帰って来た！B型の、B型による、B型に困っている人の為の説明書！

B型とは

やって後悔？・・・いいえ、やらずの後悔です！

B型と生活していると、よく「～やっといてくれよ！」と怒られるB型を見る。

まぁ、これはB型に限った話ではないだろう。
年齢や性別、立場によって誰がどう注意されたり怒られたりというのは変わって来る。

しかしだ。

こと「私生活」においては
圧倒的に「B型のテキトー主義」が目立つ事だろう。

でも・・・よくよく見直すと、その「テキトー主義」を育てているのは
周囲の人間である可能性が高い。

基本的にB型は「一応は完ぺき主義」が多い。
にも拘らず、そもそもやらないのはなぜ？

それは、周囲からみれば「やって当たり前」の事だからだ。

だが

B型にとって「当たり前な事」など存在しない。

それは、我々B型の起源「遊牧騎馬民族」の生き方にも通ずる。

ここで重要なのは、前回作品「その一　B型は『矛盾』である。」で語る事だ。

遊牧騎馬民族は、定住先を持たない旅の一族である。
訪れた先の村や町で、貿易を行いながら家畜と共に旅を謳歌する一族である。

「備えあれば憂いなし」とは良く言うが
B型がたまに見せる「便利な部分」は此処にある。

しかし、我々B型にとっては「備える事＝当たり前であって当たり前ではない」という事。
遊牧騎馬民族が「備える」のは何故か？

当然「利益」の為である。

他国で仕入れた「有益な逸品」も「備え」であろう。
そしてその「備え」を糧に「今の自分に必要な物」を手に入れる訳だ。

当時の時代であれば「これでよかった」
物々交換や等価交換といった価値観があった。
だが、こと現代において

例えば
「洗い物やっといて～」など愚の骨頂。

「やっといて？・・・へ？は？聞き間違いだよね？それに何のメリットがあるの？」
となるのがB型なのである。

だがこれは頼み事をした当人からすれば
「家族なんだから当たり前」である。
そしてそれは「正しい」。

・・・だが一つ、忘れてはいけない。
「やらせたのなら感謝は伝えるべき」なのだ。

「やって当たり前」だからとソレを蔑ろにすると
我々B型は「とたんに蜂起しだす」事だろう。

「当たり前」なのだから「次も当然やってあるはず」
そんな思いに胡坐をかいていないだろうか？

やってあったとして「～もやっといてほしかったのに。」
とか言ってない？

「どうせ、やってもやらなくても同じじゃい！」とそこらへんで不貞寝をかまし出す。
やってもやらなくても文句を言われるのであれば、労力を使うだけ無駄だ。

しかしだ。
「感謝がない」なら、B型に限らず「やりたくねぇ」のは同じはずだ。
でも、なぜこういう場面で「だからB型は・・・。」と言われるのか。

簡単だ。

他が押し黙り、堪える事を我々は声を大に抵抗の意思をみせる。
だからこそ「可愛くない」のである。

だが

現代のB型も、昔の遊牧騎馬民族も
「主張しなければ、後々大変なのだ。」
「備える」事が出来なければ、その先の世界でバカを見るのは自分だ。

ストレス社会のこの現代
B型だからと限らず「嫌な物は嫌」だし「面倒な事は面倒」だろう。
それを「当たり前」にされて嬉しい人種が何処に居るだろうか？

今一度
その「当たり前」を見つめ直す必要が
B型の我々、そしてその周囲の人間にもあるだろう。