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海編
54.三人の美女とベットと
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目覚めた瞬間俺はメリアとヴィアラとローザの三人同時に抱きつかれていた
メリアには正面からローザは左腕にヴィアラは右腕にそれぞれ絡みつくように抱き着いていた。
今まで意識がなかったのでわからなかったが、両腕と俺の胸には男ならだれもが喜びそうな柔らかいものが当たっている。
(よくわかんないけど、ここは天国かな?)
「よかった!!やっと起きれたのねワタ!私を置いて先に行かれたら困るわ……第一まだあんなことやそんなことしてないものね」
メリアの顔は今まで泣いていたことがわかるぐらいに濡れていたが、今は頬を少し赤らめ、喋っている口調は明るく元気だ。
(この位置からだといい感じに上目遣いで可愛い!しかも開いた胸元がサイコーです!)
「あらあらメリア様、まだそんなこともできてないのかしら?ならまだこの私にもチャンスがあるわね?ってことで今夜は一緒にッ……」
左にいたローザは、メリアに負けじと俺の腕を抱き寄せながらとある場所を押し付けアピールしてくる。
「あらあらローザちゃん、嫌ねぇ、正妻と初めては私よ?それは譲れないわ?」
「これは早いもの勝ちですわ!いくら女王様だとしてもこれは私にだって譲れませんわ!そもそも今夜にはここを出なくてはいけないのではなくて?」
「あれはもう行かないことになったの。たった今ね、だから安心して頂戴。今夜はこの私が……」
「いいえ!ここは不肖このヴィアラが今夜は陛下をいやして差し上げます!……私ではいけませんか?」
普段はクールな印象のヴィアラは、今や可憐な少女のようだ。
「あははじゃあ誰にしようかな~……って、ちょっと待て!起きて早々なんだね君たちは!」
「「だってかまってくれないんだもん!」」
「すみません」
俺の言葉を聞いて二人は悪いと思ってないのか、ふてくされていたが、ヴィアラだけはしゅんとしていた。
「それよりここはどこ?」
「ここはキーレ港にある海軍病院です、かなりの重症を負っていたので帰港後すぐにこの病院に運ばれました」
「そっか……、ジークフリートってやつはどうなった?」
「やむを得ず、私が射殺しました」
「本当は彼を捕まえて根ほり葉ほり聞くつもりだったが、命が助かっただけまだいいか……」
「何を言っているんですか!陛下は!本当に命が助かっただけでいいじゃないですか!私たちはどれだけ心配したと思い何ですか?少しは自重してください!」
「そうよ!流石に今回のはやりすぎよ!艦隊に高位の治療魔法を使える人材がいたから助かったけど、本当だったら死んでたかもしれないんだからね!」
「まぁ、何だ、その、すまん」
メリアとヴィアラが怒るのは無理もないだろう、何せ相手を見くびり防弾チョッキも着ずにほぼ単身で突っ込んでいったのだから。しかも一国の王にもなろう人がそんなのではなおさらだ。
当たり前だが、今後はどんな相手であっても最低限の防備を心がけることにしようと俺は肝に銘じた。もう彼女たちの悲しませることはしないようにしなければ。
「それはもういいわ、予想外なことも起こってたようだし、収穫もあったようだし。そんなことよりワタ?おなかすいたでしょ?ご飯にしましょ!すぐに用意させるからね!」
気づけば俺は倒れてから何も食べていない、ここはお言葉に甘えて食事をとることとさせてもらおう。
しばらくすると、俺の病室の隣にあった机の上に食事が運び込まれてきた、当然俺はベットにいても使える机で食べることになる。
海に近いこともあって海鮮中心の料理が多い、特にエビが大きくぷりぷりとした食感がたまらなかった、そしてなんの魚だか分らなかったが、白身の魚が刺身にしてありその上から酢がかけられたカルパッチョのようなものがあり、主食として真ん中にはパエリアのような魚介をふんだんに使った米?りょうりもあった(やはり日本人たるもの米は大事です!)。
この世界の食の豊かさにほんの少しだが触れられたのかもしれない。これから暇を見つけていろんな料理を食べ歩いてみたいものだ。
食事が終わり一息ついたのも束の間、ヴィアラから俺が5日間寝ていた間の報告が始まった。
まず、捕虜にした中に帝国軍の情報に通じた将校がいたらしくそいつから相当な話が聞けたらしい、そしてその将校はミハエルというらしく、彼はこちらの大和や銃に触れこれにものすごく興味を示し、さらにこれをこちらの軍に入ってもっとこれらのことを知りたいといい始めたらしい。
それはさておき、ミハエルの話の中で最も驚いたのは敵には艦載機もどきとその母艦もどきのようなものが運用されていることだった、しかも詳しく聞いたところ、その竜騎兵は本体である小型の竜がブレス攻撃(炎)を約2㎞先から撃て、その騎手は爆弾や火炎瓶などを投下するようなので、それが数騎なら大和と武蔵でも苦もなく対応できるだろうが120騎が一気に来られたらそろそろ損害が出てくるかもしれない、そこで俺は少し早いがアレを出してみようと思った。
というのもしばらくは木造船相手の対艦戦闘なので大和型戦艦や長門・金剛型戦艦で事足りるかと思っていたので手をださないようにしていたものがあったのだが、今回の話を聞く限り今後はその数ももっと増えると思うので対空戦闘のことを考えて“イージス艦”と“正規空母”を召喚することにした。
この召喚によって空母機動艦隊を編成することができる、そうすれば制海権は確実なものになるはずだ。
細かいところは後でミサやほかの海軍関係者を集めて話すことにしようと思う。
次にメリアからは王国陸軍の戦線についてだった。
北部の戦線はあれ以降一切こちらに攻めてくることがなくなったので他の戦線への兵員供給を行っているようだ。
しかし、依然として東部方面や西部方面では帝国による激しい攻撃にさらされていて、北部と南部の兵員の応援を受けてやっと持ちこたえているような状態が続いている。
特に東部では竜騎兵や魔導戦艦の進撃が著しく、こちらの対応も早急に行わないと海戦をしている間にすぐに王都近くまで敵の侵攻を許してしまう。
これについては俺も手をこまねいているわけではなくしっかりと“案”がある。
その第一弾として、海上の艦艇からの対空ミサイルと対地ミサイルによる攻撃と艦載機による一部戦線上空の支援にあたらせるつもりだ、そうすれば相手も脅威を感じ少しはここで引くか落ち着くはずだ。そして直接的に航空戦力を送り込むためにどこか適当に場所を探して空軍基地を作りそこから戦闘機を多数出撃させてことの鎮静化を図りたいと思っている。
最後にローザからはイスフェシア皇国についての情報があった。
その情報というのもミハエルが言っていた情報と被るものが多かったが、その中でも驚いたのは転移してきたのは二人いて内一人はイスフェシア皇国の“偽”女王として、もう一人は何かしらの能力を得ているとのことだった。
なぜそこまで情報があるのかというのはエンペリア王国の情報収集能力がたけているからである。
エンペリア王国には敵国に潜入し活動する部隊が存在し、その高度な能力をもった集団によってこの芸当が可能になっているようだ。
そしてこれまでで一番衝撃的で、今までの話を全て俺の頭から消し去るような一言をローザは放った。
「私と今すぐ結婚してください!!」
「お、おう……ってちょっと待て!何を言い出すかと思えば!」
「そうよ!ワタにはこの美しきも気高きメリアってよm……」
「うるさい!そんなこと関係ないわ!もうお母さまにも言ってきてあるんだからね!」
「なに(さ)よ!」
さっきも同じ光景を見たような気がするが、二人はまるで犬のように唸りながらお互いを威嚇しあっているようだ。
「はい!二人ともそこまで!残念だけど今おれは決めきれないし国自体そういう状況じゃないからそれは戦争が終わってから決めさせてもらうよ、それでいいよね?ね?」
「「いいわ!でも絶対よ!」」
この突拍子もない発言によってまた違う悩みの種が増えてしまったワタであった。
メリアには正面からローザは左腕にヴィアラは右腕にそれぞれ絡みつくように抱き着いていた。
今まで意識がなかったのでわからなかったが、両腕と俺の胸には男ならだれもが喜びそうな柔らかいものが当たっている。
(よくわかんないけど、ここは天国かな?)
「よかった!!やっと起きれたのねワタ!私を置いて先に行かれたら困るわ……第一まだあんなことやそんなことしてないものね」
メリアの顔は今まで泣いていたことがわかるぐらいに濡れていたが、今は頬を少し赤らめ、喋っている口調は明るく元気だ。
(この位置からだといい感じに上目遣いで可愛い!しかも開いた胸元がサイコーです!)
「あらあらメリア様、まだそんなこともできてないのかしら?ならまだこの私にもチャンスがあるわね?ってことで今夜は一緒にッ……」
左にいたローザは、メリアに負けじと俺の腕を抱き寄せながらとある場所を押し付けアピールしてくる。
「あらあらローザちゃん、嫌ねぇ、正妻と初めては私よ?それは譲れないわ?」
「これは早いもの勝ちですわ!いくら女王様だとしてもこれは私にだって譲れませんわ!そもそも今夜にはここを出なくてはいけないのではなくて?」
「あれはもう行かないことになったの。たった今ね、だから安心して頂戴。今夜はこの私が……」
「いいえ!ここは不肖このヴィアラが今夜は陛下をいやして差し上げます!……私ではいけませんか?」
普段はクールな印象のヴィアラは、今や可憐な少女のようだ。
「あははじゃあ誰にしようかな~……って、ちょっと待て!起きて早々なんだね君たちは!」
「「だってかまってくれないんだもん!」」
「すみません」
俺の言葉を聞いて二人は悪いと思ってないのか、ふてくされていたが、ヴィアラだけはしゅんとしていた。
「それよりここはどこ?」
「ここはキーレ港にある海軍病院です、かなりの重症を負っていたので帰港後すぐにこの病院に運ばれました」
「そっか……、ジークフリートってやつはどうなった?」
「やむを得ず、私が射殺しました」
「本当は彼を捕まえて根ほり葉ほり聞くつもりだったが、命が助かっただけまだいいか……」
「何を言っているんですか!陛下は!本当に命が助かっただけでいいじゃないですか!私たちはどれだけ心配したと思い何ですか?少しは自重してください!」
「そうよ!流石に今回のはやりすぎよ!艦隊に高位の治療魔法を使える人材がいたから助かったけど、本当だったら死んでたかもしれないんだからね!」
「まぁ、何だ、その、すまん」
メリアとヴィアラが怒るのは無理もないだろう、何せ相手を見くびり防弾チョッキも着ずにほぼ単身で突っ込んでいったのだから。しかも一国の王にもなろう人がそんなのではなおさらだ。
当たり前だが、今後はどんな相手であっても最低限の防備を心がけることにしようと俺は肝に銘じた。もう彼女たちの悲しませることはしないようにしなければ。
「それはもういいわ、予想外なことも起こってたようだし、収穫もあったようだし。そんなことよりワタ?おなかすいたでしょ?ご飯にしましょ!すぐに用意させるからね!」
気づけば俺は倒れてから何も食べていない、ここはお言葉に甘えて食事をとることとさせてもらおう。
しばらくすると、俺の病室の隣にあった机の上に食事が運び込まれてきた、当然俺はベットにいても使える机で食べることになる。
海に近いこともあって海鮮中心の料理が多い、特にエビが大きくぷりぷりとした食感がたまらなかった、そしてなんの魚だか分らなかったが、白身の魚が刺身にしてありその上から酢がかけられたカルパッチョのようなものがあり、主食として真ん中にはパエリアのような魚介をふんだんに使った米?りょうりもあった(やはり日本人たるもの米は大事です!)。
この世界の食の豊かさにほんの少しだが触れられたのかもしれない。これから暇を見つけていろんな料理を食べ歩いてみたいものだ。
食事が終わり一息ついたのも束の間、ヴィアラから俺が5日間寝ていた間の報告が始まった。
