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第3章
夏休み 5
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寝たのは 何時だろ。
「まだ ゆっくり寝てれば良いから。今日は大人しくね」
霞のかかった頭を起こしにかかるが まだ起きてくれずに自分の意志とは真逆の方向に司令が送られて ズルズルと眠りに落ちて行く。
「あぅ、 ぃってらしゃ~」
「うん 行ってきます。いい子でいてね」
チュッと 頬にキスをして意気揚々に仕事に向かう怜登の そんな姿を薄ら開けた目で見送り 眠り、次に起きたのはお昼だ。
行儀悪く ベッドの上でご飯を食べて 宿題を少しして また眠って起きて 食べて寝て。起きたら夕方。
夏休み1日目で だらけてるのって許されるのか?
ダメだろ!
「ただいま淳」
ニコニコと上機嫌の怜登はベッドに座り 俺にはキスして来た。しかも、ガッツリと舌を入れたキスだ。
キスも気持ちよくて嫌いじゃ無いけど、今はダメだろう。
力の差はあるが、軽く押しただけで少しの力で素直に離れてくれた怜登。
「お帰り」
「ただいま。昨日はちょっと 無理させてごめんね。もう、大丈夫?」
「今日はずっと寝てたから大丈夫。一日中寝てる生活はだらけてるみたいで 嫌かな。次からは もうちょっと考えて欲しい」
「ふふ、わかったから ちゃんとキスさせて」
「え?さっき したよね?」
「アレで した内に入るの?」
「入るよね?怜登は入らないの」
「敦は満足したの?俺は離れてた時間の寂しいさを埋めるだけのキスをしたい。だからまだ満足してない」
仕事を疎かには出来ないから 俺と離れるのは仕方ない。
俺と離れてる間 寂しかったと 大人の癖に寂しかったと言う怜登が可愛く見える。
「俺が寂しかった 分をキスで埋めさせて」
首を傾げてお願いしてくる怜登の首と脇下に腕をまわして抱きつき お願いを聞くことにした。
キスだけと思いキスをしたのに、いつの間にか パジャマの合わせのボタンが外れ肩から パジャマが滑り落ちる。
「綺麗だ 敦。俺だけが見れる姿とか贅沢だ」
ダメだ止めないと とは思うけど、身体にキスを落として 新たな花弁を付けていく怜登を止めれずに 甘い吐息を吐きなが受け入れてしまった。
気がつけば 朝で 昨日と同じ様に見送る結果になってしまった。
馬鹿だよなぁ~俺。可愛く見えたからってらそのまま 受け入れて本番とか。
ないわぁ~。
「まだ ゆっくり寝てれば良いから。今日は大人しくね」
霞のかかった頭を起こしにかかるが まだ起きてくれずに自分の意志とは真逆の方向に司令が送られて ズルズルと眠りに落ちて行く。
「あぅ、 ぃってらしゃ~」
「うん 行ってきます。いい子でいてね」
チュッと 頬にキスをして意気揚々に仕事に向かう怜登の そんな姿を薄ら開けた目で見送り 眠り、次に起きたのはお昼だ。
行儀悪く ベッドの上でご飯を食べて 宿題を少しして また眠って起きて 食べて寝て。起きたら夕方。
夏休み1日目で だらけてるのって許されるのか?
ダメだろ!
「ただいま淳」
ニコニコと上機嫌の怜登はベッドに座り 俺にはキスして来た。しかも、ガッツリと舌を入れたキスだ。
キスも気持ちよくて嫌いじゃ無いけど、今はダメだろう。
力の差はあるが、軽く押しただけで少しの力で素直に離れてくれた怜登。
「お帰り」
「ただいま。昨日はちょっと 無理させてごめんね。もう、大丈夫?」
「今日はずっと寝てたから大丈夫。一日中寝てる生活はだらけてるみたいで 嫌かな。次からは もうちょっと考えて欲しい」
「ふふ、わかったから ちゃんとキスさせて」
「え?さっき したよね?」
「アレで した内に入るの?」
「入るよね?怜登は入らないの」
「敦は満足したの?俺は離れてた時間の寂しいさを埋めるだけのキスをしたい。だからまだ満足してない」
仕事を疎かには出来ないから 俺と離れるのは仕方ない。
俺と離れてる間 寂しかったと 大人の癖に寂しかったと言う怜登が可愛く見える。
「俺が寂しかった 分をキスで埋めさせて」
首を傾げてお願いしてくる怜登の首と脇下に腕をまわして抱きつき お願いを聞くことにした。
キスだけと思いキスをしたのに、いつの間にか パジャマの合わせのボタンが外れ肩から パジャマが滑り落ちる。
「綺麗だ 敦。俺だけが見れる姿とか贅沢だ」
ダメだ止めないと とは思うけど、身体にキスを落として 新たな花弁を付けていく怜登を止めれずに 甘い吐息を吐きなが受け入れてしまった。
気がつけば 朝で 昨日と同じ様に見送る結果になってしまった。
馬鹿だよなぁ~俺。可愛く見えたからってらそのまま 受け入れて本番とか。
ないわぁ~。
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