骸行進

心霊「豆知識」

要注意職業

何気なく働いているその職業。実は心霊現象に合いやすいかも知れません。
これから挙げる三つの職業は、霊感の有る無し関係なくそういった現象に合いやすい。
と言われる職業です。
その職に就いている。または転職を考えている方。
平穏無事を願うのであれば、見つめ直す事をお勧めします。

第一位・・・「葬儀屋」
初手から想像の斜め上ではありませんか？
しかし、実際に亡くなった方の最期を共にする葬儀屋は言わずもがなトップと言えます。

第二位・・・「タクシー運転手」
王道中の王道ですね。

第三位・・・「警察官」
ここも皆さんからすれば、意外かもしれません。

大部分の方が、医者や看護師といった医療関係者を上げる事でしょう。
が、しかし
医者や看護師、または介護士の話というものは、「一辺倒」であり
どっかで聞いたような話ばかり・・・。
書くいう私も介護士を長い事していますが、やはり「代り映えしない」経験ばかりです。

しかし、中には
「タクシーも似たようなもんじゃないか」という意見もある事でしょう。

・・・本当に？
本当にそうでしょうか？

確かに「タクシー」は病院などと同じ「密室」である事に変わり有りません。
・・・ですが
タクシー運転手には逃げ場がありません。
そんな中、人ではないものが自身の後ろを取るのですよ？
その恐怖は計り知れません。
最悪、人であったとしても「強盗」という場合もあります。
心霊的な恐怖、そして物理的な恐怖を同時に味わう事となります。
病院や施設であれば、建物内を逃げ惑う事も可能でしょう。
ですが、彼等タクシー運転手にはソレが叶いません。


そして、病院や施設も含め、これら上記の職業は「ある共通点」が存在します。
それは「見えない第三者を相手にする」という事です。

葬儀屋は「亡くなった方の魂」を。
タクシーは「まだ見ぬ客」を。
警官は「容疑者」を。
相手にすることがほとんどでしょう。
そうです。その場に居ない誰かを相手にするという事は、同時に
「存在しない者」を見つけてしまうリスクが大きいのです。

タクシーを例に挙げますと
街中を走るタクシーは、時速４０キロ以上で走る車の中から
タクシーを探す者を「探しています」

葬儀屋も
亡くなった方を探すなど無礼も無礼。
基本的には待ちの職業ではある物の「遺族」を相手にしながら「第三者（当事者）であるご遺体」を
相手に「仕事を進めていきます。」

警官は
事件が起きれば「被害者」から話を聞き「逃げる容疑者」を「追います」

第三者にセンサーを働かせる事。というのは、あらぬ世界の住人と波長が合う場合があるという事です。
普段の生活で「他人」を探す事などあまり無いわけですから。
それだけでも、可能性はぐっと上がってしまう訳です。

実際に、私がまだプールしてある恐怖体験の殆どが
葬儀屋、タクシー、警官にまつわる話です。
中には、「コレ話して大丈夫なの！？」という話も存在しています。

皆さん、普段の生活で安易に「他人を探す」行為はしない事をお勧めします。
その先に待っている怪異は確実にあなた方の寿命を縮める事でしょう・・・。