【完結】お飾りの妻ですが、毎日がとっても幸せです！

9.愛してる【完結話】

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「...もうちょっと後に言おうと思ってたんだけど...。
僕と、『お飾りの妻』ではなくて、『本物の妻』として結婚してくれませんか？」

リベルバの突然な告白に、メーリンはぎょっとする。
　（...え、えぇ～～～！？！？　
　ほ、『本物の妻』...！？）

「え、えと......！？」
メーリンが困惑して、何も言葉を発せないでいると、リベルバが申し訳なさそうに、
「...この気持ちが迷惑ならば正直に迷惑と言ってくれて構わない、
嫌だと言うならこの気持ちは封印する。
.....ただ、君の傍にいたいだけなんだ、君を困惑させるようなことを言って申し訳ない。」

　（...感じてるこの気持ちは、恋？
　さっき感じていたもやもやは、嫉妬ってこと？）

...この気持ちが、恋ならば。　リベルバの気持ちに応えても、いいのだろうか？
そんな感情がメーリンの頭をよぎった。

「わ、私も、リベルバ様が好きです。
きっと、これは恋だったのだと。今自覚しました。」

「メーリン、愛してる！」
メーリンはリベルバに抱きしめられた。
しばらくの間...二人の胸の鼓動はバクバクしっぱなしだった。


「愛してるよ、メーリン！！
そしてきっとこれからも、それは変わらない。」
「えぇ、私もリベルバ様を愛しています！！」
二人は微笑みながら、もう一度強くハグをした。

＿＿＿＿

＿そして二人は、生涯愛し合って...支えあって生きていくのだった＿。





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END

～ここまでお読み頂き、ありがとうございました！！～