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エピローグ 終わりと始まり
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「ここは…。」
「コンビニだ!」
美桜と沙羅はコンビニの中にいた。さっきまでいたジェントルの姿はどこにもなかった。
時計を見てみると、コンビニに入ってから少ししか時間が経っていなかった。あれは夢だったのだろうか…。美桜の頭の中に疑問符が上った。
「お姉ちゃん!」
ふと横を見ると満面の笑みの沙羅がいた。美桜は沙羅を見て笑い返した。
「帰ろっか!」
「そうだね!」
美桜は沙羅の手を取って、歩き出そうとした。
「あっ!ちょっと待って!」
「ん?どうしたの?」
「ちょっとトイレ!」
「え!?さっき行ったでしょ?」
「でも、またしたくなったの!」
沙羅はそう言ってトイレまで走って、ドアを開けようとした。美桜は慌てて沙羅を止めた。
「ちょっと待って!…家まで我慢できない?」
美桜がそう聞くと、沙羅はモジモジしながら答えた。
「うーん…。まぁ、できるかも…。」
沙羅がそう言うのを聞くと、2人はコンビニの出口に向かって歩き出した。しかし、その途中、今度は美桜が沙羅を止めた。
「あっ!ちょっと待って!沙羅!ここにいて!」
美桜は小走りでさっきの場所に戻った。そして、とある漫画を1冊手に取った後、レジでそれを購入し、沙羅のもとへと帰ってきた。
「もー!なにやってたの!私、オシッコ漏らしちゃうよ!」
「ごめんごめん。ほら、トイレ使わせてもらったら、何か買わないといけないからさ。」
それを聞いた沙羅は「早く帰ろ!」と言いながら美桜の前を歩き出した。
2人はコンビニの外に出た。
美桜は後ろを振り返った。そして、レジで作業をしている店員を見ると、少しだけ顔を赤くし、再び前を向いて歩き出した。
「コンビニだ!」
美桜と沙羅はコンビニの中にいた。さっきまでいたジェントルの姿はどこにもなかった。
時計を見てみると、コンビニに入ってから少ししか時間が経っていなかった。あれは夢だったのだろうか…。美桜の頭の中に疑問符が上った。
「お姉ちゃん!」
ふと横を見ると満面の笑みの沙羅がいた。美桜は沙羅を見て笑い返した。
「帰ろっか!」
「そうだね!」
美桜は沙羅の手を取って、歩き出そうとした。
「あっ!ちょっと待って!」
「ん?どうしたの?」
「ちょっとトイレ!」
「え!?さっき行ったでしょ?」
「でも、またしたくなったの!」
沙羅はそう言ってトイレまで走って、ドアを開けようとした。美桜は慌てて沙羅を止めた。
「ちょっと待って!…家まで我慢できない?」
美桜がそう聞くと、沙羅はモジモジしながら答えた。
「うーん…。まぁ、できるかも…。」
沙羅がそう言うのを聞くと、2人はコンビニの出口に向かって歩き出した。しかし、その途中、今度は美桜が沙羅を止めた。
「あっ!ちょっと待って!沙羅!ここにいて!」
美桜は小走りでさっきの場所に戻った。そして、とある漫画を1冊手に取った後、レジでそれを購入し、沙羅のもとへと帰ってきた。
「もー!なにやってたの!私、オシッコ漏らしちゃうよ!」
「ごめんごめん。ほら、トイレ使わせてもらったら、何か買わないといけないからさ。」
それを聞いた沙羅は「早く帰ろ!」と言いながら美桜の前を歩き出した。
2人はコンビニの外に出た。
美桜は後ろを振り返った。そして、レジで作業をしている店員を見ると、少しだけ顔を赤くし、再び前を向いて歩き出した。
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