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開店前夜編
第2話 想像以上の収穫
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再度メニューを開き、スキルリストをスクロールしていくと、最下部に新しいスキルが表示されていた。
-異世界転移
「・・・うそだろ!?」
まさかと思いつつ、すぐさまそのスキルの説明を読んだ
-異なる世界へ転移が出来るユニークスキル
・・・そのままでした。ええ
とんでもないスキルを会得してしまった。
オレは暫し呆然と立ち尽くしていた。
数分が経っただろうか。オレはため息にも似た小さい息を吐き、震えた手で目の前にある使用ボタンに指を伸ばした
・・・待てよ?
魔王を倒し、超回復と言うチート級のスキルを会得しただけでなく、神様限定スキルの様な物が手に入るか?
これは何かの罠かもしれない。
説明も簡単で何が起こるかがわからない
本当に転移が出来たとして、好きな世界に自由に転移出来る保証はない。
一度しか使えないスキルの可能性もあるし、転移先の世界が安全と言う保証はない。
例えば、この世界とはシステムが全く違う世界に飛ばされた場合
つまり地球と同じようにステータスの概念がない世界で、その世界のルールに従わなければいけなくなると、最悪はすべてのスキルが使えずにレベル1になり、魔物に殺される可能性もある。
使用するには相当の覚悟を持たなければいけない。
身体は超回復で回復したとはいえ、武器や防具はボロボロでアイテムも心許無い。
万全の準備をした上で、使うべきだろう。
まずは魔王を討伐した事を王様に報告してから、それから考えよう。
スキルリストを閉じメインメニューに戻ると、見慣れない項目があった。
「ん?これはなんだ?・・・徳ポイント」
新しい機能が解放されたみたいだ。
これも魔王を倒した恩恵なのだろうか。
早速徳ポイントをタップすると説明が流れた
-徳ポイントを貯める事により、ポイントに応じたアイテム交換やスキル会得が出来ます。
徳ポイントの項目は
保有ポイント
アイテム交換
スキル取得
使い魔契約
戻る ←
とある。
今の所ポイントは0ですべての項目がグレーアウトされていて、選択が出来ない状態だ。
これは便利そうだ。しかしポイントを手に入れる方法はどうすれば良いのか?
徳って名前の通り、善行を重ねればいいのかもしれないな。
まぁおいおいわかるだろ
何はともあれ魔王を倒した事で十分すぎる報酬を手に入れた。
異世界転移は別にしても、超回復と徳ポイントは、夢のスローライフの大きな助けになってくれるだろう。
将来の期待を胸に、王国への帰路の旅をはじめるのだった。
-異世界転移
「・・・うそだろ!?」
まさかと思いつつ、すぐさまそのスキルの説明を読んだ
-異なる世界へ転移が出来るユニークスキル
・・・そのままでした。ええ
とんでもないスキルを会得してしまった。
オレは暫し呆然と立ち尽くしていた。
数分が経っただろうか。オレはため息にも似た小さい息を吐き、震えた手で目の前にある使用ボタンに指を伸ばした
・・・待てよ?
魔王を倒し、超回復と言うチート級のスキルを会得しただけでなく、神様限定スキルの様な物が手に入るか?
これは何かの罠かもしれない。
説明も簡単で何が起こるかがわからない
本当に転移が出来たとして、好きな世界に自由に転移出来る保証はない。
一度しか使えないスキルの可能性もあるし、転移先の世界が安全と言う保証はない。
例えば、この世界とはシステムが全く違う世界に飛ばされた場合
つまり地球と同じようにステータスの概念がない世界で、その世界のルールに従わなければいけなくなると、最悪はすべてのスキルが使えずにレベル1になり、魔物に殺される可能性もある。
使用するには相当の覚悟を持たなければいけない。
身体は超回復で回復したとはいえ、武器や防具はボロボロでアイテムも心許無い。
万全の準備をした上で、使うべきだろう。
まずは魔王を討伐した事を王様に報告してから、それから考えよう。
スキルリストを閉じメインメニューに戻ると、見慣れない項目があった。
「ん?これはなんだ?・・・徳ポイント」
新しい機能が解放されたみたいだ。
これも魔王を倒した恩恵なのだろうか。
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とある。
今の所ポイントは0ですべての項目がグレーアウトされていて、選択が出来ない状態だ。
これは便利そうだ。しかしポイントを手に入れる方法はどうすれば良いのか?
徳って名前の通り、善行を重ねればいいのかもしれないな。
まぁおいおいわかるだろ
何はともあれ魔王を倒した事で十分すぎる報酬を手に入れた。
異世界転移は別にしても、超回復と徳ポイントは、夢のスローライフの大きな助けになってくれるだろう。
将来の期待を胸に、王国への帰路の旅をはじめるのだった。
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