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カッコいい対決 2
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ハインツさんが踏み込み、何発も振るう。
アレクさんはその場を動かず、その攻撃からの防御に徹した。真正面から受け止めるのではなく受け流すように木刀を払いひたすらに守る。
剣の持ち方だったり受ける時の音だったりにそれぞれに個性があって、奥が深いものだなとなんだか感動してしまった。
私の応援するハインツさんは木刀を片手で持ち、とても軽やかに扱うがその一撃は重い。横からも下からも重力を感じさせないほどの質を感じる。リュークはまた違って、より速く勢いを付けた攻撃が多く、鋭く切れ味のよいナイフのようだった。
好きな人のカッコいい姿を見てトキメキを覚えながらも怪我をしないかハラハラもしていた。
その時、ハインツさんが横からアレクさんの上半身を打ちにかかる。腕に当たる……というところで、なんとアレクさんは膝を曲げ上半身を後ろに倒し回避した。
そして後ろの地面に手を付き、次に上から振りかかる木刀を片足裏で受け止め弾き返した。そのまま後転し立ち上がる。
柔軟性すご!?
これには流石に周りの隊員たちも驚いたようで呆気にとられていた。
しかし握りが甘かったのか次の一手で木刀が弾かれ、勝負はここまでとなった。
凄い……手に汗握る勝負だった……。
何もしていないのに興奮して疲れてしまった。
握手を交わす彼らの元へ向かうと、リュークがしょんぼりしながら私の傍に寄り服の袖を引く。
「あのね……サキ……」
「リューク凄くカッコよかった!」
「!」
「前は全然勝負でもなんでも無かったから、ちゃんとリュークの活躍が見れて嬉しい!あんなに剣って速く振れるの?重たくないの?」
私が彼の手を取って少し興奮気味に話すと、ぱぁっと明るくなって嬉しそうに木刀を持ってきてくれる。
「サキにはちょっと重たいかもだけど振る時は勢いがあるからそんなに重くはないんだ」
「わっ!これずっと持ってるだけでも大変だね……」
ただ構えているだけでも重さに耐えれなくて手が震えてしまう。これを振れることがどれだけ凄いのかがよく分かった。
「種類があるからもう少し軽かったり重かったり色々だよ」
「そうなんだ!あ、リュークさっき木刀壊れちゃったけど大丈夫?怪我してない?」
「なんともないよ、心配してくれてありがと!……でも俺負けちゃったし……」
「木刀のせいだから仕方ないよ」
「ううん、どの武器を使うか選ぶのも勝負の一つだから。気が焦って適当に選んじゃたからね」
そっか……勝てる状況を作ることも大事なんだ……。
「俺……カッコよかった?」
「うん!カッコいいリューク見たいからまた来ても良い?」
「っサキ大好き!いつでも来て!なんならずっと居て!」
抱きつこうとしたリュークをハインツさんが押し退けた。
「ハインツさん!お疲れ様でした!」
「待たせてすまないね。ありがとう」
「木刀を片手であんなに軽そうに持てるの凄いですね……!さっきリュークに触らせて貰ったんですけど、私十秒くらいしか持てなくて」
「ここに来たばかりの者も最初は素振りから始めるんだ。武器は剣だけでは無いが一応基本だからね」
どこか落ち着かない様子のハインツさんにアレクさんがすんとした顔で言う。
「言ってもらいたいなら正直に伝えればいいでしょう」
「……それが出来たら苦労していないんだ」
ハインツさん、だいぶ苦い顔をしてるけど何かあったかな?
「普段ハインツさんのこういうところ見ないので新鮮でカッコよくて見入っちゃいました!また機会があれば見学したいです!」
「ああ……!たまには手合わせをしないと体が鈍ってしまうから。その時は声をかけるよ」
「私は当分相手しませんからね」
一気に笑顔になったハインツさんにやっぱりアレクさんがすんとした顔で言う。
アレクさんはクールで落ち着いてて、(ちょっと子供っぽい)ハインツさんとバランスが良さそうだ。
「アレクさんもカッコよかったです!」
「「!?」」
「凄かったですね、さっきの足で受け止めたところが特に……」
「サキさん、そのくらいで」
彼が私の言葉を止めたところで、ハインツさんとリュークがアレクさんに掴みかかった。
「隊長ー!!もう許さない!!」
「もう一戦やるか」
「やりません。早く恋人と帰ってください」
私とハインツさんは追い出されリュークは引っ張られて行き、訓練場の見学を終えたのだった。
その日の仕事が終わった(多分私に気を使ってくれたのだと思うけど)ハインツさんにたまには食堂でご飯を食べようと誘うと笑顔で了承してくれた。
「ハインツさん!これも美味しいですよ」
「本当だね。ヴェルストリアは凄いな」
団長である彼が食堂に居ることに驚いている皆の視線が刺さる。
ハインツさんも少なからず気になるようで、私にコソッと耳打ちする。
「いつもこんな感じなのか?」
ん?「いつも」とは……?
「サキが食べている姿が可愛いのは分かるが流石に少し……いや、だいぶ許せない」
そうじゃない!
「私じゃなくて、ハインツさんが普段居ないから皆気になっちゃってるんですよ!」
「あ、そうだったのか。なんだか邪魔してしまったみたいで申し訳ないな」
皆が変な濡れ衣を着せられるところだった。
「しかし、やはりサキの可愛い姿は他には見せたくない。あまりそのモグモグと頬に頬張る仕草は控えてくれ」
ご飯の詰まった私の頬をつんと指で触れられて、私は真っ赤になって固まった。
なんとか飲み込んだ後、彼に文句を言う。
「普通に食べてるだけです!可愛いくもなんでも無いです!」
「いや、可愛い」
私は羞恥心でいっぱいになり、皆が見ていることをすっかり忘れてハインツさんと「可愛い」「可愛くない」を言い合っていた。
「丸わかりなんだよな……」
「団長もあんなに嬉しそうなの初めて見た」
「サキさんのお陰で今日も平和だ」
夜も更け、執務室から部屋に戻る時にハインツさんが傍にある袋から何かを取り出す。
「サキ、これを」
「これは……なんでしょうか」
「……避妊薬だ」
少し恥ずかしそうに手渡されたそれは箱に入っている小さな錠剤。
「あ、ありがとうございます」
勿論すぐ子供を作る訳では無いので避妊薬を用意してもらうことになっていた。
「継続して効果が出るものだから、一日一粒飲んでくれ」
「分かりました」
ハインツさんが私の頬にそっと手を当てる。
「無理しなくていいから。延ばしたかったらいつでも言ってくれ」
「……はい、でも今は大丈夫です。皆もなんですけど一緒に居るとやっぱり好きだなって、もっと触れたいって思うんです」
「サキ……」
ハインツさんが少し屈んで、私は背伸びをしてキスをした。
肩に手をかけると彼は抱っこしてくれてドアに向かう。
「部屋に戻ろうか」
「はい」
私をベッドに降ろしたハインツさんは、躊躇いながら話す。
「昨夜は……ミスカと過ごしていたそうだが」
「はい、ミスカさんが隣で寝ていてくれて」
ミスカさんもずっと手を離さないでいてくれたようで、私が目覚めた時には既に起きて隣に座って頭を撫でてくれた。
「好意に甘えてしまって申し訳ないんですけど……」
私の我儘にここまで付き合うのはだいぶ大変というか、正直面倒なことだと思う。
もう怖い夢を見ることも無いかもしれない。いつまでも一緒に寝て貰うわけにもいかないよね…。
「今日は私が隣で寝て良いかな?」
「えっ、でも……」
「起きたら私に一番におはようと言って欲しい」
「っ……はい!」
ハインツさんをベッドに迎え、二人で横になる。寝返りを打つと、彼もこちらを向いてくれた。
握った手に感じる熱が嬉しくて、私は思わず手を伸ばし彼に寄りキスをした。
「!」
「……おやすみなさい」
気恥ずかしくてまた天井を見てしまったけど、胸に満ち溢れる幸福を感じながらいつの間にか瞼は閉じていた。
アレクさんはその場を動かず、その攻撃からの防御に徹した。真正面から受け止めるのではなく受け流すように木刀を払いひたすらに守る。
剣の持ち方だったり受ける時の音だったりにそれぞれに個性があって、奥が深いものだなとなんだか感動してしまった。
私の応援するハインツさんは木刀を片手で持ち、とても軽やかに扱うがその一撃は重い。横からも下からも重力を感じさせないほどの質を感じる。リュークはまた違って、より速く勢いを付けた攻撃が多く、鋭く切れ味のよいナイフのようだった。
好きな人のカッコいい姿を見てトキメキを覚えながらも怪我をしないかハラハラもしていた。
その時、ハインツさんが横からアレクさんの上半身を打ちにかかる。腕に当たる……というところで、なんとアレクさんは膝を曲げ上半身を後ろに倒し回避した。
そして後ろの地面に手を付き、次に上から振りかかる木刀を片足裏で受け止め弾き返した。そのまま後転し立ち上がる。
柔軟性すご!?
