骸行進

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心霊「豆知識」

実は危険な盛り塩

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私は、知り合いや多くの方から心霊体験について、お話を伺う事が多いです。
というのも、親しくなるとつい口癖のように「心霊体験とかあった？」と
聞いてしまうからです・・・。

そして、「ある」と答えた方の中には
「盛り塩したし、安心だよ」と鼻高々に自慢される方が居ます。

ですが・・・。
それを横で聞く私は
「うわぁ・・・この人の部屋、ぜってぇ行きたくねぇ～。」と内心では思っています。

確かに、盛り塩とは
外部からやって来る悪い物を払い退けてしまう様な力があります。
ですが、その方法とは
一体、どんなものでしょう？

例えば、玄関先に「ちょこん」と盛り塩。
これが一番簡易的で、且つ効果的な感じがしますね。

所がどっこい。
玄関に置いた位では、意味がありません。
本来、盛り塩とは守りたい部分の四方を囲う様に設置すべきものです。
玄関や戸の足元に、「ちょこん」では、全く持って無意味です。

では、部屋の四方に置いてやったぜ！これで文句ねぇだろ！
・・・いいえ、余計にそんな部屋、入りたくありません。

前述したように「盛り塩」には「外部から来るもの」を拒む力があります。
・・・勘の良い方ならお分かり頂けますでしょう。
「既に居憑いている者」には、全くの無意味な処置です。

それどころか
盛り塩をした事により、家に憑いている者が行動を制限され・・・怒り出します。

この様に、間違った盛り塩をした結果、どうなの？と話を聞いた結果
殆ど「盛り塩が無意味」だった事が私の聞いた限りでは大部分の方が失敗されています。
場合によっては、「悪化した。」とも話を聞いたことがあります。

その方は、盛り塩だけでは飽き足らず
何か、事が起こる度にその方角に向けて塩を撒いていたそうです。
その結果、霊の怒りに触れたのか・・・家が全焼するほどの大火事に見舞われたそうです。

素人目にやる盛り塩とは、返って霊を激昂させかねません。
盛り塩やってるよ？って方は、今すぐ辞める事をお勧めします。

では、正しき盛り塩とは？

それは簡単です。
家やお部屋を、プロにお祓いしていただいた直後。
「また外からやってこない様に。」との願いを込めて、塩を盛るのが正しき方法です。
そして、交換の際も
霊道などの方角に近い場所から交換し、侵入を防ぐ事が肝心です。
霊道と反対側の塩を変えてしまうと・・・

そこを通り過ぎたいだけの霊などが、塩によって道が封鎖され
部屋に溜まる事になります。

この様に、実は意外とルールや方角に五月蠅いのが盛り塩による結界なのです。

皆さんも、安全に盛り塩を行うようにしましょう・・・。

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