101 / 335
第3章:雷速姫と迷宮街編
第101話:あだ名
しおりを挟む
「もう勘弁してくれ、本当に」
俺は諸手を挙げて降参の意を示した。
「それは私に少しは興味があると思っていいのかな・・・?」
あかん・・・
あきまへんで・・・
俺は無言で抗議の意思を示してリラを見続けた。
「・・・すまなかった。出来る限り、私の気持ちは推し隠そう」
一々、ジャブ打ってくるな・・・
「はぁ・・・で、俺に何をさせたいんだ?」
「まだその時では無いので、時が来たら話す・・・では駄目だろうか」
そう言ってリラは目だけを俺から逸らし、個室の入口を見た。
あぁ、そう言う事ね
「あぁ、それでいいぜ」
「そうかッ、助かる!嬉しいよ!!」
そう言ってリラは花が咲いた様な明るい表情で笑った。
もう、何がリラの本当の姿なのか分からなくなるなと思いながらも俺は一応言っておいた。
「ただ、内容によるぞ。話を聞いて俺がやりたくないと思ったらやらないからな」
「あぁ、それで構わない。きっとキミなら協力してくれると私は信じている」
どうだかね
話は済んだと、リラは俺に酒と料理を薦めて来たので、俺はそれに従い、追加でワインを注文しようと店員を呼んだ。
店員が来て俺がワインを頼むと、リラも同じものをと頼んでいた。
頼んだワインが来たので二人で改めて今後の協力関係に乾杯した。
隣をふと見ると、いつの間にかドエインが大量の酒を注文してそれをグビグビと呑んでいたが、手元を見ると、小さ目の壺の様な物に入った酒を一人で煽っているのが目に付いた。
この酒、確かめちゃくちゃ強くなかったか?
以前も同じ様な壺に入った酒をナッズか誰かが頼んでいて、それを少し貰った記憶があったが、何を発酵させたのか分からない濁酒の様な酒で、雑味が強いが、アルコール度数も異様に高い物だった気がする。
大丈夫か、こいつ・・・
ヤバそうなドエインを尻目に、俺はリラと酒を酌み交わす。
すると唐突にリラが俺に聞いて来た。
「・・・キミは今、特定の想い人とかは居るのか?」
「は、はぁッ!?居ないし、そんなの!」
余りにも唐突で、予想外の質問に何故か俺ツンツンしちゃう。
俺はリラから目を逸らし、ドエインの方を向きながら少し多めにワインを口に含んだ。
「・・・そうか。なぁ、不死者は、その、生殖活動とか出来るのか・・・?」
「ぶーーーーッ!!!」
「うぉぁいッ!?な、何すんだいきなり!?」
俺は思わぬリラの攻撃に隣に居たドエインの顔に思いっきり口に含んだワインを吹き出してしまった。
「うぉっはッ!ゲホッ!い、いきなり何言い出すんだ!?」
「え、あ、いや、ちょっと気になってしまってな」
そう言ってリラは少し気まずそうにしたが、そんな顔するなら最初から言うなッ!と叫びたかった。
「旦那ッ!酷いぞ、何だいきなり!?」
ドエインは顔を赤らめながら顔に付いたワインを自らの服で拭いて抗議して来た。
「あ、すまんすまん。お前の姉ちゃんがいきなり訳わからん事をほざいてだな・・・」
俺がそう言うと、ドエインは酒がかなり回っているのか、これまでの態度からは想像出来ないくらい強気な態度でリラに絡み出す。
「そうなんだよなぁ。姉貴ってさ、昔っから突然、訳の分からない事とか言い出してさ、俺も兄貴も苦労したよ!」
そう言ってドエインはリラの肩に手を回し、「なぁ?」とか言って、笑っている。
え、おい、大丈夫か・・・?
「いつも苦労してたのは私の方だ・・・毎度毎度私の足を引っ張っていた癖して」
そう言ってリラはドエインの手を払う。
「はぁ!?何言ってくれちゃってんの?姉貴が周りと何っ時も衝突するから俺と兄貴がどれだけ尻拭いしてたか分かってる!?」
「ふんッ!お前達が単に愚図だったと言うだけだろう」
「おいおい、ふざけろよ!?マジで大変だったんだからなッ!とりあえずさー、俺と兄貴には謝ろうよー」
そう言ってドエインはまたリラの肩に手を回した。
居るよねー
酒飲むと気が大きくなっちゃう奴
やだやだ、そんな大人になりたく無いよ僕。とか思いながらも、ドエインがこの後どうなってしまうのかが気になって仕方が無かった。
「触るなッ!愚図がッ!」
リラもヒートアップして来て、再度ドエインの手を跳ね除けるが、先程よりもかなり力強かった。
「痛ッ!相変わらずの馬鹿力だな!」
ドエインは払われた手を擦りながらそう言ったが、途中で何か思い出したのか、ニヤリと笑った。
「そう言えばさ、聞いてくれよ旦那」
「お、おう」
「こんな馬鹿力だからさ、周りから何て呼ばれてたと思う?」
「さ、さぁ・・・」
俺はチラリとリラを見ると、恐ろしいまでの眼力でドエインを睨んでいた。
素面でこの眼を見たら、ドエインは漏らすんじゃないかと思っていると、ドエインはリラの肩をバシバシと叩きながら笑い続けた。
「ゴリラみたいな馬鹿力のリラで、ゴリラッ!!ワハハハハッ!!最っっ高だ―――ろうぉぶぉぉあッッ!!??」
ドエインは最後を言い終わる間際に、リラが放ったバックハンドブローを顎にモロに喰らい、その場で二回転程してドシャリと音を立てて床に崩れ落ちた。
う、うわぁ・・・
床に倒れるドエインを見ると、ピクピクと身体が動いてはいるので、死んではいないかと思いながらも白目を剥いて気絶するドエインの冥福を祈る事にした。
お前、なかなか面白い奴だったぞ
安らかに眠れ
心の中で、なーむーとやっていると、リラが徐に身体を寄せ、右手で俺の左肩をガシリと掴んで言った。
「ハルくん、今の言葉は私の前では絶っっっ対に言わないように」
そう言ってリラは右手の力を強める。
え、痛ッ
「え、言葉ってゴリ―――ぃい痛ッ!あッ、痛い!!」
俺が言ったら必ず死ぬ言葉を口にしてしまう間際で、リラが掴む肩口がメキメキと音を立て始めた為、ごめんなさいを連呼して許しを乞う。
涙ながらに数十回ごめんなさいと言ったところで漸く解放された俺は、絶対にゴリラとは言わない様にしようと心に誓った。
「ギャハハハハハッ!!此奴、完全に延びてるぜ!しかも顎が砕けてらぁ!」
余りにも豪快にゴ・・・いや、リラの攻撃を喰らったドエインがどうなったかを確認に寄って来たナッズは、倒れているドエインの状態を確認して笑い転げていた。
あ、顎砕けてんのか・・・
「ちょっと、治してあげなよ、パトリック・・・」
俺がそう言ってパトリックを見ると、パトリックは気怠そうに此方を見て返した。
「えー?嫌だよ。もう少し飲みたいしー」
「い、いや、顎が砕けてんのは流石に可哀想だろ・・・」
「大丈夫だよー、明日治す。明日」
パトリックはそう言って手をヒラヒラさせて拒否をした。
パトリックも酒飲むと結構人格が変わるんだな・・・
等と思いつつ、流石に可哀想だと明莉に治して貰えないかと思い、明莉の方を見た。
んげぇぇぁッ!?
またその顔!?
俺が明莉の方を向くと、事前に話の流れから自分に白羽の矢が立つと分かっていたのかは分からないが、あの恐怖の表情をしながら俺を見ていた。
怖いって!怖いって!!
もうドエイン何てどうでもいいよ!
