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空港で
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家に迎えに来てくれた東の車に乗り、東がなんで車を出したかを聞くと、東も筐に言いたい事があるからと、東の言葉に頷きながら空港に着いた
10時についた俺と東はキョロキョロと見渡すけど筐の姿はない。
「10時に迎えに来いって言われた だけなんだろ?」
「居ないなぁ~・・・あっ!!」
「怪しさ満載だな。審査で止められるだろ」
俺の視線を辿った東がポツリと零す言葉に激しく同意した。マスクにでかいサングラス、1人はつばの広い帽子とキャップとバケットキャップの3人組。スーツケースをゴロゴロと転がしながらコッチに向かって来る。
「うわぁぁぁ~ 来るんじゃ無かった、俺帰りたいわ」
「おい!1人で来いって言ったのになんで、東も来てんだよ」
「俺 車持ってないから」
表情が分からいけど声でわかる。なんで、ここに東が居るんだよ!って、明らかに怒ってる筐に真っ当な答えを返す。
「俺が車を出したんだよ」
実に楽しんでる東の声に、?となるも、そんな事は関係ないとばかりに、此方もイライラとした声を出す。
「そうなの、ご苦労さま。車まで案内して」
「私達は急いでるんだ」
送って貰うのに傲慢な態度で俺にスーツケースを渡してくるが勿論受け取らないが筐母は俺にスーツケースを押し付けられた。急いでると語る筐父を見て、人のいい笑顔を見せる東は、押し付けられてしまったスーツケースを筐母に押し返した。
「え?俺、一言も送るなんて言ってませんよ。な、ヤスも俺が一言でも、送ると言ったか?」
「?・・・言ってないな。 車出してやるから一緒に行こうか、・・・言っただけ・・だ」
昨日の電話の内容をぼんやりと思い出すが、一言も迎えにとは言ってない。
「だろ?一言も迎えに行くとは言ってない。俺は 筐 明道に酔って告白してくれてありがとう!って言いに来たんだよ。お前のおかげで北条ホールディングスに内定貰ったんだ」
「え!東」
「貴様!!たかが北条に決まっただけたろ!」
「あんな会社 賄賂無くても俺の実力で受かったに決まってる。凡人の癖にふざけんな」
「そうよ 受かったわよ!受かったとしてもその後の待遇をちょっと良くしてねって渡しただけよ。こんな所気分が悪いわ!行きましょ」
野太い声で怒鳴る父親の声に後押しされたのか筐が実力で受かったとか言い出すし、母親は待遇を良くして貰う為に渡したとか、よく分からない事を言い出す始末だ。
「親父 聞こえた?」
「バッチリ。初めまして 東 銀司の父で東真司と申します」
自己紹介と共に名刺を渡すと 身を翻して逃げ出す父親の後を追う様に母親が駆け出した先にはよく見知った人が行く手を塞いだ。
「なんで、・・・」
明るめのグレーのジップアップブルゾンに明るめの茶のネットニットに黒のスキニーパンツ。何時も後ろに撫で付けてる髪も軽く整えてる人物。スーツ姿しか知らない俺でもよく見知った人に驚く。
「北条の秘書がなんで」
「スクープだと思ったのに」
実に面白そうに呟いてる東父に首を傾げた。
「貴様!!凡人の下人の癖に!俺の会社の事務員とし!母親を雇ってやった恩を忘れたのかよ!1人じゃ何もできねぇ臆病者のくせに!俺の人生 めちゃくちゃにしあがって!!」
「確かに母さんは事務員として働いてた。でもな、母さんに事務員に来てくれって言ってきたのは 筐の父親だろ?母さん1度は断ったけど、父さんが突然死んで、その時は筐の母親が事務とか出来ないからって、言って来たんだ。それに筐の会社じゃない、お前の親の会社だ。
それに、自分を誇示する為に誰かを引き立て役が居ないと生きて生きけない クソつまならい偽り人生を送ってるお前よりも、凡人だけど俺は幸せな真実の人生送ってるよ」
お前に言ってやりたいと思った言葉。お前よりも俺の方が幸せだって事だ。父さんの思い出もいっぱいある。母さんとの思い出も弟との思い出も。死にかけた俺が思い出すのは幸せな人生だったと、素直に思えた。贅沢させて貰っては無いけど、両親に愛されてたと自覚した。休みの度に母さんの手作り弁当を持って 色んな所に行って お弁当を食べて、父さんにいっぱい遊んでもらった。
弟が出来て 今日からお兄ちゃんだって言われた時、嬉しかった、家族が増えても色んな所に連れて行ってもらってお弁当食べて弟と遊んで。父さんが突然死んで、家の中が暗くなったけど、母さんは日曜日になるとお弁当を作っては遊びに連れて行ってくれた。
天国の父さんに、俺達が元気いっぱい 遊んでる所を見せるんだって。仕事で疲れてるはずなのにそんな姿を見せなかった母さん。
俺は愛されてると、幸せだと、自分を下卑する事は両親に悪いと思った。
それをアイツに言いたかった。金で買った偽りだらけの家族愛ではなく、俺の人生は真実の愛で満たされてる幸せ者だと。
内藤さんの後ろに居た3人組が筐夫妻の行く手を阻んだ所で俺の側に近づいてきた内藤は静かに口を開いた。
「1つ訂正をさせていただきます。筐 明道さん。貴方の実力は学力、面接共に最下位です。よって、弊社の内定通知は送られませんし、雇用後の特別待遇など一切しておりません」
「初めまして 東 真司と申します」
自己紹介しながら 内藤さんに名刺を渡し始めた。
「北条ホールディングスの秘書さんですよね?」
「申し訳ございません。ただいま、プライベートなので、名刺を持ち合わせておりません。ですが 話し声が聞こえて、どうしても黙っていられなかったので 訂正させて頂きました」
フワッと笑っては居るけど 目がねぇ~、ぅん 笑ってないよ。
「いえいえ、連日ニュースでお顔を拝見しておりますので、名刺が無くても」
「スクープならあそこにありますよ」
ニッコリと人好きする笑顔と、手の平を上にして筐夫妻の方に向けた内藤さんって 何時も表情筋死んでるのに 外に出るとちゃんと動くんだ。
「叩けば誇りがわんさか出そうな相手だけど、あの3人は税務官だから俺のでる幕では無いですよ。でも しっかりとカメラマンが張り付いてるから大丈夫です。俺が話を聞きたいのは北条ホールディングスの秘書・・ですかね」
「まてよ!!俺が最下位?なんで、俺が最下位なんだよ!!コイツが受かって 俺が落とされるなんて あるわけねぇーだろ!!金も地位もある俺が!!人生の弱者にみてぇーな顔をしてるのコイツが受かって俺が落とされるなんて あるわけねぇーだろ!!!!」
空港中に響き渡った 筐の声に周りからの視線が一斉に集まりザワザワし始めた。
「こりぁ~ 最下位にもなるわな」
「今はこの馬鹿を殴れたら最高に気分が良いよなぁ~」
「辞めとけ 父ちゃん泣くから」
「泣くんかい」
「泣きますよォ~、馬鹿でも、アホでも、マヌケでも、人を殴ったら暴行罪ですから現行犯ですから、大きな見出しで掲載されるから」
プルプルと筐の拳が震えるが立ち尽くしたままだ。それを横目で見ながら、東は父親といい関係が築かれてるのか、軽いノリでのやり取りをした後で溜息を吐いた東。
「はぁ~、そんな事で有名人になりたくないから辞めとくわ」
「それが 懸命かと」
帰ろうと、東達に声をかけようとした所に筐が拳を振り上げ俺に殴りかかってきたが、俺の前飛び出してビクとも動かない内藤さんは振り返り俺に「大丈夫ですか?」と平然と聞いてきた。
「お前が お前が俺の指示通りにしてればこんな事にならなかったんだヤス!!全部おまえのせいだ」
衆人観衆の中でのやり取りだとも気が付いてない様子。殴りかかったとして、警備員に両脇を抱えられて引き摺られて行く筐と それに助けようとする母親が税務官に抑えられてるのに、父親は何語かを喚き散らしてる。
「内藤さん 安野を助けてくれてありがとうございます。俺が筐を煽ったら俺に1発位は殴りかかってくるかなって。でも、まさか安野に向かって行くとは思わず」
俺達から夫妻に注目が集まり出した中、東は内藤さんに頭を下げた。
「なぜそんな真似を?」
「気に入らなかった。とでも 言うのかな。同じサークル仲間で少しづつ一人一人を見てると 好き嫌いって 出ますよね。その中でも断トツ 嫌いなタイプだったのが筐で。人に順位付けてるって言えばわかりやすいかな?幼馴染とか言ってるけど 何時も何処か馬鹿にしてる節があって 気に入らなかった」
「その素直な直感はコレからはもっと大切にした方がいい。上手く伝えれない 自分だけに感じるものは得難く 尊い物になります。その感性をもっと磨く事をオススメします」
フワリと笑った内藤さんはやっぱり外に居る時は表情筋が良く動くと感心した。
「随分と賑やかだな」
「お帰りなさいませ」
「ただいま。今日はオフだろ?気を使うな」
レザーが綺麗なブリーフケースを片手に現れた騰貴はチャコールグレーのブロックチェックの入ったスーツを身にまとって登場した。
10時についた俺と東はキョロキョロと見渡すけど筐の姿はない。
「10時に迎えに来いって言われた だけなんだろ?」
「居ないなぁ~・・・あっ!!」
「怪しさ満載だな。審査で止められるだろ」
俺の視線を辿った東がポツリと零す言葉に激しく同意した。マスクにでかいサングラス、1人はつばの広い帽子とキャップとバケットキャップの3人組。スーツケースをゴロゴロと転がしながらコッチに向かって来る。
「うわぁぁぁ~ 来るんじゃ無かった、俺帰りたいわ」
「おい!1人で来いって言ったのになんで、東も来てんだよ」
「俺 車持ってないから」
表情が分からいけど声でわかる。なんで、ここに東が居るんだよ!って、明らかに怒ってる筐に真っ当な答えを返す。
「俺が車を出したんだよ」
実に楽しんでる東の声に、?となるも、そんな事は関係ないとばかりに、此方もイライラとした声を出す。
「そうなの、ご苦労さま。車まで案内して」
「私達は急いでるんだ」
送って貰うのに傲慢な態度で俺にスーツケースを渡してくるが勿論受け取らないが筐母は俺にスーツケースを押し付けられた。急いでると語る筐父を見て、人のいい笑顔を見せる東は、押し付けられてしまったスーツケースを筐母に押し返した。
「え?俺、一言も送るなんて言ってませんよ。な、ヤスも俺が一言でも、送ると言ったか?」
「?・・・言ってないな。 車出してやるから一緒に行こうか、・・・言っただけ・・だ」
昨日の電話の内容をぼんやりと思い出すが、一言も迎えにとは言ってない。
「だろ?一言も迎えに行くとは言ってない。俺は 筐 明道に酔って告白してくれてありがとう!って言いに来たんだよ。お前のおかげで北条ホールディングスに内定貰ったんだ」
「え!東」
「貴様!!たかが北条に決まっただけたろ!」
「あんな会社 賄賂無くても俺の実力で受かったに決まってる。凡人の癖にふざけんな」
「そうよ 受かったわよ!受かったとしてもその後の待遇をちょっと良くしてねって渡しただけよ。こんな所気分が悪いわ!行きましょ」
野太い声で怒鳴る父親の声に後押しされたのか筐が実力で受かったとか言い出すし、母親は待遇を良くして貰う為に渡したとか、よく分からない事を言い出す始末だ。
「親父 聞こえた?」
「バッチリ。初めまして 東 銀司の父で東真司と申します」
自己紹介と共に名刺を渡すと 身を翻して逃げ出す父親の後を追う様に母親が駆け出した先にはよく見知った人が行く手を塞いだ。
「なんで、・・・」
明るめのグレーのジップアップブルゾンに明るめの茶のネットニットに黒のスキニーパンツ。何時も後ろに撫で付けてる髪も軽く整えてる人物。スーツ姿しか知らない俺でもよく見知った人に驚く。
「北条の秘書がなんで」
「スクープだと思ったのに」
実に面白そうに呟いてる東父に首を傾げた。
「貴様!!凡人の下人の癖に!俺の会社の事務員とし!母親を雇ってやった恩を忘れたのかよ!1人じゃ何もできねぇ臆病者のくせに!俺の人生 めちゃくちゃにしあがって!!」
「確かに母さんは事務員として働いてた。でもな、母さんに事務員に来てくれって言ってきたのは 筐の父親だろ?母さん1度は断ったけど、父さんが突然死んで、その時は筐の母親が事務とか出来ないからって、言って来たんだ。それに筐の会社じゃない、お前の親の会社だ。
それに、自分を誇示する為に誰かを引き立て役が居ないと生きて生きけない クソつまならい偽り人生を送ってるお前よりも、凡人だけど俺は幸せな真実の人生送ってるよ」
お前に言ってやりたいと思った言葉。お前よりも俺の方が幸せだって事だ。父さんの思い出もいっぱいある。母さんとの思い出も弟との思い出も。死にかけた俺が思い出すのは幸せな人生だったと、素直に思えた。贅沢させて貰っては無いけど、両親に愛されてたと自覚した。休みの度に母さんの手作り弁当を持って 色んな所に行って お弁当を食べて、父さんにいっぱい遊んでもらった。
弟が出来て 今日からお兄ちゃんだって言われた時、嬉しかった、家族が増えても色んな所に連れて行ってもらってお弁当食べて弟と遊んで。父さんが突然死んで、家の中が暗くなったけど、母さんは日曜日になるとお弁当を作っては遊びに連れて行ってくれた。
天国の父さんに、俺達が元気いっぱい 遊んでる所を見せるんだって。仕事で疲れてるはずなのにそんな姿を見せなかった母さん。
俺は愛されてると、幸せだと、自分を下卑する事は両親に悪いと思った。
それをアイツに言いたかった。金で買った偽りだらけの家族愛ではなく、俺の人生は真実の愛で満たされてる幸せ者だと。
内藤さんの後ろに居た3人組が筐夫妻の行く手を阻んだ所で俺の側に近づいてきた内藤は静かに口を開いた。
「1つ訂正をさせていただきます。筐 明道さん。貴方の実力は学力、面接共に最下位です。よって、弊社の内定通知は送られませんし、雇用後の特別待遇など一切しておりません」
「初めまして 東 真司と申します」
自己紹介しながら 内藤さんに名刺を渡し始めた。
「北条ホールディングスの秘書さんですよね?」
「申し訳ございません。ただいま、プライベートなので、名刺を持ち合わせておりません。ですが 話し声が聞こえて、どうしても黙っていられなかったので 訂正させて頂きました」
フワッと笑っては居るけど 目がねぇ~、ぅん 笑ってないよ。
「いえいえ、連日ニュースでお顔を拝見しておりますので、名刺が無くても」
「スクープならあそこにありますよ」
ニッコリと人好きする笑顔と、手の平を上にして筐夫妻の方に向けた内藤さんって 何時も表情筋死んでるのに 外に出るとちゃんと動くんだ。
「叩けば誇りがわんさか出そうな相手だけど、あの3人は税務官だから俺のでる幕では無いですよ。でも しっかりとカメラマンが張り付いてるから大丈夫です。俺が話を聞きたいのは北条ホールディングスの秘書・・ですかね」
「まてよ!!俺が最下位?なんで、俺が最下位なんだよ!!コイツが受かって 俺が落とされるなんて あるわけねぇーだろ!!金も地位もある俺が!!人生の弱者にみてぇーな顔をしてるのコイツが受かって俺が落とされるなんて あるわけねぇーだろ!!!!」
空港中に響き渡った 筐の声に周りからの視線が一斉に集まりザワザワし始めた。
「こりぁ~ 最下位にもなるわな」
「今はこの馬鹿を殴れたら最高に気分が良いよなぁ~」
「辞めとけ 父ちゃん泣くから」
「泣くんかい」
「泣きますよォ~、馬鹿でも、アホでも、マヌケでも、人を殴ったら暴行罪ですから現行犯ですから、大きな見出しで掲載されるから」
プルプルと筐の拳が震えるが立ち尽くしたままだ。それを横目で見ながら、東は父親といい関係が築かれてるのか、軽いノリでのやり取りをした後で溜息を吐いた東。
「はぁ~、そんな事で有名人になりたくないから辞めとくわ」
「それが 懸命かと」
帰ろうと、東達に声をかけようとした所に筐が拳を振り上げ俺に殴りかかってきたが、俺の前飛び出してビクとも動かない内藤さんは振り返り俺に「大丈夫ですか?」と平然と聞いてきた。
「お前が お前が俺の指示通りにしてればこんな事にならなかったんだヤス!!全部おまえのせいだ」
衆人観衆の中でのやり取りだとも気が付いてない様子。殴りかかったとして、警備員に両脇を抱えられて引き摺られて行く筐と それに助けようとする母親が税務官に抑えられてるのに、父親は何語かを喚き散らしてる。
「内藤さん 安野を助けてくれてありがとうございます。俺が筐を煽ったら俺に1発位は殴りかかってくるかなって。でも、まさか安野に向かって行くとは思わず」
俺達から夫妻に注目が集まり出した中、東は内藤さんに頭を下げた。
「なぜそんな真似を?」
「気に入らなかった。とでも 言うのかな。同じサークル仲間で少しづつ一人一人を見てると 好き嫌いって 出ますよね。その中でも断トツ 嫌いなタイプだったのが筐で。人に順位付けてるって言えばわかりやすいかな?幼馴染とか言ってるけど 何時も何処か馬鹿にしてる節があって 気に入らなかった」
「その素直な直感はコレからはもっと大切にした方がいい。上手く伝えれない 自分だけに感じるものは得難く 尊い物になります。その感性をもっと磨く事をオススメします」
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「随分と賑やかだな」
「お帰りなさいませ」
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