10 / 26
身を持って教わる。
しおりを挟む
筐夫妻がスーツケースを押しながら3人に囲まれて空港を出ていく。その後を引きづられながらも喚く息子が一緒に出ていく所を見た。
「ニュースのネタがつきない状態だな」
「その様ですね」
「東 銀司さんですね。この様な場所でお会いするとは思っておりませんでしたが、あの方とお知り合いだったのですか?」
「やっぱり 貴方」
懐に手を入れて取り出した名刺入れを取り出した丁寧に東 親子に渡した。
「ご挨拶が遅れました。私、北条 騰貴と申します。この度は我社の不手際でご迷惑をおかけした事 深くお詫び致します」
傾斜45度の見事なお辞儀をしてみせた騰貴に固まって恐縮してるの東親子。
「よっ、雅史」
?、隣を見たら、気軽に内藤さんの名前を呼び肩を組んでる、組織の薄いフワフワ金髪に黒目 かわいい系の男性が大きなスポーツバックを肩から下げていたが、この人は 人なの?
「迎えに来てあげましたよ」
肩にかかる腕を落とした内藤さんは、騰貴に向かって頭をさげた。
「では、私はこれで。社長も早くお戻りになってお休み下さい」
内藤さんは知り合いと先に空港の出入口に向かって歩き始めた。
呑気な男性の登場で固まりが弾かれた親子、息子がお世話になります。と、父親が頭を下げた。
「いえ、こちらこそ ご両親様に不愉快な思いをさせてしまい 申し訳なく思っております。日を改めて お詫び申し上げます。所で、茂もきてたのか、車 持ってないよな?送って行くから 一緒に乗りなさい」
知ってるはずなのに、来てたのか?とか 俺にしてみたら 態とらしさしか感じないけど、俺は、この 芝居に乗るしかないのか?
「ぅん、そう ちょっとした 野望用で」
「まさかとは思うが、今 警備員に連れられて出ていった人の事で?なんて事は無いよな?」
俺、ちゃんと理由話したよな?その通りだけど!
「そう、言いたいことが会ったから 俺も東も一言 アイツに言いに来たんだ」
「そう、言いたいことは言えたのか?」
「ぅん。スッキリした」
「ならば、もう 用は無いな。行くぞ」
慈愛に満ちた目を向けて来た騰貴に"うん"と、頷いた。
「東、俺 北条さんに送って貰うから。連れて来てくれてありがとう、またな」
「ああ、そうだ 明後日の講義は出てこいよ。また、連絡する」
「ああ、またな」
先に歩き出した騰貴の後を追って、俺も空港を出た。
実は内藤さんの運転で?とか思ってたら、運転は騰貴自身で驚いた。しかも車はスポーツカーのランボルギーニ、コレってカスタムすると4000万以上するよな?妖怪の癖に何気にハイスペックな人生歩んでるよな?
「運転は出来ると思うけど 免許証 持ってんの?」
「一応、なんなら戸籍から見せてやろうか?」
「いえ、結構です」
免許証持ってる云々の前に、戸籍から見せられても困る。もし 戸籍が本物だったら 妖怪ではなく、人間になる。俺は、妖怪に犯されて魂までも売ったと思えるからダメージが軽いのであって、人間に犯されて・・・まて、じゃぁ あの痛みはなんだったんだ?頭から血が流れて 腕はパックリ割れて 思い出すだけでゾッとする痛みを思い出すだけで 油汗が吹き出てくる。
「クックック、本当にお前は面白い。戸籍は有るが、どさくさに紛れ込ませた偽物だ。人間の世界では戸籍が無い生きていけないからな。
私は慶應元年辺りからこの世界で好き勝手にやってた。昭和になり、まだ兄妹が多く 当時は墨で字を書いてたからな、読み解くのに専門家が必要だった。その時にたまたま 手に入れた戸籍を使い回しては、子が生まれては直ぐに両親が死んだ様に見せかけたり、たまたま死んだ赤他人を親だと偽ってみたり、行方不明にしたりとして、戸籍を繋げてる。偽物だが、本物だ」
うわぁ~、なんか聞いちゃいかんこと聞いたちゃったよ俺。それに何気に話してるけど、騰貴って何歳? 見た目27・8の若き実業家にしか見えねぇ~。
「俺の今の戸籍での歳では26歳だ。年寄り扱いするなよ」
年寄り扱いできねーよ。そもそも 年寄りがあんなにガチガチにナニを勃たせるの無理じゃねぇ~?!無理だろ 死ぬぞ絶対に。
「ホントに わかりやすいな、俺が欲しくなったか?」
「バッ!バカだろ!そんなある訳無いだろ!」
「素直に認めた方が 自分の為だ」
「素直な気持ちを言ってます」
「そうか、だったら遠慮は要らないな」
軽口を叩いてる風だけど、車にのる前から重たい空気を感じてた。もしかして、怒ってる?
