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上質な恋を
編み物 3
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夕飯を食べながらの話題はマドレーヌの話が尽きない。ハードルが上がった時に 父さんも楽しみだとは朗らかに笑う。
ローランさんは木の実を入れても美味そうだと意見が止まらない。
「確かにナッツ類とも相性がいいんですよ!それとドライフルーツとかも」
「なるほど!ソレも美味そうだ」
女性が甘い物が好きなのは分かるけど、バランさんやノットさんも甘い物が好きなのか、うんうんと頷いてる。
「今度 一緒にに作りますか?」
「いいのか?!」
「ええ、ローランさんが覚えてくれたら おやつに食べたいって 頼めるでしょ?」
「頼む!教えてくれ」
「では、ナッツ類やドライフルーツを揃えておきますねイオリ様」
「お願いします」
「お茶受けのお菓子が楽しみですね」
「はい。おまかせ下さい。ローランさんも明日にでも時間を合わせましょう」
俄然やる気を見せてるのがノットさんとバランさんで 買い物の為に明日にでも馬車を出しましょう!と話してる。満面の笑みで答えたローランさんはじめ みんな笑顔で楽しそうに良い食事の時間が過ぎていく。
アルが来れない日は桔梗が添い寝をしてくれるので柔らかな毛並みを堪能しながら眠りにつき、朝は百合の鳴き声で目を覚ます。
今日の午前中は、魔法の先生は魔法省のロバート・マムルグさん20歳 年齢が近くて なんでも気軽に聞きやすくて話しやすい。
火に対抗するには土と水 水に対抗するには風と緑 風に対抗するには土 など 様々な知識を教えてくれる。そして 番持ちが特別視されるのが水を氷に出来たり 炎をマグマ並に物を溶かせたり、風を竜巻に出来たり、持ってる魔法を組み合わせて魔法が使いこなせるからだ。
組み合わせて使えるなら他の人も出来るのでは?と、質問したが それは無理と即答だった。
魔法適性で平民の平均が1属性それも火と水が大半、貴族が2属性~3属性と様々だけど平均が2属性。見栄を張りたい分3属性だと公言してると言っていた。
証持ちが平均4属性からだとか。
魔法力は平民の平均100~200、貴族の平均400~700
証持ちの平均が2000前後らしいと答えたのも 正確な数字を測らせて貰えないからだと答えてた。
ついでとばかりに体力を聞けば平民 貴族で300~400 騎士で800~1000。
平民でも魔力と体力がバランスよく取れてるポイのに、俺のアンバランスを嘆きたくなったのはないしょだ。
まだ、1度も実技をさせてもらえないのは魔法1年生だからだとか。学生も1年生の間は学科をシッカリと学んで2年生から適性の教室に別れて実技を学ぶとサラさんやルーシさんに聞いて今はせっせと色々と学んでる最中だ。
その中でも難しいのが、自分の中に流れる魔力量を感じる授業が有るらしくて、誰もが体内に流れる魔法量を感じられるらしい。逆に分からないと命を落とす危険性がある為に必死に頑張るんだとか。
目を瞑り 体内に流れる血液と一緒で魔力を感じて魔力の残量を感じ取るとか・・・それって、ゲームの中では簡単にパーセンテージで分かってたのに、リア充だとこんなにも難しいのかと嘆きたくなった。兎に角 体内に流れる魔力を感じないと実技にも移れないともハッキリ言われてしまってる。
魔法の授業が終わり先生が帰って一休みして次の授業の為に城に向かう。
「はい、そこでターン 123 もっと軽やかな はい、123 、123・・・・」
俺が社交ダンスをしたのは小中の運動会のみ。男女がペアになって全校生徒で締めくくりに踊るフォークダンス。多分どんな人でも1度は踊ったことが有るだろう国民的に代表ダンスのみだ。
「流石 イオリ様です。飲み込みが早くていらっしゃいます。少しステップの早いダンスでも大丈夫でしょう」
「ありがとうございます」
はァァァ、なんとか合格点は貰えた代わりに袋はぎパンパンなんだけど 教えて貰ってる手前文句は言えない。
お城ではお昼を食べる時は必ず誰かと一緒にどうですか?と、ウルさんが確認しに来て俺が了承する。
今日の、お昼をお父さんと一緒に食べる事になった。
「イオリは今は忙しいのかな?」
「ゆったりとしたスケジュールですから そんなに忙しいとは言い難いですけど、毎日新しい発見で楽しいです」
「そうか、ゆったりとしたスケジュールか。そうか、あーそのだな、大変言いづらいのだが、イオリが編んでくれたレッグウォーマーをだな、もう1着欲しいのだが 頼めるか?」
「父さんも手放せないって毎日使ってくれてるので、替え分を編んでる所なんですが その後で良ければ」
「そうか!後で大丈夫だ!!いやぁ~ 忙しい中で頼むのも気が引けたんだが 使ってると手放せなくてな。今では必需品となってるんだよ」
お父さんもレッグウォーマーの魅了されたみたいだ。
お昼に現れたお父さんの両足にはシッカリとレッグウォーマーが着ていた。
「実は この後 王妃に相談しようと思ってたんですが、レバンチィーノ商会の方がレッグウォーマーを商品にしたいと言ってるんですが」
「レバンチィーノ商会は今 1番 台頭してる商会だ。悪い話ではないが王妃殿下に相談されて結論を出すといい。アルベルトにも言っておくと良いだろうな」
明確な答えをくれなかったけど 悪い話では無いと言ってくれたので少し安堵してるけど、勝手に作って売ってくれても良いのに。と思う気持ちは変わらない。
ローランさんは木の実を入れても美味そうだと意見が止まらない。
「確かにナッツ類とも相性がいいんですよ!それとドライフルーツとかも」
「なるほど!ソレも美味そうだ」
女性が甘い物が好きなのは分かるけど、バランさんやノットさんも甘い物が好きなのか、うんうんと頷いてる。
「今度 一緒にに作りますか?」
「いいのか?!」
「ええ、ローランさんが覚えてくれたら おやつに食べたいって 頼めるでしょ?」
「頼む!教えてくれ」
「では、ナッツ類やドライフルーツを揃えておきますねイオリ様」
「お願いします」
「お茶受けのお菓子が楽しみですね」
「はい。おまかせ下さい。ローランさんも明日にでも時間を合わせましょう」
俄然やる気を見せてるのがノットさんとバランさんで 買い物の為に明日にでも馬車を出しましょう!と話してる。満面の笑みで答えたローランさんはじめ みんな笑顔で楽しそうに良い食事の時間が過ぎていく。
アルが来れない日は桔梗が添い寝をしてくれるので柔らかな毛並みを堪能しながら眠りにつき、朝は百合の鳴き声で目を覚ます。
今日の午前中は、魔法の先生は魔法省のロバート・マムルグさん20歳 年齢が近くて なんでも気軽に聞きやすくて話しやすい。
火に対抗するには土と水 水に対抗するには風と緑 風に対抗するには土 など 様々な知識を教えてくれる。そして 番持ちが特別視されるのが水を氷に出来たり 炎をマグマ並に物を溶かせたり、風を竜巻に出来たり、持ってる魔法を組み合わせて魔法が使いこなせるからだ。
組み合わせて使えるなら他の人も出来るのでは?と、質問したが それは無理と即答だった。
魔法適性で平民の平均が1属性それも火と水が大半、貴族が2属性~3属性と様々だけど平均が2属性。見栄を張りたい分3属性だと公言してると言っていた。
証持ちが平均4属性からだとか。
魔法力は平民の平均100~200、貴族の平均400~700
証持ちの平均が2000前後らしいと答えたのも 正確な数字を測らせて貰えないからだと答えてた。
ついでとばかりに体力を聞けば平民 貴族で300~400 騎士で800~1000。
平民でも魔力と体力がバランスよく取れてるポイのに、俺のアンバランスを嘆きたくなったのはないしょだ。
まだ、1度も実技をさせてもらえないのは魔法1年生だからだとか。学生も1年生の間は学科をシッカリと学んで2年生から適性の教室に別れて実技を学ぶとサラさんやルーシさんに聞いて今はせっせと色々と学んでる最中だ。
その中でも難しいのが、自分の中に流れる魔力量を感じる授業が有るらしくて、誰もが体内に流れる魔法量を感じられるらしい。逆に分からないと命を落とす危険性がある為に必死に頑張るんだとか。
目を瞑り 体内に流れる血液と一緒で魔力を感じて魔力の残量を感じ取るとか・・・それって、ゲームの中では簡単にパーセンテージで分かってたのに、リア充だとこんなにも難しいのかと嘆きたくなった。兎に角 体内に流れる魔力を感じないと実技にも移れないともハッキリ言われてしまってる。
魔法の授業が終わり先生が帰って一休みして次の授業の為に城に向かう。
「はい、そこでターン 123 もっと軽やかな はい、123 、123・・・・」
俺が社交ダンスをしたのは小中の運動会のみ。男女がペアになって全校生徒で締めくくりに踊るフォークダンス。多分どんな人でも1度は踊ったことが有るだろう国民的に代表ダンスのみだ。
「流石 イオリ様です。飲み込みが早くていらっしゃいます。少しステップの早いダンスでも大丈夫でしょう」
「ありがとうございます」
はァァァ、なんとか合格点は貰えた代わりに袋はぎパンパンなんだけど 教えて貰ってる手前文句は言えない。
お城ではお昼を食べる時は必ず誰かと一緒にどうですか?と、ウルさんが確認しに来て俺が了承する。
今日の、お昼をお父さんと一緒に食べる事になった。
「イオリは今は忙しいのかな?」
「ゆったりとしたスケジュールですから そんなに忙しいとは言い難いですけど、毎日新しい発見で楽しいです」
「そうか、ゆったりとしたスケジュールか。そうか、あーそのだな、大変言いづらいのだが、イオリが編んでくれたレッグウォーマーをだな、もう1着欲しいのだが 頼めるか?」
「父さんも手放せないって毎日使ってくれてるので、替え分を編んでる所なんですが その後で良ければ」
「そうか!後で大丈夫だ!!いやぁ~ 忙しい中で頼むのも気が引けたんだが 使ってると手放せなくてな。今では必需品となってるんだよ」
お父さんもレッグウォーマーの魅了されたみたいだ。
お昼に現れたお父さんの両足にはシッカリとレッグウォーマーが着ていた。
「実は この後 王妃に相談しようと思ってたんですが、レバンチィーノ商会の方がレッグウォーマーを商品にしたいと言ってるんですが」
「レバンチィーノ商会は今 1番 台頭してる商会だ。悪い話ではないが王妃殿下に相談されて結論を出すといい。アルベルトにも言っておくと良いだろうな」
明確な答えをくれなかったけど 悪い話では無いと言ってくれたので少し安堵してるけど、勝手に作って売ってくれても良いのに。と思う気持ちは変わらない。
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