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信じるという言葉は 3(侯爵視点)
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「侯爵、今の言い方は酷いと思いますよ。なぜミルフィ様の話も聞かずに責めたのですか?」
遠ざかるミルフィに声を掛けられぬまま部屋に戻ると、キム先生は疑問を私に投げかけてきた。
「パティ、……使用人がミルフィを止める声を聞いて勘違いしてしまった。朝食の席でミルフィが興奮しすぎて気を失っただろう。あんな風にまた倒れたらと心配になり話も聞かずに止めてしまった」
部屋を出て行ったミルフィが、扉の前で大声を出しているのが聞こえてきたから、ミルフィに魔法の使用を許可しなかったことで癇癪を起こしたのだろうと考えてしまった。
そもそもそれが大きな間違いだったというのに、私はミルフィを咎めてしまった。
「それは…………」
「申し訳ございません、私がすぐに旦那様の誤解を解くべきでした」
私の後悔に気が付いているのだろう家令のジャンが謝罪するが、悪いのは理由も聞かずにミルフィを落ち着かせ様とした私だ。
ミルフィを追いかけ謝罪すれば良かったのに、酷い勘違いでミルフィを叱ってしまった自分を認められずそのまま行かせてしまった。
「ミルフィ様は確かに心を乱しやすいのかもしれません。でも心を乱すのと我儘は違います。侯爵はなぜ、我儘だと決めつけたのですか? 大声を上げていたことを注意されただけならミルフィ様も悲しまずにすんだでしょうに」
「……思い込みだ。今までそうだったからと、決めつけてしまった」
ミルフィが悲しまずにすんだ。
そうキム先生に言われて、私は思わず口に出してしまったその理由に自分自身戸惑う。
私はもう、ミルフィが我儘な子どもでは無かったと知っているのに、パティがミルフィを止める声にあの子がまた癇癪を起したのだと思いこんでしまったのだ。
そして我儘を言うものではないと咎めてしまった。
「ミルフィ様は我儘でしょうか? 思い通りにいかないと癇癪を起こす方でしょうか」
キム先生は酷かった時のミルフィを知らないのだから、疑問を覚えるのだろう。
私は、ここ半年程ミルフィの癇癪と我儘に苦慮していた。
何故ミルフィが酷い行いを繰り返していたのか、その理由を知り大切な娘に辛い思いをさせていたのに助けてあげられなかった事を後悔しているというのに、ミルフィの酷い行いの記憶は抜けていなかったのだろう。
だからミルフィの大声が聞こえて来た時、やはりこの子は……と思ってしまったのだ。
私はなんて愚かで酷い親なのだろう。
「侯爵様、ミルフィお嬢様はまだ三歳の子ども、幼い心をずっと子爵夫人に虐げられ傷付けられていたのです。今までのあれは我儘ではなく……」
ガスパール先生は悲しそうにそう言うが、そんなこと言われなくても十分に分かっている。
あの忌々しい女が私の大切な娘を苦しめ甚振っていた、あんな女を信用していた自分が情けない。
子爵夫人を排除し、ミルフィの侍女ジョゼットを一時的な家庭教師としたら、礼儀作法も文字の書き方も何もミルフィは教わっていなかったのだと分かった。
何も覚えようとしない、怠惰で我儘だとあの女から言われていたミルフィの行いはすべて嘘で、ジョゼットが文字の書き方を教えるとすぐに拙い手つきながら文字を書き始め、ジョゼットが教える言葉を間違う事無く書ける様にもなった。
私達が落ち着いて話を聞こうとすれば、ミルフィは癇癪を起こすこと無く、ゆっくりとだが自分の考えを話す。
今までミルフィがすぐに癇癪を起していたのは、私達が話を聞こうとしていなかっただけなのだと、気が付いてから私は何度も過去の自分の行いを後悔し自分を責めた。
それなのに、今私は自らミルフィを傷つけてしまったのだ。
「それは勿論分かっています。ミルフィはあの頃とても苦しんで幼い心が傷付いていた。私達に助けを求めていたのだと」
「幼い子どもは、上手く自分の心の状態を伝える事が出来ません。不安を感じると親の愛情が自分に向けられているか試すことを無意識にするのです」
ガスパール先生が今言った行いを、まさにミルフィはしていた。
我儘ばかりで問題がある様に見えていたのは、私達が我儘を許すことで自分は愛されているのだと確認したかった。
だが私達は、子爵夫人の嘘を信じ込んでいてミルフィはどうしようもなく我儘になっていると思い込み、甘やかしてはミルフィのためにならないと突き放す事ばかりしていた。
「あの子は急にいい子に変わった様に見えるが、今のあの子が本来の姿なのだろうと思う」
あの女を排除してからというものミルフィは、嫌いなものを健気に食べようと頑張り始め、我儘を言う事が無くなった。
