5 / 10
5話 異世界転移したら友人が出来た(色々問題あり)
しおりを挟む
食後のお茶を出してアミスにこの後のスケジュールを聞くと、そろそろ帰ると言う。王女であり勇者だからね。色々忙しいんだろう。
「お風呂はいいの?別に俺は全然OKだけど」
「ううん。食事まで出してもらってそれに浴場まで借りるのはさすがに、ね」
「いい食べっぷりだったもんな」
「もう!その話題は禁止よ!」
先ほどの事を蒸し返すと、アミスはまたも顔を真っ赤にしながらぷんぷんと怒った。だがすぐに笑顔に戻って
「あんなに美味しいものを食べたのは初めてだったの。勿論タツが作ってくれた料理も美味しかったわよ!」と言ってくれた。
「次に来る時はもっと色んな種類を用意しておくよ」
「…他にもあるの?」
アミスが瞳孔をめいっぱい広げて聞いてくる。疑問符で終わっているはずなのに眼力がめちゃめちゃ強い。捕食対象を見ている時の目で見ないでくれない?
「あるよ。一人暮らしである程度カップ麺の保存はしているからね。ざっと10種類以上はあるんじゃないかな?」
醤油、みそ、豚骨は勿論、そこから派生した様々な物を常備している。焼きそばだってあるし食べ飽きる事は当面無いだろう。アミスの食欲だといつまで持つか不安になるけどね。
「またすぐに来るわ!その時まで楽しみにしておく!」
にっこにこの笑顔でアミスはそう言った。と、そこで当初の課題として最も大きいものについてアミスに相談する。
「次来る時でいいからさ、食材を何でもいいから持ってきてくれない?」
「食材?あぁ…確かにタツ自身での調達は難しいわね」
アミスの言葉に頷く。俺の強さはこの世界で最弱(自分で言ってて悲しい)なわけだから、安易に外を動き回るわけにはいかない。アミスに同行をお願いすればいいのかもしれないが、さすがにそこまでおんぶに抱っこは違うとも思う。
それならばアミスに食材の調達をお願いし、それらを調理しながら提供すればギブアンドテイクにもなる。五分五分かどうかはこの際考えない。いずれにせよこのままでは俺は窮するのは間違いないのだから。外には先程倒されたペリクモの死体があるが流石にあれを捌くのは俺には無理だろう。というかあれだけぐちゃぐちゃになってしまっているし、すでに時間が経って血が回ってしまっている。今から捌いても美味しくはならないだろう。
「その代わりと言ってはなんだけど、俺の世界の料理を色々出すよ。アミスが初めて食べるものばかりだろうからアミスも楽しいんじゃないかな?」
「食材を用意するのは全然問題ないけれど、タツの家に保存庫はあるの?」
「あまり大きくないけどあるよ。ほら、そこにある縦長のやつ」
キッチンにある冷蔵庫を指差す。独身男のキッチンには不釣り合いな500Lレベルの冷蔵庫がデン!と置かれている。数年前に家電量販店に行った時に決算セールで安くなっていたので買ったやつだ。どう見ても大家族用だけど半値近くになっていたので買ってしまった。実は翌日には最新モデルが入荷されるのでどうしても今日中に売り切らないといけなかったらしい。売り場に並ばなかったものはそのままアウトレット店などに回されるらしいが、売り場で並べて色んな人が触っている以上は店舗で売り切るしかないんです、と店員が言っていた。さすがに自宅に届いてから隅々を綺麗に掃除したが。
「冷蔵と冷凍なら出来るよ。肉とかは小分けにして持ってきてくれると助かるかな。後の保存はこっちで何とかするよ」
「食材は何でもいいの?」
「うん、恐らく大丈夫。ただそれぞれの食材の特徴とかは俺にはわからんから説明してくれたら助かる」
「じゃあ次に来る時は色んな食材を少しずつ持ってきてみるわね。他には何か必要なものとかあるかしら?」
それは助かるね。どんな食材があるかわからないし、まずは見てみないとな。米があれば最上だけど畜産すら行われていないとすると稲作は無いだろうな。
「いや、当面は食材さえあれば大丈夫。今ある食材でも10日くらいは持つし、アミスが大好きなカップ麺を食べればもっと持つよ」
「じゃあタツがらーめんを食べなくてもいいように一杯持ってくるわね!」
どんだけ好きなんだラーメン。まぁ化学調味料とか使って旨味を極限まで引き出しているからね。飽食の日本で生きていたがやはりカップ麺にしてもレトルト類にしても一つの究極体だからな。女性は別として男で嫌いな奴を探すのが大変な程だ。
「次はそうね…3日後くらいに来ると思うわ」
帰り際、アミスはそう言った。そんなにすぐまた来てくれるのか。さっき見せてくれた地図を見る限り距離感はわからないが今俺がいるルイシュタットの樹海とマジェスティア王国との間はかなり遠いように見えた。もしかすると俺が知らない移動手段などがあるのかもしれない。転移とか飛行とか。それらが無くてもペリクモを倒した時のスピードがあれば行き来出来るのかもしれないな。
「わかった。じゃあその時にはご馳走を用意しておくよ。楽しみにしといてくれ」
どうせ一人だし外にも出られないんだ。自宅内で出来る事なんて精々が知れているから時間は十分すぎるほどにある。
「ほんとう!?とっっても楽しみにしておくわ!」
笑顔で言うアミス。だがすぐに真顔に戻って俺をじっと見てきた。
「でもタツ、絶対に外に出たらダメよ?本当に呆気なく死んじゃうから。次来るまでに私も何かタツの身を守れるような物が無いか探しておくけど、それまでは本当にダメだからね?」
心配する表情でそう言ってくれる。とても有難い事だ。10代後半に心配されている30手前の俺というこの絵面が情けないだけで。
「この家にいる限りはまず間違いなく安全だと思うから。どうしても外に出たくなったりした時はドアを開けたまま景色を眺めるくらいにしなさい」
「そうなの?外を見ているぐらいなら大丈夫なんだ?」
「ええ、私がこの家を視認出来たのはタツが承認した時だから。それまでは開いたままだったドアの存在性すら確認出来なかったんだもの。この森には私以上に強い生物は存在しないからまず間違いなく大丈夫ね」
やっぱり相当な強さなんですね。勇者様。とはいえ、その心配は有難いが俺には無用だろう。
「俺はアミスが思っている以上に臆病だから大丈夫だよ。外に一歩も出ずに過ごす事なんてなんでも無いからね。食材の問題があるから悩んでいただけであって、それをアミスがクリアにしてくれるなら好き好んで危険を冒そうなんて全くこれっぽっちも思わない」
これは本当の事だ。アミスから最弱と言われたからでは決して無く、本心からそう思っている。ビバ引きこもり生活だ。
「あまり広いとは言えないこの家でそんなに長期間籠っていたら私だとおかしくなっちゃいそう」
アミスが少し疑わし気に、少し心配そうに俺を見る。
「その辺はまたアミスが来た時に色々と見せてあげるよ。数年くらいなら引きこもれるさ。友達と遊べる遊戯みたいな物だってたくさんあるんだぜ?」
いや割とガチで思ってるけどね。趣味が無いとは言ったが、それはある程度熱中出来るものが無かっただけであり、引きこもり趣味であるゲームや読書などはそれなりに色々とある。ただそこまでのめり込まなかったというのと、一番の理由としてのめり込む時間も心の余裕も無かったというだけだ。
ゲームとかなら友人と対戦出来るようなものもいくつかはある。アミスは当然ながらゲームは初めてだろうから色々と横で教えてあげながらRPGをプレイさせてみるのも面白いかもな。現代日本の凝り固まった感覚とは別の物を見せてくれるかもしれない。
「友達…?私はタツの友達なの?」
「そうだな。家に招いて食事も一緒にするんだから友達と言っても過言じゃないだろう」
というか一国の王女が来るのに友人ですらないのは憚られる。それでも色々と具合が悪いが。
男の家にやってくる女子高生王女勇者。
そしてそれを承知で自宅に招く30手前独身男性引きこもり。
文字にするとさらにヤバさが分かるね。それでもアミスがいないと野垂れ死ぬ可能性大だから目を瞑るけど。俺の友達発言にアミスは笑ってくれたので気にしない事にする。
帰り際、アミスにお菓子を一つあげた。どうという事は無いレモン味の飴だ。10個が個包装された小さな物なのでこの程度なら荷物にもならないだろう。先ほどカップ麺を出す時に引き出しを漁ったら見つけたのであげる事にした。
「これは飴というお菓子の一つだよ。暑さに弱いから少し注意が必要だけど、簡単に食べられる。噛まずに口の中で舐めながら食べてみてね。小さい飴が10個入ってるから」
「ありがとう。これなら持っていても荷物にならないからいいわね。少しずつ食べてみるわ」
そう言ってアミスは玄関から外に出た。数歩歩いてこちらを振り返り、確かに室内と俺を視認出来たのだろう。年相応のはじけるような笑顔を俺に向ける。
俺は小さく微笑み返して、手を振った。俺とこの世界を唯一繋げてくれる存在のアミス。
さぁ、3日後に来る時にこの世界唯一の友人にどんなご馳走を用意しようかな!
