楽しく読ませて頂きましたo(^o^)oありがとうございますm(_ _)m

優しいざまぁ甘すぎない恋愛好ましく良かった。

ヒスイさんとの時間を奪われたくないからと全力全開 最高速でのダンジョン攻略とは……。
本当にヨイチさんはヒスイさんが大好きなのですね、愛の力ってすごいです。皆でいつまでも仲良く幸せに、と願ってしまいました。

どろどろから始まった職場事情、最後のキュアンさんとアトワさんの恋愛成就で何かほっこりした読後となりました。

４章６話 稀代の虚言者 の時点辺りでの出来事ですな。 ヨイチさんやヒスイさんたちの関係者の無事ばかり願っていて、殺害された挙げ句に家を荒らされた貴族の被害者たちについては、気の毒だなと感じる程度でしたけれど。
不東氏のような闇墜ちにもなりたくないですが、自分以外の人々を傷付けて犯罪者に成り下がり 助けてくれる人もなく孤独に死ぬ、その死を誰も悲しんでくれなかったミネアーチ氏たちのようにはなりたくないですね。本当に気をつけたいものです。

めでたしめでたしですね。世界全体に変化をもたらすとか魔道具などの技術レベルに革命を引き起こすとかではなく、自分の手の届く範囲の人たちを愛して助けて守って一緒に幸せになるだけでも十分なのかもしれませんね。
このタイミングでの、ファウラさんの正体と求愛には驚かされました。結果的にヨイチさんとヒスイさんの絆の強さを確かめる事になってしまいましたが。でも、アオミさんと良きパートナー関係となられたようで一安心。皆この世界で前向きに命を全うされるのでしょうな。
１国の王になるとかハーレムを作るとか技術チートで大富豪になるとか 敵対した同級生にざまぁするとか の 異世界テンプレからは外れていましたけれど、生きるのに厳しい環境でも優しさを忘れない人たちの住む世界が有って良かったと思います。

まずはヨイチさんとヒスイさんにおめでとうございます、ですね。ニヤニヤしていた皆さんに倣う気分。そして、再会出来る事を信じてエルドさんを送ったヨイチさんの心中を察してちょっと悩んでみたり。 不東氏の扱いについては当事者だけがその正統性を論じる資格があるように思えて、判断が難しいなと。罪を本当に悔い改めたのか？は心を読める能力でもない限り判定出来ませんし。 もう誰も怒りや憎しみを原動力に行動する事になるイベントに巻き込まれないと良いですな。不東氏をも含めて。

結局創造主と人間の間には 相手を理解しようとしても越えられない溝が有るのでしょうな。
ヨイチさんが代表して関係した人々の待遇を決めるのではなく、皆で会議して決議出来たのはとても良い事だと感じました。
さらに想定外だったのがヨイチさんがエルドさんに力を返還する決断をされた事でした。仲間たちと同じ時間 同じ寿命を生きていこうとする決意の表れのようにも思えましたが。

いろいろな神話とか伝承とか読んでいて思うのは、神様というのは悪意を持つ存在が好き勝手に暴れまわって被害が大きくなってからノコノコ出てくる事が多いなと。 人間に自らの力を見せつけるための演出とか、人間の自主性の尊重とか、自由な言動の権利を妨げないとか、介入しない理由はいろいろあるのでしょうけれど。
この世界の創造者と呼ばれる存在がまともな方である事を願ってしまいますね。ヨイチさんが無事帰還出来たという描写に安心してしまったり。
エルドさんのように合理的・超現実的に判断出来れば、自分も苦悩せずに生きられるのだろうなと。 ちょっとでもポジティブに考えるようにしたいですね。

ヨイチさん、良い仲間・友だちを持たれましたな。一時期は対立していたのが嘘のよう。でも、そうした衝突を経験したからこそ、「ヨイチさんは怒りを向ける先を間違えない」との信頼に繋がったのかもしれませんね。
圧倒的な力を持ちながら恐怖や嫌悪を抱かれるだけのマグと、仲間から慕われ続けているヨイチさんとの違いの理由を考えていたら やはり今までの他者との関わり方 その蓄積の結果だろうなと。外見だけよくても性格の悪さはカバー出来ないものですね、マグは隠そうともしませんでしたが。 猫を十重二十重にも被っていれば違う未来もあったかもしれないのに。

モヤモヤしていたけれど、ヒスイさんの理由や想いの根源を理解出来たのは良かったです。
ヨイチさんもヤツに対抗出来る力を手に出来ていたようで一安心。 平穏な日常を取り戻せる事を願います。 どのように決着をつけるのか興味深いです。

エルドさん、どう言い繕っても不遇な経験をされて、世界に対する憎しみや絶望を抱いて行動してもおかしくないのに、ヨイチさんに今まで蓄えてきたとも言える力も命をも全て与えるという心境に至ったのは何故なのでしょうな。
力に溺れて悪影響を周りに及ぼす存在に成り下がった同類を見ていたからですかね？
何にせよヨイチさんと共に最後まで見届けて頂きたいですね。

信じて待つ・あえて何もしないというのも信頼の表れなのですな。 それにしてもヤツの性格の悪さが目につくのがむかむかしてしまいます。守るべき人間を脅して怯えさせている割に 魔物の１匹すら討伐していないのですよね。むしろ言動だけ見るならば「人型の魔物」と区別出来ないような。地上でここまで好き勝手に介入しているのならば、大義のために自らの手を汚して働けば良いのに。 自分の手は汚したくないというタイプなのでしょうか？

アオミさんもジストさんも力の無さを言い訳にして逃げたり隠れたりしてもおかしくないのにそうせずに、自分に出来る精一杯を行い 自分の欠点を直視して生き方を改めようとされてますな。
悪霊の影響を受けていた頃とは異なる積極的かつイケメンな言動が眩しく見えたり。

「矜持」ですか……。皆さん心というか魂が強いのですね。 支配者階級の者たちの浅ましさと比べると、金銭的や財産的には貧しくとも、感謝の念や助け合いの念を持っているこの人たちの方が高潔で、物質的とは違う意味で富んでいるように見えます。 神だとか天使だとか呼ばれる存在にとっては、こうした美しい魂の方が価値が有りそうな気がするのですけれど。
ジストさんたちの頑張る姿に励まされた気分です。彼らにもいつか良い出会いがあることを願ってしまいました。

情けは人の為ならず なのですかね、このザクロさんの食料支援も。そして現れたヤツを見て 「うっわー」と思ったり。本当にヨイチさんの関係者の居場所を巡ってきたのですね。どうやらヨイチさんたちの対策準備の方が間に合ったようで良かったです。ヤツの独り言が嘘でなければヤツと対立する存在がいて今はそちらが主導権を握っているようにも取れますな。接触して共闘なり ヤツを牽制なりしてもらう事が出来ると良いのですけれど。

言っている事は理解出来ますけれど、上から目線かつ人間を家畜扱いするような言動とヨイチさんへの行いには反発や嫌悪感しか感じませんな。こんなのが世界の管理者側だから 拉致被害者が多発し、肉体を失ってでも人を害し続ける存在がのさばっていたのでしょうね。 でも、反感はともかく最強のヨイチさんでも対抗出来ないとなると、面従腹背するしかないのですかね？ ヨイチさんの大事な人たちが人質にされる可能性も有るでしょうし。どうするのが正解なのでしょう？

不東氏がどうなるのか？とは思っていましたが、同郷の人たちが介護兼監視すると聞いて、安心したり、もう一方でそれで良いのかとも思ってしまったり。でも、彼の場合は弱体化したままで生き続ける方が刑罰になるのか？とも。 ヨイチさんと彼らの会話でも温情故の介護ではないと感じましたし。 自分にはどう工夫しても無理なので、その決断が出来る人たちは尊敬するしかないですね。
「調律者」という新たな脅威については、問題解決のために何もしなかった存在が ようやく事件解決した後に 今さらノコノコ現れて 犯罪者ではなく解決の立役者を罰するのか？という印象ですね。 そもそもヨイチさんたちは拉致の被害者でも有りますし。 ヨイチさんたちが世の中を混乱させたりなど自分勝手な生き方をしないのであれば、平穏な生活を送らせて欲しいですね。

悩ましいですね、人が人を裁くのって。誰かがその責任を必ず果たさなければならない訳で、今回の件ではその座がヨイチさんに回ってきてしまったと。その責務の重さは聖女様たちや聖獣さんたちに癒して頂きたいですな。
「莫人」や「補正」系の称号のデバフ効果がとても興味深かったです。不東氏が自分のステータスとか称号の効果を何らかの機会に確認出来ていれば、途中で進路修正出来たかもしれませんね。 他のメンバーが自分の生き方を見直してリスタート出来た分、余計にそう感じるような。全ては自己責任かつ因果応報ではあるのですけれど。

不東氏にも一応それなりに戦う理由はあったのですね。正直、器小さいな とか、贅沢言うなとか感じましたが。 今話でいちばん驚いたのがヒスイさんを守るために、おかみさんが危険を覚悟の上で囮になった事でしょうか。出会ってからのヒスイさんの言動やヨイチさんの実力への信頼あってだとは思いますけれど。戦闘力は全く無くても今話の登場人物の中で いちばん強い のではないか？なんて思ってしまいました。

いやはや 今まで不思議だった事が一気に解決していったような。お二人のラブラブな関係の揺るがぬ証拠を見せつけられて ニヤニヤしております。
本格的に闇墜ちした不東氏は聖女の愛を得られなかった不完全な勇者だったのですな。今となっては本当に勇者だったのかも怪しいような。
何にせよ本物の勇者と聖女で力を合わせて、襲撃を返り討ちして頂きたいものです。

人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちろ、という気分です。 ヨイチさんや聖獣さんたちが異常に気付いて適切に対処してくれると信じております。

ヨイチさんの対処で娘さんたちを狙う黒幕が早々に排除されたようで何より。ヒスイさんからも添い寝や告白までもされましたし。当分は穏やかな日々が戻ると信じたいですね。不東氏の問題が具体的に影響してくるまでは。

おめでとうございます、と思いつつも 意外だなという気持ちもまだ消えていなかったり。丁寧語になっているヨイチさんの述懐で、２人は恋愛ではなく家族愛のような関係なのか、と今さら気付かされましたが。 家族の形っていろいろとあるものなのですな。

タイトルから今度は不東氏が侵食されたのか？なんて思っていたら そっちの方でしたか……。これはさすがに想定外。イネアルさんの言葉に対してローズさんご自身はどのように考えているのでしょうね？

もしかして並の騎士団員より
王様付メイドさんの方が強かったりして