これには流石に周りの隊員たちも驚いたようで呆気にとられていた。
しかし握りが甘かったのか次の一手で木刀が弾かれ、勝負はここまでとなった。
凄い……手に汗握る勝負だった……。
何もしていないのに興奮して疲れてしまった。
握手を交わす彼らの元へ向かうと、リュークがしょんぼりしながら私の傍に寄り服の袖を引く。
「あのね……サキ……」
「リューク凄くカッコよかった!」
「!」
「前は全然勝負でもなんでも無かったから、ちゃんとリュークの活躍が見れて嬉しい!あんなに剣って速く振れるの?重たくないの?」
私が彼の手を取って少し興奮気味に話すと、ぱぁっと明るくなって嬉しそうに木刀を持ってきてくれる。
「サキにはちょっと重たいかもだけど振る時は勢いがあるからそんなに重くはないんだ」
「わっ!これずっと持ってるだけでも大変だね……」
ただ構えているだけでも重さに耐えれなくて手が震えてしまう。これを振れることがどれだけ凄いのかがよく分かった。
「種類があるからもう少し軽かったり重かったり色々だよ」
「そうなんだ!あ、リュークさっき木刀壊れちゃったけど大丈夫?怪我してない?」
「なんともないよ、心配してくれてありがと!……でも俺負けちゃったし……」
「木刀のせいだから仕方ないよ」
「ううん、どの武器を使うか選ぶのも勝負の一つだから。気が焦って適当に選んじゃたからね」
そっか……勝てる状況を作ることも大事なんだ……。
「俺……カッコよかった?」
「うん!カッコいいリューク見たいからまた来ても良い?」
「っサキ大好き!いつでも来て!なんならずっと居て!」
抱きつこうとしたリュークをハインツさんが押し退けた。
「ハインツさん!お疲れ様でした!」
「待たせてすまないね。ありがとう」
「木刀を片手であんなに軽そうに持てるの凄いですね……!さっきリュークに触らせて貰ったんですけど、私十秒くらいしか持てなくて」
「ここに来たばかりの者も最初は素振りから始めるんだ。武器は剣だけでは無いが一応基本だからね」
どこか落ち着かない様子のハインツさんにアレクさんがすんとした顔で言う。
「言ってもらいたいなら正直に伝えればいいでしょう」
「……それが出来たら苦労していないんだ」
ハインツさん、だいぶ苦い顔をしてるけど何かあったかな?