…その前に風呂はいろ。
「お風呂はいいの?別に俺は全然OKだけど」
「ううん。食事まで出してもらってそれに浴場まで借りるのはさすがに、ね」
「いい食べっぷりだったもんな」
「もう!その話題は禁止よ!」
先ほどの事を蒸し返すと、アミスはまたも顔を真っ赤にしながらぷんぷんと怒った。だがすぐに笑顔に戻って
「あんなに美味しいものを食べたのは初めてだったの。勿論タツが作ってくれた料理も美味しかったわよ!」と言ってくれた。
「次に来る時はもっと色んな種類を用意しておくよ」
「…他にもあるの?」
アミスが瞳孔をめいっぱい広げて聞いてくる。疑問符で終わっているはずなのに眼力がめちゃめちゃ強い。捕食対象を見ている時の目で見ないでくれない?
「あるよ。一人暮らしである程度カップ麺の保存はしているからね。ざっと10種類以上はあるんじゃないかな?」
醤油、みそ、豚骨は勿論、そこから派生した様々な物を常備している。焼きそばだってあるし食べ飽きる事は当面無いだろう。アミスの食欲だといつまで持つか不安になるけどね。
「またすぐに来るわ!その時まで楽しみにしておく!」
にっこにこの笑顔でアミスはそう言った。と、そこで当初の課題として最も大きいものについてアミスに相談する。
「次来る時でいいからさ、食材を何でもいいから持ってきてくれない?」
「食材?あぁ…確かにタツ自身での調達は難しいわね」
アミスの言葉に頷く。俺の強さはこの世界で最弱(自分で言ってて悲しい)なわけだから、安易に外を動き回るわけにはいかない。アミスに同行をお願いすればいいのかもしれないが、さすがにそこまでおんぶに抱っこは違うとも思う。
それならばアミスに食材の調達をお願いし、それらを調理しながら提供すればギブアンドテイクにもなる。五分五分かどうかはこの際考えない。いずれにせよこのままでは俺は窮するのは間違いないのだから。外には先程倒されたペリクモの死体があるが流石にあれを捌くのは俺には無理だろう。というかあれだけぐちゃぐちゃになってしまっているし、すでに時間が経って血が回ってしまっている。今から捌いても美味しくはならないだろう。
「その代わりと言ってはなんだけど、俺の世界の料理を色々出すよ。アミスが初めて食べるものばかりだろうからアミスも楽しいんじゃないかな?」
「食材を用意するのは全然問題ないけれど、タツの家に保存庫はあるの?」
「あまり大きくないけどあるよ。ほら、そこにある縦長のやつ」
キッチンにある冷蔵庫を指差す。独身男のキッチンには不釣り合いな500Lレベルの冷蔵庫がデン!と置かれている。数年前に家電量販店に行った時に決算セールで安くなっていたので買ったやつだ。どう見ても大家族用だけど半値近くになっていたので買ってしまった。実は翌日には最新モデルが入荷されるのでどうしても今日中に売り切らないといけなかったらしい。売り場に並ばなかったものはそのままアウトレット店などに回されるらしいが、売り場で並べて色んな人が触っている以上は店舗で売り切るしかないんです、と店員が言っていた。さすがに自宅に届いてから隅々を綺麗に掃除したが。
「冷蔵と冷凍なら出来るよ。肉とかは小分けにして持ってきてくれると助かるかな。後の保存はこっちで何とかするよ」
「食材は何でもいいの?」
「うん、恐らく大丈夫。ただそれぞれの食材の特徴とかは俺にはわからんから説明してくれたら助かる」
「じゃあ次に来る時は色んな食材を少しずつ持ってきてみるわね。他には何か必要なものとかあるかしら?」
それは助かるね。どんな食材があるかわからないし、まずは見てみないとな。米があれば最上だけど畜産すら行われていないとすると稲作は無いだろうな。
「いや、当面は食材さえあれば大丈夫。今ある食材でも10日くらいは持つし、アミスが大好きなカップ麺を食べればもっと持つよ」
「じゃあタツがらーめんを食べなくてもいいように一杯持ってくるわね!」
どんだけ好きなんだラーメン。まぁ化学調味料とか使って旨味を極限まで引き出しているからね。飽食の日本で生きていたがやはりカップ麺にしてもレトルト類にしても一つの究極体だからな。女性は別として男で嫌いな奴を探すのが大変な程だ。
「次はそうね…3日後くらいに来ると思うわ」
帰り際、アミスはそう言った。そんなにすぐまた来てくれるのか。さっき見せてくれた地図を見る限り距離感はわからないが今俺がいるルイシュタットの樹海とマジェスティア王国との間はかなり遠いように見えた。もしかすると俺が知らない移動手段などがあるのかもしれない。転移とか飛行とか。それらが無くてもペリクモを倒した時のスピードがあれば行き来出来るのかもしれないな。
「わかった。じゃあその時にはご馳走を用意しておくよ。楽しみにしといてくれ」
どうせ一人だし外にも出られないんだ。自宅内で出来る事なんて精々が知れているから時間は十分すぎるほどにある。
「ほんとう!?とっっても楽しみにしておくわ!」
笑顔で言うアミス。だがすぐに真顔に戻って俺をじっと見てきた。
「でもタツ、絶対に外に出たらダメよ?本当に呆気なく死んじゃうから。次来るまでに私も何かタツの身を守れるような物が無いか探しておくけど、それまでは本当にダメだからね?」
心配する表情でそう言ってくれる。とても有難い事だ。10代後半に心配されている30手前の俺というこの絵面が情けないだけで。
「この家にいる限りはまず間違いなく安全だと思うから。どうしても外に出たくなったりした時はドアを開けたまま景色を眺めるくらいにしなさい」
「そうなの?外を見ているぐらいなら大丈夫なんだ?」
「ええ、私がこの家を視認出来たのはタツが承認した時だから。それまでは開いたままだったドアの存在性すら確認出来なかったんだもの。この森には私以上に強い生物は存在しないからまず間違いなく大丈夫ね」
やっぱり相当な強さなんですね。勇者様。とはいえ、その心配は有難いが俺には無用だろう。
「俺はアミスが思っている以上に臆病だから大丈夫だよ。外に一歩も出ずに過ごす事なんてなんでも無いからね。食材の問題があるから悩んでいただけであって、それをアミスがクリアにしてくれるなら好き好んで危険を冒そうなんて全くこれっぽっちも思わない」
これは本当の事だ。アミスから最弱と言われたからでは決して無く、本心からそう思っている。ビバ引きこもり生活だ。
「あまり広いとは言えないこの家でそんなに長期間籠っていたら私だとおかしくなっちゃいそう」
アミスが少し疑わし気に、少し心配そうに俺を見る。
「その辺はまたアミスが来た時に色々と見せてあげるよ。数年くらいなら引きこもれるさ。友達と遊べる遊戯みたいな物だってたくさんあるんだぜ?」
いや割とガチで思ってるけどね。趣味が無いとは言ったが、それはある程度熱中出来るものが無かっただけであり、引きこもり趣味であるゲームや読書などはそれなりに色々とある。ただそこまでのめり込まなかったというのと、一番の理由としてのめり込む時間も心の余裕も無かったというだけだ。
ゲームとかなら友人と対戦出来るようなものもいくつかはある。アミスは当然ながらゲームは初めてだろうから色々と横で教えてあげながらRPGをプレイさせてみるのも面白いかもな。現代日本の凝り固まった感覚とは別の物を見せてくれるかもしれない。
「友達…?私はタツの友達なの?」
「そうだな。家に招いて食事も一緒にするんだから友達と言っても過言じゃないだろう」
というか一国の王女が来るのに友人ですらないのは憚られる。それでも色々と具合が悪いが。
男の家にやってくる女子高生王女勇者。
そしてそれを承知で自宅に招く30手前独身男性引きこもり。
文字にするとさらにヤバさが分かるね。それでもアミスがいないと野垂れ死ぬ可能性大だから目を瞑るけど。俺の友達発言にアミスは笑ってくれたので気にしない事にする。
帰り際、アミスにお菓子を一つあげた。どうという事は無いレモン味の飴だ。10個が個包装された小さな物なのでこの程度なら荷物にもならないだろう。先ほどカップ麺を出す時に引き出しを漁ったら見つけたのであげる事にした。
「これは飴というお菓子の一つだよ。暑さに弱いから少し注意が必要だけど、簡単に食べられる。噛まずに口の中で舐めながら食べてみてね。小さい飴が10個入ってるから」
「ありがとう。これなら持っていても荷物にならないからいいわね。少しずつ食べてみるわ」
そう言ってアミスは玄関から外に出た。数歩歩いてこちらを振り返り、確かに室内と俺を視認出来たのだろう。年相応のはじけるような笑顔を俺に向ける。
俺は小さく微笑み返して、手を振った。俺とこの世界を唯一繋げてくれる存在のアミス。
さぁ、3日後に来る時にこの世界唯一の友人にどんなご馳走を用意しようかな!
…その前に風呂はいろ。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる