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サンタナの奇妙じゃない公園⑧
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父親と妹を起こし終えたサンタナ。
家族揃って朝ご飯の時間。
毎朝父親が読む新聞には、昨日のハマダの怪我の事が。
怪我の症状は、右肩脱臼に左後脚骨折。
かなりの重傷だ。
『シャンシャン、今日はなにするの?』とシスタナ。
『パパぁ!今日もワンワン相撲の練習してくれる?』
『パパは今日はひいひいひい爺さんのとこに、届け物をするから、練習する時間はないぞ。』
うーん?いきなり1日暇になってしまった。
『シャンシャン、暇ならわたしと遊んでよ!』
妹も暇らしい。
『いいよ。ご飯終わったら公園に行こう!』
とりあえず遊び相手は確保出来たけど、ワンワン相撲は出来なさそう。
朝ご飯が終わり
『じゃぁ公園行ってくるね!』
『今日もお昼までには帰ってくるのよ!』とママの声。
サンタナとシスタナは2人揃って二足歩行で公園に出掛けます
公園に着くと、近所の子犬達が数人ワンプロで遊んでました。
普段ピッドブルのゴロー君とワンプロで遊んでるので、全敗中のワンプロではそこそこ腕に覚えがあるサンタナ。
サンタナとシスタナはアスレチックを選び
2人で遊びます。
ボルダリングで壁を登ったり、不安定な綱の橋を渡ったり。
汗だくになりながら遊んでると、チャウチャウの陳さんが散歩してました。
昨日のモンタナとの会話を思い出し
『シスちゃん、チャット待ってて!』と言い残し
四足歩行で陳さんのもとに駆け寄るサンタナ。
『陳さーん』
『ん?ダックスのサンタナじゃないか!』と陳さん。
『ねぇねぇ、陳さんは昔ワンワン相撲の行司だったんだよね?どうやったら強くなれるの?』早口で質問するサンタナ。
『サンタナ、わしはワンワン力士じゃないから、強くなれる方法は知らないんだけど。。。』と含みを持たせる陳さん。
『知らないんだけど。。。』繰り返すサンタナ。
『強い奴らは全員優しかったな。後はウチの中華を食べて周りに宣伝してくれる奴も大体強かったな。』
『どんな練習したら強くなれるのかな?』具体的に聞きたいサンタナ。
『練習方法か、技術の面ではど素人だからな。でも、体力の限界部屋の親方が言うには、足腰を鍛える。先ずはそれが基本中の基本。』
体力の限界部屋。この世界で1番横綱を輩出してるワンワン相撲部屋。
『わかった!ありがとう陳さん!そういや、今度ラーメン食べに行くからね!』そう言うとシスタナの方に四足歩行で向かいました。
続く。
家族揃って朝ご飯の時間。
毎朝父親が読む新聞には、昨日のハマダの怪我の事が。
怪我の症状は、右肩脱臼に左後脚骨折。
かなりの重傷だ。
『シャンシャン、今日はなにするの?』とシスタナ。
『パパぁ!今日もワンワン相撲の練習してくれる?』
『パパは今日はひいひいひい爺さんのとこに、届け物をするから、練習する時間はないぞ。』
うーん?いきなり1日暇になってしまった。
『シャンシャン、暇ならわたしと遊んでよ!』
妹も暇らしい。
『いいよ。ご飯終わったら公園に行こう!』
とりあえず遊び相手は確保出来たけど、ワンワン相撲は出来なさそう。
朝ご飯が終わり
『じゃぁ公園行ってくるね!』
『今日もお昼までには帰ってくるのよ!』とママの声。
サンタナとシスタナは2人揃って二足歩行で公園に出掛けます
公園に着くと、近所の子犬達が数人ワンプロで遊んでました。
普段ピッドブルのゴロー君とワンプロで遊んでるので、全敗中のワンプロではそこそこ腕に覚えがあるサンタナ。
サンタナとシスタナはアスレチックを選び
2人で遊びます。
ボルダリングで壁を登ったり、不安定な綱の橋を渡ったり。
汗だくになりながら遊んでると、チャウチャウの陳さんが散歩してました。
昨日のモンタナとの会話を思い出し
『シスちゃん、チャット待ってて!』と言い残し
四足歩行で陳さんのもとに駆け寄るサンタナ。
『陳さーん』
『ん?ダックスのサンタナじゃないか!』と陳さん。
『ねぇねぇ、陳さんは昔ワンワン相撲の行司だったんだよね?どうやったら強くなれるの?』早口で質問するサンタナ。
『サンタナ、わしはワンワン力士じゃないから、強くなれる方法は知らないんだけど。。。』と含みを持たせる陳さん。
『知らないんだけど。。。』繰り返すサンタナ。
『強い奴らは全員優しかったな。後はウチの中華を食べて周りに宣伝してくれる奴も大体強かったな。』
『どんな練習したら強くなれるのかな?』具体的に聞きたいサンタナ。
『練習方法か、技術の面ではど素人だからな。でも、体力の限界部屋の親方が言うには、足腰を鍛える。先ずはそれが基本中の基本。』
体力の限界部屋。この世界で1番横綱を輩出してるワンワン相撲部屋。
『わかった!ありがとう陳さん!そういや、今度ラーメン食べに行くからね!』そう言うとシスタナの方に四足歩行で向かいました。
続く。
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