まず、捕虜にした中に帝国軍の情報に通じた将校がいたらしくそいつから相当な話が聞けたらしい、そしてその将校はミハエルというらしく、彼はこちらの大和や銃に触れこれにものすごく興味を示し、さらにこれをこちらの軍に入ってもっとこれらのことを知りたいといい始めたらしい。
それはさておき、ミハエルの話の中で最も驚いたのは敵には艦載機もどきとその母艦もどきのようなものが運用されていることだった、しかも詳しく聞いたところ、その竜騎兵は本体である小型の竜がブレス攻撃(炎)を約2㎞先から撃て、その騎手は爆弾や火炎瓶などを投下するようなので、それが数騎なら大和と武蔵でも苦もなく対応できるだろうが120騎が一気に来られたらそろそろ損害が出てくるかもしれない、そこで俺は少し早いがアレを出してみようと思った。
というのもしばらくは木造船相手の対艦戦闘なので大和型戦艦や長門・金剛型戦艦で事足りるかと思っていたので手をださないようにしていたものがあったのだが、今回の話を聞く限り今後はその数ももっと増えると思うので対空戦闘のことを考えて“イージス艦”と“正規空母”を召喚することにした。
この召喚によって空母機動艦隊を編成することができる、そうすれば制海権は確実なものになるはずだ。
細かいところは後でミサやほかの海軍関係者を集めて話すことにしようと思う。
次にメリアからは王国陸軍の戦線についてだった。
北部の戦線はあれ以降一切こちらに攻めてくることがなくなったので他の戦線への兵員供給を行っているようだ。
しかし、依然として東部方面や西部方面では帝国による激しい攻撃にさらされていて、北部と南部の兵員の応援を受けてやっと持ちこたえているような状態が続いている。
特に東部では竜騎兵や魔導戦艦の進撃が著しく、こちらの対応も早急に行わないと海戦をしている間にすぐに王都近くまで敵の侵攻を許してしまう。
これについては俺も手をこまねいているわけではなくしっかりと“案”がある。
その第一弾として、海上の艦艇からの対空ミサイルと対地ミサイルによる攻撃と艦載機による一部戦線上空の支援にあたらせるつもりだ、そうすれば相手も脅威を感じ少しはここで引くか落ち着くはずだ。そして直接的に航空戦力を送り込むためにどこか適当に場所を探して空軍基地を作りそこから戦闘機を多数出撃させてことの鎮静化を図りたいと思っている。
最後にローザからはイスフェシア皇国についての情報があった。
その情報というのもミハエルが言っていた情報と被るものが多かったが、その中でも驚いたのは転移してきたのは二人いて内一人はイスフェシア皇国の“偽”女王として、もう一人は何かしらの能力を得ているとのことだった。
なぜそこまで情報があるのかというのはエンペリア王国の情報収集能力がたけているからである。
エンペリア王国には敵国に潜入し活動する部隊が存在し、その高度な能力をもった集団によってこの芸当が可能になっているようだ。
そしてこれまでで一番衝撃的で、今までの話を全て俺の頭から消し去るような一言をローザは放った。
「私と今すぐ結婚してください!!」
「お、おう……ってちょっと待て!何を言い出すかと思えば!」
「そうよ!ワタにはこの美しきも気高きメリアってよm……」
「うるさい!そんなこと関係ないわ!もうお母さまにも言ってきてあるんだからね!」
「なに(さ)よ!」
さっきも同じ光景を見たような気がするが、二人はまるで犬のように唸りながらお互いを威嚇しあっているようだ。
「はい!二人ともそこまで!残念だけど今おれは決めきれないし国自体そういう状況じゃないからそれは戦争が終わってから決めさせてもらうよ、それでいいよね?ね?」
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