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世間は狭い
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※横書にして文字幅を合わせて お読みください。
〝ピロン♪〟
珍しい。
あゆみからメール…
どうしたんだろう?
*・゜゚・*:.。..。.:*・🌸ayu🌸・*:.。. .。.:*・゜゚
【美奈、久しぶり‼︎元気してる?】
〝元気だよー♪同じ会社
なのに会わないよねー〟
【そうだねー。そう言えば
〇〇チーフ営業のーーさん
と肩を寄せ合いコンビニに
入って行ったって噂を聞いた】
〝アーっ!それ私も聞いた
〇〇チーフ結婚してんじ
ゃん所謂、不倫てやつ?〟
【2人で会社以外で会ってる
って情報、耳にするよー】
〝やっばぁ〟
【前に居た受付の美魔女の
◎◎さん覚えてる?】
〝覚えてる!ちょー綺麗な人
よね?突然辞めたけど〟
【今、本社に異動になった
◆◆くん】
〝イケメンの!〟
【彼の子を妊娠してバレる
前に辞めたんだよ】
〝えっ?ちょっと待って!
◆◆くんて結婚してて、
奥さん身重じゃなかた?〟
【😏】
〝怖い怖い〟
【世間て狭すぎるのか私の
友人が住んでるアパートに
越してきて、美魔女の子供
が友人の子と同じ学校だっ
たから分かったんだよね】
〝😱〟
〝悪い事ってするもんじゃ
無いね〟
〝修羅場だったのかな?〟
【さぁ?しかし不倫する人
の気が知れない】
〝あゆは、まだ新婚だから
大丈夫だよ〟
【そうかな?結婚して直ぐに
単身赴任でありえなくない?】
〝寂しいよね〟
【会いたい……ねぇ。美奈。
今日、空いてる ?】
〝ごっめーん‼︎彼氏の所
にきてるの!〟
【そっかぁ…邪魔しちゃいけ
ないね。またね】
〝今度埋め合わせするね!〟
❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎
「美奈、誰から ?」
「あゆみから」
〝RRRRR…〟
「ともくん電話」
「あぁ…アイツから」
〝ピロン♪〟
「美奈、メール来ているけど、良いのか?」
ちらっと表示画面を見ると、あゆみから再度メールが来ていたが、美奈は無視した。
「私のメールも、いいよ。久々に会ったんだから朝までイチャイチャしよ♡」
美奈は彼氏の首に腕を回しキスを強請った。
「美奈…」
「ともくん…逢いたかったぁ…好き」
久々の逢瀬に、2人の気持ちも昂り、周りの音さえ気にせず、世の中には2人だけしか存在しないかの様に夢中に互いを貪り体を重ねた
〝カチッ…ガチャ〟
〝スタスタ…〟
「あん。あぁっ♡ともくん…いいっ」
「みっ美奈…」
〝ガチャ〟と扉が開くと共に冷ややかな女性の声が聞こえた。
「ねぇ。修羅場がお望みなんでしょ?叶えてア.ゲ.ル」
「「あ、あゆみ‼︎」」
「あっあゆみ!これは違うんだ…その…みっ美奈が…魔が刺したって言うか…なんて言うか…済まない!あゆみ、だから許してくれ‼︎頼む‼︎あゆみが居ないと俺は…俺は」
シーツに額を擦り付け、美奈の彼氏で、あゆみの旦那は土下座する。
「あゆみ!誤解よ‼︎ごめんなさい‼︎」
「言っている言葉と、状況が合ってないんだけど?私が何も知らないとでも思っていた?他人をバカにするのも大概にして」
「「……」」
「ねぇ。2人共、バレないとでも思っていたの?案外、世間て狭いのよ。それと美奈、あんた、ともと、エッチに夢中だったから気づいてないかも知れないけど、私からのメールの続き見た?」
私は慌ててベッドボードに置いていたスマホを見る
*・゜゚・*:.。..。.:*・🌸ayu🌸・*:.。. .。.:*・゜゚
〇〇:〇〇
ーーここから未読ーー
【寂しいから、旦那の
アパートまで来ちゃった】
❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎
「っ!これ…」
「美奈、最後の逃げ道を作ってあげたのに…バカね」
「‼︎‼︎‼︎」
「そんなに時間空いてないんだから、読めば良かったのに…終わりね…入ってきて良いわよ」
あゆみが、そう言うと、同僚であり、共通の友人らが部屋に入って来た。
「うわぁ噂はマジだったんだ」
「美奈、最低っ‼︎あんただけは違うって信じていたのに」
「オイ。とも!冗談じゃ済まされねーぞ」
急に羞恥から美奈が悲鳴をあげる。
「キャァ!見ないで」
「あゆみ汚いぞ」
「フッ…まさかの逆ギレ?意味がわかんない。本来なら私がキレて叫びたいわよ。私はともと結婚しちゃったから離婚したら、悪い事してないのに戸籍に傷がついちゃうし…あっ、それと、貴方達の関係が今々に始まったわけじゃ無いって知ってるから…私、飛んだピエロだわ」
そう言って資料と封筒を渡す。
そこには、彼とのデートする写真が数枚。
「あぁそれと、同じ画像を私の両親と、あなたの両親、そして、美奈の親の連絡先は知らなかったから課長に送ったわ。今後の事は、また落ち着いたら話しましょ」
この後、彼らは友人と身内とも縁が切れ築き上げていた信頼さえ一瞬で失くしたのは言うまでもなかった。
◇
◇
◇
ーーー1ヶ月半前ーーー
「村岡さん、こんにちは♪どうされたんですか?浮かない顔して…」
「ほら、前にあなたに今の彼氏を紹介したって言う夫婦いたでしょ?」
「あぁ。あゆみちゃん?」
「そうそう、その子‼︎」
「あゆみちゃんがどうかしましたか?」
いつも社内を清掃してくださる村岡さんと私は仲良し。
彼氏を紹介した時に、あゆみと、とも夫婦も一緒に紹介した。
「いえねえ、他人の空似かも知れないけど、友達と〇〇県に1泊2日で旅行に行ったら…ねぇ…」
そう言ってスマホの写真を私に見せる。
確かに〇〇県に、あゆみの旦那、ともが単身赴任で行っている事は同じ社内だから知っている。
しかし、村岡さんのスマホに写されていたのは、あゆみと同様に仲が良かった美奈が、ともと仲良く腕を組みデートする姿。
「えっ?」
「私も〝まさか〟と思ったんだけどねぇ」
ーーーーーーーー
あゆみ、とも、美奈とは会社の同期で、入社の説明会から気が合い、友人として接していた。
私は、ともに片思いをしていたが、既にともは、あゆみと付き合っていた…
〝まだ結婚してない〟僅かでも良いから私に振り向いて欲しくて、ダイエットしたり、お洒落にさらに気を遣いチャンスを伺ったが、あゆみと結婚した…
結婚式の当日、私は、あゆみに呼び出され、控室で2人きりなる…
彼女は今から式場で〝花嫁〟なのにメイクを気にせず大粒の涙を流し私に抱きついた。
「ーーごめんなさいっ!私、ーーが、ともの事が好きだったなんて気付かず、自分の事しか考えず、惚気たりして…いっぱいーーの事、傷つけてごめんなさい‼︎」
あゆみは小さな子供みたいに泣き噦る…
「あゆみ…こーらっ♪折角、式場のスタッフさんが綺麗にしてくれたのに、涙で台無しじゃない…フフフ…もう、いーよ。結婚が決まった時点で私は踏ん切り着いたし…ね♪」
そう言って2人を祝ったのは、つい最近の話…
それに、あゆみ経由ではあるが、今の彼氏は私には勿体無く、優しく、時には寄り添って、時には厳しく、私には無いものをたくさん持ち、刺激を受ける素敵な方。
私は迷い無く、彼氏に村岡さんから送ってもらった画像を彼氏に見せた。
「うわー…とも、マジかぁ」
「私、あゆみになんて話そうかと悩んでて…」
「正直に話すしかないだろ」
私は意を決して、あゆみに話した。
ーーーーーーーー
行きつけのカフェでランチを摂り、あゆみに画像を見せる。
「ふぅ…だろうと思った」
ショックを受けるかと思いきや、意外と冷静。
少し膨らんだお腹を摩り、ポツリとポツリと話す。
「妊娠が分かってから様子が、おかしかったから…気付いてたの…だけど、半分〝酷い‼︎許せない〟と〝若い男性だから仕方ない〟って気持ち?それに、この子の父親でしょ?片親じゃ可哀想って我慢することにしたんだけどねぇ…まさか相手が美奈なんて」
「あゆみ?」
「私も、踏ん切り着いたし?2人に選ばせてあげましょ?」
楽しむかのように、盛り上がっている2人を他所に情報を集め、互いの両親と今後を、あゆみは身重の体を推し行動した。
ーー 現在 ーー
全裸の2人は布団で素肌を隠し身を寄せ合い、青褪めてる。
私は、ともに振り向いて欲しくて努力した過去の自分に「アイツはやめろ?」と説得したくなった。
しかし、それで、あゆみと友情が深まったのは間違いなく、今の彼氏にも出会って無かっただろう…
あゆみとは違い、私もビミョーな気持ち。
あの時の恋が生ゴミに変わった瞬間でもある。
要は、知らないのは2人だけで周りは見てると私は言いたくなった。
〝ピロン♪〟
珍しい。
あゆみからメール…
どうしたんだろう?
*・゜゚・*:.。..。.:*・🌸ayu🌸・*:.。. .。.:*・゜゚
【美奈、久しぶり‼︎元気してる?】
〝元気だよー♪同じ会社
なのに会わないよねー〟
【そうだねー。そう言えば
〇〇チーフ営業のーーさん
と肩を寄せ合いコンビニに
入って行ったって噂を聞いた】
〝アーっ!それ私も聞いた
〇〇チーフ結婚してんじ
ゃん所謂、不倫てやつ?〟
【2人で会社以外で会ってる
って情報、耳にするよー】
〝やっばぁ〟
【前に居た受付の美魔女の
◎◎さん覚えてる?】
〝覚えてる!ちょー綺麗な人
よね?突然辞めたけど〟
【今、本社に異動になった
◆◆くん】
〝イケメンの!〟
【彼の子を妊娠してバレる
前に辞めたんだよ】
〝えっ?ちょっと待って!
◆◆くんて結婚してて、
奥さん身重じゃなかた?〟
【😏】
〝怖い怖い〟
【世間て狭すぎるのか私の
友人が住んでるアパートに
越してきて、美魔女の子供
が友人の子と同じ学校だっ
たから分かったんだよね】
〝😱〟
〝悪い事ってするもんじゃ
無いね〟
〝修羅場だったのかな?〟
【さぁ?しかし不倫する人
の気が知れない】
〝あゆは、まだ新婚だから
大丈夫だよ〟
【そうかな?結婚して直ぐに
単身赴任でありえなくない?】
〝寂しいよね〟
【会いたい……ねぇ。美奈。
今日、空いてる ?】
〝ごっめーん‼︎彼氏の所
にきてるの!〟
【そっかぁ…邪魔しちゃいけ
ないね。またね】
〝今度埋め合わせするね!〟
❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎
「美奈、誰から ?」
「あゆみから」
〝RRRRR…〟
「ともくん電話」
「あぁ…アイツから」
〝ピロン♪〟
「美奈、メール来ているけど、良いのか?」
ちらっと表示画面を見ると、あゆみから再度メールが来ていたが、美奈は無視した。
「私のメールも、いいよ。久々に会ったんだから朝までイチャイチャしよ♡」
美奈は彼氏の首に腕を回しキスを強請った。
「美奈…」
「ともくん…逢いたかったぁ…好き」
久々の逢瀬に、2人の気持ちも昂り、周りの音さえ気にせず、世の中には2人だけしか存在しないかの様に夢中に互いを貪り体を重ねた
〝カチッ…ガチャ〟
〝スタスタ…〟
「あん。あぁっ♡ともくん…いいっ」
「みっ美奈…」
〝ガチャ〟と扉が開くと共に冷ややかな女性の声が聞こえた。
「ねぇ。修羅場がお望みなんでしょ?叶えてア.ゲ.ル」
「「あ、あゆみ‼︎」」
「あっあゆみ!これは違うんだ…その…みっ美奈が…魔が刺したって言うか…なんて言うか…済まない!あゆみ、だから許してくれ‼︎頼む‼︎あゆみが居ないと俺は…俺は」
シーツに額を擦り付け、美奈の彼氏で、あゆみの旦那は土下座する。
「あゆみ!誤解よ‼︎ごめんなさい‼︎」
「言っている言葉と、状況が合ってないんだけど?私が何も知らないとでも思っていた?他人をバカにするのも大概にして」
「「……」」
「ねぇ。2人共、バレないとでも思っていたの?案外、世間て狭いのよ。それと美奈、あんた、ともと、エッチに夢中だったから気づいてないかも知れないけど、私からのメールの続き見た?」
私は慌ててベッドボードに置いていたスマホを見る
*・゜゚・*:.。..。.:*・🌸ayu🌸・*:.。. .。.:*・゜゚
〇〇:〇〇
ーーここから未読ーー
【寂しいから、旦那の
アパートまで来ちゃった】
❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎✴︎❇︎
「っ!これ…」
「美奈、最後の逃げ道を作ってあげたのに…バカね」
「‼︎‼︎‼︎」
「そんなに時間空いてないんだから、読めば良かったのに…終わりね…入ってきて良いわよ」
あゆみが、そう言うと、同僚であり、共通の友人らが部屋に入って来た。
「うわぁ噂はマジだったんだ」
「美奈、最低っ‼︎あんただけは違うって信じていたのに」
「オイ。とも!冗談じゃ済まされねーぞ」
急に羞恥から美奈が悲鳴をあげる。
「キャァ!見ないで」
「あゆみ汚いぞ」
「フッ…まさかの逆ギレ?意味がわかんない。本来なら私がキレて叫びたいわよ。私はともと結婚しちゃったから離婚したら、悪い事してないのに戸籍に傷がついちゃうし…あっ、それと、貴方達の関係が今々に始まったわけじゃ無いって知ってるから…私、飛んだピエロだわ」
