13 / 420
13 褒美の品
しおりを挟む
とりあえず言ってみよう。
ユーリ»「でしたら、2つあります。」
王»「なにかな?」
ユーリ»「城で住むのはちょっと…私にお城は過分ですので、街で住む許可を下さい。」
王»「危険が有るかも知れんが、良いのかな?」
ユーリ»「はい、なんとかなるかと…」
王»「分かった、もう1つは?」
ユーリ»「シルフィリステを私に下さい。」
王»「それは……?」
陛下が私の後ろの壁際に居るシルフの方を見ているようだ。
王»「あい分かった、サイスナーラ同様、シルフィリステを貴女につけよう。ドルザビーク侯爵も良いかな?」
侯爵»「ハッ、イリエ様、娘をよろしくお願いします。」
ユーリ»「有難うございます。」
サイスナーラって誰?
王»「屋敷はすぐ用意させる、他に必要な物などあれば後ろに控えた2人に伝えて欲しい、用意しよう。」
ユーリ»「そこまでは申し訳ないと言うか…住む場所まで用意して頂かなくても…」
王»「こちらの都合で来てもらったのだ、貴女に不自由はさせられないのでな、受けて貰いたい。」
ユーリ»「……では…はい…頂きます。有難うございます。」
その後も王様と少し話して謁見は終了した。
部屋に戻ってペタンコにテーブルに突っ伏してる私……
シルフ»「ユーリ様、私が欲しいとは…?」
ユーリ»「ん~? そんなの、一緒にご飯食べる為に決まってるでしょう、他に何があんのよ?」
シルフ»「はぃッ!? そんな事の為だけに陛下へ要求なさったのですかッ!?」
ユーリ»「ダメだった?ラナは従者だから別だとか言ってたんで、シルフも同じなら一緒に食べてくれるかなと思ったんだけど……」
シルフ»「…………なんて安易な……」
ユーリ»「ん?もっとロマンチックなの想像してた?この世に存在する あらゆる物が霞むほどに美しい貴女の全てが欲しい。とか言って欲しかったのかな? あんた私の褒美の品なんだから、一緒にご飯食べるんだよ? コルセット死ぬかと思ったわ。ラナもいいね?」
シルフ»「……全てが酷い……畏まりました。」
シルフの耳が垂れてる、悪い事したかも…
ユーリ»「あ。そうだ、サイナントカラってのは?もしかしなくてもラナの事?」
ラナ»「サイスナーラです……貴族籍があった頃の名前です。今はラナと名乗っておりますので、そちらでお願いします。」
ユーリ»「うん、よろしくね2人共。」
シルフ»「私は引き継ぎ等がございますので暫く席を外させて頂きますが、ご用がお有りでしたらお呼び下さい。」
ユーリ»「あ、ごめんね…仕事増やしちゃった…」
シルフ»「お気になさらず、では失礼致します。」
ラナと2人になったので、話しかけてみた。
ユーリ»「シルフ怒ってるよね…悪い事した…」
ラナ»「いえ、怒ってはいないと思いますよ、理由が理由ですので、戸惑っているだけかと。陛下との無言のやり取りの時には嬉しそうにしていましたよ?」
ユーリ»「ホントに? コルセットの仕返しの仕返しだとか思って深く考えずに言っちゃったから…」
ラナ»「ぷフッ 失礼しました。良いと思いますよ?ユーリ様のしたい様になされば。シルフ様も望んでらしたと思いますし、ご自身からは言えなかったでしょうから。」
そうなのかな…言いたい放題な気もするが…
▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂
そろそろ強引にでも本題を進めないと軌道修正でシナリオ潰しそう。
って事で、メインとなる?魔法をネジ込んじゃいましょう。(遅ッ)
ユーリ»「でしたら、2つあります。」
王»「なにかな?」
ユーリ»「城で住むのはちょっと…私にお城は過分ですので、街で住む許可を下さい。」
王»「危険が有るかも知れんが、良いのかな?」
ユーリ»「はい、なんとかなるかと…」
王»「分かった、もう1つは?」
ユーリ»「シルフィリステを私に下さい。」
王»「それは……?」
陛下が私の後ろの壁際に居るシルフの方を見ているようだ。
王»「あい分かった、サイスナーラ同様、シルフィリステを貴女につけよう。ドルザビーク侯爵も良いかな?」
侯爵»「ハッ、イリエ様、娘をよろしくお願いします。」
ユーリ»「有難うございます。」
サイスナーラって誰?
