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陸編
37.“メランオピス”始動!
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“メランオピス”隊長レナに連れられ、俺はベルやリレイたちの待つ迎賓館の隣に位置する警備隊の詰め所へ向かっていった。
「先ほどは驚かせてしまい申し訳ありませんでした。これから新しい兵器もお見せしていただけるということもあったようなので、つい……」
(ん?そんな話俺したっけ?)
「そ、そうなんだ、もちろん優秀な君たちに使ってもらうためにね」
「ありがとうございます」
今案内してくれているレナは、セミロングの黒い髪をしており前髪を赤い髪留めで止めていた。特筆すべきは何といってもその髪の上に“猫耳”が乗っているということで、そのことを本人に聞いてみたらとレナは獣人族の出身でその中の猫種に該当する。それ以外の外見は目も黒くまるで日本の美少女のようだ。胸は鎧を着ていてはっきりしないが窮屈そうに横にはみ出ているのを見るとかなり大きいのであろう、全体に見てもすらっとしたスタイルだ。
少し気になってレナのことについて聞いてみたら、実はベルと同じ王立士官学校を卒業しているようでレナはベルの後輩にあたる。
一般的に士官学校は一部の富裕層や貴族、王族などが入学を許されるのだが、最近になってから一般市民も入学できるようになった。しかし、入学するには頭脳明晰で武に長け容姿もよくなくてはならず、入学条件はかなり厳しく設定されている。
ただ、この士官学校を卒業できれば、最低でも大隊長レベルまでの階級に上がることができ、最高で軍の高級官僚に名を連ねることもできる。逆を言えばここを卒業していないものはここまでは出世できないということだ。
そんな士官学校を一般市民として当初は“特例”で入学し卒業するにも大変なこの学校をほかの有能な大貴族や大商人家を抜き“主席”で修了できたレナであるが、今や史上最速で部隊長に上りつけ階級も大尉と大出世を遂げている。
向かっている警備隊の詰め所は王宮内での警備に関する部門の訓練場併設していて、隊員の宿舎も含めた敷地の総面積はハミルトン城とほぼ同規模を誇る。
ここの訓練場の地下施設内には射撃場や俺の提案で設置してもらった“CQBエリア”もある、そしてさらに食堂や入浴施設(シャワーはないけど)・仮眠室(防音対策済み)もありとここだけで1日が過ごせるようにもなっている(すべてを設置するまでにかかったのはわずか4日)。
しかし、ここは楽しむために整備してもらったわけではなく、元いた地球で重要視されている市街地・屋内での近接戦闘を重点的に行うために作ってもらっている。
まずはその上の訓練場に入っていくとすでに“メランオピス”隊は整列し俺が来るのを待っていたようだ。
ベルやリレイが俺のことを見つけるや否やこっちに駆け寄ってくる。
「ワタ様?ナンですかあの……」
「へ、陛下、私のことが嫌いになりましたか?」
「い、いや、ちょっと二人とも落ち着こうか?」
レナとついてきたのがまた彼女らの“何か”に触れてしまいベルはまた黒い瘴気を放っている、一方のリレイはさっき抱きしめてあげてから少ししおらしくなってしまった。
そんな二人をあきれた目で見つつエレザたちもこちらに近づいてきた
「それでいてワタ?今回はどんなのを見せてくれるのかしら?」
「また新しいものを召喚されるのですか?私としてはとても興味深いものですね」
「ああ、もちろんするつもりだよ」
ユリーシャとエレザは勘がいいのか、俺が何かを召喚することを察していたらしい。
「陛下、わたくしに出番はありますか?」
ミントは上目使いで俺のことを見つめてくる。
(ミントさんそれ反則!可愛すぎ!)
