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鬼灯の道標 1
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※一楓視点、過去編です
まだ少し肌寒い、4月初めの高校の入学式終わり。
まだ蕾が開くことない桜の並木を通り過ぎて、帰路につこうと駅へと入った。
定期を出し、改札へ向かう途中で気づく。
同じ制服の男子が券売機の先頭に立ち、後ろに行列をつくっている光景。
「ノセ マサト」と名乗った彼は進学のために上京したばかりだった。
定期の作り方がわからないと情けなく顔を崩し、都会にはない素朴な笑顔を見せた。
券売機の行列がなくなるのを待ち、ICカードを一緒に作ってあげると、初めて手にしたと彼は喜んだ。
「俺のICカードだ」と男子さながらさの無邪気な笑顔に、こちらもつられて笑った。
そんな、学生の頃の甘酸っぱく、懐かしい夢を見た。
目覚めるとアラームが鳴るほんの少し前。
幸せな夢から一転、気持ちは一気に沈み込んだ。
彼とのその出会いは8年も前のことだ。
1年の交友期間を経て、私たちは付き合うことになった。
上京したばかりの頃は田舎臭さが滲み出ていた彼だが、だんだんと都会に馴染んでいった。
といっても、チャラくなったり素行が悪くなったりしたわけではない。
芯の純朴さはそのままに、田舎臭さの抜けた好青年へ成長したのだ。
爽やかさも相まって、男女問わずに友達が増えていった。
私と彼の仲も周りには公認で、「ハセノセ」コンビと揶揄われたりもした。
ハセは、私の苗字だ。
彼は私を大事にしてくれたし、私も彼が大好きだった。
周りがやっかむこともなく、順調に付き合えていたと思う。
ただ、私はどうしても彼に言えない秘密があった。彼だけでない、友人の誰もが知らない。
『幽霊が視える』という秘密。
感受性が強いために、気のせいでは済まないことが多々あった。
実害が出たこともある。
そのため、その秘密がだんだんと重荷になった。彼と付き合うのが苦しくなってきた。
彼に害が及べば、と心配で、私は彼に適当な理由をつけて突き放すことにした。
1年に満たない、彼との時間だった。
悩んだ末に出した結論で彼を傷つけた。
それでも、今でもその判断は賢明だったと思っている。
お互いに未練が残っていても時間が解決してくれる。
こうして夢で見ることがあっても、いつかはただ懐かしく思える日がくるはずだと。
「ピピピピピ……」
スマホのアラームが鳴って起床時間を教える。
アラームを切り、気持ちを切り替えて仕事のメールをチェックし始めて指を止めた。
(あぁ、何もないのに昔の夢を見るはずがないものね)
差出人は、懐かしい彼の名前。
本文には、彼の妹と名乗る者からの私宛のメッセージ。
ぼんやりとする頭で何度もメッセージを読み、咀嚼して頭に入れていく。
すべてを理解した時には、堪えきれずに涙が流れた。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
お盆休みで混み合う新幹線に乗り、数時間の旅を経て某県の主要駅で降りる。
そこからは本数の少ない私鉄を乗り換え乗り換え、やっとたどり着いた山の麓にある小さな町。
昼前に家を出たが、もう黄昏時だ。
田舎とは聞いていたけど予想以上に遠かった。
駅を出ると、駅前の商店街はちょうどお祭りで賑わっていた。
『ホオズキ祭』らしい。
ちらほらと出店があり、ロータリーをステージ代わりに笛と太鼓が演奏されている。
その中で、手を振りながら近寄ってくるのは高校生ほどの少女。
可愛らしいのに素朴さが滲み出るその顔立ちは、彼にそっくりだ。
「はじめまして。ハセさんですよね?」
お互いに挨拶をすると、やはり彼の妹だった。
彼のアドレスから突然私に連絡したこと、呼び出したこと、一通り謝罪をされた後に彼の実家へと案内される。
駅から車で5分ほどの場所。
さして遠くはないので、歩いてわざわざ迎えにきてくれたという。
彼の実家までの道すがら、道沿いに植えられた並木には手のひらに収まるほどの小さな電灯が飾られ、連なっていた。
振り返れば、駅の裏手にある小さな山の中腹辺りにも同じようないくつもの光の塊を確認できた。
小ささゆえに光源は弱いのだが、ほんのりとした灯りは優しく道を照らした。
完全に日が落ちる前に彼の実家で用事を済ませ、引き留める彼の両親を丁寧に断って予約してあった駅近くのビジネスホテルへ移る。
長距離移動に、知らない土地。
そして赤の他人よりも気をつかう、かつての恋人の家族との対面。
やっと1人になれたことで大きく息を吐いた。
部屋の窓を開け、こもった空気を循環させれば風とともに笛の音が聞こえる。
ベッドに倒れ込めば、涼やかな風が肌を優しく撫でた。
「お祭り、何時までやってるかな……」
目を瞑ったまま息を吐くと、ベッドに体が深く沈みこむようだった。
心地良くて動きたくない。
少しだけ休もう、と思う間もなく、体はどんどん重くなっていった。
少し前までは涼しいと感じていたのに、いつの間にか肌寒い気温になった。
(もしかして、眠ってしまった?)
窓を閉めるために体を動かそうとするが、動かない。
肌に感じる温度がどんどん冷たくなってくる。
体はどうにも動かず、あぁ、これはまずいと思い始めた時だ。
先ほどまで聞こえていた太鼓と笛の音はなく、静寂の中。
ひた、ひた、と近づいてくる、裸足の足音。
(このホテル、絨毯張りじゃなかったっけ……?)
込み上げる恐怖に、心臓が激しく脈打つ。
相手に悟られないよう静かに深呼吸をして、震えを紛らわせる。
それでも抑えきれずカチカチと打ち鳴る歯。
自らの耳に響いて、部屋中に聞こえたのではないかと錯覚する。
ギシ……とベッドが傾いた。
足音はなくなり、衣擦れの音。
私の体のすぐ横に感じる、冷たく嫌な存在。
躊躇することなく、私の上に乗ってきた。
「…………っ!!」
咄嗟に開きそうになった目に無理矢理力を込めた。
(見てはだめ。見てはだめ)
こういったことは何度も体験がある。
やり過ごすのが一番だ。
深呼吸をして、落ち着いて。
上に乗ったそいつはぶつぶつと何かをつぶやき始めた。
(耳を傾けないで。落ち着いて)
小さく聞こえる、女の声。
(だめ。聞いちゃだめ)
だんだんと近く聞こえるのは、私の耳元に近づいてきているから。
(……だめ。動揺しちゃ、だめ)
にちゃあ……と、湿った嫌な音がした。たぶん、笑っ
「一緒、ニ、行コウ?」
女の指が首に食い込む。
驚くほど冷たく、そして人間の力ではないかのような。
苦しくてもがくが、体は相変わらず動かない。
まずい、と思う冷静な自分と、恐怖でパニックを起こしている自分がいる。
(苦しい……)
頸動脈は圧迫されると7秒ほどで意識を失うという。
そのたったの7秒ですら、恐怖と苦しみで支配されると長く感じる。
でも、たったの7秒だ。
意識が薄れるのはあっという間だった。
「だめだよ。彼女は連れて行かないで」
薄れる意識の中で、生温い風が頰を撫でた気がした。
食い込む指が力を失っていき、やがて離れた。
体にかかる女の重さもいつしか消えていった。
部屋に充満したおどろおどろしい淀んだ空気が和らいでいく。
私は、突如として流れ込む酸素に咳き込んだ。
一体何が、と思うも、乱れた息で確認することができない。
柔らかな風が髪を、背中をそっと撫でつける。まるでさすってくれてるかのように。
部屋はまだ肌寒いのに、なんだかお日様の匂いがした。
(優しい匂い)
不思議な感覚だった。
このあたたかさを、私は知っている気がする。
撫で付けるのは風か。
それとも、誰の手なのか。
本当はわかっているのに、現実を受け止めないまま、私の意識は夢の中へと落ちていった。
まだ少し肌寒い、4月初めの高校の入学式終わり。
まだ蕾が開くことない桜の並木を通り過ぎて、帰路につこうと駅へと入った。
定期を出し、改札へ向かう途中で気づく。
同じ制服の男子が券売機の先頭に立ち、後ろに行列をつくっている光景。
「ノセ マサト」と名乗った彼は進学のために上京したばかりだった。
定期の作り方がわからないと情けなく顔を崩し、都会にはない素朴な笑顔を見せた。
券売機の行列がなくなるのを待ち、ICカードを一緒に作ってあげると、初めて手にしたと彼は喜んだ。
「俺のICカードだ」と男子さながらさの無邪気な笑顔に、こちらもつられて笑った。
そんな、学生の頃の甘酸っぱく、懐かしい夢を見た。
目覚めるとアラームが鳴るほんの少し前。
幸せな夢から一転、気持ちは一気に沈み込んだ。
彼とのその出会いは8年も前のことだ。
1年の交友期間を経て、私たちは付き合うことになった。
上京したばかりの頃は田舎臭さが滲み出ていた彼だが、だんだんと都会に馴染んでいった。
といっても、チャラくなったり素行が悪くなったりしたわけではない。