王»「屋敷はすぐ用意させる、他に必要な物などあれば後ろに控えた2人に伝えて欲しい、用意しよう。」
ユーリ»「そこまでは申し訳ないと言うか…住む場所まで用意して頂かなくても…」
王»「こちらの都合で来てもらったのだ、貴女に不自由はさせられないのでな、受けて貰いたい。」
ユーリ»「……では…はい…頂きます。有難うございます。」
その後も王様と少し話して謁見は終了した。
部屋に戻ってペタンコにテーブルに突っ伏してる私……
シルフ»「ユーリ様、私が欲しいとは…?」
ユーリ»「ん~? そんなの、一緒にご飯食べる為に決まってるでしょう、他に何があんのよ?」
シルフ»「はぃッ!? そんな事の為だけに陛下へ要求なさったのですかッ!?」
ユーリ»「ダメだった?ラナは従者だから別だとか言ってたんで、シルフも同じなら一緒に食べてくれるかなと思ったんだけど……」
シルフ»「…………なんて安易な……」
ユーリ»「ん?もっとロマンチックなの想像してた?この世に存在する あらゆる物が霞むほどに美しい貴女の全てが欲しい。とか言って欲しかったのかな? あんた私の褒美の品なんだから、一緒にご飯食べるんだよ? コルセット死ぬかと思ったわ。ラナもいいね?」
シルフ»「……全てが酷い……畏まりました。」
シルフの耳が垂れてる、悪い事したかも…
ユーリ»「あ。そうだ、サイナントカラってのは?もしかしなくてもラナの事?」
ラナ»「サイスナーラです……貴族籍があった頃の名前です。今はラナと名乗っておりますので、そちらでお願いします。」
ユーリ»「うん、よろしくね2人共。」
シルフ»「私は引き継ぎ等がございますので暫く席を外させて頂きますが、ご用がお有りでしたらお呼び下さい。」
ユーリ»「あ、ごめんね…仕事増やしちゃった…」
シルフ»「お気になさらず、では失礼致します。」
ラナと2人になったので、話しかけてみた。
ユーリ»「シルフ怒ってるよね…悪い事した…」
ラナ»「いえ、怒ってはいないと思いますよ、理由が理由ですので、戸惑っているだけかと。陛下との無言のやり取りの時には嬉しそうにしていましたよ?」
ユーリ»「ホントに? コルセットの仕返しの仕返しだとか思って深く考えずに言っちゃったから…」
ラナ»「ぷフッ 失礼しました。良いと思いますよ?ユーリ様のしたい様になされば。シルフ様も望んでらしたと思いますし、ご自身からは言えなかったでしょうから。」
そうなのかな…言いたい放題な気もするが…
▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂
そろそろ強引にでも本題を進めないと軌道修正でシナリオ潰しそう。
って事で、メインとなる?魔法をネジ込んじゃいましょう。(遅ッ)
0
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説
ゆったりおじさんの魔導具作り~召喚に巻き込んどいて王国を救え? 勇者に言えよ!~
ぬこまる
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれ異世界の食堂と道具屋で働くおじさん・ヤマザキは、武装したお姫様ハニィとともに、腐敗する王国の統治をすることとなる。
ゆったり魔導具作り! 悪者をざまぁ!! 可愛い女の子たちとのラブコメ♡ でおくる痛快感動ファンタジー爆誕!!
※表紙・挿絵の画像はAI生成ツールを使用して作成したものです。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉
Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」
華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。
彼女の名はサブリーナ。
エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。
そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。
然もである。
公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。
一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。
趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。
そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。
「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。
ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。
拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。
ちょっとエッチな執事の体調管理
mm
ファンタジー
私は小川優。大学生になり上京して来て1ヶ月。今はバイトをしながら一人暮らしをしている。
住んでいるのはそこらへんのマンション。
変わりばえない生活に飽き飽きしている今日この頃である。
「はぁ…疲れた」
連勤のバイトを終え、独り言を呟きながらいつものようにマンションへ向かった。
(エレベーターのあるマンションに引っ越したい)
そう思いながらやっとの思いで階段を上りきり、自分の部屋の方へ目を向けると、そこには見知らぬ男がいた。
「優様、おかえりなさいませ。本日付けで雇われた、優様の執事でございます。」
「はい?どちら様で…?」
「私、優様の執事の佐川と申します。この度はお嬢様体験プランご当選おめでとうございます」
(あぁ…!)
今の今まで忘れていたが、2ヶ月ほど前に「お嬢様体験プラン」というのに応募していた。それは無料で自分だけの執事がつき、身の回りの世話をしてくれるという画期的なプランだった。執事を雇用する会社はまだ新米の執事に実際にお嬢様をつけ、3ヶ月無料でご奉仕しながら執事業を学ばせるのが目的のようだった。
「え、私当たったの?この私が?」
「さようでございます。本日から3ヶ月間よろしくお願い致します。」
尿・便表現あり
アダルトな表現あり
来訪神に転生させてもらえました。石長姫には不老長寿、宇迦之御魂神には豊穣を授かりました。
克全
ファンタジー
ほのぼのスローライフを目指します。賽銭泥棒を取り押さえようとした氏子の田中一郎は、事もあろうに神域である境内の、それも神殿前で殺されてしまった。情けなく申し訳なく思った氏神様は、田中一郎を異世界に転生させて第二の人生を生きられるようにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる