87 / 192
焦り
友 17
しおりを挟む
スッキリ目覚めて 朝食を食べてたら なんか騒がしい声が聞こえてきた。
みんな???なんて顔をしてるが、
「そこをとおせー!!」すっごいボリュームの声に誰なのか気がついたのか苦虫を噛み潰したような顔になったよ。
『誰かわかる?』
『わからん』
「母さん!!イオリを」
「わかったわ!」
「アルベルト!いくぞ!!」
「当然です」
「イオリ!此方に来なさい!!」
なんか連携取れてんな~なんて呑気に思ってたらお母さんに腕を取られ急かされる。
「えっええ?」
「さぁー早く、桔梗も一緒に来てちょうだい」
何時もは使用人が使うドアから出て どこかの部屋にたどり着き 外に出た。その横には腰掛けに丁度いい石が置いてある。
「ちょっと失礼しますわ」
?なにごと なんて思ってたらお母さんがその石を持ち上げた。
「イオリ この下にある箱を取ってちょうだい」
慌てて 木の箱を手に持ちお母さんに見せると大きな石を元に戻した。細腕のお母さん、つまり女性なのに火事場の馬鹿力?って こんな時に使う言葉だ。
「さっ 行きましょう!!」
何処に行くかわからないけどついて行くしか無さそうだ。
「はい」
「ガゥ」
着いた先は・・火に焚べるまきを置いてる小屋だ。ちょっと こんな所になんの用事だ?などと思っているがお母さんは箱から取り出したカギを鍵穴に指して回した。当然カチャリと小刻みいい音が鳴る。
「さぁ!入って」
勢いよくドアを掛けて俺の腕を掴むお母さん。中に入ってもある物はまき・・・がない。
暗くて目がなれなかったが壁が一気に明るくなった。よく見れば壁に沿ってろうそくがありソレが一斉に火が灯ったのだ。
『ぉぉ~、桔梗 なんかすっげぇ~。何か魔法みたい』
『みたいでは無く その通りだ』
『やべぇ~なんか 魔法の国だな、イリュージョンしたみたい』
『魔法の国だからな』
「コッチよ イオリ」
コッチと約30歩で辿り着いた赤茶のドアノブを回し開けた先には落ち着いた雰囲気の部屋になってた。
「さ、安心して入って」
「ここは・・・どこですか?」
「うふふふっ、秘密よ。朝食の途中だったわね、しっかりと食べないとイオリは大きくなれないわよ」
ドレッサーの上にあった小さなベルを手に取るとチリンと鳴らすと俺達が入って来たドアから「失礼します」と、キリッとした年配女性が現れた。
「朝食の邪魔をされたの。この部屋で食べるから二人分 直ぐに準備してちょうだい」
「かしこまりました」
『ここってどこなの?』
『・・・まぁ、なんとなく分かるかも』
『教えてよ』
『確信が持てたら 教えてやる』
『そう、待ってる』
運ばれて来た豪勢な朝食にビックリしたよ。
みんな???なんて顔をしてるが、
「そこをとおせー!!」すっごいボリュームの声に誰なのか気がついたのか苦虫を噛み潰したような顔になったよ。
『誰かわかる?』
『わからん』
「母さん!!イオリを」
「わかったわ!」
「アルベルト!いくぞ!!」
「当然です」
「イオリ!此方に来なさい!!」
なんか連携取れてんな~なんて呑気に思ってたらお母さんに腕を取られ急かされる。
「えっええ?」
「さぁー早く、桔梗も一緒に来てちょうだい」
何時もは使用人が使うドアから出て どこかの部屋にたどり着き 外に出た。その横には腰掛けに丁度いい石が置いてある。
「ちょっと失礼しますわ」
?なにごと なんて思ってたらお母さんがその石を持ち上げた。
「イオリ この下にある箱を取ってちょうだい」
慌てて 木の箱を手に持ちお母さんに見せると大きな石を元に戻した。細腕のお母さん、つまり女性なのに火事場の馬鹿力?って こんな時に使う言葉だ。
「さっ 行きましょう!!」
何処に行くかわからないけどついて行くしか無さそうだ。
「はい」
「ガゥ」
着いた先は・・火に焚べるまきを置いてる小屋だ。ちょっと こんな所になんの用事だ?などと思っているがお母さんは箱から取り出したカギを鍵穴に指して回した。当然カチャリと小刻みいい音が鳴る。
「さぁ!入って」
勢いよくドアを掛けて俺の腕を掴むお母さん。中に入ってもある物はまき・・・がない。
暗くて目がなれなかったが壁が一気に明るくなった。よく見れば壁に沿ってろうそくがありソレが一斉に火が灯ったのだ。
『ぉぉ~、桔梗 なんかすっげぇ~。何か魔法みたい』
『みたいでは無く その通りだ』
『やべぇ~なんか 魔法の国だな、イリュージョンしたみたい』
『魔法の国だからな』
「コッチよ イオリ」
コッチと約30歩で辿り着いた赤茶のドアノブを回し開けた先には落ち着いた雰囲気の部屋になってた。
「さ、安心して入って」
「ここは・・・どこですか?」
「うふふふっ、秘密よ。朝食の途中だったわね、しっかりと食べないとイオリは大きくなれないわよ」
ドレッサーの上にあった小さなベルを手に取るとチリンと鳴らすと俺達が入って来たドアから「失礼します」と、キリッとした年配女性が現れた。
「朝食の邪魔をされたの。この部屋で食べるから二人分 直ぐに準備してちょうだい」
「かしこまりました」
『ここってどこなの?』
『・・・まぁ、なんとなく分かるかも』
『教えてよ』
『確信が持てたら 教えてやる』
『そう、待ってる』
運ばれて来た豪勢な朝食にビックリしたよ。
10
お気に入りに追加
1,792
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
神官、触手育成の神託を受ける
彩月野生
BL
神官ルネリクスはある時、神託を受け、密かに触手と交わり快楽を貪るようになるが、傭兵上がりの屈強な将軍アロルフに見つかり、弱味を握られてしまい、彼と肉体関係を持つようになり、苦悩と悦楽の日々を過ごすようになる。
(誤字脱字報告不要)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる