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霊視鑑定人X氏による鑑定など。
合コンで。 鑑定
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私がこの話を聞いた時、実は真相に気付きませんでした。
と、言うよりも
あまりにも、腑に落ちなさ過ぎて納得が行かない。という方が正しいだろう。
しかし、だからこそ私はX氏にこの話を鑑定してもらうに至った。
そもそも、谷ちゃんは話の冒頭以前から「憑かれていた」のだろう。との事だった。
そして、何かしらの呼び水を得た「念」が「美樹さん」という形を得たのだろう。と
その「呼び水」こそ「合コンメンバー」である。
X氏が語るに、そのメンバーの中に誰か「霊感の強い人」がいたのではないだろうか?
という仮説が立った。
そして、X氏は言う。
「話に出ていた心霊スポットは関係がないのではないか?」と。
「心霊スポット」の話題が持ち上がったのは
合コンメンバーに相次いで起きた「いたずら」が原因だった。
思い出して欲しい。
その最初の被害者は誰か。
そう
「谷ちゃん」なのである。
そして「美樹さん」を含むメンバー「6人」が被害を受けた・・・。
この時、私は「美樹さん」が「念」だという説明を受けた直後で
真っ先に「イタズラの犯人」を「美樹さん」だと思い込んだ。
だが・・・X氏が語るには
「犯人は亡くなった男性ではないか?」とのことであった。
そして
「霊感が強かったのもその人だろう。」と・・・。
美樹さんが「霊」であるならば「イタズラ」の被害に合っていることの辻褄が合わない。
故に、霊感のある人間によって何かしらの干渉があったのではないか?と
推測されたのだ。
そして・・・。
その時、既にその男性は美樹さんによって呪われていたのではないか?
歯止めが利かなくなった男性。
そして、頭のいい彼等は気付く・・・「被害はメンバー内で順番に起きている。」と
犯人だと疑われたくない男性は、メンバーと距離を置く決断をする。
其処に付け込まれ・・・連れて逝かれたのではないだろうか?
更に、話に出て来た「寺の神主」も
「美樹さん」の正体をいち早く見抜いたのだろう。
故に「6人」と正しい数字を言ったのだろう。
・・・その結果
この話の終盤で「谷ちゃんの携帯」に
美樹さんからのしつこい電話があった。
結界の張られたお堂に入れなかったからであろう。
「美樹さん」の狙いはあくまでも「谷ちゃん」であった。
「亡くなった男」は「前菜」にもならなかったのであろう。
そして、谷ちゃん自身もまた「連れて逝かれる一歩手前だった」のだろう。
考えても見て欲しい。
「神主」から話を聞き終えた彼は
互いに知っているであろう連絡先へメールなどは送らず
「美樹さんに頼んで」皆を集めたであろう。
これはX氏曰く
「半分魅せられてしまっていたからだ。」との事だそうだ。
私は、未だに「腑に落ちない」。
だが・・・あえて言うのであれば・・・
事実は小説よりも奇なり・・・。という事であろう。
と、言うよりも
あまりにも、腑に落ちなさ過ぎて納得が行かない。という方が正しいだろう。
しかし、だからこそ私はX氏にこの話を鑑定してもらうに至った。
そもそも、谷ちゃんは話の冒頭以前から「憑かれていた」のだろう。との事だった。
そして、何かしらの呼び水を得た「念」が「美樹さん」という形を得たのだろう。と
その「呼び水」こそ「合コンメンバー」である。
X氏が語るに、そのメンバーの中に誰か「霊感の強い人」がいたのではないだろうか?
という仮説が立った。
そして、X氏は言う。
「話に出ていた心霊スポットは関係がないのではないか?」と。
「心霊スポット」の話題が持ち上がったのは
合コンメンバーに相次いで起きた「いたずら」が原因だった。
思い出して欲しい。
その最初の被害者は誰か。
そう
「谷ちゃん」なのである。
そして「美樹さん」を含むメンバー「6人」が被害を受けた・・・。
この時、私は「美樹さん」が「念」だという説明を受けた直後で
真っ先に「イタズラの犯人」を「美樹さん」だと思い込んだ。
だが・・・X氏が語るには
「犯人は亡くなった男性ではないか?」とのことであった。
そして
「霊感が強かったのもその人だろう。」と・・・。
美樹さんが「霊」であるならば「イタズラ」の被害に合っていることの辻褄が合わない。
故に、霊感のある人間によって何かしらの干渉があったのではないか?と
推測されたのだ。
そして・・・。
その時、既にその男性は美樹さんによって呪われていたのではないか?
歯止めが利かなくなった男性。
そして、頭のいい彼等は気付く・・・「被害はメンバー内で順番に起きている。」と
犯人だと疑われたくない男性は、メンバーと距離を置く決断をする。
其処に付け込まれ・・・連れて逝かれたのではないだろうか?
更に、話に出て来た「寺の神主」も
「美樹さん」の正体をいち早く見抜いたのだろう。
故に「6人」と正しい数字を言ったのだろう。
・・・その結果
この話の終盤で「谷ちゃんの携帯」に
美樹さんからのしつこい電話があった。
結界の張られたお堂に入れなかったからであろう。
「美樹さん」の狙いはあくまでも「谷ちゃん」であった。
「亡くなった男」は「前菜」にもならなかったのであろう。
そして、谷ちゃん自身もまた「連れて逝かれる一歩手前だった」のだろう。
考えても見て欲しい。
「神主」から話を聞き終えた彼は
互いに知っているであろう連絡先へメールなどは送らず
「美樹さんに頼んで」皆を集めたであろう。
これはX氏曰く
「半分魅せられてしまっていたからだ。」との事だそうだ。
私は、未だに「腑に落ちない」。
だが・・・あえて言うのであれば・・・
事実は小説よりも奇なり・・・。という事であろう。
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