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ラグトとの出会い
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次の日、掃除をしているとゴーンという鐘の音が遠くから聞こえた。
この世界も時間は同じで二十四時間、時計もある。朝の七時、昼の十二時、夕方五時の決まった時刻に鐘が鳴るそうで今のは昼の鐘だ。
「サキ、ちょっといいか」
「ミスカさん!こんにちは」
「今荷物が届いたところなんだ。行商人への紹介も兼ねて、君の分を一緒に受け取ってほしい」
やった!
この服装だとちょっと動きづらかったのですぐに用意してくれたのは有難い。
「今行きます!」
急いで手を洗いミスカさんについていく。
……やっぱり喋らないよね、寡黙そうな人だし。
二人で黙って歩いているとタイミング悪く私のお腹がキューと鳴ってしまった。
恥ずかしい!なんか変な音だったし!
「ご、ごめんなさい!ちょっとお腹空いちゃって……」
ミスカさんのほうを見上げると……そっぽを向いて肩を少し揺らしている。
「……ミスカさん、笑ってます?」
「……いやすまない、笑っているわけではない」
また前を向いて歩くミスカさんの横顔はいつも通りクールだったが、私はそのまま黙っているのもなんだか恥ずかしくて言い訳ぶってしまう。
「あの、今のは調子が悪かったんです。いつもはもっと普通に鳴りますよ」
「普通に……鳴るのか」
「鳴らないほうが良いんですけど」
我慢するのは身体に悪い、と私が言うとミスカさんの口角がほんの少し上がったような気がした。
昼ごはんは基本皆食べないから作らなくていいと言われたけど、やっぱり私は三食に慣れているのでお腹が空いてしまう。今度手軽に食べれるものを作っておこう、出来ればお腹が鳴る前に。
門に着くと大きな木箱が大量に積まれていた。服や食料品の他にも武器や家具など何でも持ってきてくれるそう。
私は行商人のログさんという気の良さそうなおじさんから自分の分の荷物を受け取る。
「とりあえず必要なもんは用意したで、足りんかったらまた言っとくれ」
「ありがとうございます!」
「それにしても……こんな可愛い子は初めて見たなぁ、髪も瞳も黒なんておとぎ話かと思ってたよ」
おとぎ話……?至って普通の日本人ですけど。そんなに珍しいのかな。
「彼女のことは秘密にしておいてくれ」
「ああ、わかってるよ。お嬢さん、またよろしくな!」
ログさんが帰って行った後、ミスカさんに聞いてみる。
「黒髪とか黒目って少ないんですか?」
「少ないというか俺は君以外に見たことない」
いないの!?そんな幻の存在みたいな感じなんだ……。
「私……変ですか?」
「あ、いや……サキの世界とは違うかもしれないが、黒い髪や瞳は美しいものだとされている。だから……そうじゃなくても君は……可愛い。初めて見た時……天使かと思った」
ボッと顔が熱くなった、見えなくても自分が真っ赤になっているのがわかる。ミスカさんも顔を赤らめながら私を真っ直ぐ見つめていて嘘を言っている訳ではなさそう。
か、可愛い……?天使……?寡黙だと思ってたのにミスカさんってこんなこと言うキャラなの!?
イケメンからのド直球をくらい私がアワアワして何も言えなくなっていると、横から駆け足の音とともに明るい声が聞こえた。
「先輩!荷物確認終わりました?訓練場で皆待ってます……よ……!?」
茶髪のふわふわとした髪のイケメンが「ヤバっ」と言って顔を隠し、指の隙間からこちらをチラッと見てくる。
「え、サキちゃん聞いてたよりめっちゃ美人なんだけど!」
ミスカさんはスンッと一気に冷めた顔になってため息をつく。
「こいつはラグト、俺と同じ隊のやつだ。うるさいから無視してくれて構わない」
「先輩酷いっすよ!顔見せたら終わりそうなんで、紹介だけでも良くしてください!!」
やっぱり顔見せたくないのかな……。
「はじめましてラグトさん、ここでお世話になっているサキです。あの……私は大丈夫なのでお顔は隠さないでください」
さっき一瞬しかカッコいい顔が見えなかったので気になる気持ちも少しある。
「いや、うん……嫌だったら言ってくださいね、慣れてるんで」
そっと手を外したラグトさんはこげ茶色の瞳と奥二重のツリ目で困ったように微笑み、口元から八重歯がチラリと見える。
また違うタイプのイケメンだ……!
「ありがとうございます!皆さんの顔と名前ちゃんと覚えておきたくて」
言い訳じゃないよ、半分くらいは思ってた。
「サキちゃんめっちゃいい子……」
そ、そう言われると罪悪感が……。
「あ!もう大遅刻っすよ!先輩がいなくちゃ始まらないんだから早く行ってください!」
「いや、サキの付き添……」
「俺が代わりにしますから!」
ミスカさんは嫌そうな顔をしながら私に「すまん」と言い残し走って行った。
「あーすみません、俺が代わりで」
「いえ!私がミスカさん引き留めちゃったので。ラグトさんも忙しかったら無理しないで下さい」
「ぜんっぜん暇なんで!荷物も運ばないとだし、ついてって良いですか?」
「ふふっ、じゃあお願いします」
私が荷物を持とうとする前に、ラグトさんは軽々と全部を持ち上げる。
「私も持ちます!自分の物ですし……」
「え……っと……それは……」
ラグトさんは少し考えて、一度荷物を置くと一番上の小さな箱を私に渡した。
「これよろしく!」
これだけ……?
もう少し……とは言えないまま、私は大人しく両手のひらに収まる小さな箱を運んだ。
「タメ口でもいい……すか?堅苦しいの苦手で」
私が頷くと人懐っこそうな笑顔を見せてくれる。八重歯がチラっと見えるの可愛いな……。
「ありがと!たまに先輩にもタメで話しちゃって叩かれんの」
ミスカさんとラグトさん、先輩後輩なのにすごく仲が良いみたい。
「運んだ後はなんか予定ある?」
「お腹空いちゃったので何か作りに行こうかと」
「いいね!そういえば朝飯、めっちゃ美味しかったよ!俺、昨日は寮にいなかったから食べれてないんだけど、もう団員全員べた褒めでさ!四六時中ご飯の話しかしてないんだ」
「嬉しいです……!今日の夕食はトマト煮込みなんです。良かったら食べに来てくださいね」
「勿論!一番乗り目指そっかな!」
部屋に荷物を置き食堂に向かうまでずっと話をしていた。ラグトさんは話上手で騎士団について色んな事を教えてくれた。
黒騎士団は三つの部隊があり団長以外の団員たちはそこにそれぞれ分かれて所属している。ミスカさんは第三番隊の隊長でラグトさんもそこの一人らしい。
ラグトさんは今二十三歳でミスカさんが二十五歳だから二つ下。二十歳の時に入団しミスカさんに先輩として指導してもらって仲良くなったそうだ。
ミスカさんとの思い出を語るラグトさんはとても嬉しそうで、本当に尊敬しているのが伝わってきた。
この世界も時間は同じで二十四時間、時計もある。朝の七時、昼の十二時、夕方五時の決まった時刻に鐘が鳴るそうで今のは昼の鐘だ。
「サキ、ちょっといいか」
「ミスカさん!こんにちは」
「今荷物が届いたところなんだ。行商人への紹介も兼ねて、君の分を一緒に受け取ってほしい」
やった!
この服装だとちょっと動きづらかったのですぐに用意してくれたのは有難い。
「今行きます!」
急いで手を洗いミスカさんについていく。
……やっぱり喋らないよね、寡黙そうな人だし。
二人で黙って歩いているとタイミング悪く私のお腹がキューと鳴ってしまった。
恥ずかしい!なんか変な音だったし!
「ご、ごめんなさい!ちょっとお腹空いちゃって……」
ミスカさんのほうを見上げると……そっぽを向いて肩を少し揺らしている。
「……ミスカさん、笑ってます?」
「……いやすまない、笑っているわけではない」
また前を向いて歩くミスカさんの横顔はいつも通りクールだったが、私はそのまま黙っているのもなんだか恥ずかしくて言い訳ぶってしまう。
「あの、今のは調子が悪かったんです。いつもはもっと普通に鳴りますよ」
「普通に……鳴るのか」
「鳴らないほうが良いんですけど」
我慢するのは身体に悪い、と私が言うとミスカさんの口角がほんの少し上がったような気がした。
昼ごはんは基本皆食べないから作らなくていいと言われたけど、やっぱり私は三食に慣れているのでお腹が空いてしまう。今度手軽に食べれるものを作っておこう、出来ればお腹が鳴る前に。
門に着くと大きな木箱が大量に積まれていた。服や食料品の他にも武器や家具など何でも持ってきてくれるそう。
私は行商人のログさんという気の良さそうなおじさんから自分の分の荷物を受け取る。
「とりあえず必要なもんは用意したで、足りんかったらまた言っとくれ」
「ありがとうございます!」
「それにしても……こんな可愛い子は初めて見たなぁ、髪も瞳も黒なんておとぎ話かと思ってたよ」
おとぎ話……?至って普通の日本人ですけど。そんなに珍しいのかな。
「彼女のことは秘密にしておいてくれ」
「ああ、わかってるよ。お嬢さん、またよろしくな!」
ログさんが帰って行った後、ミスカさんに聞いてみる。
「黒髪とか黒目って少ないんですか?」
「少ないというか俺は君以外に見たことない」
いないの!?そんな幻の存在みたいな感じなんだ……。
「私……変ですか?」
「あ、いや……サキの世界とは違うかもしれないが、黒い髪や瞳は美しいものだとされている。だから……そうじゃなくても君は……可愛い。初めて見た時……天使かと思った」
ボッと顔が熱くなった、見えなくても自分が真っ赤になっているのがわかる。ミスカさんも顔を赤らめながら私を真っ直ぐ見つめていて嘘を言っている訳ではなさそう。
か、可愛い……?天使……?寡黙だと思ってたのにミスカさんってこんなこと言うキャラなの!?
イケメンからのド直球をくらい私がアワアワして何も言えなくなっていると、横から駆け足の音とともに明るい声が聞こえた。
「先輩!荷物確認終わりました?訓練場で皆待ってます……よ……!?」
茶髪のふわふわとした髪のイケメンが「ヤバっ」と言って顔を隠し、指の隙間からこちらをチラッと見てくる。
「え、サキちゃん聞いてたよりめっちゃ美人なんだけど!」
ミスカさんはスンッと一気に冷めた顔になってため息をつく。
「こいつはラグト、俺と同じ隊のやつだ。うるさいから無視してくれて構わない」
「先輩酷いっすよ!顔見せたら終わりそうなんで、紹介だけでも良くしてください!!」
やっぱり顔見せたくないのかな……。
「はじめましてラグトさん、ここでお世話になっているサキです。あの……私は大丈夫なのでお顔は隠さないでください」
さっき一瞬しかカッコいい顔が見えなかったので気になる気持ちも少しある。
「いや、うん……嫌だったら言ってくださいね、慣れてるんで」
そっと手を外したラグトさんはこげ茶色の瞳と奥二重のツリ目で困ったように微笑み、口元から八重歯がチラリと見える。
また違うタイプのイケメンだ……!
「ありがとうございます!皆さんの顔と名前ちゃんと覚えておきたくて」
言い訳じゃないよ、半分くらいは思ってた。
「サキちゃんめっちゃいい子……」
そ、そう言われると罪悪感が……。
「あ!もう大遅刻っすよ!先輩がいなくちゃ始まらないんだから早く行ってください!」
「いや、サキの付き添……」
「俺が代わりにしますから!」
ミスカさんは嫌そうな顔をしながら私に「すまん」と言い残し走って行った。
「あーすみません、俺が代わりで」
「いえ!私がミスカさん引き留めちゃったので。ラグトさんも忙しかったら無理しないで下さい」
「ぜんっぜん暇なんで!荷物も運ばないとだし、ついてって良いですか?」
「ふふっ、じゃあお願いします」
私が荷物を持とうとする前に、ラグトさんは軽々と全部を持ち上げる。
「私も持ちます!自分の物ですし……」
「え……っと……それは……」
ラグトさんは少し考えて、一度荷物を置くと一番上の小さな箱を私に渡した。
「これよろしく!」
これだけ……?
もう少し……とは言えないまま、私は大人しく両手のひらに収まる小さな箱を運んだ。
「タメ口でもいい……すか?堅苦しいの苦手で」
私が頷くと人懐っこそうな笑顔を見せてくれる。八重歯がチラっと見えるの可愛いな……。
「ありがと!たまに先輩にもタメで話しちゃって叩かれんの」
ミスカさんとラグトさん、先輩後輩なのにすごく仲が良いみたい。
「運んだ後はなんか予定ある?」
「お腹空いちゃったので何か作りに行こうかと」
「いいね!そういえば朝飯、めっちゃ美味しかったよ!俺、昨日は寮にいなかったから食べれてないんだけど、もう団員全員べた褒めでさ!四六時中ご飯の話しかしてないんだ」
「嬉しいです……!今日の夕食はトマト煮込みなんです。良かったら食べに来てくださいね」
「勿論!一番乗り目指そっかな!」
部屋に荷物を置き食堂に向かうまでずっと話をしていた。ラグトさんは話上手で騎士団について色んな事を教えてくれた。
黒騎士団は三つの部隊があり団長以外の団員たちはそこにそれぞれ分かれて所属している。ミスカさんは第三番隊の隊長でラグトさんもそこの一人らしい。
ラグトさんは今二十三歳でミスカさんが二十五歳だから二つ下。二十歳の時に入団しミスカさんに先輩として指導してもらって仲良くなったそうだ。
ミスカさんとの思い出を語るラグトさんはとても嬉しそうで、本当に尊敬しているのが伝わってきた。
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