現代兵器で異世界無双

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内政編

67.コンダート王国空軍!

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これから話始めるのは陸軍の近代化兵器の追加投入と新規編成部隊の創設、そして地上配備用の大規模航空戦力についてだ。
 これまでは空母艦載機によって限定的な航空戦力を保有していたが、空母から発艦し空中給油無しの場合、空母の位置にもよるが大抵は洋上からなので、行動範囲上内陸奥深くまで行くことができない、そうなると今後の作戦を遂行させるにあたって柔軟性に欠けてしまう。
 そこで今回はF-22、F15SE、F-2、A-10、E-767、KC-767、B-52、B-1、B-2、(C-5)、11式短距離地対空誘導弾の召喚を一気に行い、さらにそれに付随して空港を整備し本格的な航空戦力を大規模運用するため“空軍”を創設しようと思う。

そしてその第一歩としてハミルトン城とウルス城の丁度中間に位置するセレンデンスの町の東側の広大な土地に4000m×70mの2本(09/18L・09/18R)と3000m×50m(09/18C)の1本の滑走路を持ったオープンパラレル方式(長い2本の滑走路が並行していて尚且つ、両滑走路の間に十分な距離があるもののこと)の空軍基地を建設して、同時に仮設空軍総司令本部(のちにアルダート城付近に移設予定)を設置。

そして、空軍の要職に就く人物とセレンデンス空軍基地の設置部隊は以下の通り。
空軍大臣 コンダート・エリカ大将(第三王女)
空軍総司令官 ルーメル・クレイシ―大将
空軍総参謀長 エレテス・セフィーロ大将
航空総軍司令官 イチカ・カイル中将(各方面隊統括)

東部航空方面隊長 エレンシア・ベレーザ中将(セレンデンス空軍基地司令・第1戦闘航空軍司令兼務)
 セレンデンス空軍基地(東部航空方面隊管轄)
第1戦闘航空軍
第1航空団
 第101飛行隊:F-15SE(12機)
 第102飛行隊:F-15SE(12機)
  第2航空団
 第201飛行隊:F-22(12機)
 第202飛行隊:F-22(12機)
  第3航空団
 第301飛行隊:F-2(12機)
   第302飛行隊:F-2(12機)
第4航空団
 第401飛行隊:F-22(12機)
 第402飛行隊:F-22(12機)
第5航空団
 第501飛行隊:F-15(12機)
 第502飛行隊:F-15(12機)


第22早期警戒管制隊:E767早期警戒管制機(4機、予備2機)
    セレンデンス基地守備大隊
セレンデンス基地警務隊
セレンデンス基地防空隊
 81式短距離地対空誘導弾システム(20セット)


    第23近接航空支援団
 第231飛行隊:A-10(20機)
 第232飛行隊:A-10(20機)
    第24空中輸送航空団(他の空軍基地が開設されるまで一時一部部隊凍結)
     第241飛行隊:KC767空中給油機(10機)
 第242飛行隊:C-5大型輸送機(12機)一時凍結
     第243飛行隊:C-5大型輸送機(12機)一時凍結

第1爆撃航空軍
 第441飛行隊:B-52(20機)
 第442飛行隊:B-52(20機)
 第443飛行隊:B-2(20機)
 第445飛行隊:B-1(20機)

 以上が空軍部隊の召喚の第一段階となる。
 これとは別に、前に話したLiSMのアップデートによって追加された能力によって、元居た世界ではありえないような機体を開発したい。

 さっき会議の間の時間にいじってたら偶然見つけたのが、もう一つ追加されたLiSMの能力があった。
 それは“施設・交通網(鉄道・道路)”の召喚だった。
 施設の召喚というのは例えば、某電波塔や空港のターミナルビル・要塞などがあり、小規模の物でいえば一軒家(家のデザインは自由自在!)とかも召喚可能。
 交通網の召喚はLiSM上のマップを開き、そこに文字を書くように鉄道(地上・地下・高架)や道路を引くことが可能なようだ、つまりは〇列車で行こう見たいな感覚で交通網の整備が可能ということだ。
 
 なので、それを用いてさっそくこの後セレンデンス空軍基地とキーレ港近くに全軍用の統合航空基地をつくる。
このキーレ統合航空基地は空母艦載機の整備基地としての機能も持ち、空軍の偵察機や早期警戒管制機の拠点にするつもりだ。
道路や鉄道をアルダート城中心に整備し物資輸送や人員輸送に役立てたい。
暫定的な交通網の計画は以下の通り

一般道
国道1号線:キーレ→アルダート→ハミルトン→ガレア
国道2号線:アルダート→ヴィンセント→セレンデンス
 ※両線は緊急時、滑走路としての機能させることが可能
 
高規格道路
 王国縦断自動車道(国道一号線とほぼ同じ経路):キーレIC(インターチェンジ)→アルダートJCT(ジャンクション)/IC→ガレアIC
 首都(アルダート)高速道路中央環状線(計画中)
 アルダート外環自動車道(計画中)
 首都圏中央連絡自動車道(計画中)

鉄道(在来線)
 王国縦断線(仮称):キーレ→アルダート→ハミルトン→ガレア(旅客・貨物両用)狭軌(1067㎜)全線複々線
 王国縦断線支線(仮称):ハミルトン→セレンデンス(旅客・貨物両用)狭軌(1067㎜)複線
 以後多数の路線追加予定

これに伴い貨物用列車としてEH500形(交直流対応)を予備も含めた100両召喚し、旅客用列車としてE531系(直交流対応)を300両20編成召喚する。
 
新幹線
 王国縦断線(仮称):キーレ→ガレア(同盟在来線と並行、すべて高架)標準軌(1435㎜)全線複々線
 こちらも路線を追加予定
 車両はE5系とE4系、N700系を召喚予定(車両数未定)
 

最後に陸軍部隊への召喚についての話だ。

陸軍部隊には自走砲と対空砲を召喚し新たに砲兵部隊の編制を追加したい、そしてさらに兵員輸送用の車両とヘリを、そこで以下の兵器(数値は予定調達数)を追加で召喚する。

自走砲
PzH2000自走りゅう弾砲×300
203mm自走りゅう弾砲×200
16式機動戦闘車(装輪式自走砲)×400

ロケット砲
MLRS(自走多連装ロケット砲)×400

対空戦車
87式自走高射機関砲×400
M163対空自走砲×300

防空ミサイル
パトリオットミサイルシステム(中距離防空用)×150
93式近距離対空誘導弾×200

 装輪装甲車
 ストライカーICV(兵員輸送車)×500
 ストライカーNBC RV(NBC偵察車両)×300
ストライカーMC(120㎜迫撃砲搭載型)×300
ストライカーESV(工作車)×100
ストライカーMEV(野戦救急車)×200

ヘリコプター
UH-60(追加召喚)×700
CH-47(追加召喚)×300

他補助車両を多数召喚

以上を配備・運用するために以下の部隊を新設(以後増設予定)
第11自走砲兵師団(PzH2000、203mm自走りゅう弾砲)、師団長にユリーシャ准将(戦時特進)
 第21対空砲兵師団(87式自走高射機関砲、M163対空自走砲)、師団長にデニー・ライデン少将
第31防空砲兵師団(パトリオット、93式近距離対空誘導弾)、師団長カイル・エントナ少将

 そして最後にハミルトン戦車戦と“アージェント・フューリー”作戦時に活躍した部隊の本格運用を始める(今までは試験運用として配備されていて、現在の軍の指揮系統から外されていた)、そして同時に部隊の新設も行う。

特殊部隊
陸軍特殊作戦軍第一連隊“メランオピス”
連隊規模に改編し司令官レナ大佐を拝命、陸軍近衛師団に支援を受け、国王直接指揮下に入る
  陸軍特殊部隊第一師団“ブラックベレー”(陸軍直轄)
  元としている部隊とは違い1個師団で編成される、敵地潜入任務、破壊工作、暗殺、強襲、威力偵察をこなす為に設立。
  司令官は中将を充てる予定
  
 第一戦車軍団
  軍団長にベルキア・リレイ中将を任命
 第一機甲師団
第二機甲師団
 第三機甲師団
 第四機甲師団

 近衛軍団
  軍団長にリメリア・セレナ中将を任命
  近衛第一師団(砲兵)、ダベルグ・サクラ少将
  近衛第二師団(機甲)、フェリネア・ミント少将
  近衛第三師団(空挺)、レルシス・シトラス少将
  近衛第四師団(機械化歩兵)、へカート・ベル少将

他の陸軍に所属する全部隊を機械化し、小銃をHK416A6、拳銃をHKVP9に統一、そのためにこれらを追加召喚して順次配備を完了させる。

 「長くなったけどこれで召喚と編成についての話は終わり、何かここまで質問は?」
 その問いに対して、これから空軍の将校、エレテス・セフィーロ中将が手を挙げた。
 「陛下、とても申し上げにくいのですが、情報量が多すぎて理解が追い付きません」
 「それについてはすまないと思っている、しかし、もともと戦域が広いうえに陸海空すべてから攻められている状況下で今までの状況では到底対抗できないと思ったから、こうも多岐にわたる召喚と編成見直しをしたんだ、無理なのは承知の上だが、俺にできるのはこういうことだけなんだ」
 
 俺は実を言えばもっとゆっくりと確実に軍を変えていきたかったが、今の王国の現状としてどうしても急成長させて対抗するしかないと思ったので一気に召喚を行っている、しかし、その結果それを運用する将校たちや実際現場でこれらを使って戦う兵たちが混乱する大きな要因となってしまっている。
 そんな、俺の心境を察してくれたのかメリアは助け舟を出してくれた。

 「ごめんね、ワタ、こんなに大変なところに呼び寄せたのは私だし、もともと無理をさせているのも私なの、だから批判するならまず私からしなさい!みんなよろしくて?」
 「「「「イエス・マム!!」」」」

 「よろしい!次は今後の作戦について陸軍と空軍の両大臣から話をはじめて」

 次はウルス城奪還作戦を陸・空軍の大臣の両者が壇上に立ち話始めた。

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