芯の純朴さはそのままに、田舎臭さの抜けた好青年へ成長したのだ。
爽やかさも相まって、男女問わずに友達が増えていった。
私と彼の仲も周りには公認で、「ハセノセ」コンビと揶揄われたりもした。
ハセは、私の苗字だ。
彼は私を大事にしてくれたし、私も彼が大好きだった。
周りがやっかむこともなく、順調に付き合えていたと思う。
ただ、私はどうしても彼に言えない秘密があった。彼だけでない、友人の誰もが知らない。
『幽霊が視える』という秘密。
感受性が強いために、気のせいでは済まないことが多々あった。
実害が出たこともある。
そのため、その秘密がだんだんと重荷になった。彼と付き合うのが苦しくなってきた。
彼に害が及べば、と心配で、私は彼に適当な理由をつけて突き放すことにした。
1年に満たない、彼との時間だった。
悩んだ末に出した結論で彼を傷つけた。
それでも、今でもその判断は賢明だったと思っている。
お互いに未練が残っていても時間が解決してくれる。
こうして夢で見ることがあっても、いつかはただ懐かしく思える日がくるはずだと。
「ピピピピピ……」
スマホのアラームが鳴って起床時間を教える。
アラームを切り、気持ちを切り替えて仕事のメールをチェックし始めて指を止めた。
(あぁ、何もないのに昔の夢を見るはずがないものね)
差出人は、懐かしい彼の名前。
本文には、彼の妹と名乗る者からの私宛のメッセージ。
ぼんやりとする頭で何度もメッセージを読み、咀嚼して頭に入れていく。
すべてを理解した時には、堪えきれずに涙が流れた。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
お盆休みで混み合う新幹線に乗り、数時間の旅を経て某県の主要駅で降りる。
そこからは本数の少ない私鉄を乗り換え乗り換え、やっとたどり着いた山の麓にある小さな町。
昼前に家を出たが、もう黄昏時だ。
田舎とは聞いていたけど予想以上に遠かった。
駅を出ると、駅前の商店街はちょうどお祭りで賑わっていた。
『ホオズキ祭』らしい。
ちらほらと出店があり、ロータリーをステージ代わりに笛と太鼓が演奏されている。
その中で、手を振りながら近寄ってくるのは高校生ほどの少女。
可愛らしいのに素朴さが滲み出るその顔立ちは、彼にそっくりだ。
「はじめまして。ハセさんですよね?」
お互いに挨拶をすると、やはり彼の妹だった。
彼のアドレスから突然私に連絡したこと、呼び出したこと、一通り謝罪をされた後に彼の実家へと案内される。
駅から車で5分ほどの場所。
さして遠くはないので、歩いてわざわざ迎えにきてくれたという。
彼の実家までの道すがら、道沿いに植えられた並木には手のひらに収まるほどの小さな電灯が飾られ、連なっていた。
振り返れば、駅の裏手にある小さな山の中腹辺りにも同じようないくつもの光の塊を確認できた。
小ささゆえに光源は弱いのだが、ほんのりとした灯りは優しく道を照らした。
完全に日が落ちる前に彼の実家で用事を済ませ、引き留める彼の両親を丁寧に断って予約してあった駅近くのビジネスホテルへ移る。
長距離移動に、知らない土地。
そして赤の他人よりも気をつかう、かつての恋人の家族との対面。
やっと1人になれたことで大きく息を吐いた。
部屋の窓を開け、こもった空気を循環させれば風とともに笛の音が聞こえる。
ベッドに倒れ込めば、涼やかな風が肌を優しく撫でた。
「お祭り、何時までやってるかな……」
目を瞑ったまま息を吐くと、ベッドに体が深く沈みこむようだった。
心地良くて動きたくない。
少しだけ休もう、と思う間もなく、体はどんどん重くなっていった。
少し前までは涼しいと感じていたのに、いつの間にか肌寒い気温になった。
(もしかして、眠ってしまった?)
窓を閉めるために体を動かそうとするが、動かない。
肌に感じる温度がどんどん冷たくなってくる。
体はどうにも動かず、あぁ、これはまずいと思い始めた時だ。
先ほどまで聞こえていた太鼓と笛の音はなく、静寂の中。
ひた、ひた、と近づいてくる、裸足の足音。
(このホテル、絨毯張りじゃなかったっけ……?)
込み上げる恐怖に、心臓が激しく脈打つ。
相手に悟られないよう静かに深呼吸をして、震えを紛らわせる。
それでも抑えきれずカチカチと打ち鳴る歯。
自らの耳に響いて、部屋中に聞こえたのではないかと錯覚する。
ギシ……とベッドが傾いた。
足音はなくなり、衣擦れの音。
私の体のすぐ横に感じる、冷たく嫌な存在。
躊躇することなく、私の上に乗ってきた。
「…………っ!!」
咄嗟に開きそうになった目に無理矢理力を込めた。
(見てはだめ。見てはだめ)
こういったことは何度も体験がある。
やり過ごすのが一番だ。
深呼吸をして、落ち着いて。
上に乗ったそいつはぶつぶつと何かをつぶやき始めた。
(耳を傾けないで。落ち着いて)
小さく聞こえる、女の声。
(だめ。聞いちゃだめ)
だんだんと近く聞こえるのは、私の耳元に近づいてきているから。
(……だめ。動揺しちゃ、だめ)
にちゃあ……と、湿った嫌な音がした。たぶん、笑っ
「一緒、ニ、行コウ?」
女の指が首に食い込む。
驚くほど冷たく、そして人間の力ではないかのような。
苦しくてもがくが、体は相変わらず動かない。
まずい、と思う冷静な自分と、恐怖でパニックを起こしている自分がいる。
(苦しい……)
頸動脈は圧迫されると7秒ほどで意識を失うという。
そのたったの7秒ですら、恐怖と苦しみで支配されると長く感じる。
でも、たったの7秒だ。
意識が薄れるのはあっという間だった。
「だめだよ。彼女は連れて行かないで」
薄れる意識の中で、生温い風が頰を撫でた気がした。
食い込む指が力を失っていき、やがて離れた。
体にかかる女の重さもいつしか消えていった。
部屋に充満したおどろおどろしい淀んだ空気が和らいでいく。
私は、突如として流れ込む酸素に咳き込んだ。
一体何が、と思うも、乱れた息で確認することができない。
柔らかな風が髪を、背中をそっと撫でつける。まるでさすってくれてるかのように。
部屋はまだ肌寒いのに、なんだかお日様の匂いがした。
(優しい匂い)
不思議な感覚だった。
このあたたかさを、私は知っている気がする。
撫で付けるのは風か。
それとも、誰の手なのか。
本当はわかっているのに、現実を受け止めないまま、私の意識は夢の中へと落ちていった。
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