「普段ハインツさんのこういうところ見ないので新鮮でカッコよくて見入っちゃいました!また機会があれば見学したいです!」
「ああ……!たまには手合わせをしないと体が鈍ってしまうから。その時は声をかけるよ」
「私は当分相手しませんからね」
一気に笑顔になったハインツさんにやっぱりアレクさんがすんとした顔で言う。
アレクさんはクールで落ち着いてて、(ちょっと子供っぽい)ハインツさんとバランスが良さそうだ。
「アレクさんもカッコよかったです!」
「「!?」」
「凄かったですね、さっきの足で受け止めたところが特に……」
「サキさん、そのくらいで」
彼が私の言葉を止めたところで、ハインツさんとリュークがアレクさんに掴みかかった。
「隊長ー!!もう許さない!!」
「もう一戦やるか」
「やりません。早く恋人と帰ってください」
私とハインツさんは追い出されリュークは引っ張られて行き、訓練場の見学を終えたのだった。
その日の仕事が終わった(多分私に気を使ってくれたのだと思うけど)ハインツさんにたまには食堂でご飯を食べようと誘うと笑顔で了承してくれた。
「ハインツさん!これも美味しいですよ」
「本当だね。ヴェルストリアは凄いな」
団長である彼が食堂に居ることに驚いている皆の視線が刺さる。
ハインツさんも少なからず気になるようで、私にコソッと耳打ちする。
「いつもこんな感じなのか?」
ん?「いつも」とは……?
「サキが食べている姿が可愛いのは分かるが流石に少し……いや、だいぶ許せない」
そうじゃない!
「私じゃなくて、ハインツさんが普段居ないから皆気になっちゃってるんですよ!」
「あ、そうだったのか。なんだか邪魔してしまったみたいで申し訳ないな」
皆が変な濡れ衣を着せられるところだった。
「しかし、やはりサキの可愛い姿は他には見せたくない。あまりそのモグモグと頬に頬張る仕草は控えてくれ」
ご飯の詰まった私の頬をつんと指で触れられて、私は真っ赤になって固まった。
なんとか飲み込んだ後、彼に文句を言う。
「普通に食べてるだけです!可愛いくもなんでも無いです!」
「いや、可愛い」
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「丸わかりなんだよな……」
「団長もあんなに嬉しそうなの初めて見た」
「サキさんのお陰で今日も平和だ」
夜も更け、執務室から部屋に戻る時にハインツさんが傍にある袋から何かを取り出す。
「サキ、これを」
「これは……なんでしょうか」
「……避妊薬だ」
少し恥ずかしそうに手渡されたそれは箱に入っている小さな錠剤。
「あ、ありがとうございます」
勿論すぐ子供を作る訳では無いので避妊薬を用意してもらうことになっていた。
「継続して効果が出るものだから、一日一粒飲んでくれ」
「分かりました」
ハインツさんが私の頬にそっと手を当てる。
「無理しなくていいから。延ばしたかったらいつでも言ってくれ」
「……はい、でも今は大丈夫です。皆もなんですけど一緒に居るとやっぱり好きだなって、もっと触れたいって思うんです」
「サキ……」
ハインツさんが少し屈んで、私は背伸びをしてキスをした。
肩に手をかけると彼は抱っこしてくれてドアに向かう。
「部屋に戻ろうか」
「はい」
私をベッドに降ろしたハインツさんは、躊躇いながら話す。
「昨夜は……ミスカと過ごしていたそうだが」
「はい、ミスカさんが隣で寝ていてくれて」
ミスカさんもずっと手を離さないでいてくれたようで、私が目覚めた時には既に起きて隣に座って頭を撫でてくれた。
「好意に甘えてしまって申し訳ないんですけど……」
私の我儘にここまで付き合うのはだいぶ大変というか、正直面倒なことだと思う。
もう怖い夢を見ることも無いかもしれない。いつまでも一緒に寝て貰うわけにもいかないよね…。
「今日は私が隣で寝て良いかな?」
「えっ、でも……」
「起きたら私に一番におはようと言って欲しい」
「っ……はい!」
ハインツさんをベッドに迎え、二人で横になる。寝返りを打つと、彼もこちらを向いてくれた。
握った手に感じる熱が嬉しくて、私は思わず手を伸ばし彼に寄りキスをした。
「!」
「……おやすみなさい」
気恥ずかしくてまた天井を見てしまったけど、胸に満ち溢れる幸福を感じながらいつの間にか瞼は閉じていた。
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