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しおりを挟むシルフの機嫌を治すのに仕事しようとしたが、なにこれ?まったく解らない書類が…。
アルザ»「お義母様、見ても何の書類か解らないんでしょ?」
ユーリ»「うッ ゴメンなさい。」
ラナ»「今回は素直に認めましたね?」
シルフ»「…。」
ユーリ»「え~…。」
シルフ»「ぷッ 」
お?シルフが笑ってくれたッ!!
シルフ»「そんなに狼狽えなくても。」
ユーリ»「シルフの機嫌が悪いと落ち着かないのよ…。」
シルフ»「奴隷商には私も行きますよ。」
ユーリ»「嫌じゃないの?」
シルフ»「理由は好ましく思いませんが、必要な措置なのでしょう?それに、ユーリ様お金持ってないですよね?」
ユーリ»「うッ…はい…無一文です。」
ラナ»「ではユーリ様が娼館の管理をするで良いですね。」
ユーリ»「え?私?」
シルフ»「まさか…そんな事を誰かにやらせる気だったんですか?」
ユーリ»「あ、やります…。」
アンゼリカ»「国王様なのにタジタジじゃないですか…。」
レイラ»「ヽ(。>▽<。)ノギャハハハ いつもこんな感じだよ、楽しいだろ?」
ガヤガヤしまくって夜になった。
リーゼ»「お姉様、娼館に通うのなら、まず私を先にお願いします。」
ユーリ»「私が通うワケないじゃないのよ!?」
リーゼ»「そうなのですか?ちょっと不安だったもので…申し訳ありません。」
ユーリ»「したくなったならリーゼとするから、そんな変な心配しないの。」
リーゼ»「はい。」
頭なでなでして抱き枕して寝る。
何度かリーゼに起こされたが、毎夜の事なので気にしない。
そして朝です、おはようございます。
リーゼが少しグッタリしていますが、毎朝の事なので気にしない。
朝食を食べ、時間になったのでシルフを迎えに行きシュゼのシッポを触らせてもらってから戻る。
シルフ»「毎日の事なんですが、シュゼのシッポそんなに良いのですか?」
ユーリ»「あのフッサフサのシッポ触ると元気でるのよ~。」
シルフ»「良く分かりませんが、そうなんですね…私には無いので理解できません。」
ユーリ»「シルフも可愛いシッポあるじゃない、丸いの。」
シルフ»「シュゼみたいに大きくはないので。」
ユーリ»「シルフのシッポ触ろうとしたら全部脱がすか服の中に入らなきゃだからダメでしょ。」
シルフ»「ヤメて下さいね?」
ユーリ»「そんなのした事ないでしょ?」
とか言って遊んでいるとアルザがジットリした目で見てくる。なんでしょう?
ユーリ»「どした?」
アルザ»「お義母様はシッポが好きなのですか?たまに私のも触りますよね?」
ユーリ»「え?シッポ可愛いじゃない?」
と言うと、リーゼとアルザ以外のシッポ持ちが距離を取った。え~。
ちょっと誤解されてる感じで不満だが、別にムリに触りたいワケではない。
暫くしてから奴隷商の店へ行く事になった。
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