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人は、こうして浮気するのかしら?まぁ先に裏切ったのは貴方ですが…1
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女に生まれて〝幸せか?〟と聞かれたら以前の私は「NO」と答えてたわ。
私は私であって〝おい〟〝ちょっと〟〝ねぇ貴女〟と勝手に位置づけされ、家族の筈なのに、私と言う存在は私が家族と思っている人達から無視されてる。
結婚して5年。長く付き合っていた私達は〝流れ〟で結婚した。
まだ恋人時代の方が大事にされていたと思う。
よくまぁ〝釣った魚に餌はやらない〟って聞くけど、まさにそうね。
夫とは長く体を重ねていない…だから子供はいない。
夫の両親とは別居。夫の実家の敷地内に家を建てているから、絶対にスープが冷めない距離。
須本みゆき32歳。
文具メーカーの営業事務に勤める。
3つ歳上の夫とは大学生の頃から付き合い、交際期間7年を経て結婚した。
「おい」
「ネクタイはこれで良いかしら?」
「おい」
「お弁当は入れてます。いってらっしゃい」
「…ちょっと…」
「何か急用?」
「来月は3日ほど泊りがけの出張がある」
「分かったわ準備しておきます」
夫の須本基哉35歳は食品メーカーで課長。
多分、若手では出世している方だと思う。
あまり話さない人ではあったが最近は二言三言で会話が完結してしまう。
長く付き合っていたから、何となく分かり先回りしている私も何だけど…
ーーーーーーーー
「みゆきさん主婦の鑑って言うか、もう熟年夫婦の域じゃないですか?」
昼休み、結婚したばかりの後輩が関心する。
「付き合いと合わせたら12年だからね」
「でも、寂しくないですぅ?名前で呼ばずに〝おい〟とか頼み事では〝ちょっと〟って」
「そうねぇ。心配してくれて、ありがとう」
私は、この職場が好きだ、それに家に居るよりマシだと最近は思うようになっている。
「お疲れ様でしたー」
あぁ。今日も楽しい時間が終わった、しかも週末…
沈みそうな気持ちを抱え買い物を終え家路に到着する。
夕飯の支度をするとベルが鳴り、勝手に上がる女性は開口一番に
「ねぇ貴女、明日は予定無いよね?」
「えっ?明日は友人と久々のランチを約束してますが」
「え〰︎、それ断れないのぉ?」
「前々から約束していたので…」
「真由美があっちゃんを連れて帰ってくるから、真由美と出かける間、あっちゃんを見てもらおうと思っていたのに」
「お義母さん、事前に言ってくださらないと」
「みゆきさん、真由美が可哀想と思わないの?あちらの姑さんが真由美にきつく当たってるらしく、たまには実家で羽を伸ばさせたい私の親心が分からないなんて…」
いかにも酷い嫁の様に言われる。
真由美とは夫の妹、旦那さんのご両親とは二世帯住宅で同居。
末っ子で甘やかされ育った彼女は出来ちゃった結婚だった為、居心地が悪いらしい。
…って言いますか、真由美さんを庇う、お義母さん。
私に真由美さんの嫁ぎ先と同じことをしている事に気づいてないんでしょうか?