チラリと 左横をみるが 真っ直ぐ前を向いてて良く分からないけどピリピリしている。思い当たる節を探りひとつ心に引っかかった。
「あー、その、年上の人をバカって言ったのは悪かった ごめん」
「他には?」
他?他には・・・
「運転免許を持ってるとは思わなくて、もしかして 無免許運転かもと疑って悪かった」
「私 自身で茂を伴侶にと望んだんだ。隠し事はしない。それに 立場上 責任が有れば無茶はしないし、迷惑もかけられない。人としての大方のルールは守って生活を楽しんでる。その上で 必要なものは多少の常識はねじ曲げてでも 手に入れるが 周りが気が付かなければ ねじ曲げた事にもならない」
ほら、なんか とんでもない話が混ざってるって!多少の常識をねじ曲げるってなんだよ?しかも、それが露天し無ければいいって。
ダメだぁ~、俺と正反対の性格って言うのか、俺が 硬すぎるのか?
「他に 私に言うことはないのか?」
「他に?」
声に出して見たけど、騰貴に謝った他には 思い当たる節がない。でも、無いとは言えないピリピリした雰囲気に 冷や汗が伝う。
「他には、俺 何かした?」
待っていても 回答が帰ってこない車内は気まづい雰囲気に包まれてた。
そのまま 騰貴のマンションに着くとそのまま馴染んでしまった 寝室に連れ込まれ ベッドの上に倒れ込んでしまった。
「脱げ」
どこで怒らせたか全く分からないまま 言われた通りに服と脱ぐのは仕方ない。けど
「あのさ 俺 騰貴をいつ怒らせたの」
「脱げと言ったはずだ」
スっと重くなる空気に絶えられずに震える手でボタンを外すけど上手く外すせずに居るとそのままのしかかってきた騰貴に服を破られてボタンが弾け飛んだ。
「本当に分かってないから、勝手が出来たんだな」
どこで怒らせたのか分からない。思い当たる節は謝ったが、片手で身体を支えながらも、もう片方で俺の肌ま探る。
「茂、お前は 私の伴侶だな?」
「うん、そうだけど」
「自覚が足りてるのか?」
「ちゃんと してる」
「してない。妻が夫の了承を得ないままに勝手に無断外泊をして許されると?」
ええー、実家に帰った あれって無断外泊になるのか?
「無断外泊だよな?そんなもの 私が許すとでも?」
「実家に 帰って・・それも 電話も掛けてきたじゃん」
「私に直接 許可を取ったのかと聞いてる」
「取ってない」
「簡潔な置き手紙1枚で 私が納得すると?」
「でも、電話で家に・・・ウゥゥっ」
胸を触ってた指が、キュッと乳首を摘まれて言葉が出て来ない。なんで?と なってると
「許可を一言でも与えたか?」
サワサワと触られながら、電話での会話を思い出すけど 許しを貰う言葉は無かったと 思い返す。
「無かった」
「仕置きを受けるには十分な理由になると思わないか。自分の振る舞いを反省して 同じ事を繰り返すことのないように しっかりと体に教え込んでやる」
いえいえ、体に教えて貰わなくても 覚えます!!
腰を高く持ち上げる大きな手で固定されてしまい、力強く送り込んでくる剛直なモノは休まる事を知らずに何度も抜き差ししては奥を叩く。
その度に声を抑えることが出来ずに喘いでたけど今では声が枯れる前には許して欲しくて何度も謝るしか無かった。
「なにを謝る?分かってなかっただけだろ?だから私は今は 教えてやってる。無断外泊など今後一切 許さないとな」
ギリギリまで抜き一気に奥に捩じ込んでくる。堪らずに背を晒せながらも逃げる様に腰を前に出すけど ガッチリ掴まれて腰を引かれて新たな涙を流すしかなかった。
更に、意地悪く 1番感じる場所を グリグリと先端で押され 背中がしなる。
「ヤッ・・・」
「気持ちいいだろ?ココがお前の1番感じる場所だ」
「ぁ、 あぁぁぁっ」
いつ終わるかも分からないお仕置きで 無断外泊の恐ろしさを身をもって学んだ。
「ニュースのネタがつきない状態だな」
「その様ですね」
「東 銀司さんですね。この様な場所でお会いするとは思っておりませんでしたが、あの方とお知り合いだったのですか?」
「やっぱり 貴方」
懐に手を入れて取り出した名刺入れを取り出した丁寧に東 親子に渡した。
「ご挨拶が遅れました。私、北条 騰貴と申します。この度は我社の不手際でご迷惑をおかけした事 深くお詫び致します」
傾斜45度の見事なお辞儀をしてみせた騰貴に固まって恐縮してるの東親子。
「よっ、雅史」
?、隣を見たら、気軽に内藤さんの名前を呼び肩を組んでる、組織の薄いフワフワ金髪に黒目 かわいい系の男性が大きなスポーツバックを肩から下げていたが、この人は 人なの?
