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筆者(メカ)の経験談。
ベランダ。 1/2
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これは、ホラー系の掲示板で知り合った、当時大学生だった女性から聞いた話です。
彼女のハンドルネームは「コヤマ」さん。(当然、仮名ですね)
彼女は、当時付き合っていた彼氏に、ストーカー被害を相談したそうです。
無論、彼氏も
「何かあったら大変だ。」と必要に応じて送り迎えなどに尽力してくれたそうです。
警察にも相談をしたことがあったそうですが・・・
良く聞く「何か起きないと事件に出来ない」という問答で
警察が当てにならない事を思い知ったそうです。
しかし、半ば諦め切れなかったコヤマさんは、ネットに助けを求めた。というのが
知り合った経緯です。
最初こそ「ホラーに関係ないだろ。」と手厳しい掲示板の住民達でしたが
話を聞くに連れ、やはり「危険な事に代わりないわな。」とアドバイスを送る様になりました。
そんな議論の途中から、私はその話に入る事となりました。
彼氏との付き合いは凡そ2年。
そして、ストーカーの存在に築いたのは、当時から5か月前の事だったという。
掲示板の住民達が、アドバイスや犯人像の割出しなどを行っていた為に
中途で話を見た私でも、話を遡る事無く理解出来た。
コヤマさんは、八階建てのマンションの七階部分に住んでいた。
普段からエレベーター移動だった彼女に対しても、掲示板の有志達は
「乗る前に、周囲の確認」や「見知った顔じゃなければ同乗はするな」など
具体的な策を、打ち出していた。
そして、このタイトルに、この文章。
勘の良い人なら顛末にお気付きの事と思いますが、あえて見守っていただきたい。
(アタシゃ、勘の良いガキは嫌いだよ。・・・誰やねん。とか突っ込まないで下さい。ごめんなさい)
当然のことながら、彼女も最新の注意を払って生活していたそうだ。
しかし、気を張り続ける生活にも限界を感じたコヤマさんは、彼氏と同棲を始めた。
といっても、引っ越すだけの余裕もなく、ボディガードという形で
彼氏がコヤマさん宅へ移り住んだ。
これで、安心かと思ったが・・・ストーカーが終わる事は無かった。
ここで、ネット住民達を騒がせたのは
「彼氏を呼んだ事で逆に危険じゃないか?」という議論だった。
とはいえ、一人でいる訳にも行かず、苦渋の選択だった事を、ネット住民たちは分かっている。
だが、ネット住民達の危惧した事は、泡沫だった。
ストーカーが激化する事は無かった。
相変わらず続く、ねちっこい視線などだけが、コヤマさんの不安だった。
そんなある日
通学の電車内で、盗撮犯が捕まったらしい。
複数の写真の中には、コヤマさんの写真もあったという。
その事をきっかけに、彼女のストーカーもぴたりと止んだ。
それから数か月後。
彼女は、彼氏と別れた。
理由は彼氏の浮気。彼氏を家から追い出し、すっきりとした部屋に
彼女は居心地の良さを覚えたという。
しかし、恐怖は決して終わってなど居ない。
・・・そこにあり続けたのだから・・・。
彼女のハンドルネームは「コヤマ」さん。(当然、仮名ですね)
彼女は、当時付き合っていた彼氏に、ストーカー被害を相談したそうです。
無論、彼氏も
「何かあったら大変だ。」と必要に応じて送り迎えなどに尽力してくれたそうです。
警察にも相談をしたことがあったそうですが・・・
良く聞く「何か起きないと事件に出来ない」という問答で
警察が当てにならない事を思い知ったそうです。
しかし、半ば諦め切れなかったコヤマさんは、ネットに助けを求めた。というのが
知り合った経緯です。
最初こそ「ホラーに関係ないだろ。」と手厳しい掲示板の住民達でしたが
話を聞くに連れ、やはり「危険な事に代わりないわな。」とアドバイスを送る様になりました。
そんな議論の途中から、私はその話に入る事となりました。
彼氏との付き合いは凡そ2年。
そして、ストーカーの存在に築いたのは、当時から5か月前の事だったという。
掲示板の住民達が、アドバイスや犯人像の割出しなどを行っていた為に
中途で話を見た私でも、話を遡る事無く理解出来た。
コヤマさんは、八階建てのマンションの七階部分に住んでいた。
普段からエレベーター移動だった彼女に対しても、掲示板の有志達は
「乗る前に、周囲の確認」や「見知った顔じゃなければ同乗はするな」など
具体的な策を、打ち出していた。
そして、このタイトルに、この文章。
勘の良い人なら顛末にお気付きの事と思いますが、あえて見守っていただきたい。
(アタシゃ、勘の良いガキは嫌いだよ。・・・誰やねん。とか突っ込まないで下さい。ごめんなさい)
当然のことながら、彼女も最新の注意を払って生活していたそうだ。
しかし、気を張り続ける生活にも限界を感じたコヤマさんは、彼氏と同棲を始めた。
といっても、引っ越すだけの余裕もなく、ボディガードという形で
彼氏がコヤマさん宅へ移り住んだ。
これで、安心かと思ったが・・・ストーカーが終わる事は無かった。
ここで、ネット住民達を騒がせたのは
「彼氏を呼んだ事で逆に危険じゃないか?」という議論だった。
とはいえ、一人でいる訳にも行かず、苦渋の選択だった事を、ネット住民たちは分かっている。
だが、ネット住民達の危惧した事は、泡沫だった。
ストーカーが激化する事は無かった。
相変わらず続く、ねちっこい視線などだけが、コヤマさんの不安だった。
そんなある日
通学の電車内で、盗撮犯が捕まったらしい。
複数の写真の中には、コヤマさんの写真もあったという。
その事をきっかけに、彼女のストーカーもぴたりと止んだ。
それから数か月後。
彼女は、彼氏と別れた。
理由は彼氏の浮気。彼氏を家から追い出し、すっきりとした部屋に
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しかし、恐怖は決して終わってなど居ない。
・・・そこにあり続けたのだから・・・。
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