「お、おうもちろんあるよ」
そんな彼女らを再び引き連れながらレナ達が待つ場所へと向かう。
「国王陛下に敬礼!」
そこには総勢5120名もの女性兵が号令をもとに皆一斉にSIG516(着剣状態)で捧げ銃(ささげつつ)(国王などに対する最上位の敬礼)をする。
(あれ?こんなこと教えたっけか?まぁいいや)
「気を楽に」
「直れ!傾注!」
俺はまた台の上に立って訓示のようなものを自然な流れでしていた。
「“メランオピス”の諸君ここに集まってもらったのもほかでもない、卑劣なことに帝国の連中によって女王と王女2名が拉致されてしまった。この奪還作戦を成功するために、君たちには今から出す新たな武器を持って作戦に挑んでもらいたい」
そこまで言い終わると俺はLiSMを操作しMP7とHK45を召喚する
「これは、近接戦闘と今後のことを考え君たちに使用してもらうのだが、もう一つ、現場に急行するため新たに兵器を召喚する、これは後で必要に応じて教えることにする。そして銃の訓練する時間が惜しいので君たちには悪いが場所の特定ができ出撃をするまでの間にこの銃の習得にあたってもらいたい。ただ優秀な君たちにはこれをすぐに使いこなせると思っている。解散し次第直ちにこれを使い訓練を始めてくれ、以上!」
「「「了解!!」」」
言い終わった俺はさっそくMP7とHK45の召喚を始めた。それを手早く終わらせると順々に隊員たちは受け取りすぐさま地下の訓練施設へと向かっていった。
全員が訓練場に向かったのを見届けると、すぐさま次のものの召喚を始めた。
今召喚しようとしているのは“CH-47”“UH-60”の二機種だ。
一つ目は二つの回転翼が特徴的な、CH-47通称チヌークと呼ばれる輸送ヘリコプターで、最大で55名の兵員を輸送することができ、機体の下面の吊下装置で最大12.7tもの貨物を輸送することができるものだ。巡航速度は240km/hで飛行し航続距離は2252㎞、今回これを主に兵員輸送機として運用する。
二つ目はUH-60通称ブラックホークと呼ばれる汎用ヘリコプターで、映画化され著名になったモガディシュの戦闘で有名な機体だ。固定武装はないがドアガンとして左右にGAU-19 12.7㎜ガトリング砲かもしくはミニガンで知られるM134 7.62㎜ガトリング砲などを搭載でき外部に対戦車ミサイルやロケット弾を装着可能である、また完全武装の兵員を最大で約11名運ぶことができる。
そして今回これを兵員輸送と同時にM134 7.62㎜ガトリング砲にて近接航空支援を行う。
その二機を試しに召喚すると早速ミントとベル、レナ、ミレイユ、遅れてやってきたシルヴィアにLiSMの能力によって使い方をインプットしてもらい、試験運用を始めてもらう。
しばらくすると皆ホバリングはもちろんのこと急旋回や急上昇などを難なく行えるようになっていた。これを見てヘリの今回の作戦での重要性を知ったレナはすぐさま地下で練習している部下を呼び、その部下に俺からLiSMの能力を付与してもらいすぐさまその隊員たちも練習を始めていく。
しばらくするとその隊員たちも能力のおかげもあってか難なく操縦することが可能になっていた。
「よしこれで、何とか実用にこぎつけられるかな?」
「流石は陛下、あのようなもので私たちがあの“ヘリ”と呼ばれるものを扱えるようになってしまうとは」
隣で俺と一緒になってみていたレナは猫耳をピコピコ動かしながらなんだか楽しそうにしている。
(その耳、モフりたい!)
「流石は我がご主人様、今回も素晴らしいものを召喚されたのですね」
シルヴィアは少し汗をかいているのか胸元が少し光って見える。
(シルヴィアさん、そのアングル最高です!まさにエロフ!)
そんなことを思っていたのがばれたのが、どこからか射抜かれそうなほどの視線を感じた。
しかし、そんな至福の一時?を過ごしている暇もなく、セレアが息を荒らげながらこちらに駆け寄ってきた。
「どうかしましたか?」
「ど、どうかしたじゃない!メリア様達がさらわれた場所が分かったぞ!」
「本当ですか!」
「それはいいが、少し厄介なことも起きた。とりあえずここではなんだ、王宮に戻ろう。エレザ閣下がお持ちだ」
セレアの言葉によって場は一瞬重苦しい雰囲気に包まれたが、すぐにベルたちや隊員たちは訓練を始めた。その目は皆真剣なまなざしに変わっていた。
俺はセレアに連れられ今度は王宮に向かうことにした。
「先ほどは驚かせてしまい申し訳ありませんでした。これから新しい兵器もお見せしていただけるということもあったようなので、つい……」
(ん?そんな話俺したっけ?)
「そ、そうなんだ、もちろん優秀な君たちに使ってもらうためにね」
「ありがとうございます」
今案内してくれているレナは、セミロングの黒い髪をしており前髪を赤い髪留めで止めていた。特筆すべきは何といってもその髪の上に“猫耳”が乗っているということで、そのことを本人に聞いてみたらとレナは獣人族の出身でその中の猫種に該当する。それ以外の外見は目も黒くまるで日本の美少女のようだ。胸は鎧を着ていてはっきりしないが窮屈そうに横にはみ出ているのを見るとかなり大きいのであろう、全体に見てもすらっとしたスタイルだ。
少し気になってレナのことについて聞いてみたら、実はベルと同じ王立士官学校を卒業しているようでレナはベルの後輩にあたる。
一般的に士官学校は一部の富裕層や貴族、王族などが入学を許されるのだが、最近になってから一般市民も入学できるようになった。しかし、入学するには頭脳明晰で武に長け容姿もよくなくてはならず、入学条件はかなり厳しく設定されている。
ただ、この士官学校を卒業できれば、最低でも大隊長レベルまでの階級に上がることができ、最高で軍の高級官僚に名を連ねることもできる。逆を言えばここを卒業していないものはここまでは出世できないということだ。
そんな士官学校を一般市民として当初は“特例”で入学し卒業するにも大変なこの学校をほかの有能な大貴族や大商人家を抜き“主席”で修了できたレナであるが、今や史上最速で部隊長に上りつけ階級も大尉と大出世を遂げている。
向かっている警備隊の詰め所は王宮内での警備に関する部門の訓練場併設していて、隊員の宿舎も含めた敷地の総面積はハミルトン城とほぼ同規模を誇る。
ここの訓練場の地下施設内には射撃場や俺の提案で設置してもらった“CQBエリア”もある、そしてさらに食堂や入浴施設(シャワーはないけど)・仮眠室(防音対策済み)もありとここだけで1日が過ごせるようにもなっている(すべてを設置するまでにかかったのはわずか4日)。
しかし、ここは楽しむために整備してもらったわけではなく、元いた地球で重要視されている市街地・屋内での近接戦闘を重点的に行うために作ってもらっている。
まずはその上の訓練場に入っていくとすでに“メランオピス”隊は整列し俺が来るのを待っていたようだ。
ベルやリレイが俺のことを見つけるや否やこっちに駆け寄ってくる。
「ワタ様?ナンですかあの……」
「へ、陛下、私のことが嫌いになりましたか?」
「い、いや、ちょっと二人とも落ち着こうか?」
レナとついてきたのがまた彼女らの“何か”に触れてしまいベルはまた黒い瘴気を放っている、一方のリレイはさっき抱きしめてあげてから少ししおらしくなってしまった。
そんな二人をあきれた目で見つつエレザたちもこちらに近づいてきた
「それでいてワタ?今回はどんなのを見せてくれるのかしら?」
「また新しいものを召喚されるのですか?私としてはとても興味深いものですね」
「ああ、もちろんするつもりだよ」
ユリーシャとエレザは勘がいいのか、俺が何かを召喚することを察していたらしい。
「陛下、わたくしに出番はありますか?」
ミントは上目使いで俺のことを見つめてくる。
(ミントさんそれ反則!可愛すぎ!)
「お、おうもちろんあるよ」
そんな彼女らを再び引き連れながらレナ達が待つ場所へと向かう。
「国王陛下に敬礼!」
そこには総勢5120名もの女性兵が号令をもとに皆一斉にSIG516(着剣状態)で捧げ銃(ささげつつ)(国王などに対する最上位の敬礼)をする。
(あれ?こんなこと教えたっけか?まぁいいや)
「気を楽に」
「直れ!傾注!」
俺はまた台の上に立って訓示のようなものを自然な流れでしていた。
「“メランオピス”の諸君ここに集まってもらったのもほかでもない、卑劣なことに帝国の連中によって女王と王女2名が拉致されてしまった。この奪還作戦を成功するために、君たちには今から出す新たな武器を持って作戦に挑んでもらいたい」
そこまで言い終わると俺はLiSMを操作しMP7とHK45を召喚する
「これは、近接戦闘と今後のことを考え君たちに使用してもらうのだが、もう一つ、現場に急行するため新たに兵器を召喚する、これは後で必要に応じて教えることにする。そして銃の訓練する時間が惜しいので君たちには悪いが場所の特定ができ出撃をするまでの間にこの銃の習得にあたってもらいたい。ただ優秀な君たちにはこれをすぐに使いこなせると思っている。解散し次第直ちにこれを使い訓練を始めてくれ、以上!」
「「「了解!!」」」
言い終わった俺はさっそくMP7とHK45の召喚を始めた。それを手早く終わらせると順々に隊員たちは受け取りすぐさま地下の訓練施設へと向かっていった。
全員が訓練場に向かったのを見届けると、すぐさま次のものの召喚を始めた。
今召喚しようとしているのは“CH-47”“UH-60”の二機種だ。
一つ目は二つの回転翼が特徴的な、CH-47通称チヌークと呼ばれる輸送ヘリコプターで、最大で55名の兵員を輸送することができ、機体の下面の吊下装置で最大12.7tもの貨物を輸送することができるものだ。巡航速度は240km/hで飛行し航続距離は2252㎞、今回これを主に兵員輸送機として運用する。
二つ目はUH-60通称ブラックホークと呼ばれる汎用ヘリコプターで、映画化され著名になったモガディシュの戦闘で有名な機体だ。固定武装はないがドアガンとして左右にGAU-19 12.7㎜ガトリング砲かもしくはミニガンで知られるM134 7.62㎜ガトリング砲などを搭載でき外部に対戦車ミサイルやロケット弾を装着可能である、また完全武装の兵員を最大で約11名運ぶことができる。
そして今回これを兵員輸送と同時にM134 7.62㎜ガトリング砲にて近接航空支援を行う。
その二機を試しに召喚すると早速ミントとベル、レナ、ミレイユ、遅れてやってきたシルヴィアにLiSMの能力によって使い方をインプットしてもらい、試験運用を始めてもらう。
しばらくすると皆ホバリングはもちろんのこと急旋回や急上昇などを難なく行えるようになっていた。これを見てヘリの今回の作戦での重要性を知ったレナはすぐさま地下で練習している部下を呼び、その部下に俺からLiSMの能力を付与してもらいすぐさまその隊員たちも練習を始めていく。
しばらくするとその隊員たちも能力のおかげもあってか難なく操縦することが可能になっていた。
「よしこれで、何とか実用にこぎつけられるかな?」
「流石は陛下、あのようなもので私たちがあの“ヘリ”と呼ばれるものを扱えるようになってしまうとは」
隣で俺と一緒になってみていたレナは猫耳をピコピコ動かしながらなんだか楽しそうにしている。
(その耳、モフりたい!)
「流石は我がご主人様、今回も素晴らしいものを召喚されたのですね」
シルヴィアは少し汗をかいているのか胸元が少し光って見える。
(シルヴィアさん、そのアングル最高です!まさにエロフ!)
そんなことを思っていたのがばれたのが、どこからか射抜かれそうなほどの視線を感じた。
しかし、そんな至福の一時?を過ごしている暇もなく、セレアが息を荒らげながらこちらに駆け寄ってきた。
「どうかしましたか?」
「ど、どうかしたじゃない!メリア様達がさらわれた場所が分かったぞ!」
「本当ですか!」
「それはいいが、少し厄介なことも起きた。とりあえずここではなんだ、王宮に戻ろう。エレザ閣下がお持ちだ」
セレアの言葉によって場は一瞬重苦しい雰囲気に包まれたが、すぐにベルたちや隊員たちは訓練を始めた。その目は皆真剣なまなざしに変わっていた。
俺はセレアに連れられ今度は王宮に向かうことにした。
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