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隊列 9
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当たらなくてもいい予想は解くよく当たる。
俺の助けたいと思う気持ちも間違ってないし(多分)思い上がりかもしれないけど、俺の力で助けれるなら助けたい(思い上がり?)と動いた結果 俺は倒れた。
俺は知らなかっただけだ、HP・MPどちらも0になるとあの世 行きなんて。
知ってたら無茶しない。
分かってもらうために俺が冷静になって、1から説明するしかない!と 思いに至って 中間地点に行くことになった経緯を説明する事にした。
「えっと 負傷者がいっぱい居るから俺に来て欲しいと言われ行くことに」
「イオリの足だと1時間はかかる」
フンと鼻で笑われてる気分だ。
「馬に乗せてもらったから」
ヒィっ
テント内がいきなり冷たい風が吹き荒れる。
『きっ桔梗 なにが起きてるの』
『聞くまでもない、アルベルトが怒ってるだけの事だ』
『力の無駄な使い方だと思う』
『怒らせる方が悪い』
「私とは乗るのを嫌がるが他の者とは素直に乗るのだな・・・ユージェット イオリを呼んだ人物を調べろ」
「了解 必ず見つけるからニューヘンの移動は勘弁して」
「働き次第だ、行け」
ヤバイヤバイ なんか知らないけど ヤバイ
『桔梗どうしよ、 馬に乗せてくれた人がやばい』
『だろうな。自分が拒否されてるのに他の人には一緒に平気で乗るのだから怒るのは当然だ』
『嫌々、普通の馬と 暴れ魔馬とでは全然違うだろ』
「私とは嫌がるが馬に乗り中間地点に赴いたのだな」
そうだって言ってんだろ!それ以上に何を語れと?語ることなんてない!!
「で?」
「で?・・・・負傷者の手当を・・・」
「イオリでなければならない理由があったか?」
・・・・俺で無ければならない理由?・・・
「俺で無くても・・良かったかも・・でも、呼ばれて・・」
「呼ばれて 負傷者を助けて 自分が死ぬつもりだったと?」
「そんなつもりは全く無かった!知らなかっただけだろ?!次からは
「死んでたら次があるのか!?答えろ!」
「・・・でも、・・・・・」
「体力も無いのに魔力だけに頼り無闇に力を使うな!」
アルの言う通りだ、確かに魔力は高いけど体力は少ない。
死んでたら次なんて何時まで経っても訪れる事はない。何も知らない子供が突っ走って最後は周りに迷惑をかけただけなのかも知れない。
「・・・迷惑だったら 構うなよ・・俺の方こそ鬱陶しい・・・」
少しでも 助けたいと思う気持ちも迷惑だったのか。ただの足でまといにしかなって無かったなら 置いて行けばいい。元々 神様の間違いでしかない。1人で教会に行って、神様に 間違ってると訴えたら綺麗さっぱりお互いを忘れてしまう関係性しか見えて来ない。
「・・・惹かれ合うと、お互いにし見えないと聞いていた・・・違うのだな・・」
泣きそうなアルはそれだけを言い残してテントを出て行った。
『言い過ぎだ。はっきり言ってイオリは危険な状態だった。元々体力が少ない所に魔力も使い果たして体力だけで命が繋がってる状態だった。全身が冷たくなり始めてた』
『幾ら何でもそれは言い過ぎ』
『そんな事で嘘を言ってもなんの得にもならない』
『・・・・心配かけてゴメン』
『全くだ 体温を下げない為に私が出来ることは寄り添う事だけだ。
アルベルトはベースキャンプにイオリが居なくて急いで中間地点まで来て、倒れてるイオリを見つけて危険を知った』
『そう、だったんだ』
『寝ずに看病してくれたアルベルトに感謝するべき所に、鬱陶しいは酷いと思うぞ』