「ねぇ貴女、何とかならないの?あっ!そうだ良い事思いついたわっ貴女、お友達とのランチにあっちゃんを連れて行きなさい」
「は?何言ってるんですか?」
「いいじゃない?子供いないんだし。いずれは子育てするんだから、慣らし保育じゃ無いけど慣らし子育てしなさいよ」
強引に子守を押し付けられた。
「…て事があったのよ。基哉さん」
「そうか大変だな」
「まるで他人事ね」
「そう言われても」
「明日は、いるの?最近お出掛けが多いから」
「……」
「いいわ。血の繋がった甥っ子なのにね」
夫の態度に腹が立ち私は話を切る。
友人に事情を話したら快く甥っ子の急な参加を受け入れてもらい安堵した。
ーーーーーーーー
「お義姉さーん。ありがとうございますっ♪あっちゃん良かったねぇ。みゆき伯母ちゃんに色々買ってもらうんだよ」
普段から、そんな態度じゃ、そりゃ、あちらのお姑さんから言われても仕方ないわよね。
「みゆきさん、いつも家内と真由美が、済まないね」
「いえ…」
口先だけでも、まだ謝ってくれる舅がマシに思う。
「俺、出掛けるから」
行き先も言わず夫も出て行く。
「私の存在って」
イライラとやるせ無さが渦巻く。
「みゆたん、らいじょーびゅ?」
2歳を迎えた甥っ子に気遣わせハッとする。
この子が1番の被害者だ。
「あっちゃん。大丈夫だよ。ありがとう。今日は、みゆおばちゃんの、お友達と会うの。お利口さんにしてね」
◇
◇
◇
「マジかぁ…酷いね。みゆきちゃんの旦那さんの家族」
「こーんなに、可愛い子を置いてけぼりして遊びに行って呆れるわ。それに肝心のみゆきの旦那も」
私は苦笑いするしかなかった。
プンプンと私の代わりに怒ってくれる友人と呆れ顔の友人の旦那さんに胸が救われた。
「私もゴメンね。普段より遠い所で待ち合わせさせちゃって」
「良いって良いって‼︎せっかく楽しんでいるのに、家族に出会すのも嫌だもんね」
他愛無い話に盛り上がると声を掛けられた。
「あれ?須本さん?」
声を掛けられ、振り返ると取引先の男性だった。
年も近く話しやすい為、よく、お話する機会が多い。
「道芝さん。こんなところで会うなんて珍しいですね」
「須本さんこそ。確か、お住まいは北区では?」
「今日はちょっと訳あって西区に来たんです。もし宜しければ、ご一緒に如何ですか?」
「良いんですか?…?須本さんのお子さん?」
「たたち(高木)あっちゃん。2ちゃいなの」
「たたち?」
「甥っ子なんです」
「あっちゃん。挨拶が上手だね」
道芝さんはワシワシと甥っ子の頭を撫でた。
大人4人と子供1人でランチを楽しみ、次の場所に移動しようと話すと、あっちゃんがブティックのある方に指を差し、口を開いた。
「あっ‼︎もとおじたんだ」
「「「え⁈」」」
私達は一斉にあっちゃんが指差す方へ目を向けた。
頭をお団子にアップして露出度の高い服を身につけ、見た目からして20代前半から半ばの女性がブティックの前に立つ夫に後ろから勢いよく抱きつく。
私には、もう二度と見せない甘さが入った微笑みを向け肩を抱き寄せ歩いて行く姿が目に入る。
「ねぇ…あれ」
「おいおいウソだろ?」
「………」
私は、黙って2人が雑踏の中に消えゆくのを見送った。
胸が抉れそうな気持ちだったが、あっちゃんの一言で冷静さを取り戻す。
「もとおじたん、ママとおんなじないちょのことちてゆ」
「?内緒の事?」
「ママ、パパがいないとち、ピカピカちれいにちて、おでかけすゆの。ママね、あっちゃんに〝パパにないちょよ〟てちぃってすゆの」
と舌っ足らずの可愛らしい声で、小さな人差し指を立て口元に当てる。
「「「「はぁ?」」」」
仕草は可愛いのに話の内容のエグさに私は目眩いを起こす。
「あっちゃんはママがいない時はどうしてるの?」
「ひといでいゆよ」
「はぁ?こんなに小さい子に、なんて事させてるの!」
夫の浮気現場目撃より、義妹の育児放棄の方に怒りが増した。
夫、基哉さんの浮気は、これで3回目、3年毎に浮気を起こしてるペースとなる。
2回目の浮気で彼は私に土下座をして〝見捨てないでくれ〟と情けないくらいに縋り付いたのだ。
私は次に浮気したら、離婚と、ただでは済まさないと彼に告げていた。
「ねぇ、みゆき、どうするの?一緒に現場見ちゃったし協力するよ‼︎」
友人夫婦は頷き、道芝さんも賛同する。
「ありがとう。気持ちだけでいいわ。ねぇ、あっちゃん」
「ないちょー」
可愛い笑顔に私達大人は癒された。
私は私であって〝おい〟〝ちょっと〟〝ねぇ貴女〟と勝手に位置づけされ、家族の筈なのに、私と言う存在は私が家族と思っている人達から無視されてる。
結婚して5年。長く付き合っていた私達は〝流れ〟で結婚した。
まだ恋人時代の方が大事にされていたと思う。
よくまぁ〝釣った魚に餌はやらない〟って聞くけど、まさにそうね。
夫とは長く体を重ねていない…だから子供はいない。
夫の両親とは別居。夫の実家の敷地内に家を建てているから、絶対にスープが冷めない距離。
須本みゆき32歳。
文具メーカーの営業事務に勤める。
3つ歳上の夫とは大学生の頃から付き合い、交際期間7年を経て結婚した。
「おい」
「ネクタイはこれで良いかしら?」
「おい」
「お弁当は入れてます。いってらっしゃい」
「…ちょっと…」
「何か急用?」
「来月は3日ほど泊りがけの出張がある」
「分かったわ準備しておきます」
夫の須本基哉35歳は食品メーカーで課長。
多分、若手では出世している方だと思う。
あまり話さない人ではあったが最近は二言三言で会話が完結してしまう。
長く付き合っていたから、何となく分かり先回りしている私も何だけど…
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「みゆきさん主婦の鑑って言うか、もう熟年夫婦の域じゃないですか?」
昼休み、結婚したばかりの後輩が関心する。
「付き合いと合わせたら12年だからね」
「でも、寂しくないですぅ?名前で呼ばずに〝おい〟とか頼み事では〝ちょっと〟って」
「そうねぇ。心配してくれて、ありがとう」
私は、この職場が好きだ、それに家に居るよりマシだと最近は思うようになっている。
「お疲れ様でしたー」
あぁ。今日も楽しい時間が終わった、しかも週末…
沈みそうな気持ちを抱え買い物を終え家路に到着する。
夕飯の支度をするとベルが鳴り、勝手に上がる女性は開口一番に
「ねぇ貴女、明日は予定無いよね?」
「えっ?明日は友人と久々のランチを約束してますが」
「え〰︎、それ断れないのぉ?」
「前々から約束していたので…」
「真由美があっちゃんを連れて帰ってくるから、真由美と出かける間、あっちゃんを見てもらおうと思っていたのに」
「お義母さん、事前に言ってくださらないと」
「みゆきさん、真由美が可哀想と思わないの?あちらの姑さんが真由美にきつく当たってるらしく、たまには実家で羽を伸ばさせたい私の親心が分からないなんて…」
いかにも酷い嫁の様に言われる。
真由美とは夫の妹、旦那さんのご両親とは二世帯住宅で同居。
末っ子で甘やかされ育った彼女は出来ちゃった結婚だった為、居心地が悪いらしい。
…って言いますか、真由美さんを庇う、お義母さん。
私に真由美さんの嫁ぎ先と同じことをしている事に気づいてないんでしょうか?
「ねぇ貴女、何とかならないの?あっ!そうだ良い事思いついたわっ貴女、お友達とのランチにあっちゃんを連れて行きなさい」
「は?何言ってるんですか?」
「いいじゃない?子供いないんだし。いずれは子育てするんだから、慣らし保育じゃ無いけど慣らし子育てしなさいよ」
強引に子守を押し付けられた。
「…て事があったのよ。基哉さん」
「そうか大変だな」
「まるで他人事ね」
「そう言われても」
「明日は、いるの?最近お出掛けが多いから」
「……」
「いいわ。血の繋がった甥っ子なのにね」
夫の態度に腹が立ち私は話を切る。
友人に事情を話したら快く甥っ子の急な参加を受け入れてもらい安堵した。
ーーーーーーーー
「お義姉さーん。ありがとうございますっ♪あっちゃん良かったねぇ。みゆき伯母ちゃんに色々買ってもらうんだよ」
普段から、そんな態度じゃ、そりゃ、あちらのお姑さんから言われても仕方ないわよね。
「みゆきさん、いつも家内と真由美が、済まないね」
「いえ…」
口先だけでも、まだ謝ってくれる舅がマシに思う。
「俺、出掛けるから」
行き先も言わず夫も出て行く。
「私の存在って」
イライラとやるせ無さが渦巻く。
「みゆたん、らいじょーびゅ?」
2歳を迎えた甥っ子に気遣わせハッとする。
この子が1番の被害者だ。
「あっちゃん。大丈夫だよ。ありがとう。今日は、みゆおばちゃんの、お友達と会うの。お利口さんにしてね」
◇
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「マジかぁ…酷いね。みゆきちゃんの旦那さんの家族」
「こーんなに、可愛い子を置いてけぼりして遊びに行って呆れるわ。それに肝心のみゆきの旦那も」
私は苦笑いするしかなかった。
プンプンと私の代わりに怒ってくれる友人と呆れ顔の友人の旦那さんに胸が救われた。
「私もゴメンね。普段より遠い所で待ち合わせさせちゃって」
「良いって良いって‼︎せっかく楽しんでいるのに、家族に出会すのも嫌だもんね」
他愛無い話に盛り上がると声を掛けられた。
「あれ?須本さん?」
声を掛けられ、振り返ると取引先の男性だった。
年も近く話しやすい為、よく、お話する機会が多い。
「道芝さん。こんなところで会うなんて珍しいですね」
「須本さんこそ。確か、お住まいは北区では?」
「今日はちょっと訳あって西区に来たんです。もし宜しければ、ご一緒に如何ですか?」
「良いんですか?…?須本さんのお子さん?」
「たたち(高木)あっちゃん。2ちゃいなの」
「たたち?」
「甥っ子なんです」
「あっちゃん。挨拶が上手だね」
道芝さんはワシワシと甥っ子の頭を撫でた。
大人4人と子供1人でランチを楽しみ、次の場所に移動しようと話すと、あっちゃんがブティックのある方に指を差し、口を開いた。
「あっ‼︎もとおじたんだ」
「「「え⁈」」」
私達は一斉にあっちゃんが指差す方へ目を向けた。
頭をお団子にアップして露出度の高い服を身につけ、見た目からして20代前半から半ばの女性がブティックの前に立つ夫に後ろから勢いよく抱きつく。
私には、もう二度と見せない甘さが入った微笑みを向け肩を抱き寄せ歩いて行く姿が目に入る。
「ねぇ…あれ」
「おいおいウソだろ?」
「………」
私は、黙って2人が雑踏の中に消えゆくのを見送った。
胸が抉れそうな気持ちだったが、あっちゃんの一言で冷静さを取り戻す。
「もとおじたん、ママとおんなじないちょのことちてゆ」
「?内緒の事?」
「ママ、パパがいないとち、ピカピカちれいにちて、おでかけすゆの。ママね、あっちゃんに〝パパにないちょよ〟てちぃってすゆの」
と舌っ足らずの可愛らしい声で、小さな人差し指を立て口元に当てる。
「「「「はぁ?」」」」
仕草は可愛いのに話の内容のエグさに私は目眩いを起こす。
「あっちゃんはママがいない時はどうしてるの?」
「ひといでいゆよ」
「はぁ?こんなに小さい子に、なんて事させてるの!」
夫の浮気現場目撃より、義妹の育児放棄の方に怒りが増した。
夫、基哉さんの浮気は、これで3回目、3年毎に浮気を起こしてるペースとなる。
2回目の浮気で彼は私に土下座をして〝見捨てないでくれ〟と情けないくらいに縋り付いたのだ。
私は次に浮気したら、離婚と、ただでは済まさないと彼に告げていた。
「ねぇ、みゆき、どうするの?一緒に現場見ちゃったし協力するよ‼︎」
友人夫婦は頷き、道芝さんも賛同する。
「ありがとう。気持ちだけでいいわ。ねぇ、あっちゃん」
「ないちょー」
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