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陸編
40.再会
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「突撃!!」
号令とともに一斉に家に突っ込んでいく。
裏口班と玄関班はドアに鍵がかかっていたのでドアの鍵ごと撃ち抜き部屋の中に侵入する。ベランダ班は玄関と裏口に気を取られているうちに、できるだけ奥に侵入をする。
俺はドアを撃ち抜きドアを蹴破った後、近距離での射撃に備えプライマリ(メイン武器)だったHK416Cを背中に回しセカンダリ(サブ武器)のP99に変え各部屋のクリアリングを始める。
「何者だ!こk」
パン!パン!
廊下に差し掛かった時に一人の男に遭遇したが問答無用でダブルタップ(二発撃ちこんで確実に相手を行動不能にすること)を撃ち込み屠る。
この男との戦闘のせいで、次々に廊下に男たちが出てきてしまった。
(これで、一々部屋を見て回らなくて済むからむしろありがたいな)
一瞬俺が撃つのを躊躇っていると後ろについてきていたレナがSIG516をフルオートで撃ち始めた。
ダン!ダダッ!ダダダダダダダッ!
「アハハハハハ!シネ!キエロ!」
敵を倒しながらレナは笑っていた。しかも撃つたびに笑い声が大きくなっていき口角も上がって三日月のような形をしてしまっている。なぜか撃ち殺すことに快感を覚えているようだ。
(こわっ!トリガーハッピー……じゃないし……レナちゃんはこんな怖かったっけ?)
30連マガジン一本を撃ち切ったころには、そこには所々に穴の開いた物言わぬ人が転がっていた。
「い、行くか」
「ハイ!」
レナはまだ余韻が残っているのか返り血のついた顔のまま、満面の笑みで返事をしてきた……
廊下を進むと大きな部屋についた。すでにそこにはほかの入り口から侵入した隊員たちがついていた。隊員たちはほかにいた男たちに対して銃口を向け動けないように牽制していた。
部屋の真ん中には、椅子に縄で縛り付けられたメリアとエリカ、アリサがいた。
「ワタ!助けに来てくr――」
そこで感動の再開とはいかず、近くに立っていた目に大きな傷を負った男がメリアの口を塞ぎ、のど元に刃物を当てた。
「おっと、いけないなぁ女王様?静かにしてないとこのきれいな首ごと切り落としてしまうよ?」
「メリアから離れろ!それと彼女らを今すぐ解放しろ!」
「やかましい奴らだ、あんなに大きな音を立てながら家に入るとは……ひょっとして王国の人間は家の入り方も知らないのかね?」
「そんなことはどうでもいいだろ、あれはちょっとしたごあいさつ代わりにくれてやったまでだ」
「そうか、それはそれは気付けなくて悪かったねぇ?さて未来の国王陛下だっけか?俺たちはこのことで大きく“計画”が狂っちまった。どうしてくれるんだい?」
「“計画”とは何だ?」
「まぁいい、もうそんなことはどうでもよくなった……こうしようこっちの二人は解放してやるからその代わりこっちをいただいていこうかな?十分においしく頂けそうだからなぁ、ん?」
「このくそったれがぁぁぁ!」
パン!パン!ダン!
怒りが頂点に達して叫びながら男の右肩を撃ち抜く、それに合わせてレナは左肩を撃った。
「ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ぁぁぁぁ、いデー、肩がぁぁ!」
「確保!!」
邪魔がいなくなったところですぐさま、男たちを取り押さえにかかる。
最後まで抵抗してきたものも数人いたが、容赦なく射殺されていった。
さっき撃った男はまだ叫びながら痛みを訴えていたのでレナの持っていたSIG516の銃床で首を叩き気絶させた。
「“アエトス”より各隊へ、メリア陛下確保!繰り返す、メリア陛下確保!!同時に首謀者も確保!」
メリア、エリカ、アリサは隊員たちによって縄を解かれお互いに抱き着きあいながら涙を流し、みんなが無事だったことを喜び合っていた。
「メリア、それからエリカ、アリサお待たせ、怖かっただろ?城に帰ろう」
「ありがとうワタ!きっと助けてきてくれるってずっと信じていたわ」
「私達もきっと来るって思ってた、ね?アリサ?」
「うん!」
「3人とも無事でよかった、さあ帰ろう?みんなしn――」
ゴンッ!
俺は後頭部を何かで叩かれエリカに覆いかぶさるように倒れそのまま意識を失ってしまった。
「ワタァァァァ!」
「ッ!陛下!貴様よくもやりやがったな!」
「ハハッ!俺を舐めてもらっては困るなぁ、これでも帝国最強部隊のひとつの部隊長様だからなぁ、まぁ確かに痛かったけどこんなもの俺様にかかれば一瞬よ」
男は先ほどの撃たれた両肩の傷を自分で治癒魔法によって治し、こっそりと立ち上がり、近くにあった薪でワタの頭を殴ったその薪は少し血がついていた。
パン!パン!パン!
メリアはワタの腰からP99を抜き放ち発砲する。
「この!この!この!」
パンッ!
怒りに任せて撃ち続け、ついには弾が切れP99はホールドオープン(スライドが後端まで動き薬室も解放されそのまま止まった状態)してしまう。
「あ~痛いねぇ、何するのぉ、しかし何度もやられればなれるものだねぇ」
しかし、男はすぐさま治癒魔法を使いすぐに自分の傷を塞いでしまう。
(どうすれば……このままでは形勢が逆転してしまう……そうだ!)
リメアは何かを思い出したのか、リメアの座り込んでいる場所の下から赤紫色の光を発し始めた。
「これでも食らいなさい!」
リメアが何かを放った後、男は全身を赤紫色に光る鎖のようなものにがんじがらめにされそのままよろけ壁に激突する。
「チッ拘束魔法か、だが甘いわ!フンッ!」
しかし、男はすぐさまその拘束されていた鎖のようなものを打ち破る。
「ッ!?どうして?」
「だから、さっきから言っているでしょう、さぁ、そろそろ観念してもらいますか?」
「クソッ!こんなところでワタ陛下も倒れてしまうなんて」
「ごめんね、せっかく助けてきてもらったのに」
「お姉さま、どうなるの?」
「さあ、計画は大きく狂ってしまいましたが、こうなれば仕方ありませんねぇ私一人でやらせてもらいましょうか?おとなしく降参しろ!その物騒なものもおろそうか?さもなくば今度はこいつの命はない」
男はワタを後ろから首をつかみ、もう片方の手に持っていたナイフを喉元に突きつける。
ダン!ダン!
「女王陛下をお迎えに来たと思ったらこのざまか?リザ、やれ」
そこにはHK416を持ったセレアが立っていた、そしてリザと呼ばれた栗色の毛の美少女が男背後に瞬間的に移動し、すぐにその美少女から黒い光が発現したかと思うと、男は全身から急に力が抜け膝から崩れ落ちていった。
「セレアも来てくれたのね?」
「メリア陛下遅くなってしまい申し訳ありません、後方で待機なんてしたがためにこんなことに(なんかワタも倒されてるし)」
セレアは救出完了の知らせと同時にこちらに向かってきていた。しかし、万が一のことを考え対魔導士戦に特化したリザと呼ばれている部下を引き連れていた。
予定の時間になっても、集合場所にワタ達が現れなかったので不審に思い家の方向に向かうと、発砲音がまだしているので、何かが起きていると思いすぐさまこの家に入っていった。
「ここでやられてしまうとは……本末転倒だな、レナといったか何故守ってやらなかった?」
「リメリア閣下申し訳ありません、しかし男の情報が不足していたので……」
「その情報を集めるのが貴様らの仕事であろう?何のための情報部隊だと思っている」
「セレアそれまでにしなさい、そんなことより今はワタを助けてあげて」
「ハッ!失礼いたしました今すぐに――」
「“アエトス”より“C”、“S”はLZに急行し部隊を回収せよ、“SS”は山小屋に急行されたし」
「“C”リーダー了解」
「“S”リーダー了解、すぐにでも」
「“SS”了解」
セレアが言い終わる前にレナは上空に待機していた“C”、“S”、“SS”の各隊を呼び戻す。
少しも経たないうちにヘリの特徴的な音が聞こえてくる。
「さあ、皆さま迎えが来ました。帰りましょう?積もる話はそのあとでも」
「わかった、我々は馬を待たせてあるからそれで帰投する。女王陛下また後程」
一時はどうなると思ったが何とか一件落着といったところであろうか
結局俺は意識の戻らないまま王城へと帰って行った。
号令とともに一斉に家に突っ込んでいく。
裏口班と玄関班はドアに鍵がかかっていたのでドアの鍵ごと撃ち抜き部屋の中に侵入する。ベランダ班は玄関と裏口に気を取られているうちに、できるだけ奥に侵入をする。
俺はドアを撃ち抜きドアを蹴破った後、近距離での射撃に備えプライマリ(メイン武器)だったHK416Cを背中に回しセカンダリ(サブ武器)のP99に変え各部屋のクリアリングを始める。
「何者だ!こk」
パン!パン!
廊下に差し掛かった時に一人の男に遭遇したが問答無用でダブルタップ(二発撃ちこんで確実に相手を行動不能にすること)を撃ち込み屠る。
この男との戦闘のせいで、次々に廊下に男たちが出てきてしまった。
(これで、一々部屋を見て回らなくて済むからむしろありがたいな)
一瞬俺が撃つのを躊躇っていると後ろについてきていたレナがSIG516をフルオートで撃ち始めた。
ダン!ダダッ!ダダダダダダダッ!
「アハハハハハ!シネ!キエロ!」
敵を倒しながらレナは笑っていた。しかも撃つたびに笑い声が大きくなっていき口角も上がって三日月のような形をしてしまっている。なぜか撃ち殺すことに快感を覚えているようだ。
(こわっ!トリガーハッピー……じゃないし……レナちゃんはこんな怖かったっけ?)
30連マガジン一本を撃ち切ったころには、そこには所々に穴の開いた物言わぬ人が転がっていた。
「い、行くか」
「ハイ!」
レナはまだ余韻が残っているのか返り血のついた顔のまま、満面の笑みで返事をしてきた……
廊下を進むと大きな部屋についた。すでにそこにはほかの入り口から侵入した隊員たちがついていた。隊員たちはほかにいた男たちに対して銃口を向け動けないように牽制していた。
部屋の真ん中には、椅子に縄で縛り付けられたメリアとエリカ、アリサがいた。
「ワタ!助けに来てくr――」
そこで感動の再開とはいかず、近くに立っていた目に大きな傷を負った男がメリアの口を塞ぎ、のど元に刃物を当てた。
「おっと、いけないなぁ女王様?静かにしてないとこのきれいな首ごと切り落としてしまうよ?」
「メリアから離れろ!それと彼女らを今すぐ解放しろ!」
「やかましい奴らだ、あんなに大きな音を立てながら家に入るとは……ひょっとして王国の人間は家の入り方も知らないのかね?」
「そんなことはどうでもいいだろ、あれはちょっとしたごあいさつ代わりにくれてやったまでだ」
「そうか、それはそれは気付けなくて悪かったねぇ?さて未来の国王陛下だっけか?俺たちはこのことで大きく“計画”が狂っちまった。どうしてくれるんだい?」
「“計画”とは何だ?」
「まぁいい、もうそんなことはどうでもよくなった……こうしようこっちの二人は解放してやるからその代わりこっちをいただいていこうかな?十分においしく頂けそうだからなぁ、ん?」
「このくそったれがぁぁぁ!」
パン!パン!ダン!
怒りが頂点に達して叫びながら男の右肩を撃ち抜く、それに合わせてレナは左肩を撃った。
「ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ぁぁぁぁ、いデー、肩がぁぁ!」
「確保!!」
邪魔がいなくなったところですぐさま、男たちを取り押さえにかかる。
最後まで抵抗してきたものも数人いたが、容赦なく射殺されていった。
さっき撃った男はまだ叫びながら痛みを訴えていたのでレナの持っていたSIG516の銃床で首を叩き気絶させた。
「“アエトス”より各隊へ、メリア陛下確保!繰り返す、メリア陛下確保!!同時に首謀者も確保!」
メリア、エリカ、アリサは隊員たちによって縄を解かれお互いに抱き着きあいながら涙を流し、みんなが無事だったことを喜び合っていた。
「メリア、それからエリカ、アリサお待たせ、怖かっただろ?城に帰ろう」
「ありがとうワタ!きっと助けてきてくれるってずっと信じていたわ」
「私達もきっと来るって思ってた、ね?アリサ?」
「うん!」
「3人とも無事でよかった、さあ帰ろう?みんなしn――」
ゴンッ!
俺は後頭部を何かで叩かれエリカに覆いかぶさるように倒れそのまま意識を失ってしまった。
「ワタァァァァ!」
「ッ!陛下!貴様よくもやりやがったな!」
「ハハッ!俺を舐めてもらっては困るなぁ、これでも帝国最強部隊のひとつの部隊長様だからなぁ、まぁ確かに痛かったけどこんなもの俺様にかかれば一瞬よ」
男は先ほどの撃たれた両肩の傷を自分で治癒魔法によって治し、こっそりと立ち上がり、近くにあった薪でワタの頭を殴ったその薪は少し血がついていた。
パン!パン!パン!
メリアはワタの腰からP99を抜き放ち発砲する。
「この!この!この!」
パンッ!
怒りに任せて撃ち続け、ついには弾が切れP99はホールドオープン(スライドが後端まで動き薬室も解放されそのまま止まった状態)してしまう。
「あ~痛いねぇ、何するのぉ、しかし何度もやられればなれるものだねぇ」
しかし、男はすぐさま治癒魔法を使いすぐに自分の傷を塞いでしまう。
(どうすれば……このままでは形勢が逆転してしまう……そうだ!)
リメアは何かを思い出したのか、リメアの座り込んでいる場所の下から赤紫色の光を発し始めた。
「これでも食らいなさい!」
リメアが何かを放った後、男は全身を赤紫色に光る鎖のようなものにがんじがらめにされそのままよろけ壁に激突する。
「チッ拘束魔法か、だが甘いわ!フンッ!」
しかし、男はすぐさまその拘束されていた鎖のようなものを打ち破る。
「ッ!?どうして?」
「だから、さっきから言っているでしょう、さぁ、そろそろ観念してもらいますか?」
「クソッ!こんなところでワタ陛下も倒れてしまうなんて」
「ごめんね、せっかく助けてきてもらったのに」
「お姉さま、どうなるの?」
「さあ、計画は大きく狂ってしまいましたが、こうなれば仕方ありませんねぇ私一人でやらせてもらいましょうか?おとなしく降参しろ!その物騒なものもおろそうか?さもなくば今度はこいつの命はない」
男はワタを後ろから首をつかみ、もう片方の手に持っていたナイフを喉元に突きつける。
ダン!ダン!
「女王陛下をお迎えに来たと思ったらこのざまか?リザ、やれ」
そこにはHK416を持ったセレアが立っていた、そしてリザと呼ばれた栗色の毛の美少女が男背後に瞬間的に移動し、すぐにその美少女から黒い光が発現したかと思うと、男は全身から急に力が抜け膝から崩れ落ちていった。
「セレアも来てくれたのね?」
「メリア陛下遅くなってしまい申し訳ありません、後方で待機なんてしたがためにこんなことに(なんかワタも倒されてるし)」
セレアは救出完了の知らせと同時にこちらに向かってきていた。しかし、万が一のことを考え対魔導士戦に特化したリザと呼ばれている部下を引き連れていた。
予定の時間になっても、集合場所にワタ達が現れなかったので不審に思い家の方向に向かうと、発砲音がまだしているので、何かが起きていると思いすぐさまこの家に入っていった。
「ここでやられてしまうとは……本末転倒だな、レナといったか何故守ってやらなかった?」
「リメリア閣下申し訳ありません、しかし男の情報が不足していたので……」
「その情報を集めるのが貴様らの仕事であろう?何のための情報部隊だと思っている」
「セレアそれまでにしなさい、そんなことより今はワタを助けてあげて」
「ハッ!失礼いたしました今すぐに――」
「“アエトス”より“C”、“S”はLZに急行し部隊を回収せよ、“SS”は山小屋に急行されたし」
「“C”リーダー了解」
「“S”リーダー了解、すぐにでも」
「“SS”了解」
セレアが言い終わる前にレナは上空に待機していた“C”、“S”、“SS”の各隊を呼び戻す。
少しも経たないうちにヘリの特徴的な音が聞こえてくる。
「さあ、皆さま迎えが来ました。帰りましょう?積もる話はそのあとでも」
「わかった、我々は馬を待たせてあるからそれで帰投する。女王陛下また後程」
一時はどうなると思ったが何とか一件落着といったところであろうか
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