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第二章 大学生活
第8話 泥酔
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大学に通い始めてから、2ヶ月が経った。俺の研究は壁にぶつかっていて、研究が全く進まないので最近は早く帰ることが出来てしまう。
そんなつまらない日常のうちのとある日だった。いつもどおりに帰宅すると、いつもは居る蓮がいなかった。
時刻は午後5時。まだ帰っていないのか、それとも買い物か何かにでかけたのだろう。
俺も最初は全く心配はしていなかった。
午後8時半
「鈴の奴。どこをほっ付き歩いているんだ?」
俺は今までに6度ほど蓮にメールを送っているが、一度も返信はない。
最近はゼミの仲間や、サークルのメンバーと遊んだりしているようだから、今日もそのたぐいなのだろうか…
とても心配になる。
午後11時
遅い。遅すぎる。いくら18歳の青年だとはいえ鈴のことだ。俺にメールの一通も入れずにここまでの長時間出歩くことは今までにほとんど無かったので、いよいよ事件に巻き込まれたのではないかと言う焦りが浮かんできた。
「よし。次鈴が電話に出なかったら、警察に相談しよう。」
と決心して、本日10回目の鈴への電話をかける。
しかし、今回も鈴は出ることがなかったため、警察に電話をしてみようとしたときだった。
「ガチャ」
と音を立てて、自宅の扉が開くのがわかった。
俺は鈴の帰宅だと確信し、座っていたソファを飛び出した。
そして、玄関で俺が見たのは、泥酔しきって起きているのがやっとの鈴の姿であった。
「鈴!!」
俺は怒鳴りつけてしまった。
そんなつまらない日常のうちのとある日だった。いつもどおりに帰宅すると、いつもは居る蓮がいなかった。
時刻は午後5時。まだ帰っていないのか、それとも買い物か何かにでかけたのだろう。
俺も最初は全く心配はしていなかった。
午後8時半
「鈴の奴。どこをほっ付き歩いているんだ?」
俺は今までに6度ほど蓮にメールを送っているが、一度も返信はない。
最近はゼミの仲間や、サークルのメンバーと遊んだりしているようだから、今日もそのたぐいなのだろうか…
とても心配になる。
午後11時
遅い。遅すぎる。いくら18歳の青年だとはいえ鈴のことだ。俺にメールの一通も入れずにここまでの長時間出歩くことは今までにほとんど無かったので、いよいよ事件に巻き込まれたのではないかと言う焦りが浮かんできた。
「よし。次鈴が電話に出なかったら、警察に相談しよう。」
と決心して、本日10回目の鈴への電話をかける。
しかし、今回も鈴は出ることがなかったため、警察に電話をしてみようとしたときだった。
「ガチャ」
と音を立てて、自宅の扉が開くのがわかった。
俺は鈴の帰宅だと確信し、座っていたソファを飛び出した。
そして、玄関で俺が見たのは、泥酔しきって起きているのがやっとの鈴の姿であった。
「鈴!!」
俺は怒鳴りつけてしまった。
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