俺はドエインを諦め、恐怖や色々な感情を押し流すかの様に、酒を飲み直した。
結局、どれくらい飲んだ時だろうか、急に記憶と意識がフワフワとし始めたのに気付いた時には何もかもが全て遅かった。
ゴリラってこの世界にも居るんだなぁ・・・
もうどうでもいいか・・・
俺は諸手を挙げて降参の意を示した。
「それは私に少しは興味があると思っていいのかな・・・?」
あかん・・・
あきまへんで・・・
俺は無言で抗議の意思を示してリラを見続けた。
「・・・すまなかった。出来る限り、私の気持ちは推し隠そう」
一々、ジャブ打ってくるな・・・
「はぁ・・・で、俺に何をさせたいんだ?」
「まだその時では無いので、時が来たら話す・・・では駄目だろうか」
そう言ってリラは目だけを俺から逸らし、個室の入口を見た。
あぁ、そう言う事ね
「あぁ、それでいいぜ」
「そうかッ、助かる!嬉しいよ!!」
そう言ってリラは花が咲いた様な明るい表情で笑った。
もう、何がリラの本当の姿なのか分からなくなるなと思いながらも俺は一応言っておいた。
「ただ、内容によるぞ。話を聞いて俺がやりたくないと思ったらやらないからな」
「あぁ、それで構わない。きっとキミなら協力してくれると私は信じている」
どうだかね
話は済んだと、リラは俺に酒と料理を薦めて来たので、俺はそれに従い、追加でワインを注文しようと店員を呼んだ。
店員が来て俺がワインを頼むと、リラも同じものをと頼んでいた。
頼んだワインが来たので二人で改めて今後の協力関係に乾杯した。
隣をふと見ると、いつの間にかドエインが大量の酒を注文してそれをグビグビと呑んでいたが、手元を見ると、小さ目の壺の様な物に入った酒を一人で煽っているのが目に付いた。
この酒、確かめちゃくちゃ強くなかったか?
以前も同じ様な壺に入った酒をナッズか誰かが頼んでいて、それを少し貰った記憶があったが、何を発酵させたのか分からない濁酒の様な酒で、雑味が強いが、アルコール度数も異様に高い物だった気がする。
大丈夫か、こいつ・・・
ヤバそうなドエインを尻目に、俺はリラと酒を酌み交わす。
すると唐突にリラが俺に聞いて来た。
「・・・キミは今、特定の想い人とかは居るのか?」
「は、はぁッ!?居ないし、そんなの!」
余りにも唐突で、予想外の質問に何故か俺ツンツンしちゃう。
俺はリラから目を逸らし、ドエインの方を向きながら少し多めにワインを口に含んだ。
「・・・そうか。なぁ、不死者は、その、生殖活動とか出来るのか・・・?」
「ぶーーーーッ!!!」
「うぉぁいッ!?な、何すんだいきなり!?」
俺は思わぬリラの攻撃に隣に居たドエインの顔に思いっきり口に含んだワインを吹き出してしまった。
「うぉっはッ!ゲホッ!い、いきなり何言い出すんだ!?」
「え、あ、いや、ちょっと気になってしまってな」
そう言ってリラは少し気まずそうにしたが、そんな顔するなら最初から言うなッ!と叫びたかった。
「旦那ッ!酷いぞ、何だいきなり!?」
ドエインは顔を赤らめながら顔に付いたワインを自らの服で拭いて抗議して来た。
「あ、すまんすまん。お前の姉ちゃんがいきなり訳わからん事をほざいてだな・・・」
俺がそう言うと、ドエインは酒がかなり回っているのか、これまでの態度からは想像出来ないくらい強気な態度でリラに絡み出す。
「そうなんだよなぁ。姉貴ってさ、昔っから突然、訳の分からない事とか言い出してさ、俺も兄貴も苦労したよ!」
そう言ってドエインはリラの肩に手を回し、「なぁ?」とか言って、笑っている。
え、おい、大丈夫か・・・?
「いつも苦労してたのは私の方だ・・・毎度毎度私の足を引っ張っていた癖して」
そう言ってリラはドエインの手を払う。
「はぁ!?何言ってくれちゃってんの?姉貴が周りと何っ時も衝突するから俺と兄貴がどれだけ尻拭いしてたか分かってる!?」
「ふんッ!お前達が単に愚図だったと言うだけだろう」
「おいおい、ふざけろよ!?マジで大変だったんだからなッ!とりあえずさー、俺と兄貴には謝ろうよー」
そう言ってドエインはまたリラの肩に手を回した。
居るよねー
酒飲むと気が大きくなっちゃう奴
やだやだ、そんな大人になりたく無いよ僕。とか思いながらも、ドエインがこの後どうなってしまうのかが気になって仕方が無かった。
「触るなッ!愚図がッ!」
リラもヒートアップして来て、再度ドエインの手を跳ね除けるが、先程よりもかなり力強かった。
「痛ッ!相変わらずの馬鹿力だな!」
ドエインは払われた手を擦りながらそう言ったが、途中で何か思い出したのか、ニヤリと笑った。
「そう言えばさ、聞いてくれよ旦那」
「お、おう」
「こんな馬鹿力だからさ、周りから何て呼ばれてたと思う?」
「さ、さぁ・・・」
俺はチラリとリラを見ると、恐ろしいまでの眼力でドエインを睨んでいた。
素面でこの眼を見たら、ドエインは漏らすんじゃないかと思っていると、ドエインはリラの肩をバシバシと叩きながら笑い続けた。
「ゴリラみたいな馬鹿力のリラで、ゴリラッ!!ワハハハハッ!!最っっ高だ―――ろうぉぶぉぉあッッ!!??」
ドエインは最後を言い終わる間際に、リラが放ったバックハンドブローを顎にモロに喰らい、その場で二回転程してドシャリと音を立てて床に崩れ落ちた。
う、うわぁ・・・
床に倒れるドエインを見ると、ピクピクと身体が動いてはいるので、死んではいないかと思いながらも白目を剥いて気絶するドエインの冥福を祈る事にした。
お前、なかなか面白い奴だったぞ
安らかに眠れ
心の中で、なーむーとやっていると、リラが徐に身体を寄せ、右手で俺の左肩をガシリと掴んで言った。
「ハルくん、今の言葉は私の前では絶っっっ対に言わないように」
そう言ってリラは右手の力を強める。
え、痛ッ
「え、言葉ってゴリ―――ぃい痛ッ!あッ、痛い!!」
俺が言ったら必ず死ぬ言葉を口にしてしまう間際で、リラが掴む肩口がメキメキと音を立て始めた為、ごめんなさいを連呼して許しを乞う。
涙ながらに数十回ごめんなさいと言ったところで漸く解放された俺は、絶対にゴリラとは言わない様にしようと心に誓った。
「ギャハハハハハッ!!此奴、完全に延びてるぜ!しかも顎が砕けてらぁ!」
余りにも豪快にゴ・・・いや、リラの攻撃を喰らったドエインがどうなったかを確認に寄って来たナッズは、倒れているドエインの状態を確認して笑い転げていた。
あ、顎砕けてんのか・・・
「ちょっと、治してあげなよ、パトリック・・・」
俺がそう言ってパトリックを見ると、パトリックは気怠そうに此方を見て返した。
「えー?嫌だよ。もう少し飲みたいしー」
「い、いや、顎が砕けてんのは流石に可哀想だろ・・・」
「大丈夫だよー、明日治す。明日」
パトリックはそう言って手をヒラヒラさせて拒否をした。
パトリックも酒飲むと結構人格が変わるんだな・・・
等と思いつつ、流石に可哀想だと明莉に治して貰えないかと思い、明莉の方を見た。
んげぇぇぁッ!?
またその顔!?
俺が明莉の方を向くと、事前に話の流れから自分に白羽の矢が立つと分かっていたのかは分からないが、あの恐怖の表情をしながら俺を見ていた。
怖いって!怖いって!!
もうドエイン何てどうでもいいよ!
俺はドエインを諦め、恐怖や色々な感情を押し流すかの様に、酒を飲み直した。
結局、どれくらい飲んだ時だろうか、急に記憶と意識がフワフワとし始めたのに気付いた時には何もかもが全て遅かった。
ゴリラってこの世界にも居るんだなぁ・・・
もうどうでもいいか・・・
0
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説
魔法使いと彼女を慕う3匹の黒竜~魔法は最強だけど溺愛してくる竜には勝てる気がしません~
村雨 妖
恋愛
森で1人のんびり自由気ままな生活をしながら、たまに王都の冒険者のギルドで依頼を受け、魔物討伐をして過ごしていた”最強の魔法使い”の女の子、リーシャ。
ある依頼の際に彼女は3匹の小さな黒竜と出会い、一緒に生活するようになった。黒竜の名前は、ノア、ルシア、エリアル。毎日可愛がっていたのに、ある日突然黒竜たちは姿を消してしまった。代わりに3人の人間の男が家に現れ、彼らは自分たちがその黒竜だと言い張り、リーシャに自分たちの”番”にするとか言ってきて。
半信半疑で彼らを受け入れたリーシャだが、一緒に過ごすうちにそれが本当の事だと思い始めた。彼らはリーシャの気持ちなど関係なく自分たちの好きにふるまってくる。リーシャは彼らの好意に鈍感ではあるけど、ちょっとした言動にドキッとしたり、モヤモヤしてみたりて……お互いに振り回し、振り回されの毎日に。のんびり自由気ままな生活をしていたはずなのに、急に慌ただしい生活になってしまって⁉ 3人との出会いを境にいろんな竜とも出会うことになり、関わりたくない竜と人間のいざこざにも巻き込まれていくことに!※”小説家になろう”でも公開しています。※表紙絵自作の作品です。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界でもプログラム
北きつね
ファンタジー
俺は、元プログラマ・・・違うな。社内の便利屋。火消し部隊を率いていた。
とあるシステムのデスマの最中に、SIer の不正が発覚。
火消しに奔走する日々。俺はどうやらシステムのカットオーバの日を見ることができなかったようだ。
転生先は、魔物も存在する、剣と魔法の世界。
魔法がをプログラムのように作り込むことができる。俺は、異世界でもプログラムを作ることができる!
---
こんな生涯をプログラマとして過ごした男が転生した世界が、魔法を”プログラム”する世界。
彼は、プログラムの知識を利用して、魔法を編み上げていく。
注)第七話+幕間2話は、現実世界の話で転生前です。IT業界の事が書かれています。
実際にあった話ではありません。”絶対”に違います。知り合いのIT業界の人に聞いたりしないでください。
第八話からが、一般的な転生ものになっています。テンプレ通りです。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめてになります。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
世界⇔異世界 THERE AND BACK!!
西順
ファンタジー
ある日、異世界と行き来できる『門』を手に入れた。
友人たちとの下校中に橋で多重事故に巻き込まれたハルアキは、そのきっかけを作った天使からお詫びとしてある能力を授かる。それは、THERE AND BACK=往復。異世界と地球を行き来する能力だった。
しかし異世界へ転移してみると、着いた先は暗い崖の下。しかも出口はどこにもなさそうだ。
「いや、これ詰んでない? 仕方ない。トンネル掘るか!」
これはRPGを彷彿とさせるゲームのように、魔法やスキルの存在する剣と魔法のファンタジー世界と地球を往復しながら、主人公たちが降り掛かる数々の問題を、時に強引に、時に力業で解決していく冒険譚。たまには頭も使うかも。
週一、不定期投稿していきます。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。
~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活~
クラゲ散歩
ファンタジー
よく 1人か2人で 異世界に召喚や転生者とか 本やゲームにあるけど、実際どうなのよ・・・
それに 町ごとってあり?
みんな仲良く 町ごと クリーン国に転移してきた話。
夢の中 白猫?の人物も出てきます。
。
異世界に追放されました。二度目の人生は辺境貴族の長男です。
ファンタスティック小説家
ファンタジー
科学者・伊介天成(いかい てんせい)はある日、自分の勤める巨大企業『イセカイテック』が、転移装置開発プロジェクトの遅延を世間にたいして隠蔽していたことを知る。モルモットですら実験をしてないのに「有人転移成功!」とうそぶいていたのだ。急進的にすすむ異世界開発事業において、優位性を保つために、『イセカイテック』は計画を無理に進めようとしていた。たとえ、試験段階の転移装置にいきなり人間を乗せようとも──。
実験の無謀さを指摘した伊介天成は『イセカイテック』に邪魔者とみなされ、転移装置の実験という名目でこの世界から追放されてしまう。
無茶すぎる転移をさせられ死を覚悟する伊介天成。だが、次に目が覚めた時──彼は剣と魔法の異世界に転生していた。
辺境貴族アルドレア家の長男アーカムとして生まれかわった伊介天成は、異世界での二度目の人生をゼロからスタートさせる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる