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本編
監禁生活一日目
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「ん…」
明るい光が目に入り眩しくて目を覚ました。昨日は気付かなかったが、キングサイズよりもでかいんじゃないかと思う広いベッドの上で、ワイシャツ1枚着た状態で下半身は丸出しの格好の自分に気付き、昨日の出来事を思い出しうなじを触ると、噛み跡はくっきり残っており、昨日の出来事は夢では無いことを改めて実感する。
その噛み跡を付けた相手を思い出しキョロキョロ部屋を見渡し探すが居ない。その事実に謎の寂しさという感情が生まれた。また昨日の出来事を思い浮かべ身体はそれだけで疼き出す。ヒートがきたΩは1週間ほど続くというのを初めて身体で実感した。
身体が火照って、既に勃起したそれを弄ろうかと考えたが流石に他人の家で昨日より理性がはっきりしている今の現状でそれをする勇気は無い。ベッドの上でどうしようか悩んでいると、不意に尿意を感じ生理的欲求には逆らえる訳もなく、トイレを探すべくベッドから降りようとすると、何かに足を引っ張られるかのような感覚があり勢い余ってベッドにうつ伏せで転ぶような形になった。
「いてっ…な、なに…?」
引っ張られた方を見ると、左足に足枷が付いていて鎖がベッドに繋がっている事が確認できた。
「は?!な、なんだこれ…」
慌ててひっぱってみたが鉄の素材で出来ているものを引きちぎる力などあるはずもなく、無駄な抵抗に終わった。
「ど…しよ……」
え?てか、どういう状況?
何で俺足枷なんて付けられてるわけ?
いや、今はそれより…トイレ……どうすればいいの?!
1度尿意を意識してしまったら長時間の我慢は中々難しい。
それから30分程我慢してあいつが来るのを待つが一向に来る様子はない。
「マジ…漏れそう……」
俺はベッドに座り込みながら、とりあえず手で抑え込みどうにか漏らさないよう耐えてる状況だ。
「お、おい!誰か!!居ないのか?」
一応大声を出してみるも物音1つも聞こえず誰かが居る気配すら感じない。
「くそ……どうすればいいんだよ…」
本気で漏れそうになり焦り出す俺。無理矢理足枷を引っ張ったり居なくベッドを殴ったり。そんな事をして外れるわけもなく…。むしろ力を込める度無駄に尿意が増し余計に漏れそうになる。
もぅ…どうすればいいんだよー。トイレしたい、漏れちゃう…。でも…ここでするのは流石に恥ずかしすぎるし…。ベッドにお漏らしは嫌だ…。
徐々に余裕がなくなっていき、ほんとに漏れそうで半泣き状態の俺。
その時、
ガチャ
と、扉を開ける音。
俺はその音がした扉の所に顔を向ける。
「あ、理人おはよう。ごめんね、1人にして…」
蓮だ。
俺は潤んだ瞳で部屋に入ってきたやつを見るや否、早口で訴える。
「もう!漏れる!まじで限界!早くこれ外せ!!」
「…あー。漏れそうって何が?」
と、思ってもない返答に思わず怒りが込み上げる。
は?!この状況見りゃわかるだろ!ふざけんな!!!!!!!!
「冗談とかいいから、早くこれ取れ!」
じゃらじゃら音を立てながら分かりやすく伝えると何故か、ベッドに押し倒されてる俺。
「あぁ、わかった!漏れそうって、ちんこから精液ピュッピュッしそうってこと?手伝ってあげるから安心して出していいよ」
笑顔でそんな事を言う蓮は、半立ちの俺のものに触れてきた。
今触られたら、まじ漏れる…!
「待って、違う!そこいま触られたらまじで漏れる!ほんとに限界なんだよ…な、なぁ……トイレ行きたいって!!!」
青ざめながらも、蓮の手で触られた事でほぼ完勃ちなり反応する俺のちんこ。でも今扱かれ続けたら精液より先におしっこが漏れる。
慌ててトイレに行きたい事を伝える。が…
「トイレ?わざわざそんなとこで抜かなくても俺が可愛がってあげるから大丈夫だよ?」
と、聞く耳を持たないこいつ。
「ふぁあ…待って待って助けて。漏れる……おしっ…こ漏れちゃう…」
恥ずかしいよりほんとに漏らしてしまいそうな現状に焦りちゃんと伝えてみた。なのに…
「おしっこ漏れそうなの?最初からそう言わなきゃダメでしょ?全然伝わらないよ理人…。素直に伝えないと苦しい思いするのは理人なのに」
そう言いながら、見たことない細い棒みたいなやつになんか付いててよく分かんない道具を何故か手に持ってた蓮。それを俺のちんこの先端の部分にそれをあてる。
「な、に…?それ……」
「んー?えーっと…トイレまで距離があるから漏れないように栓しといてあげるね」
と蓮に言われたと同時に尿道辺りに違和感と痛みを感じた。
明るい光が目に入り眩しくて目を覚ました。昨日は気付かなかったが、キングサイズよりもでかいんじゃないかと思う広いベッドの上で、ワイシャツ1枚着た状態で下半身は丸出しの格好の自分に気付き、昨日の出来事を思い出しうなじを触ると、噛み跡はくっきり残っており、昨日の出来事は夢では無いことを改めて実感する。
その噛み跡を付けた相手を思い出しキョロキョロ部屋を見渡し探すが居ない。その事実に謎の寂しさという感情が生まれた。また昨日の出来事を思い浮かべ身体はそれだけで疼き出す。ヒートがきたΩは1週間ほど続くというのを初めて身体で実感した。
身体が火照って、既に勃起したそれを弄ろうかと考えたが流石に他人の家で昨日より理性がはっきりしている今の現状でそれをする勇気は無い。ベッドの上でどうしようか悩んでいると、不意に尿意を感じ生理的欲求には逆らえる訳もなく、トイレを探すべくベッドから降りようとすると、何かに足を引っ張られるかのような感覚があり勢い余ってベッドにうつ伏せで転ぶような形になった。
「いてっ…な、なに…?」
引っ張られた方を見ると、左足に足枷が付いていて鎖がベッドに繋がっている事が確認できた。
「は?!な、なんだこれ…」
慌ててひっぱってみたが鉄の素材で出来ているものを引きちぎる力などあるはずもなく、無駄な抵抗に終わった。
「ど…しよ……」
え?てか、どういう状況?
何で俺足枷なんて付けられてるわけ?
いや、今はそれより…トイレ……どうすればいいの?!
1度尿意を意識してしまったら長時間の我慢は中々難しい。
それから30分程我慢してあいつが来るのを待つが一向に来る様子はない。
「マジ…漏れそう……」
俺はベッドに座り込みながら、とりあえず手で抑え込みどうにか漏らさないよう耐えてる状況だ。
「お、おい!誰か!!居ないのか?」
一応大声を出してみるも物音1つも聞こえず誰かが居る気配すら感じない。
「くそ……どうすればいいんだよ…」
本気で漏れそうになり焦り出す俺。無理矢理足枷を引っ張ったり居なくベッドを殴ったり。そんな事をして外れるわけもなく…。むしろ力を込める度無駄に尿意が増し余計に漏れそうになる。
もぅ…どうすればいいんだよー。トイレしたい、漏れちゃう…。でも…ここでするのは流石に恥ずかしすぎるし…。ベッドにお漏らしは嫌だ…。
徐々に余裕がなくなっていき、ほんとに漏れそうで半泣き状態の俺。
その時、
ガチャ
と、扉を開ける音。
俺はその音がした扉の所に顔を向ける。
「あ、理人おはよう。ごめんね、1人にして…」
蓮だ。
俺は潤んだ瞳で部屋に入ってきたやつを見るや否、早口で訴える。
「もう!漏れる!まじで限界!早くこれ外せ!!」
「…あー。漏れそうって何が?」
と、思ってもない返答に思わず怒りが込み上げる。
は?!この状況見りゃわかるだろ!ふざけんな!!!!!!!!
「冗談とかいいから、早くこれ取れ!」
じゃらじゃら音を立てながら分かりやすく伝えると何故か、ベッドに押し倒されてる俺。
「あぁ、わかった!漏れそうって、ちんこから精液ピュッピュッしそうってこと?手伝ってあげるから安心して出していいよ」
笑顔でそんな事を言う蓮は、半立ちの俺のものに触れてきた。
今触られたら、まじ漏れる…!
「待って、違う!そこいま触られたらまじで漏れる!ほんとに限界なんだよ…な、なぁ……トイレ行きたいって!!!」
青ざめながらも、蓮の手で触られた事でほぼ完勃ちなり反応する俺のちんこ。でも今扱かれ続けたら精液より先におしっこが漏れる。
慌ててトイレに行きたい事を伝える。が…
「トイレ?わざわざそんなとこで抜かなくても俺が可愛がってあげるから大丈夫だよ?」
と、聞く耳を持たないこいつ。
「ふぁあ…待って待って助けて。漏れる……おしっ…こ漏れちゃう…」
恥ずかしいよりほんとに漏らしてしまいそうな現状に焦りちゃんと伝えてみた。なのに…
「おしっこ漏れそうなの?最初からそう言わなきゃダメでしょ?全然伝わらないよ理人…。素直に伝えないと苦しい思いするのは理人なのに」
そう言いながら、見たことない細い棒みたいなやつになんか付いててよく分かんない道具を何故か手に持ってた蓮。それを俺のちんこの先端の部分にそれをあてる。
「な、に…?それ……」
「んー?えーっと…トイレまで距離があるから漏れないように栓しといてあげるね」
と蓮に言われたと同時に尿道辺りに違和感と痛みを感じた。
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