれば、苦手な名前を考えないと行けなくなる。
テイムなしで潜る方法は無いかその日の夜、ジュナイル相談する事にした。
「久しいな、元気か?」
「ハイ、元気です。アオトもいい子で毎日楽しいです。ジュナイルはお元気ですか」
「そうか、それはなにより。私は代わりない」
「代わりないのが1番ですね。私は 毎日楽しいんですが、ちょっと困った事が」
「困った事とはなんだ」
「仲良くなった精霊さんを我が家の庭に招待したいのですが、テイム無しでって出来ませんか?」
「仲良くなったのなら、テイムしてもいいか精霊に相談すれば問題無いのでは?」
「仲良くなった小人さんの数が・・・あの子達の名前を考えると・・・萌黄さん、ピンクさん、赤さん、青さん・・・色しか思いつかない・・・」
「あ~、そうだな・・・・・仲良くなった精霊達を庭に招きたいのだな。私の方でなんとかしよう。任せなさい」
「本当に!相談してよかったぁ~ありがとうジュナイル」
「他に困ってる事はないか?」
「ジュナイルのおかげで問題解決したので 今は無いですね。
そうだ、フリージアはお元気ですか?問題なんて起こして無いですよね」
「ふふふ、毎日 送られてくる手紙で 元気だと分かる。
フリージアも 毎日反省して 二度と同じ間違いを侵さない様にと必死だ。
まぁ、本人は必死だろうが、私からしたら まだまだ だな。いい加減、同じ言葉の繰り返しになってきている事に腹が立つから、そろそろ出向いてやらねばな。ククク
美穂はフリージアの事は気にせず、暮らしなさい」
「・・・ありがとうございます。私が目指すのは、快適な ゆっくりスローライフなので」
「そうだったな。また、何か困った事が有れば何時で
も相談してくれ」
「そう言って頂けると心強くて助かります。また、困った時は相談させて下さい」
「遠慮はいらない、何時でも気にせず念話してくれ。ではな」
プツリと切れた念話。
テイム無しで小人さんが、我が家の庭に遊びに来てくれるのは嬉しい。
ついでにとばかりに フリージアの事を聞いたのは間違いだった。
背筋が寒くなるジュナイルの笑い。
毎日の手紙とはなんだ?フリージアとジュナイルが仲良く文通とかしてるのか?
毎日 反省?・・・・・"同じ言葉の繰り返しになってる"とか。・・・まさか、反省文なのか?・・・・・ジュナイルも神様だ、余り無茶な事はしないだろうと信じ・・・深く考えたら負けだ!
無視だ、無視するのが正解な気が・・・する。
うん、精霊が遊びに来てくれるのを楽しみに待ってみるか。
☆☆☆☆☆
美穂が精霊と仲良くしてるのは、見ていて知っていた。
そのまま テイムするかも知れないと思っていたが、フェルリンの碧士が牽制していて 低級精霊達と仲良くするのは許せても美穂の従精霊になるのはどうも許せない雰囲気だ。
フェルリンの行動を面白く思っていた頃に美穂から念話が送られてきた。
精霊達を庭に招待したいと相談され、1番面倒がないテイムを進めたが、名前を付けるのがどうも苦手らしい。
確かに フェルリンの最初の名前がてしてし君だった。
てしてし君は酷いなと思っていたが、精霊達の名前も服の色に合わせただけの物しか浮かばない様子。色のみの名前も可哀想な気がする。
仕方ない、結界に少し手を加えるか。
精霊と妖精は非常に中がいい、この際 妖精も通過させるか。
美穂が仲良くなり招待したいと思う者。また、美穂と仲良くしたいと願う低級 中級精霊・妖精達は通過、但し邪な思いを持つものは我が許可しない。
クククッ、フェルリンの反応も楽しみだ。
他に困ってる事はないか尋ねた時にフリージアは元気かと聞かれ、フツフツとやり場のない 怒りが。
ごめんなさい、失敗しません、許して下さい、2度と同じ過ちは犯しません・・・何度となく出てくる言葉。
