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冒険に出掛けるまでのお話
勇者の息子が勇者とは限らない
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今日は僕の18歳のパーティだ。
ユースも来るらしくワクワクしながらメイドに服を着せてもらう。
いつもは下ろしたまんまのショートヘアーの髪型もワックスで片方だけ固められ、耳に掛けることによってアシンメトリーな感じだ。
コンコンっとノックの音がする。
「ネム。入ってもいいかい?」
「いいよ!」
兄様だ。
兄様もいつも通りかっこいい格好をしている。
「髪型が変わると随分大人っぽく見えるね。」
「ほんとぉ!?嬉しい!」
「…ほんと今すぐ食べたいぐらい。」
「…食べる?お腹すいたの?」
そんなに兄様って食いしん坊だったっけ?
「そうだね、お腹が空いたから早く馬車に行こうか。」
「?…うん。」
メイドがすごいスピードで去ったあと、兄様は僕の手を引いて会場に向かうための馬車まで手を引いてくれる。
父様は国王だからすごい豪華な馬車に乗るようだ。
僕は成人したばっかりで馬車は持っていないので兄様の馬車に乗る。
「あっユースだ!」
遠くからユースとユースの父親が歩いてきた。
ユースの父親は父様の馬車に、ユースは兄様と僕の馬車に乗るらしい。
「…聞いてませんよ、父上。」
「別に馬車に乗せてやるぐらいいいだろう。」
何故か父様と兄様がピリピリしている。
「兄様!ユースのことも乗せてあげてよ!3人のほうが楽しいでしょ!」
「うっ…」
兄様が馬車に乗ることを許可してくれたので3人で乗ることになった。
兄様、僕、ユースの順に座る。
ユースは最初こそ緊張していたが、今はリラックスしてあくびを溢している。
「…仮にも次期国王の前で、よくそんな態度を取れるね?」
「次期国王ってだけで国王ってわけじゃないだろ。
ネムが国王になる可能性だってあるんだ。」
「それって僕が王位を継げない状態、つまり死ぬことを意味するんだけど分かってる?」
「ふっ…死ななくたって国民から選ばれなければお前は国王にはなれないだろ。」
え?なにこのピリピリした空気は…。
「…っ貴方って人は!!」
兄様が立ち上がろうとしたときポロポロと涙が出てくる。
それに二人は気づいたようで目を見開きこちらに顔を寄せる。
「おい、どうした…?」
「ネム、どうかしましたか?お腹がいたいんですか?」
「…どうして、喧嘩…するの…?僕…2人に仲良くしてほしいよ…。」
ポロポロと涙が止まらず、2人は慌てて僕の目から流れる涙を指ですくう。
「…ネム、私達は仲いいですよ?」
「そ、そうだぞ。」
「…ほんとに?」
「ええ、本当です。」
「あ、あぁ。」
「…じゃあハグできる?仲直りのハグ。」
兄様とユースが僕を挟んでハグをした。
「ほら、できたでしょう?」
「…だから泣くな。」
そのまま2人にぎゅっとされたまま景色を楽しむこともなく、会場についてしまった。
2人に手を引かれ馬車を降りる。
ユースとユースの父親は別から入るらしく、ここでお別れだ。
「よかった…目は腫れてないですね。」
兄様が目元を親指で撫でてくれる。
僕達は父様と一緒に会場に入る。
兄様の真似をして優しく微笑みながら歩くとみんながこっちを見て顔を赤くしていた。
父様がステージに立ち、集まってくれた皆さんに挨拶をしている。
僕も名前を呼ばれお辞儀したりはしたが、直接話すことはなかった。
ユースも18歳ということであちらこちらに挨拶回りさせられてるなぁ。
僕の場合、行かなくても沢山人が来るから休憩できなくて疲れる…。
人見知りしない方とはいえ、この人数は流石に…。
パーティも半ばで、辺りは暗く星がきれいに輝き始めた頃。
僕は1人で会場を抜け出し、空を眺めていた。
キレイな星…。
冒険に出たら、野宿とかもするのかな…?
「うーん…冒険したいけど…1人で出来るのかな…。」
僕がそう呟いたとき、ガサガサと奥の草木が揺れる。
な、なに…?
「…いたぞ!捕らえろ!!」
「…え、なにっ…」
僕達の兵は白い鎧だが、黒い鎧を着た兵士たちが僕を囲む。
「…ネム・ローズだな?…一緒に来てもらおう。」
「やだ…!なに!放して!!」
僕がそう叫んでも、聞く耳は全く持たず、体を地面に押さえつけられる。
「…静かにしろ!!」
布で口を塞がれる。
い、意識が遠のいて…。
僕は霞む視界の中ゆっくりと瞼を閉じた。
…ぁれ…ここは…?
ポタポタと音が聞こえ、目を開ける。
足元には赤黒い文字で魔法陣のようなものが描かれている。
…これ、もしかして血…!?
「…ひっ!」
俺が怯えて動くと、お尻が床と擦れる。
「んっ…ぇ…!僕、服着てない!?」
「…お目覚めですか?」
僕が驚く声で起きたことがわかったのか、黒髪に赤い目をした背の高い男性がいつの間にか、この暗い部屋に入ってきていた。
兄様もユースもかっこいいけどこのお兄さんもとてもかっこいい。
状況も忘れポーっとしてしまう。
「ふふっ…相変わらずこの顔がお好きなのですね…?」
んえ…?相変わらず…?
「あれ、まだ思い出せませんか?」
「な、何を…?」
「…酷いですね、あんなにも愛し合ってたのに…。」
「あ、愛し…合う…?」
「ええ、恋人のように愛し合っていましたよ。」
目の前の黒髪赤目のかっこいい人はそう言って妖艶に微笑む。
「ああ、同じことをすれば思い出しますかね…。」
そう言って微笑みながら僕を抱きしめるとそのままお尻を両手で鷲掴む。
「…あぅっ…!」
上下に円を描くように揉みしだかれる。
「…ぁっ…ぁんっ…ゃだ…やめ、て…ぅっ…!」
笑顔なお兄さんにちゅっと唇で口を塞がれる。
息ができなくなり、口を開けるとその瞬間に舌が入ってくる。
「…んんんっ…ぅんっ…ぁん…んぅ…!」
お兄さんは僕のお尻の間に中指を入れてお尻の穴に指をゆっくりと差し入れる。
「…ぇ…そんな、とこ…汚いぃ…んぁ…!」
「ふふっ…さすがですね、一般人では慣らさないといけませんが、貴方様のはすでに濡れていて慣らさずにでも私のを入れられる…!」
嬉しそうに僕のお尻の穴に入れた指の本数を増やしていく。
「…4本も入りました…すごいですね…。」
「う、嘘だ…。」
「嘘じゃないですよ?ほら見てください。」
そう言いながらも、うにゃうにゃと動くお兄さんの指が僕のお尻の奥の何かをコリッと掠める。
「…ひぁあァッ!?」
「あ…前立腺、ここですね…?」
ごりっ…ごりっ…ごりっ…ごりっ…
「ぁあっ…ァん…やぁんっ…ァァあっ…お、にい、さぁん…ぁ…んぅ…!」
ごりゅっ!ごりゅっ!ごりゅっ!ごりゅっ!ごりゅっ!
「ぁぁあんっ!!おかしくなりゅぅぅうぅうっ!!!おかしくなっちゃうぅぅううう!!!」
思わず仰け反る僕の腰を支えて抱きしめてくる。
耳元に近づかれたかと思うと、吐息混じりの声で囁かれる。
「…っ…まだ思い出せませんか…?ネム殿…いや、魔王様?」
…え?
ユースも来るらしくワクワクしながらメイドに服を着せてもらう。
いつもは下ろしたまんまのショートヘアーの髪型もワックスで片方だけ固められ、耳に掛けることによってアシンメトリーな感じだ。
コンコンっとノックの音がする。
「ネム。入ってもいいかい?」
「いいよ!」
兄様だ。
兄様もいつも通りかっこいい格好をしている。
「髪型が変わると随分大人っぽく見えるね。」
「ほんとぉ!?嬉しい!」
「…ほんと今すぐ食べたいぐらい。」
「…食べる?お腹すいたの?」
そんなに兄様って食いしん坊だったっけ?
「そうだね、お腹が空いたから早く馬車に行こうか。」
「?…うん。」
メイドがすごいスピードで去ったあと、兄様は僕の手を引いて会場に向かうための馬車まで手を引いてくれる。
父様は国王だからすごい豪華な馬車に乗るようだ。
僕は成人したばっかりで馬車は持っていないので兄様の馬車に乗る。
「あっユースだ!」
遠くからユースとユースの父親が歩いてきた。
ユースの父親は父様の馬車に、ユースは兄様と僕の馬車に乗るらしい。
「…聞いてませんよ、父上。」
「別に馬車に乗せてやるぐらいいいだろう。」
何故か父様と兄様がピリピリしている。
「兄様!ユースのことも乗せてあげてよ!3人のほうが楽しいでしょ!」
「うっ…」
兄様が馬車に乗ることを許可してくれたので3人で乗ることになった。
兄様、僕、ユースの順に座る。
ユースは最初こそ緊張していたが、今はリラックスしてあくびを溢している。
「…仮にも次期国王の前で、よくそんな態度を取れるね?」
「次期国王ってだけで国王ってわけじゃないだろ。
ネムが国王になる可能性だってあるんだ。」
「それって僕が王位を継げない状態、つまり死ぬことを意味するんだけど分かってる?」
「ふっ…死ななくたって国民から選ばれなければお前は国王にはなれないだろ。」
え?なにこのピリピリした空気は…。
「…っ貴方って人は!!」
兄様が立ち上がろうとしたときポロポロと涙が出てくる。
それに二人は気づいたようで目を見開きこちらに顔を寄せる。
「おい、どうした…?」
「ネム、どうかしましたか?お腹がいたいんですか?」
「…どうして、喧嘩…するの…?僕…2人に仲良くしてほしいよ…。」
ポロポロと涙が止まらず、2人は慌てて僕の目から流れる涙を指ですくう。
「…ネム、私達は仲いいですよ?」
「そ、そうだぞ。」
「…ほんとに?」
「ええ、本当です。」
「あ、あぁ。」
「…じゃあハグできる?仲直りのハグ。」
兄様とユースが僕を挟んでハグをした。
「ほら、できたでしょう?」
「…だから泣くな。」
そのまま2人にぎゅっとされたまま景色を楽しむこともなく、会場についてしまった。
2人に手を引かれ馬車を降りる。
ユースとユースの父親は別から入るらしく、ここでお別れだ。
「よかった…目は腫れてないですね。」
兄様が目元を親指で撫でてくれる。
僕達は父様と一緒に会場に入る。
兄様の真似をして優しく微笑みながら歩くとみんながこっちを見て顔を赤くしていた。
父様がステージに立ち、集まってくれた皆さんに挨拶をしている。
僕も名前を呼ばれお辞儀したりはしたが、直接話すことはなかった。
ユースも18歳ということであちらこちらに挨拶回りさせられてるなぁ。
僕の場合、行かなくても沢山人が来るから休憩できなくて疲れる…。
人見知りしない方とはいえ、この人数は流石に…。
パーティも半ばで、辺りは暗く星がきれいに輝き始めた頃。
僕は1人で会場を抜け出し、空を眺めていた。
キレイな星…。
冒険に出たら、野宿とかもするのかな…?
「うーん…冒険したいけど…1人で出来るのかな…。」
僕がそう呟いたとき、ガサガサと奥の草木が揺れる。
な、なに…?
「…いたぞ!捕らえろ!!」
「…え、なにっ…」
僕達の兵は白い鎧だが、黒い鎧を着た兵士たちが僕を囲む。
「…ネム・ローズだな?…一緒に来てもらおう。」
「やだ…!なに!放して!!」
僕がそう叫んでも、聞く耳は全く持たず、体を地面に押さえつけられる。
「…静かにしろ!!」
布で口を塞がれる。
い、意識が遠のいて…。
僕は霞む視界の中ゆっくりと瞼を閉じた。
…ぁれ…ここは…?
ポタポタと音が聞こえ、目を開ける。
足元には赤黒い文字で魔法陣のようなものが描かれている。
…これ、もしかして血…!?
「…ひっ!」
俺が怯えて動くと、お尻が床と擦れる。
「んっ…ぇ…!僕、服着てない!?」
「…お目覚めですか?」
僕が驚く声で起きたことがわかったのか、黒髪に赤い目をした背の高い男性がいつの間にか、この暗い部屋に入ってきていた。
兄様もユースもかっこいいけどこのお兄さんもとてもかっこいい。
状況も忘れポーっとしてしまう。
「ふふっ…相変わらずこの顔がお好きなのですね…?」
んえ…?相変わらず…?
「あれ、まだ思い出せませんか?」
「な、何を…?」
「…酷いですね、あんなにも愛し合ってたのに…。」
「あ、愛し…合う…?」
「ええ、恋人のように愛し合っていましたよ。」
目の前の黒髪赤目のかっこいい人はそう言って妖艶に微笑む。
「ああ、同じことをすれば思い出しますかね…。」
そう言って微笑みながら僕を抱きしめるとそのままお尻を両手で鷲掴む。
「…あぅっ…!」
上下に円を描くように揉みしだかれる。
「…ぁっ…ぁんっ…ゃだ…やめ、て…ぅっ…!」
笑顔なお兄さんにちゅっと唇で口を塞がれる。
息ができなくなり、口を開けるとその瞬間に舌が入ってくる。
「…んんんっ…ぅんっ…ぁん…んぅ…!」
お兄さんは僕のお尻の間に中指を入れてお尻の穴に指をゆっくりと差し入れる。
「…ぇ…そんな、とこ…汚いぃ…んぁ…!」
「ふふっ…さすがですね、一般人では慣らさないといけませんが、貴方様のはすでに濡れていて慣らさずにでも私のを入れられる…!」
嬉しそうに僕のお尻の穴に入れた指の本数を増やしていく。
「…4本も入りました…すごいですね…。」
「う、嘘だ…。」
「嘘じゃないですよ?ほら見てください。」
そう言いながらも、うにゃうにゃと動くお兄さんの指が僕のお尻の奥の何かをコリッと掠める。
「…ひぁあァッ!?」
「あ…前立腺、ここですね…?」
ごりっ…ごりっ…ごりっ…ごりっ…
「ぁあっ…ァん…やぁんっ…ァァあっ…お、にい、さぁん…ぁ…んぅ…!」
ごりゅっ!ごりゅっ!ごりゅっ!ごりゅっ!ごりゅっ!
「ぁぁあんっ!!おかしくなりゅぅぅうぅうっ!!!おかしくなっちゃうぅぅううう!!!」
思わず仰け反る僕の腰を支えて抱きしめてくる。
耳元に近づかれたかと思うと、吐息混じりの声で囁かれる。
「…っ…まだ思い出せませんか…?ネム殿…いや、魔王様?」
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