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第三話、子どもを助けて連れ帰ったら八岐大蛇でした

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「ふ……ッ、は……、あ」
 そんな醜態全てを三人に見られていると思うと羞恥心湧き上がり、腰が引けた。が、上部にはキュウがいる為に移動もままならない。
「私が結腸開発したからもっと奥まで入るよ」
「ほう」
 グッと更に奥まで腰を押し当てられて、悲鳴が溢れた。
「いや、だ……っ、将門、そこは入れ……んなぁあ!」
 どんどん入り込んでくる先端が、結腸弁に突き当たる。先端が輪を潜り抜けた音と共に朝陽の体が強張って震えた。
「や、ぁああ、アアア!」
 頭の中で光が明滅する。声を殺す事も忘れて、暴力的なまでの快感に耐えきれずに朝陽が暴れ始めた。結腸を突かれる度に吐精し、また中イキして全身を震わせる。
「あ、ああッ、あ、ンアッああ!」
「……ッ!」
 内部の肉襞が将門の陰茎に絡みつくように蠢き、射精を促す。
「う、あ、ああっ、やあ、もっ、またイクーー!」
 下っ腹の奥が重くなり、朝陽の体が硬直する。てっきり精液が出るものだとばかり思っていたのに、そこから出たのは透明な液体だった。将門の抽挿に合わせてプシャプシャと朝陽の胸元を汚していく。
「潮噴いちゃったね朝陽。将門のモノはそんなに良かったの?」
 そう言ったキュウの声音には、不穏な響きが含まれていて、また前の様に虐められるのかと寒気がした。
「将門、イったら交代してよね」
「分かっとるわ」
 律動が激しくなり、仕上げと言わんばかりに内部を大きくかき回される。朝陽の頭の中では、パチパチと火花が散った。
 一定のリズムを刻む音が快楽を貪る動きへと変わって行ったのと同時に、朝陽も中イキを繰り返す。絶頂が来て、覚めやらぬ内にまた絶頂が来る。
「あ、あん、ああ、ん、もっ……、これ、やめ……、ッぁああ‼︎」
 気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだった。
 将門の飛沫を奥で受け止め、呼吸を正していると、背後から抱き寄せられて、背面座位になるようにキュウの膝の上に乗せられた。そのまま、後孔に陰茎を入れられる。
「たまにこうして体位も変えてあげるといいよ。ほら、オロはこっち」
 オロに向かって微笑むなり、キュウが指示した。
「朝陽の陰茎も口でやってあげなよ。朝陽喜ぶからさ」
「口で?」
「そう。口。歯は立てちゃダメだよ。噛まないようにだけ気をつけてあげて。舌も使って口内で舐め上げるんだよ」
 キュウの膝の上で朝陽は思いっきり足を割り開かれ、オロは言われた通りに、朝陽の陰茎を口に含んだ。
「んああ、ああっ!」
 突然温かい粘膜に包まれ、朝陽が目を瞑る。
「上手。今度はそのまま頭を前後に動かしてみて」
 オロが言われた通りにするのとキュウが下から朝陽を突き上げるのとほぼ同時だった。
「そのまま朝陽がイクまで続けて」
「やぁ、ァア、あああ! 両方……いっぺんにッ、やめ……、ぁあああ‼︎」
 絶頂なんてまた直ぐくるものだと思っていた。
 全身の神経が下半身に集中しているかのように、どこを擦られても触られても気持ちいい。朝陽は首を左右に振り、もう嫌だと何度も繰り返した。グプリと音がして結腸まで貫かれる。
「ひっ、う!」
 前も後ろも刺激され、先に絶頂を極めたのは陰茎ではなくて、後ろの方だった。朝陽の頭の中が真っ白になって意識が飛んでいく。
 けど、それさえもさせないと言わんばかりに何度も下から突き上げられてしまい、朝陽は逃げ場を失ってしまう。
「朝陽、今日は気絶なんてさせてあげないよ」
 キュウに至極楽しそうに言われ、朝陽はまた中でイかされた。前と後ろの両方から与えられる過ぎた快感で訳が分からなくなってくる。
「あ、そうだ」
 名案を思いついたと言うようにキュウが声を発した。
「ねえ、朝陽。私の質問に答えられたら私の分はもうやめてあげるよ。答える?」
 必死だった。コクコクと首を縦に動かして朝陽が頷く。
「前に聞いた大人の玩具ってなーに?」
 聞き流してくれた訳では無かったらしい。
「それは……」
「それは?」
 赤くなっている朝陽の顔がもっと朱色に変わる。羞恥心を感じていられたのも束の間だった。射精感が込み上げてきて、朝陽は頭を振った。


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