文書ではなく、単語の羅列が毎日 反省文として送られてくる。
私が全てに目を通してると分かっているのか怪しいが、いい加減まともな文書で 反省文を読みたいものだ。
もう一度、鍛え直さないと駄目だろう。
よし、たっぷり扱きに行くか。ククク
美穂はフリージアの犠牲者だ。美穂には快適に過ごしてもらわなければと思い、気にするなと言葉をかけ、再度 言葉を重ねて念話を手早く切った。
思い立った時が吉日と言う 素晴らしい言葉がある事だし、フリージアの元に出向くか。
ククク
最初は萌葱色の小人さんだけだったのに、ピンク、緑、青、赤、オレンジ とどんどん増えてきた小人さん達に 花かんむりや押し花を教えてたが、中には走り回る子もいたので 隠れんぼや だるまさんが転んだ を教えて遊んでは 一緒にお昼を食べる様になった。
やっぱりというか なんと言うか、1番人気は甘い卵焼きだ。
一人一人顔は違うのに鼻だけは形は違えど団子鼻。
小人さんのチャームポイント、可愛い所だと教える、 一人一人が個性が現れる可愛らしい照れ方をする。
今では 私の可愛らしいお友達だ。
仲良くなった小人さん達は、私のお庭を見てみたいとお願いしてきた。
見せてあげてもいいけど、結界を潜るにはテイムしないといけない。そうなれば、苦手な名前を考えないと行けなくなる。
テイムなしで潜る方法は無いかその日の夜、ジュナイル相談する事にした。
「久しいな、元気か?」
「ハイ、元気です。アオトもいい子で毎日楽しいです。ジュナイルはお元気ですか」
「そうか、それはなにより。私は代わりない」
「代わりないのが1番ですね。私は 毎日楽しいんですが、ちょっと困った事が」
「困った事とはなんだ」
「仲良くなった精霊さんを我が家の庭に招待したいのですが、テイム無しでって出来ませんか?」
「仲良くなったのなら、テイムしてもいいか精霊に相談すれば問題無いのでは?」
「仲良くなった小人さんの数が・・・あの子達の名前を考えると・・・萌黄さん、ピンクさん、赤さん、青さん・・・色しか思いつかない・・・」
「あ~、そうだな・・・・・仲良くなった精霊達を庭に招きたいのだな。私の方でなんとかしよう。任せなさい」
「本当に!相談してよかったぁ~ありがとうジュナイル」
「他に困ってる事はないか?」
「ジュナイルのおかげで問題解決したので 今は無いですね。
そうだ、フリージアはお元気ですか?問題なんて起こして無いですよね」
「ふふふ、毎日 送られてくる手紙で 元気だと分かる。
フリージアも 毎日反省して 二度と同じ間違いを侵さない様にと必死だ。
まぁ、本人は必死だろうが、私からしたら まだまだ だな。いい加減、同じ言葉の繰り返しになってきている事に腹が立つから、そろそろ出向いてやらねばな。ククク
美穂はフリージアの事は気にせず、暮らしなさい」
「・・・ありがとうございます。私が目指すのは、快適な ゆっくりスローライフなので」
「そうだったな。また、何か困った事が有れば何時で
も相談してくれ」
「そう言って頂けると心強くて助かります。また、困った時は相談させて下さい」
「遠慮はいらない、何時でも気にせず念話してくれ。ではな」
プツリと切れた念話。
テイム無しで小人さんが、我が家の庭に遊びに来てくれるのは嬉しい。
ついでにとばかりに フリージアの事を聞いたのは間違いだった。
背筋が寒くなるジュナイルの笑い。
毎日の手紙とはなんだ?フリージアとジュナイルが仲良く文通とかしてるのか?
毎日 反省?・・・・・"同じ言葉の繰り返しになってる"とか。・・・まさか、反省文なのか?・・・・・ジュナイルも神様だ、余り無茶な事はしないだろうと信じ・・・深く考えたら負けだ!
無視だ、無視するのが正解な気が・・・する。
うん、精霊が遊びに来てくれるのを楽しみに待ってみるか。
☆☆☆☆☆
美穂が精霊と仲良くしてるのは、見ていて知っていた。
そのまま テイムするかも知れないと思っていたが、フェルリンの碧士が牽制していて 低級精霊達と仲良くするのは許せても美穂の従精霊になるのはどうも許せない雰囲気だ。
フェルリンの行動を面白く思っていた頃に美穂から念話が送られてきた。
精霊達を庭に招待したいと相談され、1番面倒がないテイムを進めたが、名前を付けるのがどうも苦手らしい。
確かに フェルリンの最初の名前がてしてし君だった。
てしてし君は酷いなと思っていたが、精霊達の名前も服の色に合わせただけの物しか浮かばない様子。色のみの名前も可哀想な気がする。
仕方ない、結界に少し手を加えるか。
精霊と妖精は非常に中がいい、この際 妖精も通過させるか。
美穂が仲良くなり招待したいと思う者。また、美穂と仲良くしたいと願う低級 中級精霊・妖精達は通過、但し邪な思いを持つものは我が許可しない。
クククッ、フェルリンの反応も楽しみだ。
他に困ってる事はないか尋ねた時にフリージアは元気かと聞かれ、フツフツとやり場のない 怒りが。
ごめんなさい、失敗しません、許して下さい、2度と同じ過ちは犯しません・・・何度となく出てくる言葉。
文書ではなく、単語の羅列が毎日 反省文として送られてくる。
私が全てに目を通してると分かっているのか怪しいが、いい加減まともな文書で 反省文を読みたいものだ。
もう一度、鍛え直さないと駄目だろう。
よし、たっぷり扱きに行くか。ククク
美穂はフリージアの犠牲者だ。美穂には快適に過ごしてもらわなければと思い、気にするなと言葉をかけ、再度 言葉を重ねて念話を手早く切った。
思い立った時が吉日と言う 素晴らしい言葉がある事だし、フリージアの元に出向くか。
ククク
37
お気に入りに追加
2,538
あなたにおすすめの小説
転生先が森って神様そりゃないよ~チート使ってほのぼの生活目指します~
紫紺
ファンタジー
前世社畜のOLは死後いきなり現れた神様に異世界に飛ばされる。ここでへこたれないのが社畜OL!森の中でも何のそのチートと知識で乗り越えます!
「っていうか、体小さくね?」
あらあら~頑張れ~
ちょっ!仕事してください!!
やるぶんはしっかりやってるわよ~
そういうことじゃないっ!!
「騒がしいなもう。って、誰だよっ」
そのチート幼女はのんびりライフをおくることはできるのか
無理じゃない?
無理だと思う。
無理でしょw
あーもう!締まらないなあ
この幼女のは無自覚に無双する!!
周りを巻き込み、困難も何のその!!かなりのお人よしで自覚なし!!ドタバタファンタジーをお楽しみくださいな♪
《完結》転生令嬢の甘い?異世界スローライフ ~神の遣いのもふもふを添えて~
芽生 (メイ)
ファンタジー
ガタガタと揺れる馬車の中、天海ハルは目を覚ます。
案ずるメイドに頭の中の記憶を頼りに会話を続けるハルだが
思うのはただ一つ
「これが異世界転生ならば詰んでいるのでは?」
そう、ハルが転生したエレノア・コールマンは既に断罪後だったのだ。
エレノアが向かう先は正道院、膨大な魔力があるにもかかわらず
攻撃魔法は封じられたエレノアが使えるのは生活魔法のみ。
そんなエレノアだが、正道院に来てあることに気付く。
自給自足で野菜やハーブ、畑を耕し、限られた人々と接する
これは異世界におけるスローライフが出来る?
希望を抱き始めたエレノアに突然現れたのはふわふわもふもふの狐。
だが、メイドが言うにはこれは神の使い、聖女の証?
もふもふと共に過ごすエレノアのお菓子作りと異世界スローライフ!
※場所が正道院で女性中心のお話です
※小説家になろう! カクヨムにも掲載中
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
異世界転生したら何でも出来る天才だった。
桂木 鏡夜
ファンタジー
高校入学早々に大型トラックに跳ねられ死ぬが気がつけば自分は3歳の可愛いらしい幼児に転生していた。
だが等本人は前世で特に興味がある事もなく、それは異世界に来ても同じだった。
そんな主人公アルスが何故俺が異世界?と自分の存在意義を見いだせずにいるが、10歳になり必ず受けなければならない学校の入学テストで思わぬ自分の才能に気づくのであった。
===========================
始めから強い設定ですが、徐々に強くなっていく感じになっております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる