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内政編
70.国内インフラ整備
しおりを挟む朝起きると、昨日隣で寝ていたはずのメリアがいなかった。
どうやら、もうすでにメリアは朝早く起きて俺の代わりに召喚を行ってくれていたようだった。
メリアが召喚したものは以下の通り(予定されるものも含む)
国道
一号線(R1) キーレ~エルメ~アルダート(国王街道)
二号線(R2) ガレア~ハミルトン~ガンダルシア~アルダート(中央街道) 略称 中央道
三号線(R3) キーレ~エルシダート~リーパ(南部海岸道) 略称 南海道
四号線(R4) リーパ~バーグ~フェルディア~ファルナ(西部海岸道) 略称 西海道
五号線(R5) アルダート~ヴィンセント~セレンデンス~カルロゼ(東北街道) 略称 東北道 ※一部未開通
六号線(R6) アルダート~ビルクス~ハルベルト~フェルディア(西北街道) 略称 西北道
七号線(R7) ハルベルト~ガンダルシア~ヴィンセント~ベリアナ(~ウルス)(中横街道) 略称 中横(なかよこ)道 ※一部未開通
八号線(R8) ジェイル~カルロゼ~ガレア~オルセシーゼ~ファルナ(北部横断街道) 略称 北横道
九号線(R9) キーレ~ペスタ~ロミレ(~エルナ~ベルン~ジェイル)(東部海岸道)略称 東海道 ※一部未開通
十号線(R10)ガンダルシア~メルセナス~オルセシーゼ~マリケ(エンペリア王国)~ベレカ(エンペリア王国首都)
国家間連絡道路 現時点で国境を超える唯一の道路でエンペリア王国との相互通行可能にし両国間の物資・軍事輸送を円滑にするために建設。
最初は国道の民間人の通行を禁止して、軍関係の車両のみ通行可。(民間人の使用開始予定時期は東部戦線の終結と法執行機関発足後)
使用想定速度は100km/hで法定速度は別。
高速道路
南部中央縦貫自動車道 (E1)アルダート西IC/JCT~エルメIC~キーレIC/JCT
中央縦貫自動車道 (E2)アルダート西IC/JCT~ガンダルシアIC/JCT~ハミルトンIC~ガレアIC
西北部自動車道 (E6)アルダート西IC/JCT~ハルベルトIC~フェルディアIC/JCT
南海自動車道 (E3)キーレIC/JCT~エルシダートIC~リーパIC
西海自動車道 (E4)リーパIC~バーグIC~フェルディアIC/JCT~ファルナIC
国家間連絡自動車道(E10/H1)ガンダルシアIC/JCT~オルセシーゼIC~エルコIC/TB~マリケIC~ベレカIC
こちらも民間人の通行禁止で軍関係車両のみ、使用想定速度は600km/h、民間人使用開始時期も国道と同じ。
在来線
1.東北本線 アルダート~ヴィンセント~セレンデンス(~ウルス) ※2
2.東北線カルロゼ支線 セレンデンス~カルロゼ
3.東北貨物線 アルダート貨物駅~ハミルトン貨物駅~セレンデンス貨物ターミナル駅
4.上北線 アルダート~ガンダルシア~ハミルトン~ガレア
5.南海線 アルダート~エルメ~キーレ
6.王都環状線 アルダート~エルベ~セレデア~ガンダルシア~リッカ~フェリア~イルダ~アルダート ※1
7.西国貨物線 アルダート~ハミルトン~エルコ~ベレカ ※1
1・2・4に使用する車両はE531系3000番台
5に使用する車両はE233系3000番台
3にはEH500形電気機関車を使用
※1 安定的な運用が見込めるようになった後使用開始
※2 一部未開通
新幹線
1.東北新幹線 アルダート~ガンダルシア~セレンデンス(~ウルス~ジェイル)
2.上北新幹線 ガンダルシア~ハミルトン~ガレア
3.南海新幹線 アルダート~エルメ~キーレ
4.西国新幹線 ガンダルシア~メルセデス~オルセシーゼ~エルコ~マリケ~ベレカ
1にはE5系新幹線、2にはE4系新幹線、3にはN700系新幹線、4にはE7系新幹線をそれぞれ使用(変更の可能性あり)
上記の通り召喚させた、一応召喚する前に町や大きな構造物がないところを調べてあるので、大きな混乱はないはずだ。
そして、路線名は俺がいた“日本”の名前を参考にしている、そのため名前も何となく似ているものやそのままの物があるがあくまでも俺が考えたものである。
すぐに旅客運用はダイヤ(時刻表)作成と運転手育成に時間を要すると思うので(そんなことを言ってしまったら今までの方がよっぽどかかるはずだったが……)2ヶ月後をめどに本格運用を予定している。
上記以外に路線を順次拡大し、鉄道輸送力をさらに向上させて行くことも予定されている、王国東部はまだ帝国軍によって占領されてしまっているので、その地域の鉄道建設計画は一時凍結する。
ただ、これだけでは運用できないので発電所・送電網・上下水道・浄水場・都市ガスなどを建設及び敷設しそれを管理整備するための官庁を発足させる。
発電施設は密かに国王直属の王国研究室で研究してもらっていた、”魔術制御式核融合”が成功したので、それを利用した核融合発電所をガンダルシア郊外北西の位置に8基建設する事にした。ただ一から建設しては膨大な時間と費用がかかることは明白なのでここも召喚能力によって補う。8基フル稼働時最大発電量は3000TW(テラワット)h。
王国研究室開発部が作り出した魔術制御式核融合炉の原理を完璧に説明すると一冊の本がかけてしまうので簡単に説明すると、まず空気中に含まれる水素を魔法によって凝縮しコアを生成する、その凝縮したコアをドーナツ状の真空容器に入れ、それを火属性魔法によって1億度以上まで熱しコアに凝縮した水素をプラズマ化させ、そのプラズマを雷属性魔法によって作り出された超強力な磁場によって閉じ込め安定させエネルギーを得る、そのエネルギーを利用して真空容器を覆う圧力容器内の水を沸騰させて高圧の蒸気を発生させその高圧蒸気をタービン(羽根車)にあて回転させ電気を発生させる、そして放出される中性子はすべて魔術防壁に阻まれるため一切放射線を外部に放出しない。
この魔術制御式核融合炉のメリットは、まず化石燃料による大気汚染がないこと、放射能による汚染が皆無、放射性廃棄物が出ない事、燃料の元となる水素はそこらへんにたくさん存在するので事実上無限に入手可能、研究を重ねれば“超小型の発電ユニット”が“作成”可能、原理的に暴走することがなく建屋が爆発することや火災が発生する危険性がないなどが挙げられる。
これにより周囲の環境破壊や健康被害が起こらず、都市部にも設置が可能になる。
ただし、デメリットとして挙げられるのが、圧力容器の整備点検時強力な魔術防壁を解除しなければならないので必ず高等魔術が使える人間でないと不可能、コアの質によって発生させるエネルギー交換効率が激減する、コア生成は高等魔術師以外不可能、などが挙げられる。
もう一つエテケス山(標高10985m)山麓2000m付近を源流地とするフェディス川の流れをそのまま利用した水力発電所を召喚によって3基建設する。3基フル稼働時最大発電量は9000MW(メガワット)h
この二ヶ所の発電所の発電量のみでとりあえず持たせる事にした。
上下水道とガスについては、政府と軍、王族関係施設を優先的に整備し、民間人への供給開始は各地方行政機関(町・村役場)による説明会などをしてもらい、認知度が上がってかつ、供給地域に敷設が完了し試験運用や点検が完全に終わった後開始する。
そして上記を管理するために以下の行政機関を発足させ、同時に今後必要になってくるであろう行政機関も合わせて発足させる事にした。
経済産業省(アルダート合同中央庁舎)
商人ギルド監査局
公正取引委員会
特許庁
経済産業政策局
伝統産業保護局
通商政策局
観光庁
国家水道局
総務部
建設部
地下水浄水所管理部
水源地管理部
エテケス大型浄水場管理事務所
ヴィンセント大型浄水場管理事務所
電力施設管理庁(アルダート)
中央給電指令部
危機管理対策室
エテケス水力発電所
ガンダルシア魔術制御式核融合発電所
国家ガス保安運用局
導線(パイプライン)管理施工部
LNG基地管理部
保安部
総務部
地域本部
安全管理対策室
特許庁
国家情報通信システム省
国家情報局
通信システム管理庁
国土交通省(アルダート合同中央庁舎)
空港武装警備隊
湾港防衛隊
航空管制局
検閲局
入国管理局
各庁監査役室
道路管理庁
道路事業政策局
国内道路整備局
一般国道建設部
道路整備保安部
高速道路整備部
高速道路建設部
交通警備隊
全国道路交通情報センター
全国バス運行管理部 ※開設予定
運輸労働指導部
気象庁
国家鉄道庁
コンダート王国国有鉄道
鉄道建設・運輸施設整備局
中部事業本部(アルダート)
ガンダルシア支部
北部事業本部(ハミルトン)
セレンデンス支部
南部事業本部(キーレ)
エルシダート支部
西部事業本部(ウルス)※開設予定
ベルン支部
地下鉄保安整備部
車両製作所管理部
ガンダルシア総合車両製作所
ハミルトン総合車両制作整備所
車両検査部
線路保安部
広報部
人事部
財務部
鉄道警備局
鉄道武装警備隊
鉄道臨検隊
HRT(人質救出部隊)
鉄道機動捜査隊
強襲突入隊
第一大隊(アルダート駅)
第二大隊(ハミルトン駅)
第三大隊(キーレ駅)
第四大隊(ファルナ駅)
※増強予定
鉄道捜査部
捜査本部(アルダート駅)
ガンダルシア支所
キーレ支所
ファルナ支所
ベルン支所※開設予定
鉄道テロ対策室
国土地理院
これにより、より現代的な運用と管理が可能となるはずだ。
ただ、今あげた省庁は暫定的で、まだ足りていない部分が多いので今後変わる可能性がある。
明後日には、立法・司法・上記以外の行政機関の整備をしていきたい。
ただ、これだけでは機能しないので閣僚の配置や現場の人員配置、予算、能力付与などなどやる事が多岐にわたる。
しかし、メリアはこれを俺が起きてくる数時間で終わらせたというのだから驚きだ。
メリア曰く「以前ワタからメールがあった後に構想を練っていたのよ」とさらりと言ってのけた。
何故“メール”でやり取りができるのかと言うと、メリアは何故だかはわからないが、ちょうどキーレ沖海戦が終わった後ぐらいの頃から、俺と同じLiSMを持ち始めたらしく、それでメールのやりとりをお互いにしていたわけだった、そして今回もその端末で召喚していた。
それだったら、俺が要らなくなるのではないかと思ったがそうではなく、俺がいないと、現代の知識のないメリアにとっては説明されても何のことかわからないものが多く、メリアだけでは何をどう使えばいいのかが判断がつかず有効な活用ができない。
今回の場合はすでに俺が考えた事と召喚するものをメリアに伝えてあったので、それを元にメリアなりに実行したまでだ。
メリアは一連の作業が終わってから来たのであろうが、まるで俺が起きたのを察したかのように部屋に戻ってきた。
「おはよ!ワタ!よく寝れた?」
「おはよ!久々によく寝れたよ、ありがとう!」
「そっか!それなら良かった!お腹すいてるでしょ?何か食べる?」
「お腹空いてるけど、折角だから城下町に食べに行かない?」
「え!行く行く!やったー!」
メリアは俺のその言葉を聞いた瞬間軽く飛び跳ね、まるでこれからお祭りに行く前の少女のように喜びようだった。
「そんなにうれしいことなのか?」
「そうよ!やっと誘ってくれた上に二人きりになれるんだから、これほどうれしいことはないわ!あとは結婚式を上げてくれれば最高ね!」
「お、おう、け、結婚はもう少し待ってな?流石に今は戦争ちゅ……うだからね?……メリア、そんな悲しい顔しないで?」
「わ、わかってるわよ……、それより行きましょ!もうおなか減ってふらふらよ」
「そうだねわかった!すぐに準備するね!」
やっと二人きりになったワタとメリアは、手をつないで仲良く城下へと繰り出していった。
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