穏やかに暮らし、理不尽な暴力を受けて出来た心の傷が癒えたら良いと思っていたのに。
「私は勘違いからミルフィを叱ってしまった。そのせいでミルフィを傷つけてしまった」
なんて酷い父親だろう。
私はなんて愚かなのだろう。
「もう一つ疑問があります。侯爵はなぜミルフィ様が魔法を使うのを反対されているのですか」
「それは」
キム先生の疑問に、私は答えられない。
私はミルフィに素晴らしい魔法の才能があると知っても、たった三歳で治癒魔法が使える様になっても、その才能を素直に喜こんであげられていないからだ。
喜び誇らしいという気持ちより先に不安が来てしまう、心配でたまらない。
「先生、ミルフィに魔法を使わせて本当に大丈夫なのでしょうか」
「大丈夫というのは? 私は実際に魔法を使っている彼女を見ましたが、とても上手に魔力を制御していました。魔力循環を怖がり動揺していたのが嘘の様にとても繊細に魔力を操り魔法を発動させていました」
優秀な魔法使いであるキム先生がここまで言うなら、ミルフィの力は本物なのだろう。
魔力の制御は幼い頃はとても難しいというのに、難しい魔法をミルフィは使えるのだから、とても素晴らしいと思う。
だが、不安なのだ。
「先生、ミルフィはあの女に日常的に鞭打たれていて、その暴力によって出来た傷を無意識に自分に治癒魔法を掛け治療していました。ガスパール先生が傷を再現した時、あの子の肌は傷がないところが無い位に酷かった。あれだけの傷を治し続けた結果が治癒魔法としての才能の開花なのだとしたら私はとても喜ぶことは出来ない」
あの時、我を忘れて謝罪し続けたミルフィの声が消えない。
あの女はもうミルフィの前に現れることはないのに、それでもあの女の影に怯える我が子をどうやったら救えるのか、無力な私には分からないのだ。
「娘に魔法使いの才能があり、将来魔力量も最大まで増える可能性があるのは理解しています。普通なら喜ぶべきことだと分かっています。分かっているんです」
無意識に魔法が使える。それこそが才能なのだと言われるのかもしれない。
確かにミルフィに魔法の才能があるのは素晴らしいと思う。だが同時に幼いあの子がその才能に振り回されないか不安だった。
動揺し魔力暴走を起こし掛けた様に、何かのきっかけで魔法を暴走させる可能性はないのか、あの子の才能が他の家や王家に知られ危険な目に合う可能性は? そう考えると心配が尽きないのだ。
遠ざかるミルフィに声を掛けられぬまま部屋に戻ると、キム先生は疑問を私に投げかけてきた。
「パティ、……使用人がミルフィを止める声を聞いて勘違いしてしまった。朝食の席でミルフィが興奮しすぎて気を失っただろう。あんな風にまた倒れたらと心配になり話も聞かずに止めてしまった」
部屋を出て行ったミルフィが、扉の前で大声を出しているのが聞こえてきたから、ミルフィに魔法の使用を許可しなかったことで癇癪を起こしたのだろうと考えてしまった。
そもそもそれが大きな間違いだったというのに、私はミルフィを咎めてしまった。
「それは…………」
「申し訳ございません、私がすぐに旦那様の誤解を解くべきでした」
私の後悔に気が付いているのだろう家令のジャンが謝罪するが、悪いのは理由も聞かずにミルフィを落ち着かせ様とした私だ。
ミルフィを追いかけ謝罪すれば良かったのに、酷い勘違いでミルフィを叱ってしまった自分を認められずそのまま行かせてしまった。
「ミルフィ様は確かに心を乱しやすいのかもしれません。でも心を乱すのと我儘は違います。侯爵はなぜ、我儘だと決めつけたのですか? 大声を上げていたことを注意されただけならミルフィ様も悲しまずにすんだでしょうに」
「……思い込みだ。今までそうだったからと、決めつけてしまった」
ミルフィが悲しまずにすんだ。
そうキム先生に言われて、私は思わず口に出してしまったその理由に自分自身戸惑う。
私はもう、ミルフィが我儘な子どもでは無かったと知っているのに、パティがミルフィを止める声にあの子がまた癇癪を起したのだと思いこんでしまったのだ。
そして我儘を言うものではないと咎めてしまった。
「ミルフィ様は我儘でしょうか? 思い通りにいかないと癇癪を起こす方でしょうか」
キム先生は酷かった時のミルフィを知らないのだから、疑問を覚えるのだろう。
私は、ここ半年程ミルフィの癇癪と我儘に苦慮していた。
何故ミルフィが酷い行いを繰り返していたのか、その理由を知り大切な娘に辛い思いをさせていたのに助けてあげられなかった事を後悔しているというのに、ミルフィの酷い行いの記憶は抜けていなかったのだろう。
だからミルフィの大声が聞こえて来た時、やはりこの子は……と思ってしまったのだ。
私はなんて愚かで酷い親なのだろう。
「侯爵様、ミルフィお嬢様はまだ三歳の子ども、幼い心をずっと子爵夫人に虐げられ傷付けられていたのです。今までのあれは我儘ではなく……」
ガスパール先生は悲しそうにそう言うが、そんなこと言われなくても十分に分かっている。
あの忌々しい女が私の大切な娘を苦しめ甚振っていた、あんな女を信用していた自分が情けない。
子爵夫人を排除し、ミルフィの侍女ジョゼットを一時的な家庭教師としたら、礼儀作法も文字の書き方も何もミルフィは教わっていなかったのだと分かった。
何も覚えようとしない、怠惰で我儘だとあの女から言われていたミルフィの行いはすべて嘘で、ジョゼットが文字の書き方を教えるとすぐに拙い手つきながら文字を書き始め、ジョゼットが教える言葉を間違う事無く書ける様にもなった。
私達が落ち着いて話を聞こうとすれば、ミルフィは癇癪を起こすこと無く、ゆっくりとだが自分の考えを話す。
今までミルフィがすぐに癇癪を起していたのは、私達が話を聞こうとしていなかっただけなのだと、気が付いてから私は何度も過去の自分の行いを後悔し自分を責めた。
それなのに、今私は自らミルフィを傷つけてしまったのだ。
「それは勿論分かっています。ミルフィはあの頃とても苦しんで幼い心が傷付いていた。私達に助けを求めていたのだと」
「幼い子どもは、上手く自分の心の状態を伝える事が出来ません。不安を感じると親の愛情が自分に向けられているか試すことを無意識にするのです」
ガスパール先生が今言った行いを、まさにミルフィはしていた。
我儘ばかりで問題がある様に見えていたのは、私達が我儘を許すことで自分は愛されているのだと確認したかった。
だが私達は、子爵夫人の嘘を信じ込んでいてミルフィはどうしようもなく我儘になっていると思い込み、甘やかしてはミルフィのためにならないと突き放す事ばかりしていた。
「あの子は急にいい子に変わった様に見えるが、今のあの子が本来の姿なのだろうと思う」
あの女を排除してからというものミルフィは、嫌いなものを健気に食べようと頑張り始め、我儘を言う事が無くなった。
穏やかに暮らし、理不尽な暴力を受けて出来た心の傷が癒えたら良いと思っていたのに。
「私は勘違いからミルフィを叱ってしまった。そのせいでミルフィを傷つけてしまった」
なんて酷い父親だろう。
私はなんて愚かなのだろう。
「もう一つ疑問があります。侯爵はなぜミルフィ様が魔法を使うのを反対されているのですか」
「それは」
キム先生の疑問に、私は答えられない。
私はミルフィに素晴らしい魔法の才能があると知っても、たった三歳で治癒魔法が使える様になっても、その才能を素直に喜こんであげられていないからだ。
喜び誇らしいという気持ちより先に不安が来てしまう、心配でたまらない。
「先生、ミルフィに魔法を使わせて本当に大丈夫なのでしょうか」
「大丈夫というのは? 私は実際に魔法を使っている彼女を見ましたが、とても上手に魔力を制御していました。魔力循環を怖がり動揺していたのが嘘の様にとても繊細に魔力を操り魔法を発動させていました」
優秀な魔法使いであるキム先生がここまで言うなら、ミルフィの力は本物なのだろう。
魔力の制御は幼い頃はとても難しいというのに、難しい魔法をミルフィは使えるのだから、とても素晴らしいと思う。
だが、不安なのだ。
「先生、ミルフィはあの女に日常的に鞭打たれていて、その暴力によって出来た傷を無意識に自分に治癒魔法を掛け治療していました。ガスパール先生が傷を再現した時、あの子の肌は傷がないところが無い位に酷かった。あれだけの傷を治し続けた結果が治癒魔法としての才能の開花なのだとしたら私はとても喜ぶことは出来ない」
あの時、我を忘れて謝罪し続けたミルフィの声が消えない。
あの女はもうミルフィの前に現れることはないのに、それでもあの女の影に怯える我が子をどうやったら救えるのか、無力な私には分からないのだ。
「娘に魔法使いの才能があり、将来魔力量も最大まで増える可能性があるのは理解しています。普通なら喜ぶべきことだと分かっています。分かっているんです」
無意識に魔法が使える。それこそが才能なのだと言われるのかもしれない。
確かにミルフィに魔法の才能があるのは素晴らしいと思う。だが同時に幼いあの子がその才能に振り回されないか不安だった。
動揺し魔力暴走を起こし掛けた様に、何かのきっかけで魔法を暴走させる可能性はないのか、あの子の才能が他の家や王家に知られ危険な目に合う可能性は? そう考えると心配が尽きないのだ。
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