「迎えに来てあげましたよ」
肩にかかる腕を落とした内藤さんは、騰貴に向かって頭をさげた。
「では、私はこれで。社長も早くお戻りになってお休み下さい」
内藤さんは知り合いと先に空港の出入口に向かって歩き始めた。
呑気な男性の登場で固まりが弾かれた親子、息子がお世話になります。と、父親が頭を下げた。
「いえ、こちらこそ ご両親様に不愉快な思いをさせてしまい 申し訳なく思っております。日を改めて お詫び申し上げます。所で、茂もきてたのか、車 持ってないよな?送って行くから 一緒に乗りなさい」
知ってるはずなのに、来てたのか?とか 俺にしてみたら 態とらしさしか感じないけど、俺は、この 芝居に乗るしかないのか?
「ぅん、そう ちょっとした 野望用で」
「まさかとは思うが、今 警備員に連れられて出ていった人の事で?なんて事は無いよな?」
俺、ちゃんと理由話したよな?その通りだけど!
「そう、言いたいことが会ったから 俺も東も一言 アイツに言いに来たんだ」
「そう、言いたいことは言えたのか?」
「ぅん。スッキリした」
「ならば、もう 用は無いな。行くぞ」
慈愛に満ちた目を向けて来た騰貴に"うん"と、頷いた。
「東、俺 北条さんに送って貰うから。連れて来てくれてありがとう、またな」
「ああ、そうだ 明後日の講義は出てこいよ。また、連絡する」
「ああ、またな」
先に歩き出した騰貴の後を追って、俺も空港を出た。
実は内藤さんの運転で?とか思ってたら、運転は騰貴自身で驚いた。しかも車はスポーツカーのランボルギーニ、コレってカスタムすると4000万以上するよな?妖怪の癖に何気にハイスペックな人生歩んでるよな?
「運転は出来ると思うけど 免許証 持ってんの?」
「一応、なんなら戸籍から見せてやろうか?」
「いえ、結構です」
免許証持ってる云々の前に、戸籍から見せられても困る。もし 戸籍が本物だったら 妖怪ではなく、人間になる。俺は、妖怪に犯されて魂までも売ったと思えるからダメージが軽いのであって、人間に犯されて・・・まて、じゃぁ あの痛みはなんだったんだ?頭から血が流れて 腕はパックリ割れて 思い出すだけでゾッとする痛みを思い出すだけで 油汗が吹き出てくる。
「クックック、本当にお前は面白い。戸籍は有るが、どさくさに紛れ込ませた偽物だ。人間の世界では戸籍が無い生きていけないからな。
私は慶應元年辺りからこの世界で好き勝手にやってた。昭和になり、まだ兄妹が多く 当時は墨で字を書いてたからな、読み解くのに専門家が必要だった。その時にたまたま 手に入れた戸籍を使い回しては、子が生まれては直ぐに両親が死んだ様に見せかけたり、たまたま死んだ赤他人を親だと偽ってみたり、行方不明にしたりとして、戸籍を繋げてる。偽物だが、本物だ」
うわぁ~、なんか聞いちゃいかんこと聞いたちゃったよ俺。それに何気に話してるけど、騰貴って何歳? 見た目27・8の若き実業家にしか見えねぇ~。
「俺の今の戸籍での歳では26歳だ。年寄り扱いするなよ」
年寄り扱いできねーよ。そもそも 年寄りがあんなにガチガチにナニを勃たせるの無理じゃねぇ~?!無理だろ 死ぬぞ絶対に。
「ホントに わかりやすいな、俺が欲しくなったか?」
「バッ!バカだろ!そんなある訳無いだろ!」
「素直に認めた方が 自分の為だ」
「素直な気持ちを言ってます」
「そうか、だったら遠慮は要らないな」
軽口を叩いてる風だけど、車にのる前から重たい空気を感じてた。もしかして、怒ってる?
チラリと 左横をみるが 真っ直ぐ前を向いてて良く分からないけどピリピリしている。思い当たる節を探りひとつ心に引っかかった。
「あー、その、年上の人をバカって言ったのは悪かった ごめん」
「他には?」
他?他には・・・
「運転免許を持ってるとは思わなくて、もしかして 無免許運転かもと疑って悪かった」
「私 自身で茂を伴侶にと望んだんだ。隠し事はしない。それに 立場上 責任が有れば無茶はしないし、迷惑もかけられない。人としての大方のルールは守って生活を楽しんでる。その上で 必要なものは多少の常識はねじ曲げてでも 手に入れるが 周りが気が付かなければ ねじ曲げた事にもならない」
ほら、なんか とんでもない話が混ざってるって!多少の常識をねじ曲げるってなんだよ?しかも、それが露天し無ければいいって。
ダメだぁ~、俺と正反対の性格って言うのか、俺が 硬すぎるのか?
「他に 私に言うことはないのか?」
「他に?」
声に出して見たけど、騰貴に謝った他には 思い当たる節がない。でも、無いとは言えないピリピリした雰囲気に 冷や汗が伝う。
「他には、俺 何かした?」
待っていても 回答が帰ってこない車内は気まづい雰囲気に包まれてた。
そのまま 騰貴のマンションに着くとそのまま馴染んでしまった 寝室に連れ込まれ ベッドの上に倒れ込んでしまった。
「脱げ」
どこで怒らせたか全く分からないまま 言われた通りに服と脱ぐのは仕方ない。けど
「あのさ 俺 騰貴をいつ怒らせたの」
「脱げと言ったはずだ」
スっと重くなる空気に絶えられずに震える手でボタンを外すけど上手く外すせずに居るとそのままのしかかってきた騰貴に服を破られてボタンが弾け飛んだ。
「本当に分かってないから、勝手が出来たんだな」
どこで怒らせたのか分からない。思い当たる節は謝ったが、片手で身体を支えながらも、もう片方で俺の肌ま探る。
「茂、お前は 私の伴侶だな?」
「うん、そうだけど」
「自覚が足りてるのか?」
「ちゃんと してる」
「してない。妻が夫の了承を得ないままに勝手に無断外泊をして許されると?」
ええー、実家に帰った あれって無断外泊になるのか?
「無断外泊だよな?そんなもの 私が許すとでも?」
「実家に 帰って・・それも 電話も掛けてきたじゃん」
「私に直接 許可を取ったのかと聞いてる」
「取ってない」
「簡潔な置き手紙1枚で 私が納得すると?」
「でも、電話で家に・・・ウゥゥっ」
胸を触ってた指が、キュッと乳首を摘まれて言葉が出て来ない。なんで?と なってると
「許可を一言でも与えたか?」
サワサワと触られながら、電話での会話を思い出すけど 許しを貰う言葉は無かったと 思い返す。
「無かった」
「仕置きを受けるには十分な理由になると思わないか。自分の振る舞いを反省して 同じ事を繰り返すことのないように しっかりと体に教え込んでやる」
いえいえ、体に教えて貰わなくても 覚えます!!
腰を高く持ち上げる大きな手で固定されてしまい、力強く送り込んでくる剛直なモノは休まる事を知らずに何度も抜き差ししては奥を叩く。
その度に声を抑えることが出来ずに喘いでたけど今では声が枯れる前には許して欲しくて何度も謝るしか無かった。
「なにを謝る?分かってなかっただけだろ?だから私は今は 教えてやってる。無断外泊など今後一切 許さないとな」
ギリギリまで抜き一気に奥に捩じ込んでくる。堪らずに背を晒せながらも逃げる様に腰を前に出すけど ガッチリ掴まれて腰を引かれて新たな涙を流すしかなかった。
更に、意地悪く 1番感じる場所を グリグリと先端で押され 背中がしなる。
「ヤッ・・・」
「気持ちいいだろ?ココがお前の1番感じる場所だ」
「ぁ、 あぁぁぁっ」
いつ終わるかも分からないお仕置きで 無断外泊の恐ろしさを身をもって学んだ。
1
お気に入りに追加
344
あなたにおすすめの小説





禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる