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お祝いしたい気持ち
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明るい光と体に触れる何かが動くのを感じて目を覚ます。
「ふぁ……ん、サキおはよー」
「おはよう……リューク」
どうやら寝てる間もずっと抱きしめてもらっていたみたいだ。私の頭が彼の腕に乗っている。
「腕ごめんね、今退くから……」
「いいのいいの!まだここに居て」
起き上がろうとした私を止めてまた腕の中に収める。
「痺れてない?」
「このくらい全然平気だよ」
リュークを心配しながらも私はやっぱり嬉しくて彼に擦り寄る。
「腕枕ちょっと憧れてたんだよね」
「そうなの?サキの為ならいくらでもするよ」
「じゃあ、たまにお願いしても良い?」
リュークは笑顔で頷いて私の髪を撫でる。
「サキはほんとに可愛いなぁ……。して欲しいことなんでも言ってね?」
「いつもいっぱいしてもらってるよ」
「足りないよ~もっと欲張って!」
「急には思いつかないかな……」
昨日も凄く甘えてしまった気がするし……。
なんとなく様子を思い出してしまって今更恥ずかしくなる。羞恥心はいつまで経っても消えなさそうだ。
リュークとゆっくり過ごした後、彼はお仕事に向かって行った。
私は、今日は起きた時間が早かったのでヴェルくんと朝食を作ることが出来た。
「美味しいですね」
「美味しいね」
ヴェルくんがもぐもぐしてるの癒される……。
カッコいいとか可愛いとかでは無く、純粋に彼が食事している姿が愛おしい。
「今日は夕食にハンバーグを作りませんか?」
「うん!この前の作り方教えて欲しいな」
「僕がサキさんに教えるなんて……緊張しますね」
「ふふ、人に教えるのって緊張するよね」
穏やかな時間を過ごし、昼頃からはお菓子を持って行って執務室にお邪魔していた。
「ハインツさん、この瓶……」
「ああ、すまない。片付けるのを忘れていた」
「お酒ですか?」
「昨日知り合いに貰ったんだ。夜に飲んでいたのだけれど飲み切れなくて、今日誰かに渡そうかと」
半分は無くなってるけど……。どれくらいが基準か分からないけど、ハインツさんはお酒強いほうなのかもしれない。
「サキは酒は飲めるかい?」
「飲めますよ!もう二十歳ですから」
まぁ実際そんなに飲んだことは無いんだけれど。無駄に豪語してしまった。
「サキの居た世界では二十歳からなんだね」
「あ、そうです!お酒と煙草は二十歳からって」
「ここだと十六歳から良いから、何だか不思議に感じるよ」
私からしたら十六歳でお酒なんて早すぎて心配だけどな……。
「ハインツさんは二十歳の頃どんな感じだったんですか?」
ふと気になって聞いてみる。
「その時はもう黒騎士団に入団していたから、今の皆と変わらない生活だったよ」
「特に面白い話などは無いかな」とハインツさんは笑う。
そっかぁ……ハインツさん今は団長だけど、昔は当たり前だけど団員の一人だったんだよね。
もう少し若い頃のハインツさん……見たかったな……。
そんなことを考えてしまったが彼は全然若々しいのでそう対して変わっていないのだろう。
「しかし、もうすぐまた一つ歳を取ってしまうな……。流石に全く気にしないわけにもいかないから」
「……え、は、ハインツさん」
「なんだい?」
「もしかしてもうすぐ誕生日ですか?」
「ああ、そうだね」
誕生日……!やばい、お祝いしないと!
というか私、皆の誕生日も知らなかった……!
「ハインツさんは何日が誕生日なんですか?」
「10月の30日だよ」
ちなみに今日は10月12日である。
意外と近かったぁ!まだ大丈夫、気づけて良かった!
「皆の誕生日って分かりますか?」
「四人の誕生日か、ちょっと待ってくれ」
ハインツさんは後ろの棚をゴソゴソしてプロフィールが載っているであろうファイルを取り出す。
メモ帳……あ、あった。
「ミスカが2月23日でリュークが7月10日」
ページをめくる。
「ラグトが5月8日でヴェルストリアが……4月16日だ」
リューク過ぎてる……!?
私が来たのは5月だったからラグトさんも……いや、それはちょっと許して欲しい。
「ありがとうございます……」
「大丈夫だよ。サキ、何かあったのかい?」
「いえ、すっかり忘れてて……」
しかし、まずはハインツさんの誕生日だ。
「あの……10月30日はお仕事忙しいですか?」
「いや、今のところは大きな仕事は入っていないよ」
「良かったら……その日は一緒に過ごしたいです」
「!」
ハインツさんも忙しいのに急で申し訳ないかと思ったが、彼はとても嬉しそうに快く了承してくれた。
「どうしても午後からにはなってしまうけど、それでも大丈夫かな」
「はい……!ありがとうございます!」
夕食の時間になり、ヴェルくんと作ったハンバーグを美味しく頂きながら真剣な顔で私は話し出す。
「皆、あのね……」
「サキちゃんどうしたの?」
珍しくハインツさん以外の四人が集まっていた。
「私、皆の誕生日聞くのすっかり忘れてて……!」
全員不思議そうに顔を見合わせる。
「ごめんね……リューク、お祝い出来なくて……」
「なんで謝るのサキ、誕生日なんて別に何にもないんだから」
「……?お祝いしないの?」
リュークとミスカさんは顔を見合わせる。
「お祝いなんて、ねぇ……?」
「しないな」
でも……そっか。ヴェルくんみたいに家族とも良くない関係だったらお祝いなんてしないよね。私が当たり前だったから軽率に言っちゃった……。
「皆が嫌じゃ無ければ……私は誕生日お祝いしたいの。だって皆が生まれてきてくれた日で、年に一回の特別な日だから」
「……生まれてきたことを祝うんですか?」
「うん。ごめんね、ヴェルくんのこと知ってて軽々しく言っちゃって。でも私ヴェルくんが生まれてきてくれたのが凄く嬉しいから、その日はいつも以上に楽しく一緒に過ごしたいなって」
難しいけれど思いをなんとか言葉にして伝えると、ヴェルくんは私の手を取って涙ぐみながら微笑んだ。
「ありがとうございます。本当に、祝福なんですね……この髪の色で生まれてきて良かった。生まれてきて貴方に会えて良かった」
「うん……!お祝いしたら一年間幸せになるんだよ。毎年お祝いするからずっと!」
「サキさんに出会ってからはもうずっと幸せです……」
私は抱きしめてくれるヴェルくんを抱きしめ返して頭を撫でる。もっともっと幸せにしたい、してあげたいっていう気持ちが溢れてくる。
「そう言ってくれるのは本当に嬉しい」
「サキちゃん、ありがとう。俺お祝いして欲しい!」
「はい!」
ミスカさんもラグトさんも嬉しそうに頷いてくれた。
リュークがハッとした様子で何か気づく。
「サキが生まれた日って考えたらもう奇跡の日じゃん」
「え、確かに」
「サキの産まれたての姿見たかった……」
「絶対可愛いっすね」
リュークの言葉にラグトさんが共感している。
「なるほど……サキの生まれてきてくれた日だと思えばお祝いするのも納得だ」
ミスカさんも凄く真面目に思考している。
「サキの誕生日はもはや建国記念日より大事」
最終的にそんな結論に至った彼らはとても満足そうだ。
国レベルは超えていいものなのかな……?
でも、なんとなく気持ちを分かってくれたみたいで良かった。
「サキの誕生日はいつなの?」
「私は12月の25日だよ」
そう、クリスマスの日なのです。勿論ケーキもプレゼントも一緒くたにされます。
まあ全然良いのだけれど。
「俺たちもサキのことお祝いするから!」
「僕もします!」
「ふふ、ありがとう」
一年の中で大切な日がいっぱいあるなぁ……。
これからの日々がより一層楽しみになったのだった。
「ふぁ……ん、サキおはよー」
「おはよう……リューク」
どうやら寝てる間もずっと抱きしめてもらっていたみたいだ。私の頭が彼の腕に乗っている。
「腕ごめんね、今退くから……」
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起き上がろうとした私を止めてまた腕の中に収める。
「痺れてない?」
「このくらい全然平気だよ」
リュークを心配しながらも私はやっぱり嬉しくて彼に擦り寄る。
「腕枕ちょっと憧れてたんだよね」
「そうなの?サキの為ならいくらでもするよ」
「じゃあ、たまにお願いしても良い?」
リュークは笑顔で頷いて私の髪を撫でる。
「サキはほんとに可愛いなぁ……。して欲しいことなんでも言ってね?」
「いつもいっぱいしてもらってるよ」
「足りないよ~もっと欲張って!」
「急には思いつかないかな……」
昨日も凄く甘えてしまった気がするし……。
なんとなく様子を思い出してしまって今更恥ずかしくなる。羞恥心はいつまで経っても消えなさそうだ。
リュークとゆっくり過ごした後、彼はお仕事に向かって行った。
私は、今日は起きた時間が早かったのでヴェルくんと朝食を作ることが出来た。
「美味しいですね」
「美味しいね」
ヴェルくんがもぐもぐしてるの癒される……。
カッコいいとか可愛いとかでは無く、純粋に彼が食事している姿が愛おしい。
「今日は夕食にハンバーグを作りませんか?」
「うん!この前の作り方教えて欲しいな」
「僕がサキさんに教えるなんて……緊張しますね」
「ふふ、人に教えるのって緊張するよね」
穏やかな時間を過ごし、昼頃からはお菓子を持って行って執務室にお邪魔していた。
「ハインツさん、この瓶……」
「ああ、すまない。片付けるのを忘れていた」
「お酒ですか?」
「昨日知り合いに貰ったんだ。夜に飲んでいたのだけれど飲み切れなくて、今日誰かに渡そうかと」
半分は無くなってるけど……。どれくらいが基準か分からないけど、ハインツさんはお酒強いほうなのかもしれない。
「サキは酒は飲めるかい?」
「飲めますよ!もう二十歳ですから」
まぁ実際そんなに飲んだことは無いんだけれど。無駄に豪語してしまった。
「サキの居た世界では二十歳からなんだね」
「あ、そうです!お酒と煙草は二十歳からって」
「ここだと十六歳から良いから、何だか不思議に感じるよ」
私からしたら十六歳でお酒なんて早すぎて心配だけどな……。
「ハインツさんは二十歳の頃どんな感じだったんですか?」
ふと気になって聞いてみる。
「その時はもう黒騎士団に入団していたから、今の皆と変わらない生活だったよ」
「特に面白い話などは無いかな」とハインツさんは笑う。
そっかぁ……ハインツさん今は団長だけど、昔は当たり前だけど団員の一人だったんだよね。
もう少し若い頃のハインツさん……見たかったな……。
そんなことを考えてしまったが彼は全然若々しいのでそう対して変わっていないのだろう。
「しかし、もうすぐまた一つ歳を取ってしまうな……。流石に全く気にしないわけにもいかないから」
「……え、は、ハインツさん」
「なんだい?」
「もしかしてもうすぐ誕生日ですか?」
「ああ、そうだね」
誕生日……!やばい、お祝いしないと!
というか私、皆の誕生日も知らなかった……!
「ハインツさんは何日が誕生日なんですか?」
「10月の30日だよ」
ちなみに今日は10月12日である。
意外と近かったぁ!まだ大丈夫、気づけて良かった!
「皆の誕生日って分かりますか?」
「四人の誕生日か、ちょっと待ってくれ」
ハインツさんは後ろの棚をゴソゴソしてプロフィールが載っているであろうファイルを取り出す。
メモ帳……あ、あった。
「ミスカが2月23日でリュークが7月10日」
ページをめくる。
「ラグトが5月8日でヴェルストリアが……4月16日だ」
リューク過ぎてる……!?
私が来たのは5月だったからラグトさんも……いや、それはちょっと許して欲しい。
「ありがとうございます……」
「大丈夫だよ。サキ、何かあったのかい?」
「いえ、すっかり忘れてて……」
しかし、まずはハインツさんの誕生日だ。
「あの……10月30日はお仕事忙しいですか?」
「いや、今のところは大きな仕事は入っていないよ」
「良かったら……その日は一緒に過ごしたいです」
「!」
ハインツさんも忙しいのに急で申し訳ないかと思ったが、彼はとても嬉しそうに快く了承してくれた。
「どうしても午後からにはなってしまうけど、それでも大丈夫かな」
「はい……!ありがとうございます!」
夕食の時間になり、ヴェルくんと作ったハンバーグを美味しく頂きながら真剣な顔で私は話し出す。
「皆、あのね……」
「サキちゃんどうしたの?」
珍しくハインツさん以外の四人が集まっていた。
「私、皆の誕生日聞くのすっかり忘れてて……!」
全員不思議そうに顔を見合わせる。
「ごめんね……リューク、お祝い出来なくて……」
「なんで謝るのサキ、誕生日なんて別に何にもないんだから」
「……?お祝いしないの?」
リュークとミスカさんは顔を見合わせる。
「お祝いなんて、ねぇ……?」
「しないな」
でも……そっか。ヴェルくんみたいに家族とも良くない関係だったらお祝いなんてしないよね。私が当たり前だったから軽率に言っちゃった……。
「皆が嫌じゃ無ければ……私は誕生日お祝いしたいの。だって皆が生まれてきてくれた日で、年に一回の特別な日だから」
「……生まれてきたことを祝うんですか?」
「うん。ごめんね、ヴェルくんのこと知ってて軽々しく言っちゃって。でも私ヴェルくんが生まれてきてくれたのが凄く嬉しいから、その日はいつも以上に楽しく一緒に過ごしたいなって」
難しいけれど思いをなんとか言葉にして伝えると、ヴェルくんは私の手を取って涙ぐみながら微笑んだ。
「ありがとうございます。本当に、祝福なんですね……この髪の色で生まれてきて良かった。生まれてきて貴方に会えて良かった」
「うん……!お祝いしたら一年間幸せになるんだよ。毎年お祝いするからずっと!」
「サキさんに出会ってからはもうずっと幸せです……」
私は抱きしめてくれるヴェルくんを抱きしめ返して頭を撫でる。もっともっと幸せにしたい、してあげたいっていう気持ちが溢れてくる。
「そう言ってくれるのは本当に嬉しい」
「サキちゃん、ありがとう。俺お祝いして欲しい!」
「はい!」
ミスカさんもラグトさんも嬉しそうに頷いてくれた。
リュークがハッとした様子で何か気づく。
「サキが生まれた日って考えたらもう奇跡の日じゃん」
「え、確かに」
「サキの産まれたての姿見たかった……」
「絶対可愛いっすね」
リュークの言葉にラグトさんが共感している。
「なるほど……サキの生まれてきてくれた日だと思えばお祝いするのも納得だ」
ミスカさんも凄く真面目に思考している。
「サキの誕生日はもはや建国記念日より大事」
最終的にそんな結論に至った彼らはとても満足そうだ。
国レベルは超えていいものなのかな……?
でも、なんとなく気持ちを分かってくれたみたいで良かった。
「サキの誕生日はいつなの?」
「私は12月の25日だよ」
そう、クリスマスの日なのです。勿論ケーキもプレゼントも一緒くたにされます。
まあ全然良いのだけれど。
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