46 / 88
第五章 王太子の愛情 メイヴィス×シャーロット❷
7・悪党と聖女と王子様*
しおりを挟む
ガラムとプリシラは見張り小屋にいた、鉱山の盗掘と奴隷が逃亡しない様に見張る為の小屋だが、ガラムとプリシラは時々ここで逢引きをしていた。
「あっ、あっ、あっ、ガラム。もっと突いて、もっと激しくして」
プリシラはガラムを貪欲に欲しがり、肉棒を蜜壺に咥え込んで締め上げる。
「はぁ、はぁ、はぁ、うっ、この売女め」
ガラムは激しくプリシラの中を突く、蟷螂の雌が雄を捉えて逃がさない様にプリシラはガラム腰に脚を回して固定する。
「もっとよ、もっと激しく突いて、ガラム」
「お前、随分溜まってるな、あのデブじゃ物足りない無いんだろ?」
「当たり前よ、あいつは自分が奉仕を受けるだけで、女を気持ち良くする気は無いんだから、それに男としても全然駄目だわ」
ガラムはこの世の春を謳歌していた。ザカリーに拾われて鉱山の管理を任され、王都で一番だった娼婦を抱きたい放題だ。ザカリーは心配していたが、顔だけの王太子なんぞ怖くも何とも無い。
あの時だってアイツは簡単に死にかけた。
金鉱山を不正に採掘する為、魔獣の森を狭くしたら魔獣の被害が多発して、まずい事に騎士団が調査に来た。ガラムは一計を案じ、魔獣と騎士団の両方を一気に殲滅するため魔獣を興奮させる香りを焚いて、騎士団を襲わせのだ。
「いいぜプリシラ、お前最高だ。ああ、俺のモノが蕩けそうだ、流石は王都で一番人気の娼婦だな」
「貴方も中々よ、ガラム。もっと奥まで来て、ああっ!、良いわ、もっとして」
ガラムはプリシラの腰を掴むと乱暴に突き上げる、肉棒に絡みつく女の媚肉からもたらされる快感で肉棒が膨張して破裂した時、プリシラも同時に達した。楽しむ時間はまだまだ有る誰も来ない離れた小屋で二人は再び絡み出した。
◆◇◆◇◆◇
シャーロットとアリーは最後の巡回場所、ザカリー辺境伯のお膝元にある、孤児院と併設された教会に到着した。ここはメイヴィス達と合流予定の場所でシャーロットは孤児院へ、アリーは教会へ向かった。
メイヴィス達はもう到着済みで、孤児院の子供達と遊んでいた。メイヴィスは女の子達に囲まれて長椅子に座り絵本を読み聞かせている。グリードは男の子達に簡単な体術を教えていた。
「・・・・石になったお姫様は呪いが解けて目が覚めると、勇敢な王子様と恋に落ちて、二人は幸せになりました、お終い」
絵本の朗読を終えたメイヴィスの膝の上に子供達が乗って、彼にペタペタ触って色々と質問をしている、メイヴィスは微笑んで子供達を見ている。
丁度部屋に入ってその光景を見たシャーロットは、メイヴィスの慈しむような表情にドキドキする、彼と子供達の邪魔をしない様にそっと部屋の角へ移動した。
「お兄ちゃんも王子様なんでしょ?、お姫様を助けてあげるの?」
「お兄ちゃんのお姫様はどんな人?」
メイヴィスは穏やかに微笑んで子供達の頭を撫でる、シャーロットはその姿に、まだ見ぬ二人の子供と遊ぶメイヴィスを想像して照れた。
「私のお姫様はね、人々を助ける仕事をしている素敵な女性だよ、王子様はいつも一生懸命に頑張っているお姫様の事が大好きなんだ」
美しい本物の王子様からお姫様との話を聞いた女の子達は、夢物語ではなく本当の恋物語に顔を赤くして ぼうっとメイヴィスを見つめて黙り込む。
ふと部屋の中にシャーロットがいる事に気付いたメイヴィスは、悪戯っ子の笑みを浮かべて『内緒だよ』と子供達に小声で教えた。
「あの聖女様が私のお姫様だ」
女の子達が、わっとシャーロットの所へ走り寄り彼女に抱きつく。全く会話が聞こえていないシャーロットはいきなり子供達に囲まれて混乱している。
「お姉ちゃんはお姫様なの?」
「ねぇねぇ、王子様の事好きなの?」
「あっ、王子様が助けに来たよ」
「えっ?、えっ?」
「愛しいシャーロット姫、あらゆる危険から私が貴女を護ります」
メイヴィスは困っているシャーロットの側に行くとお姫様抱っこをして子供達から助け出す。二人の周りでは子供達が きゃーっきゃーっ 騒いでいる、シャーロットは恥ずかしさで更に混乱する。
「で、で、殿下?、これは一体何がどうなって、えっと重いですから、下ろしてください。」
「全然重く無い、むしろ軽くて心配になる。やっと逢えたねシャーロット、逢いたかった」
メイヴィスはシャーロットを抱いた状態でクルリと一周回る、そして額に ちゅっ と口付けると周りにいた子供達が、きゃーっと騒ぐ、シャーロットは両手で真っ赤に熟れた顔を隠した、絵本を読んだせいかメイヴィスの王子様度が高くなっていた。
教会に移動して治癒を始めるとメイヴィスはシャーロットの直ぐ後ろから覗き込んだ。自分の顔のすぐ横にあるメイヴィスの顔や近過ぎる身体から感じる熱で、シャーロットは治癒に集中する事が出来ずに、ややきつい声音で注意した。
「殿下、そんなに近くに寄られると緊張して上手く治癒が出来ません、少し離れて下さい」
「そうか、悪かった。君の近くに居たい私の気持ちが溢れ出てしまったようだ、治癒後なら抱き締めても良いかな?」
メイヴィスが悲しそう顔で図々しい事を言う、シャーロットが赤く染まる顔で軽く睨むと、逆にメイヴィスは嬉しそうだ。
シャーロットは彼を放っておく事にして治癒に専念した、これが聖女として最後の巡回治癒なのだ、悔いが残らないよう精一杯やり遂げる。シャーロットは時間ギリギリまで人々を治癒し続けた。
メイヴィスはそんなシャーロットの姿をじっと見つめる。聖女として働くシャーロットは美しかった。
メイヴィスは治癒に集中する彼女に自分を助けてくれた時の姿を重ねる。ほぼ意識が無かった自分は見る事が出来なかったが、あの時もきっとこんな風に美しかったのだろうと。
人々に献身的に尽くす姿は正に聖女で、メイヴィスは運命の人シャーロットに出逢えた事を心から感謝した、そして・・・・・・
・・・・・もしかすると王子と名のつく存在は運命のお姫様に出会える生き物なのかも知れない・・・・・
子供達にせがまれて何冊も絵本の朗読をしたメイヴィスの頭の中は、夢物語に毒されていた。
最後の巡回治癒を終えた一行は、まだ明るい内にザカリー辺境伯の邸へと向かった。今夜はそこに宿を借りて一泊した後に帰路に着く予定だ。
「あっ、あっ、あっ、ガラム。もっと突いて、もっと激しくして」
プリシラはガラムを貪欲に欲しがり、肉棒を蜜壺に咥え込んで締め上げる。
「はぁ、はぁ、はぁ、うっ、この売女め」
ガラムは激しくプリシラの中を突く、蟷螂の雌が雄を捉えて逃がさない様にプリシラはガラム腰に脚を回して固定する。
「もっとよ、もっと激しく突いて、ガラム」
「お前、随分溜まってるな、あのデブじゃ物足りない無いんだろ?」
「当たり前よ、あいつは自分が奉仕を受けるだけで、女を気持ち良くする気は無いんだから、それに男としても全然駄目だわ」
ガラムはこの世の春を謳歌していた。ザカリーに拾われて鉱山の管理を任され、王都で一番だった娼婦を抱きたい放題だ。ザカリーは心配していたが、顔だけの王太子なんぞ怖くも何とも無い。
あの時だってアイツは簡単に死にかけた。
金鉱山を不正に採掘する為、魔獣の森を狭くしたら魔獣の被害が多発して、まずい事に騎士団が調査に来た。ガラムは一計を案じ、魔獣と騎士団の両方を一気に殲滅するため魔獣を興奮させる香りを焚いて、騎士団を襲わせのだ。
「いいぜプリシラ、お前最高だ。ああ、俺のモノが蕩けそうだ、流石は王都で一番人気の娼婦だな」
「貴方も中々よ、ガラム。もっと奥まで来て、ああっ!、良いわ、もっとして」
ガラムはプリシラの腰を掴むと乱暴に突き上げる、肉棒に絡みつく女の媚肉からもたらされる快感で肉棒が膨張して破裂した時、プリシラも同時に達した。楽しむ時間はまだまだ有る誰も来ない離れた小屋で二人は再び絡み出した。
◆◇◆◇◆◇
シャーロットとアリーは最後の巡回場所、ザカリー辺境伯のお膝元にある、孤児院と併設された教会に到着した。ここはメイヴィス達と合流予定の場所でシャーロットは孤児院へ、アリーは教会へ向かった。
メイヴィス達はもう到着済みで、孤児院の子供達と遊んでいた。メイヴィスは女の子達に囲まれて長椅子に座り絵本を読み聞かせている。グリードは男の子達に簡単な体術を教えていた。
「・・・・石になったお姫様は呪いが解けて目が覚めると、勇敢な王子様と恋に落ちて、二人は幸せになりました、お終い」
絵本の朗読を終えたメイヴィスの膝の上に子供達が乗って、彼にペタペタ触って色々と質問をしている、メイヴィスは微笑んで子供達を見ている。
丁度部屋に入ってその光景を見たシャーロットは、メイヴィスの慈しむような表情にドキドキする、彼と子供達の邪魔をしない様にそっと部屋の角へ移動した。
「お兄ちゃんも王子様なんでしょ?、お姫様を助けてあげるの?」
「お兄ちゃんのお姫様はどんな人?」
メイヴィスは穏やかに微笑んで子供達の頭を撫でる、シャーロットはその姿に、まだ見ぬ二人の子供と遊ぶメイヴィスを想像して照れた。
「私のお姫様はね、人々を助ける仕事をしている素敵な女性だよ、王子様はいつも一生懸命に頑張っているお姫様の事が大好きなんだ」
美しい本物の王子様からお姫様との話を聞いた女の子達は、夢物語ではなく本当の恋物語に顔を赤くして ぼうっとメイヴィスを見つめて黙り込む。
ふと部屋の中にシャーロットがいる事に気付いたメイヴィスは、悪戯っ子の笑みを浮かべて『内緒だよ』と子供達に小声で教えた。
「あの聖女様が私のお姫様だ」
女の子達が、わっとシャーロットの所へ走り寄り彼女に抱きつく。全く会話が聞こえていないシャーロットはいきなり子供達に囲まれて混乱している。
「お姉ちゃんはお姫様なの?」
「ねぇねぇ、王子様の事好きなの?」
「あっ、王子様が助けに来たよ」
「えっ?、えっ?」
「愛しいシャーロット姫、あらゆる危険から私が貴女を護ります」
メイヴィスは困っているシャーロットの側に行くとお姫様抱っこをして子供達から助け出す。二人の周りでは子供達が きゃーっきゃーっ 騒いでいる、シャーロットは恥ずかしさで更に混乱する。
「で、で、殿下?、これは一体何がどうなって、えっと重いですから、下ろしてください。」
「全然重く無い、むしろ軽くて心配になる。やっと逢えたねシャーロット、逢いたかった」
メイヴィスはシャーロットを抱いた状態でクルリと一周回る、そして額に ちゅっ と口付けると周りにいた子供達が、きゃーっと騒ぐ、シャーロットは両手で真っ赤に熟れた顔を隠した、絵本を読んだせいかメイヴィスの王子様度が高くなっていた。
教会に移動して治癒を始めるとメイヴィスはシャーロットの直ぐ後ろから覗き込んだ。自分の顔のすぐ横にあるメイヴィスの顔や近過ぎる身体から感じる熱で、シャーロットは治癒に集中する事が出来ずに、ややきつい声音で注意した。
「殿下、そんなに近くに寄られると緊張して上手く治癒が出来ません、少し離れて下さい」
「そうか、悪かった。君の近くに居たい私の気持ちが溢れ出てしまったようだ、治癒後なら抱き締めても良いかな?」
メイヴィスが悲しそう顔で図々しい事を言う、シャーロットが赤く染まる顔で軽く睨むと、逆にメイヴィスは嬉しそうだ。
シャーロットは彼を放っておく事にして治癒に専念した、これが聖女として最後の巡回治癒なのだ、悔いが残らないよう精一杯やり遂げる。シャーロットは時間ギリギリまで人々を治癒し続けた。
メイヴィスはそんなシャーロットの姿をじっと見つめる。聖女として働くシャーロットは美しかった。
メイヴィスは治癒に集中する彼女に自分を助けてくれた時の姿を重ねる。ほぼ意識が無かった自分は見る事が出来なかったが、あの時もきっとこんな風に美しかったのだろうと。
人々に献身的に尽くす姿は正に聖女で、メイヴィスは運命の人シャーロットに出逢えた事を心から感謝した、そして・・・・・・
・・・・・もしかすると王子と名のつく存在は運命のお姫様に出会える生き物なのかも知れない・・・・・
子供達にせがまれて何冊も絵本の朗読をしたメイヴィスの頭の中は、夢物語に毒されていた。
最後の巡回治癒を終えた一行は、まだ明るい内にザカリー辺境伯の邸へと向かった。今夜はそこに宿を借りて一泊した後に帰路に着く予定だ。
0
お気に入りに追加
82
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる