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泣いて眠る子1(ゲルト視点)
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オークを狩って解体をその場で済ませると、ニルスさんから預かっているマジックバッグに素材と肉をしまった。
俺みたいな冒険者では欲しくても買えない高級品で、馬車十数台分の物が入れられ、時間経過もしないらしい。
欠点は入れた本人しか中に何が入っているか分からないというところ位だろうか。
それだって一人で使う分には問題ない話だ。
預かっていると言いながら、これを返せとはニルスさんは言った事がないのが困りものだ。
「よし、いらないものは埋めた」
普通なら一人で活動している時にその場で解体などしない。
ここが見通しが良く、魔物の気配も動物の気配もしないから出来ることだった。
それに、俺の抱っこすら驚いて怯える子供のウヅに解体しているところを見せるのはマズイ気がしたんだ。
「不思議な子だ」
停まったままの馬車に戻ろうと歩きながら、雇い主のニルスさん達と共にいる筈のウヅについて考える。
ウヅは不思議な子供だと思う。
痩せた小柄の狼獣人の子供。
少し一緒にいると、大人しく素直で遠慮しがちな性格をしていると気がついた。
気難しく好戦的な狼獣人には珍しいと思う。
狼獣人とはそんなに付き合いがあるわけじゃないが、あいつらは揃いも揃って好戦的で竜人以外の獣人を見下しているところがある。
種族的に強いからだろうが、他種族と親しく付き合うなんて積極的にしない。
だがその分仲間意識が強いから、狼獣人同士は仲が良いし子供は種族全体で可愛がる。
だからこそ、ウヅのあの体形は異常だし、他の狼獣人匂いも親の匂いもしていないのが不思議なんだ。
戦う能力が高いとはいえ、十歳の子供はそれでも弱い。
普通なら両親の匂いがべったりとついていて、魔物から守ろうとするのが普通だ。
弱い魔物なら、力の強さを匂いから感じて避けていくから、親が何かの理由で子供から離れるなら当然に匂いをたっぷりとべったりと付けるのが当たり前なんだ。
それなのにウヅには何の匂いも無かった。
そして、少食で気も弱い様に見えるのに、冒険者になると言って譲らない。
もしかしたら世間知らず過ぎて、冒険者がどういうものか知らないのではないかとすら疑いたくなる。
あんな子供に魔物を狩れる筈がないのに、何故冒険者になろうとしているんだろうか。
「俺がそばにいて教えてやればいいのか?」
俺はニルスさん達の家に居候しているけれど、あの家は大きいし家賃なら俺が出してやれる。
ニルスさん達は面倒見が良いし、俺も一緒にいられる。
そうすればウヅが一人で寂しがって泣かずにすむだろう。
ニルスさん達にウヅと一緒に住もうと言えば、きっと笑顔で頷いてくれる筈だ。
それはとてもいい案に思えて、俺は少し浮かれながら馬車へと戻ったのだ。
「ひっく、ひっく……」
馬車に戻った途端聞こえてきた泣き声に、俺は焦ってニルスさん達の顔を見た。
二人は無言で首を横に振り、ただ泣き続けるウヅを見つめていた。
「戻りました」
声を掛けないわけにはいかないから、俺はそれだけ言って反応を伺う。
「ゲルト……しゃん。おか、おかえりなしゃい。ひっく」
泣きながら微笑んで、ウヅは俺を迎えてくれた。
大きな銀色の目が涙で潤み、擦ったのか目元が真っ赤になって、涙がぽたぽたと落ち続けている。
「ゲルト君、お疲れ様。オークは解体してくれた様だね」
「はい。素材と肉に分けてしまってあります」
「ありがとうゲルト君、忘れないように控えておいてね」
「はい」
ニルスさんとは、俺が狩った魔物はすべて買い取ってくれる約束をしている。
護衛依頼を受けている間に狩った魔物は、本当であれば道中食べきれないものはマジックバッグを持たない俺は捨てるしかないんだが、時間停止するマジックバッグをニルスさんから貸し出されているから腐る心配はないのが有貝は話だ。
「ごめんなちゃ、涙止まらにゃくて」
ぐすんぐすんと鼻を鳴らし、ひっくひっくと泣き続けるウヅは、目を擦ろうとして手に持っていたものに気がついた。
「うぅっ……」
止まりかけていた涙が、またぽたぽたと落ち始める。
泣きながらウヅは、持っていた紙を四つ折りにして小さな革袋に入れた。
お前は一人で生きな
一枚の紙にそれだけ書かれているのが見えた。
見えたというより、その酷い言葉が目に飛び込んできた。
なんだそれ。
まさか、あれはウヅの親が書いたのか?
「どうした? オークが怖かったのか?」
どういう状況であの紙を読むことになったのか分からないけれど、ニルスさん達が何も言わずにいたという事は、ウヅだけがあれを読んでいたんだろう。
「ちが、違う……」
泣きながらブンブンと首を振るけれど、ウヅより感情の表現が正直な耳としっぽはどちらもしょんぼりとしている。というよりも、耳なんてぺったりと伏せてしまっている。
これは怯えている時に見られる耳の状態だと、熊獣人の俺でも知っている。
「ほーら、俺は何ともないぞ。オークなんて弱いからな」
御者台に座るウヅを抱き上げると、背中をポンポンと撫でながら顔を覗き込む。
抱っこされるのに慣れていないウヅは俺が抱っこする度に動きが止まるけれど、背中を撫で、頭を撫でしていると段々甘えた顔をするようになるんだ。
十歳と言いながら幼い子供にしか見えないウヅがそう言う顔をすると、親の様な気持ちになって優しくしたくなるんだ。
「ウヅも戦い方を覚えて、早く一緒に魔物を狩れるようになろうな」
「お、俺?」
「そうだ」
ウヅと会話しながら、ニルスさんに目配せすると頷いて馬車を動かし始めた。
ゆっくりと馬を歩かせながら、ニルスさん達は心配そうにこちらを見ている。
二人が慰めもせずに見守るだけたったのが不思議だったけれど、思い切り泣かせた方がいいという判断だったのだろうか。
「俺は、ぼう、冒険者にな、なるんだ」
「そうだな」
「いっぱい、いっぱ、い頑張って、つよ、強くなる……んだ」
現状は弱々しい子供が、泣きながらそんなこと言うのを聞くのは辛いものがある。
「そうだな。ずっと一緒にいるから俺の側で強くなるんだぞ。約束出来るか?」
一人で生きなと、こんな幼い子供に書き残した理由は分からないけれど、幼い子供をあんな森の中に置き去りにするのは死ねと言っているのと同じことだ。
例えそれが魔物が来ないあの泉のある場所だったとしても、こんな弱い子供が魔物が出る森の中を歩けれるわけがないんだから、やっぱり死なせたかったとしか思えない。
「一緒?」
「あぁ、一緒だ。俺がウヅに戦い方教えてやる。魔法は無理だが剣は得意だ。俺がお前を強くしてやる」
こんなに痛々しく泣く子を一人にしたり出来ない。
小さな体で震えながら、耳をぺったりと伏せて声を上げずに泣き続ける子を一人になんか出来ない。
この位の年なら、大声上げて泣くのが普通だというのに、こんな泣き方をするなんて。
「ゲルト、しゃ、ん」
大きな目を見開いて、ウヅは俺を真剣に見つめているから、俺はわざと力を入れてウヅの髪をくしゃくしゃと撫でた。
「いひゃい」
「泣き止んだら馬車に戻れよ」
「や……にゃ」
柄にもないことを言って恥ずかしくなった俺がウヅにそう言うと、俺にしがみつく手に力がこもった。
「なんだ、まだ無理か?」
「ごめんなしゃい」
涙目で謝る姿が、可愛くてしかたない。
小さい弟がいるってこんな気持ちなんだろうか。
「仕方ないな。泣き虫なウヅを甘やかしてやるか」
そうからかうと、ウヅは小さな唸り声を上げながら俺の首筋にしがみついて、暫くするとそのまま眠ってしまったんだ。
俺みたいな冒険者では欲しくても買えない高級品で、馬車十数台分の物が入れられ、時間経過もしないらしい。
欠点は入れた本人しか中に何が入っているか分からないというところ位だろうか。
それだって一人で使う分には問題ない話だ。
預かっていると言いながら、これを返せとはニルスさんは言った事がないのが困りものだ。
「よし、いらないものは埋めた」
普通なら一人で活動している時にその場で解体などしない。
ここが見通しが良く、魔物の気配も動物の気配もしないから出来ることだった。
それに、俺の抱っこすら驚いて怯える子供のウヅに解体しているところを見せるのはマズイ気がしたんだ。
「不思議な子だ」
停まったままの馬車に戻ろうと歩きながら、雇い主のニルスさん達と共にいる筈のウヅについて考える。
ウヅは不思議な子供だと思う。
痩せた小柄の狼獣人の子供。
少し一緒にいると、大人しく素直で遠慮しがちな性格をしていると気がついた。
気難しく好戦的な狼獣人には珍しいと思う。
狼獣人とはそんなに付き合いがあるわけじゃないが、あいつらは揃いも揃って好戦的で竜人以外の獣人を見下しているところがある。
種族的に強いからだろうが、他種族と親しく付き合うなんて積極的にしない。
だがその分仲間意識が強いから、狼獣人同士は仲が良いし子供は種族全体で可愛がる。
だからこそ、ウヅのあの体形は異常だし、他の狼獣人匂いも親の匂いもしていないのが不思議なんだ。
戦う能力が高いとはいえ、十歳の子供はそれでも弱い。
普通なら両親の匂いがべったりとついていて、魔物から守ろうとするのが普通だ。
弱い魔物なら、力の強さを匂いから感じて避けていくから、親が何かの理由で子供から離れるなら当然に匂いをたっぷりとべったりと付けるのが当たり前なんだ。
それなのにウヅには何の匂いも無かった。
そして、少食で気も弱い様に見えるのに、冒険者になると言って譲らない。
もしかしたら世間知らず過ぎて、冒険者がどういうものか知らないのではないかとすら疑いたくなる。
あんな子供に魔物を狩れる筈がないのに、何故冒険者になろうとしているんだろうか。
「俺がそばにいて教えてやればいいのか?」
俺はニルスさん達の家に居候しているけれど、あの家は大きいし家賃なら俺が出してやれる。
ニルスさん達は面倒見が良いし、俺も一緒にいられる。
そうすればウヅが一人で寂しがって泣かずにすむだろう。
ニルスさん達にウヅと一緒に住もうと言えば、きっと笑顔で頷いてくれる筈だ。
それはとてもいい案に思えて、俺は少し浮かれながら馬車へと戻ったのだ。
「ひっく、ひっく……」
馬車に戻った途端聞こえてきた泣き声に、俺は焦ってニルスさん達の顔を見た。
二人は無言で首を横に振り、ただ泣き続けるウヅを見つめていた。
「戻りました」
声を掛けないわけにはいかないから、俺はそれだけ言って反応を伺う。
「ゲルト……しゃん。おか、おかえりなしゃい。ひっく」
泣きながら微笑んで、ウヅは俺を迎えてくれた。
大きな銀色の目が涙で潤み、擦ったのか目元が真っ赤になって、涙がぽたぽたと落ち続けている。
「ゲルト君、お疲れ様。オークは解体してくれた様だね」
「はい。素材と肉に分けてしまってあります」
「ありがとうゲルト君、忘れないように控えておいてね」
「はい」
ニルスさんとは、俺が狩った魔物はすべて買い取ってくれる約束をしている。
護衛依頼を受けている間に狩った魔物は、本当であれば道中食べきれないものはマジックバッグを持たない俺は捨てるしかないんだが、時間停止するマジックバッグをニルスさんから貸し出されているから腐る心配はないのが有貝は話だ。
「ごめんなちゃ、涙止まらにゃくて」
ぐすんぐすんと鼻を鳴らし、ひっくひっくと泣き続けるウヅは、目を擦ろうとして手に持っていたものに気がついた。
「うぅっ……」
止まりかけていた涙が、またぽたぽたと落ち始める。
泣きながらウヅは、持っていた紙を四つ折りにして小さな革袋に入れた。
お前は一人で生きな
一枚の紙にそれだけ書かれているのが見えた。
見えたというより、その酷い言葉が目に飛び込んできた。
なんだそれ。
まさか、あれはウヅの親が書いたのか?
「どうした? オークが怖かったのか?」
どういう状況であの紙を読むことになったのか分からないけれど、ニルスさん達が何も言わずにいたという事は、ウヅだけがあれを読んでいたんだろう。
「ちが、違う……」
泣きながらブンブンと首を振るけれど、ウヅより感情の表現が正直な耳としっぽはどちらもしょんぼりとしている。というよりも、耳なんてぺったりと伏せてしまっている。
これは怯えている時に見られる耳の状態だと、熊獣人の俺でも知っている。
「ほーら、俺は何ともないぞ。オークなんて弱いからな」
御者台に座るウヅを抱き上げると、背中をポンポンと撫でながら顔を覗き込む。
抱っこされるのに慣れていないウヅは俺が抱っこする度に動きが止まるけれど、背中を撫で、頭を撫でしていると段々甘えた顔をするようになるんだ。
十歳と言いながら幼い子供にしか見えないウヅがそう言う顔をすると、親の様な気持ちになって優しくしたくなるんだ。
「ウヅも戦い方を覚えて、早く一緒に魔物を狩れるようになろうな」
「お、俺?」
「そうだ」
ウヅと会話しながら、ニルスさんに目配せすると頷いて馬車を動かし始めた。
ゆっくりと馬を歩かせながら、ニルスさん達は心配そうにこちらを見ている。
二人が慰めもせずに見守るだけたったのが不思議だったけれど、思い切り泣かせた方がいいという判断だったのだろうか。
「俺は、ぼう、冒険者にな、なるんだ」
「そうだな」
「いっぱい、いっぱ、い頑張って、つよ、強くなる……んだ」
現状は弱々しい子供が、泣きながらそんなこと言うのを聞くのは辛いものがある。
「そうだな。ずっと一緒にいるから俺の側で強くなるんだぞ。約束出来るか?」
一人で生きなと、こんな幼い子供に書き残した理由は分からないけれど、幼い子供をあんな森の中に置き去りにするのは死ねと言っているのと同じことだ。
例えそれが魔物が来ないあの泉のある場所だったとしても、こんな弱い子供が魔物が出る森の中を歩けれるわけがないんだから、やっぱり死なせたかったとしか思えない。
「一緒?」
「あぁ、一緒だ。俺がウヅに戦い方教えてやる。魔法は無理だが剣は得意だ。俺がお前を強くしてやる」
こんなに痛々しく泣く子を一人にしたり出来ない。
小さな体で震えながら、耳をぺったりと伏せて声を上げずに泣き続ける子を一人になんか出来ない。
この位の年なら、大声上げて泣くのが普通だというのに、こんな泣き方をするなんて。
「ゲルト、しゃ、ん」
大きな目を見開いて、ウヅは俺を真剣に見つめているから、俺はわざと力を入れてウヅの髪をくしゃくしゃと撫でた。
「いひゃい」
「泣き止んだら馬車に戻れよ」
「や……にゃ」
柄にもないことを言って恥ずかしくなった俺がウヅにそう言うと、俺にしがみつく手に力がこもった。
「なんだ、まだ無理か?」
「ごめんなしゃい」
涙目で謝る姿が、可愛くてしかたない。
小さい弟がいるってこんな気持ちなんだろうか。
「仕方ないな。泣き虫なウヅを甘やかしてやるか」
そうからかうと、ウヅは小さな唸り声を上げながら俺の首筋にしがみついて、暫くするとそのまま眠ってしまったんだ。
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