そう言って資料と封筒を渡す。
そこには、彼とのデートする写真が数枚。
「あぁそれと、同じ画像を私の両親と、あなたの両親、そして、美奈の親の連絡先は知らなかったから課長に送ったわ。今後の事は、また落ち着いたら話しましょ」
この後、彼らは友人と身内とも縁が切れ築き上げていた信頼さえ一瞬で失くしたのは言うまでもなかった。
◇
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ーーー1ヶ月半前ーーー
「村岡さん、こんにちは♪どうされたんですか?浮かない顔して…」
「ほら、前にあなたに今の彼氏を紹介したって言う夫婦いたでしょ?」
「あぁ。あゆみちゃん?」
「そうそう、その子‼︎」
「あゆみちゃんがどうかしましたか?」
いつも社内を清掃してくださる村岡さんと私は仲良し。
彼氏を紹介した時に、あゆみと、とも夫婦も一緒に紹介した。
「いえねえ、他人の空似かも知れないけど、友達と〇〇県に1泊2日で旅行に行ったら…ねぇ…」
そう言ってスマホの写真を私に見せる。
確かに〇〇県に、あゆみの旦那、ともが単身赴任で行っている事は同じ社内だから知っている。
しかし、村岡さんのスマホに写されていたのは、あゆみと同様に仲が良かった美奈が、ともと仲良く腕を組みデートする姿。
「えっ?」
「私も〝まさか〟と思ったんだけどねぇ」
ーーーーーーーー
あゆみ、とも、美奈とは会社の同期で、入社の説明会から気が合い、友人として接していた。
私は、ともに片思いをしていたが、既にともは、あゆみと付き合っていた…
〝まだ結婚してない〟僅かでも良いから私に振り向いて欲しくて、ダイエットしたり、お洒落にさらに気を遣いチャンスを伺ったが、あゆみと結婚した…
結婚式の当日、私は、あゆみに呼び出され、控室で2人きりなる…
彼女は今から式場で〝花嫁〟なのにメイクを気にせず大粒の涙を流し私に抱きついた。
「ーーごめんなさいっ!私、ーーが、ともの事が好きだったなんて気付かず、自分の事しか考えず、惚気たりして…いっぱいーーの事、傷つけてごめんなさい‼︎」
あゆみは小さな子供みたいに泣き噦る…
「あゆみ…こーらっ♪折角、式場のスタッフさんが綺麗にしてくれたのに、涙で台無しじゃない…フフフ…もう、いーよ。結婚が決まった時点で私は踏ん切り着いたし…ね♪」
そう言って2人を祝ったのは、つい最近の話…
それに、あゆみ経由ではあるが、今の彼氏は私には勿体無く、優しく、時には寄り添って、時には厳しく、私には無いものをたくさん持ち、刺激を受ける素敵な方。
私は迷い無く、彼氏に村岡さんから送ってもらった画像を彼氏に見せた。
「うわー…とも、マジかぁ」
「私、あゆみになんて話そうかと悩んでて…」
「正直に話すしかないだろ」
私は意を決して、あゆみに話した。
ーーーーーーーー
行きつけのカフェでランチを摂り、あゆみに画像を見せる。
「ふぅ…だろうと思った」
ショックを受けるかと思いきや、意外と冷静。
少し膨らんだお腹を摩り、ポツリとポツリと話す。
「妊娠が分かってから様子が、おかしかったから…気付いてたの…だけど、半分〝酷い‼︎許せない〟と〝若い男性だから仕方ない〟って気持ち?それに、この子の父親でしょ?片親じゃ可哀想って我慢することにしたんだけどねぇ…まさか相手が美奈なんて」
「あゆみ?」
「私も、踏ん切り着いたし?2人に選ばせてあげましょ?」
楽しむかのように、盛り上がっている2人を他所に情報を集め、互いの両親と今後を、あゆみは身重の体を推し行動した。
ーー 現在 ーー
全裸の2人は布団で素肌を隠し身を寄せ合い、青褪めてる。
私は、ともに振り向いて欲しくて努力した過去の自分に「アイツはやめろ?」と説得したくなった。
しかし、それで、あゆみと友情が深まったのは間違いなく、今の彼氏にも出会って無かっただろう…
あゆみとは違い、私もビミョーな気持ち。
あの時の恋が生ゴミに変わった瞬間でもある。
要は、知らないのは2人だけで周りは見てると私は言いたくなった。
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