そんなに危険だったんだ、知らなかったしアルが寝ずに看病してくれてたなんて知らなかった。
俺の助けたいと思う気持ちも間違ってないし(多分)思い上がりかもしれないけど、俺の力で助けれるなら助けたい(思い上がり?)と動いた結果 俺は倒れた。
俺は知らなかっただけだ、HP・MPどちらも0になるとあの世 行きなんて。
知ってたら無茶しない。
分かってもらうために俺が冷静になって、1から説明するしかない!と 思いに至って 中間地点に行くことになった経緯を説明する事にした。
「えっと 負傷者がいっぱい居るから俺に来て欲しいと言われ行くことに」
「イオリの足だと1時間はかかる」
フンと鼻で笑われてる気分だ。
「馬に乗せてもらったから」
ヒィっ
テント内がいきなり冷たい風が吹き荒れる。
『きっ桔梗 なにが起きてるの』
『聞くまでもない、アルベルトが怒ってるだけの事だ』
『力の無駄な使い方だと思う』
『怒らせる方が悪い』
「私とは乗るのを嫌がるが他の者とは素直に乗るのだな・・・ユージェット イオリを呼んだ人物を調べろ」
「了解 必ず見つけるからニューヘンの移動は勘弁して」
「働き次第だ、行け」
ヤバイヤバイ なんか知らないけど ヤバイ
『桔梗どうしよ、 馬に乗せてくれた人がやばい』
『だろうな。自分が拒否されてるのに他の人には一緒に平気で乗るのだから怒るのは当然だ』
『嫌々、普通の馬と 暴れ魔馬とでは全然違うだろ』
「私とは嫌がるが馬に乗り中間地点に赴いたのだな」
そうだって言ってんだろ!それ以上に何を語れと?語ることなんてない!!
「で?」
「で?・・・・負傷者の手当を・・・」
「イオリでなければならない理由があったか?」
・・・・俺で無ければならない理由?・・・
「俺で無くても・・良かったかも・・でも、呼ばれて・・」
「呼ばれて 負傷者を助けて 自分が死ぬつもりだったと?」
「そんなつもりは全く無かった!知らなかっただけだろ?!次からは
「死んでたら次があるのか!?答えろ!」
「・・・でも、・・・・・」
「体力も無いのに魔力だけに頼り無闇に力を使うな!」
アルの言う通りだ、確かに魔力は高いけど体力は少ない。
死んでたら次なんて何時まで経っても訪れる事はない。何も知らない子供が突っ走って最後は周りに迷惑をかけただけなのかも知れない。
「・・・迷惑だったら 構うなよ・・俺の方こそ鬱陶しい・・・」
少しでも 助けたいと思う気持ちも迷惑だったのか。ただの足でまといにしかなって無かったなら 置いて行けばいい。元々 神様の間違いでしかない。1人で教会に行って、神様に 間違ってると訴えたら綺麗さっぱりお互いを忘れてしまう関係性しか見えて来ない。
「・・・惹かれ合うと、お互いにし見えないと聞いていた・・・違うのだな・・」
泣きそうなアルはそれだけを言い残してテントを出て行った。
『言い過ぎだ。はっきり言ってイオリは危険な状態だった。元々体力が少ない所に魔力も使い果たして体力だけで命が繋がってる状態だった。全身が冷たくなり始めてた』
『幾ら何でもそれは言い過ぎ』
『そんな事で嘘を言ってもなんの得にもならない』
『・・・・心配かけてゴメン』
『全くだ 体温を下げない為に私が出来ることは寄り添う事だけだ。
アルベルトはベースキャンプにイオリが居なくて急いで中間地点まで来て、倒れてるイオリを見つけて危険を知った』
『そう、だったんだ』
『寝ずに看病してくれたアルベルトに感謝するべき所に、鬱陶しいは酷いと思うぞ』
そんなに危険だったんだ、知らなかったしアルが寝ずに看病してくれてたなんて知らなかった。
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