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67話:蜂須賀流星 ※
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深夜、きっとあの弟も寝ただろう。
蛍様のベッドに潜り込むのに成功している俺の次の行動。
後ろから抱きしめた蛍様に触りっこをしようと提案をして、了承を得る前に蛍様のモノをズボン越しに触る。
ビクッと身体を震わせ、腰を引いた蛍様のお尻と俺自身がより密着する。
柔らかい蛍様のお尻にググッと硬く勃ち上がる俺自身を押し付けつつ、やわやわと蛍様のものを刺激する。
「うぁ…」
快楽の声を洩らす蛍様。
前にやった時に知った気持ちいい場所、先っぽや裏筋を擽るように触り、耳を食む。
「くっ…ダメだ流星っ…」
「ダメじゃないっすよ、気持ちイイだけっすから今は流されて…」
そう、流されたってだけでいいから。
今は身体を繋ぎとめて、俺だけを求めて。
呼吸が荒くなり、蛍様のズボンからはグチュという水音が聞こえてくる。
「このままだと下着に出すことになるっすね、脱がせるっすよ。」
布団を被ったままで蛍様のジャージと下着をまとめて太ももまで下ろす。
先端を触り、ねとっとした先走りを俺の指先に擦り付けて後孔につんと触れる。
ひっと軽く声を洩らした蛍様、それに合わせたように後孔がキュッと固く絞まる。
「蛍様、怖くないっすよ。傷つけることなんてしません。」
後孔の周りを指先で撫でるように押し付け、空いている方の手で蛍様自身を扱き耳を舐める。
すると後孔がひくと緩んだ瞬間に当てていた中指を滑り込ませる。
「汚いから……うっ…」
ああ、これが蛍様のナカ。すっごい狭い。
まごう事なく俺が初めて侵入した。
「うぅ…気持ち悪い、流星…もう抜いてくれ。」
異物感が強いのか、嫌悪感が勝り蛍様自身が萎え始めている。
眉間にシワを寄せて目を細める蛍様を見て、焦ってしまう。
ここで拒否されては、後孔は2度と触れなくなるかもしれない。計画が崩れる。
「もう少しだけ待って……すぐ見つけるっすから。」
男の身体が男を受け入れるとき、つまり後孔には気持ちいいと感じる前立腺というものが存在する。
そこを刺激すれば、自慰をするよりも考えられないくらいの快楽が得られる。
大丈夫、ちゃんと自習してきた。前立腺の場所は人によって違うし、わかりやすいものもあればそうでないものもある。
蛍様の負担にならないように、素早く見つけないと…
ナカを解しながら、前立腺を探す。
異物を押し出そうとするナカの動きに反発してかき回すため、自分の思ったようには動かせない。
暫くして、異物に慣れたのかナカの動きが緩くなったそのとき、少しだけコリっと硬くなっている場所を指の腹で見つけた。
その場所をクッと押すと、蛍様の身体が痙攣する。襞が俺の指に纏わりつき、入口がきゅっと締まる。声は上がらなかったが、突然の快感に目をぱちくりしている蛍様を後ろからだけど確認できた。
「見つけた…これで蛍様を気持ちよくさせてあげられるっす。」
だいぶ解れたナカに人差し指も挿れ抽出を繰り返し蛍様自身も扱く。
快楽に合わせて、肩を震わせながら声を我慢する蛍様の自身がびくびくと反応を示す。
素股の時も今も、俺が蛍様を気持ちよくさせてる。他の誰でもない、俺が!
「蛍様…蛍様。好きです。大好き、愛してます。蛍様が俺の全て何です、だから蛍様も俺だけを見て?じゃないと俺もう、どうにかなりそうっす…蛍様の目が俺じゃない誰かを見て、蛍様の小さい口が俺以外の名前を呼ぶのも……全部全部我慢できない。嫉妬でどうにかなりそうっすよ。」
胸の内を少しだけ曝け出して、まだ声を我慢している蛍様の反応をみる。
蛍様も少なからず俺のことを想ってくれている。
でももっと、もっと依存してもらわないと……
蛍様が何を考えていても、その頭の中には俺がいる。その状況を作り出して、俺だけは何があっても蛍様を裏切らない。嫌いにならない。
与えるだけ与える。
ありったけの好意をぶつけているのは俺だけだって、早く気づいて?
「んっ…んぁ…」
我慢していた声が洩れてきた。
「イっていいよ…蛍様…」
快楽を与えるのも、俺だけだからね蛍様。
蛍様のベッドに潜り込むのに成功している俺の次の行動。
後ろから抱きしめた蛍様に触りっこをしようと提案をして、了承を得る前に蛍様のモノをズボン越しに触る。
ビクッと身体を震わせ、腰を引いた蛍様のお尻と俺自身がより密着する。
柔らかい蛍様のお尻にググッと硬く勃ち上がる俺自身を押し付けつつ、やわやわと蛍様のものを刺激する。
「うぁ…」
快楽の声を洩らす蛍様。
前にやった時に知った気持ちいい場所、先っぽや裏筋を擽るように触り、耳を食む。
「くっ…ダメだ流星っ…」
「ダメじゃないっすよ、気持ちイイだけっすから今は流されて…」
そう、流されたってだけでいいから。
今は身体を繋ぎとめて、俺だけを求めて。
呼吸が荒くなり、蛍様のズボンからはグチュという水音が聞こえてくる。
「このままだと下着に出すことになるっすね、脱がせるっすよ。」
布団を被ったままで蛍様のジャージと下着をまとめて太ももまで下ろす。
先端を触り、ねとっとした先走りを俺の指先に擦り付けて後孔につんと触れる。
ひっと軽く声を洩らした蛍様、それに合わせたように後孔がキュッと固く絞まる。
「蛍様、怖くないっすよ。傷つけることなんてしません。」
後孔の周りを指先で撫でるように押し付け、空いている方の手で蛍様自身を扱き耳を舐める。
すると後孔がひくと緩んだ瞬間に当てていた中指を滑り込ませる。
「汚いから……うっ…」
ああ、これが蛍様のナカ。すっごい狭い。
まごう事なく俺が初めて侵入した。
「うぅ…気持ち悪い、流星…もう抜いてくれ。」
異物感が強いのか、嫌悪感が勝り蛍様自身が萎え始めている。
眉間にシワを寄せて目を細める蛍様を見て、焦ってしまう。
ここで拒否されては、後孔は2度と触れなくなるかもしれない。計画が崩れる。
「もう少しだけ待って……すぐ見つけるっすから。」
男の身体が男を受け入れるとき、つまり後孔には気持ちいいと感じる前立腺というものが存在する。
そこを刺激すれば、自慰をするよりも考えられないくらいの快楽が得られる。
大丈夫、ちゃんと自習してきた。前立腺の場所は人によって違うし、わかりやすいものもあればそうでないものもある。
蛍様の負担にならないように、素早く見つけないと…
ナカを解しながら、前立腺を探す。
異物を押し出そうとするナカの動きに反発してかき回すため、自分の思ったようには動かせない。
暫くして、異物に慣れたのかナカの動きが緩くなったそのとき、少しだけコリっと硬くなっている場所を指の腹で見つけた。
その場所をクッと押すと、蛍様の身体が痙攣する。襞が俺の指に纏わりつき、入口がきゅっと締まる。声は上がらなかったが、突然の快感に目をぱちくりしている蛍様を後ろからだけど確認できた。
「見つけた…これで蛍様を気持ちよくさせてあげられるっす。」
だいぶ解れたナカに人差し指も挿れ抽出を繰り返し蛍様自身も扱く。
快楽に合わせて、肩を震わせながら声を我慢する蛍様の自身がびくびくと反応を示す。
素股の時も今も、俺が蛍様を気持ちよくさせてる。他の誰でもない、俺が!
「蛍様…蛍様。好きです。大好き、愛してます。蛍様が俺の全て何です、だから蛍様も俺だけを見て?じゃないと俺もう、どうにかなりそうっす…蛍様の目が俺じゃない誰かを見て、蛍様の小さい口が俺以外の名前を呼ぶのも……全部全部我慢できない。嫉妬でどうにかなりそうっすよ。」
胸の内を少しだけ曝け出して、まだ声を我慢している蛍様の反応をみる。
蛍様も少なからず俺のことを想ってくれている。
でももっと、もっと依存してもらわないと……
蛍様が何を考えていても、その頭の中には俺がいる。その状況を作り出して、俺だけは何があっても蛍様を裏切らない。嫌いにならない。
与えるだけ与える。
ありったけの好意をぶつけているのは俺だけだって、早く気づいて?
「んっ…んぁ…」
我慢していた声が洩れてきた。
「イっていいよ…蛍様…」
快楽を与えるのも、俺だけだからね蛍様。
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